今の会社の給料に不安を感じて、「何か副業を始めたい」と考えていて、いろいろ調べていく中で、スキマ時間に取り組めそうなメルカリでのせどり転売に興味を持たれた方も多いと思います。
これなら自分にできそう!と簡単に始めることができる印象があります。
ただ大切な時間とお金を使って挑戦する以上、絶対に失敗したくないと思いますし、本当にメルカリを販路にして良いのか慎重になるお気持ちよく分かります。
そこで本記事では、メルカリを販路にするメリット・デメリットをお伝えしていきます。
ぜひ最後までお読みいただき、参考にしてみてください^^
【注意】メルカリで事業目的の販売を行う場合はShopsへの登録が必須に

まずメリット・デメリットをお伝えする前に、これからメルカリで稼ごうと考えている方に絶対に知っておいていただきたい重要なルールがあります。
実はメルカリでは2025年10月に規約改定があり、明確に個人アカウントでの利益目的の事業行為は禁止になりました。
メルカリの規約でも以下のように明文化されています。
第4条 ユーザー登録及びアカウント情報
(中略)
3.事業者による登録の禁止
弊社が指定した法人以外の事業者はユーザー登録及び本サービスの利用はできないものとします。当該事業者はメルカリShops加盟店規約へ同意の上、メルカリShopsの登録の申し込みを行ってください。
※メルカリ利用規約より抜粋

上記のように、メルカリはあくまで不用品販売のプラットフォームなので、今回メルカリ側はより立場を鮮明にしたのです。
個人の不用品を売って数万円のお小遣いにする分には全く問題ありませんが、せどり・転売のような事業行為を個人アカウントで繰り返すと、最悪の場合アカウント停止(垢バン)になってしまうリスクがあります。
と思われるかもしれませんが、方法はあります。
もし利益目的で事業として物販を行いたいのであれば、「メルカリShops」を開設することが必要になります。
本記事の続きは、このルールをしっかりとご理解いただいた上で、メルカリでせどり転売する場合のメリット・デメリットをご確認ください。
またEC STARs Lab.で過去にメルカリでの物販に取り組んで、全然儲からなかったためAmazon販売に移行した方の実際の体験談も下記の記事にありますので、よろしければ参考にしてみてください。
メルカリでせどり転売する場合の5つのメリット

それではここからメルカリでせどり転売する場合の、5つのメリットについてお伝えしていきます。
- 初期費用や月額費用が不要で手軽に始められる
- 利用者が多く売れやすい
- 出品の操作が簡単で難しい作業が苦手な人でも取り組める
- スマホ1台で完結できる
- メルカリ便で匿名配送が使える
それぞれ解説していきます。
初期費用や月額費用が不要で手軽に始められる
メルカリ最大のメリットは、初期費用や月額費用が一切かからないことです。
例えばメルカリとの比較対象になるAmazonは、登録料として月額4,900円(大口出品の場合)が毎月かかってきます。
また、自分でネットショップを開設するサービスでも、システム利用料などが毎月発生することが多いです。
しかし、メルカリは個人アカウントはもちろん、事業用の「メルカリShops」であっても、初期費用や月額利用料は完全に無料です。
商品が売れた時に初めて販売手数料(基本10%)が引かれる仕組みになっています。
副業を始めたばかりの頃は、本当に売れるのかな・・・と不安になりがちですが、メルカリなら、売れない限りは1円もかかりません。
まずは家にある不用品を売って0から資金を作ることも簡単にできます。
これは失敗したくない副業初心者の方にとって、安心できる材料となるでしょう。
利用者が多く売れやすい
メルカリは日本最大のフリマアプリであり、月間のアクティブ利用者数(実際にアプリを使っている人)は2024年時点で2,300万人を超えています。

これはつまり、あなたが仮に出品したら、毎日ものすごい数の人が見てくれるということです。
他のフリマアプリ(ヤフオクやラクマなど)と比べても、見ている人の数が圧倒的に違います。
また自分でネットショップを開設しても最初は誰も見に来てくれませんが、メルカリなら出品ボタンを押した数分後に「売れました!」という通知が来ることも珍しくありません。
さらにメルカリのシステム上、新しく出品された商品ほどタイムラインの上に表示されるため、初心者でもベテランと同じように商品を見てもらうチャンスがあります。
この圧倒的な集客力のおかげで、早く結果を出しやすいのです。
出品の操作が簡単で難しい作業が苦手な人でも取り組める
「難しい操作はちょっと苦手・・・」という方でもまったく問題ありません。
メルカリの出品画面は非常にシンプルに作られています。
基本的には
- 写真を撮る
- 商品説明を書く
- 価格を決める
上記の3つだけです。
しかも最近はアプリの機能が進化していて、商品の写真を撮るだけでAIが自動的に「カテゴリー」や「ブランド名」を推測してくれたり、商品のバーコードを読み取るだけで相場価格や説明文のテンプレートを自動入力してくれたりする機能まであります。
AI出品サポート
AIを利用した出品サポート機能です。
写真を入力しカテゴリーを選ぶだけでタイトル・商品説明文が自動で生成されます。※メルカリヘルプセンター「AI出品サポート」より引用
過去に自宅の不用品を売った経験がある方なら、その延長線上でまったく同じようにせどりの商品を販売することができます。
特別なITスキルや難しい専門知識がなくても、直感的な操作で出品ができるのは大きな魅力です。
スマホ1台で完結できる
商品のリサーチから仕入れ、写真撮影、出品、そして購入者とのコメントのやり取りまで、すべての作業がスマホ1台で完結します。
パソコンを起動してデスクに向かう必要がないため、生活の中のちょっとしたスキマ時間を有効活用できるのが強みです。
例えば、
- 通勤電車の中でリサーチする
- お昼休みに購入者からの質問コメントに返信する
- 寝る前のベッドの中で価格を少し下げて売りやすくする
といった細かな作業が、スマホさえあればどこでもできます。
まとまった時間が取れない忙しい会社員の方や、家事・育児に追われる主婦の方にとって、この場所や時間を選ばない手軽さは、副業を長く続けるための大きな武器なります。
メルカリ便で匿名配送が使える
副業を始める際、自分の本名や住所を、見ず知らずの購入者に知られるのは怖い・・・と感じる方はとても多いと思います。
メルカリには「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」といった独自の便利な配送サービスがあります。


これらを使えば、お互いの個人情報を伏せたまま(完全匿名で)商品を発送・受け取りすることが可能です。
特に女性の方などは、プライバシーをしっかり守りながら安全にビジネスができる非常にありがたい機能です。
さらに、メルカリ便のメリットは匿名性だけではありません。
宛名書きが不要で、コンビニや郵便局でQRコードをかざすだけですし、送料が全国一律なので、遠方に売れたからといって送料で赤字になる心配もありません。
メルカリでせどり転売する場合の5つのデメリット

前章でお伝えしたように、メルカリにはメリットがたくさんありますが、その一方で本格的に取り組む上で見過ごせないデメリットも存在します。
それではこちらも、一つずつ解説していきます。
出品・梱包・発送の作業をすべて自分で行う必要がある
メルカリで商品が売れるのはとても嬉しいことですが、売れたら必ずついて回るのが梱包と発送の作業です。
商品をプチプチで包み、封筒や段ボールに入れ、テープで綺麗に留めて、コンビニや郵便局へ持っていく・・・
これを売れる度に毎回行い、月5万円、10万円と利益を増やそうとすれば、毎日多くの発送作業が必要になってきます。
本業が終わって疲れて帰ってきた後に、夜な夜な部屋で1人で梱包作業をするのは、肉体的にかなり疲れます。
常に売れる商品を探し続けないといけない
メルカリでのせどり転売は、店舗やリサイクルショップから「安く仕入れられる一点物」を探してくる手法です。
そのため、運よく利益が出る商品を仕入れて売ることができても、その在庫がなくなれば、またイチから新しい商品を探し回らなければなりません。
「今月は稼げたけれど、来月も同じように商品を見つけられるだろうか・・・」という不安が常に頭をよぎります。
売上を維持するために、毎週末の貴重な休みを潰してリサーチし続けなければならないため、一向に心に余裕が生まれないのが現実です。
在庫をすべて自分で管理しないといけない
メルカリで本格的に物販ビジネスを行う場合、仕入れた商品はすべて自分の家に保管する必要があります。
扱う商品が小さくて軽いものならまだ良いですが、少し大きめの家電やアパレル、おもちゃなどを扱い始めると、あっという間に部屋の一角が段ボールで埋め尽くされます。
家族と同居している場合、「この段ボール邪魔なんだけど!」と苦情を言われて家庭内の空気が悪くなってしまう方も実際にいらっしゃいました。
在庫が増えれば増えるほど、自分の生活スペースが圧迫されるという物理的なリスクも、メルカリせどり転売の見落としがちなポイントです。
メルカリ事務局の対応が頼りにならない
メルカリは基本、個人間の取引を仲介するプラットフォームです。
そのため、購入者との間でトラブルが発生した場合、メルカリ事務局は「当事者同士で話し合って解決してください」というスタンスを取ることが非常に多いです。

以前、上記のような返品詐欺が発生し、最終的にはメルカリ事務局が出品者に補償しましたが、当初は補償を拒否し、大きな話題となりました。
このように「発送した商品が壊れていたと言われたが、どう見ても購入者が壊した形跡がある」「理不尽な理由で悪い評価をつけられた」といったケースでも、事務局が間に入って返金や評価の取り消しをすぐに行ってくれることは稀です。
ビジネスとして継続していく以上、一定の確率でトラブルは発生します。
その際、プラットフォーム側が自分を守ってくれず、すべて自分一人で理不尽なクレームに対処しなければならないのは、大きな精神的負担になります。
お客様からの値引き交渉など全て対応しないといけない
メルカリ特有の文化とも言えるのが「値下げ交渉」です。
出品した直後に「こちらの商品、半額になりませんか?」「〇〇円なら即決します!」といったコメントが日常茶飯事のように届きます。
利益を細かく計算して価格設定しているのに、執拗な値下げ交渉に対応するのは想像以上にエネルギーを使います。
また、コメントを放置すると他の購入希望者への印象が悪くなるため、断るにしても丁寧な文章を毎回考えて返信しなければなりません。
こうした「利益が出ない、無駄なコミュニケーション」に時間と精神を削られてしまうのも、メルカリを販路にする大きなデメリットと言えます。
今後お客様対応の際、返信文にお困りであれば、ぜひ下記の記事を参考にしてみてください^^
最後に
ここまで、メルカリを販路にした場合のメリットとデメリットをお伝えしてきました。
初期費用がかからず、スマホ1台で手軽に始められるメルカリは、せどり転売初心者にとって本当に魅力的なプラットフォームです。
しかし、副業としてメルカリでのせどり転売を長く続けていくと考えていった場合、なかなかデメリットも大きく、自分一人で続けていくのは体力的にも精神的にも限界がきてしまう可能性が非常に高いのも事実です。
今回の記事を読んで、「メルカリでの物販は、思ったよりも大変そうだな」「トラブルがあった時に自分一人で抱え込むのは怖いな」と感じた方は、ぜひ販路をメルカリではなくAmazonにした物販ビジネスも検討してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!






































じゃあメルカリで稼ぐのは無理なの?