
でも、ニュースとかで結構転売は問題視されているけど、やってもいいことなのかな?
転売は特別必要なスキルなどが必要なく、低資金で始められることから副業としても高い人気があります。
今、この記事をお読みのあなたも、転売に興味があるのではないでしょうか?
稼げそう・・・でも転売ってあまりいい印象はないし、そもそもやってもいいのかな?と期待と不安が入り混じっているかもしれません。
ただ結論からお伝えすると、転売はおすすめできません。
なぜなら転売で稼ぐこと自体は今でもできますが、正直失うものが圧倒的に多く、長期的に稼いでいくことは難しいからです。
そこで今回は転売がダメな理由を7つ、お伝えしていきます。
記事の最後には転売に変わる方法もお伝えしますので、ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。

目次
【リスク大】転売がダメな理由7選

早速、転売がダメな具体的な理由をご説明していきます。
こちらも読んでいただくだけで、「転売ってヤバいな・・・」と思われるかもしれませんが、これが現実ですので、ご確認いただければと思います。
寝る間を惜しんででもリサーチを続けないと稼げない
転売で稼いでいこうと思うと、リサーチ作業は必須です。
利益が出て売れる商品を見つけるために、いろいろなオンラインショップで検索したり、ときには実店舗に行ってリサーチすることもあるでしょう。
しかし例え利益が出て売れる商品を見つけたとしても、それは一過性に過ぎません。
- 売れる商品であっても次に仕入れができる保証はない
- 利益が出る商品であってもライバルが参入し、価格競争が起こり利益が出なくなる可能性もある
上記の理由から、リサーチしたときは利益が出る計算で尚且つ売れる商品であっても、それがずっと続くわけではありません。

こないだ売れた商品結構利益出たから、またあのお店で仕入れてこよう♪
と思っても、仕入れは基本小売店からなので、そもそも在庫があるか分かりませんし、同じ価格で購入できるかも分からないのです。

転売での仕入れは、自分でコントロールできない部分が多く、次から次へと別の利益が出て売れる商品を探し続けないと稼ぎ続けることもできないのです。
転売禁止の企業や店舗が増え続けている
先ほどリサーチをし続けないと稼ぎ続けることは難しいとお伝えしましたが、それはあくまで仕入れることができての話です。
実は昨今、後述しますが転売は社会悪とみなされており、転売に対して何もしない企業もSNSなどで叩かれる風潮もあるため、各企業も対応せざるを得ない状況となっています。
その一環として行われているのが、転売目的の購入を禁止するといった措置です。
よく転売の仕入れ先として挙げられるのが家電量販店ですが、その中でも横浜に本社を置くノジマは、公式ホームページで明確に転売反対の意思を示しています。

- 抽選販売
- 購入履歴の確認
- ノジマモバイル会員の登録取消し
- フリマサイトで覆面調査をし、直接お電話して対象商品を出品停止
- 小型バーコードリーダーの使用をお断り
- 転売目的とした購入をした人のわかる仕組み
上記のような対策をノジマは行い、転売対策を徹底的に行っています。
そしてノジマほどではないものの、転売対策を行っている企業はその他にも多数存在し、確認できているだけでも以下の企業や店舗が転売を禁止しています。
転売を禁止する企業や店舗は上記以外にもありますし、今の流れを見ると今後も増え続けていく可能性は極めて高いです。
仕入れができなければそもそも利益を上げることすらできません。
仕入れの幅がこれからどんどん狭くなっていく時点で、転売はダメになっていくのは明白なのです。
そもそも利益が出る商品が少なくなってきている
こちらも各企業や店舗の転売対策の一つですが、価格差が大きくで出ないように調整しているところも増えています。
転売の場合、販路はAmazonやメルカリが大多数を占めますが、その販売価格をチェックしてできるだけ合わせるようにしています。
なぜなら価格差が出なければ転売目的での購入がそもそもされないからです。
価格差が出なければ当然利益も出ないので、仕入れができる商品も単純に減っており、リサーチがますます大変になっているのです。
ライバルが多く価格競争になり赤字になることが多い
前述したようにそもそも利益が出なくなってきている転売ですが、それに加えライバルはどんどん増えています。
転売は簡単に始められるので、ライバルと常に競争しないといけないのです。
そのためいくらリサーチ時点で利益が出る商品を見つけても、ライバルも同じ商品をすぐに見つけるので、結局あとは早く売る単に価格競争になり、その結果赤字で売ることになってしまうのです。
下記はKeepaというAmazonの売れ行きが分かるツールのグラフですが、下の出品者が増えるタイミングで上の販売価格が下落しています。

このような商品が転売では多くなるので、利益を出すことは難しいのです。
アカウント停止や閉鎖のリスクが常につきまとう
前述したように、仕入れ先となる企業や店舗も規約に注意しないといけませんが、販路のプラットフォームの規約にも注意が必要です。
転売をしている多くの方が選ぶ販路がAmazonですが、具体的に以下の行為がアカウント停止や閉鎖に繋がり、転売自体行うことができなくなる可能性があります。
- 仕様に問題がある不良品の販売
- 外観のカビや激しい変色、腐食などの著しい不良品の販売
- 使用に不可欠な付属品や部品が不足している不良品の販売
- 修理・メンテナンスしないと使えない不良品の販売
- 偽物の販売
- 賞味期限を過ぎた食品の販売
- メーカー独占商品の販売
- 転売目的で仕入れた商品を”新品”で出品する行為
- 消費者からの問い合わせ・クレームを無視する etc・・・
上記で特に当てはまる可能性が高いのが、中古品です。
中古品はお客様からのクレームが気やすく、常にアカウント停止や閉鎖を気にしながら販売をしないといけません。
EC STARs Lab.の松井さんも物販は転売からスタートしましたが、以前こんなことを言っていました。

転売をやっていた時は月に数件、お客様からのクレームがありました。
アカウントのことは常に心配で毎日命綱無しの綱渡りをしている状態です。
夢にまでもアカウント閉鎖が出ててきて、気が休まる日がありませんでした・・・

じゃあ中古品なんか販売せず新品を販売すればいいんじゃないの?
と、お考えになる方もいらっしゃると思いますが、例え小売店から仕入れた新品未使用の商品であっても注意が必要です。
それは下記のAmazonの規約があるためです。
「新品」として出品できない商品
以下の商品は、Amazonで「新品」として出品することはできません。
- 個人(個人事業主を除く)から仕入れた商品。
- メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品(例えば、メーカー保証がある場合に、すでにメーカーが定める保証期間が始まっている、または保証期限が切れている商品など)。
※amazonコンディションガイドラインより引用
この規約を一言で言うなら、
「メーカーと同等の保証が付けられないのであれば、新品として認められない」
ということです。
転売は小売店からの仕入れになるので、例えば家電の場合、購入した時点で保証期間が開始されます。
そこから販売を開始してお客様が購入して数日は経ってしまいます。
そのためメーカー保証は小売店から購入したときよりもお客様は短くなってしまうので、新品として販売することはできないです。
なので、小売店から新品未使用の状態で購入したとしてもAmazonでは「中古」として販売しないといけないのです。

バレなきゃいいじゃん!
と、考えるかもしれませんが、バレた時は最悪転売を続けることができなくなる大きなリスクがあるのです。
世間からの厳しい目に常にさらされる
ここまで仕入れ先の規約、販路の規約に注意しなければならないことをお伝えしましたが、もう一つ気をつけないといけないことがあります。
それが「世間からの厳しい目」です。
昨今ニュースなどで度々転売を問題視する報道がされています。
実際その報道は間違っていないですし、報道される多くのケースは、転売をする人たちが商品を買い占めてしまい、本当のその商品が欲しい人が買えないことです。
しかもその買い占めた人たちが高い値段で売って利益を得ているからこそ、世間からの反発が強いのです。
最近だとコロナ禍の初期にマスクがメルカリなどで高額転売されていたことが記憶に新しいと思います。

もちろん一部の転売を行っている人たちの行為なのですが、世間の人からすると区別はできません。
そのため転売を行っていると、回りから冷たい視線を投げられたり批判されたりすることも出てくるでしょう。
今後も続くこのような状況で、今後も転売を続けていく身も心も疲弊して、あげく事業もダメになってしまいかねません。
知らないうちに転売すると違法となってしまう商品を販売してしまう
転売自体に違法性は全くないのですが、法律で転売してはいけない商品が定められています。
- ライブやコンサートなどのチケット(チケット不正転売禁止法違反)
- 偽物のブランド品(商標法違反・著作権違反)
- 医薬品や輸入した化粧品など一部の化粧品(薬機法違反)
- お酒(酒税法違反)
- 電子書籍や音楽などのデジタルコンテンツ(著作権違反)
上記は法律なので当たり前ですが「知らなかった」では通りません。
ニュースでもよく取り上げられる例は、チケット転売です。

違法になることを分かっていて転売するのは言語道断ですが、「え?これってダメなの?」というケースもあります。
そのため、「この商品は転売しても大丈夫か?」と常に確認することは必要でしょう。
違法となる商品や行為などは、以下の記事にまとめておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
転売がダメな理由をすべて解決できる物販がおすすめ

ここまで転売がダメな理由をお話ししてきました。
ですが物販という手法がダメ、というわけではありません。
正規品を正規ルートで仕入れ、自身も利益を上げながら保証もできる商品を消費者にお届けできれば何も問題はありません。

それであれば世の中の人にも喜ばれ、価値提供をすることができますよね。
メーカーから直接仕入れることで、ここまでお話ししてきた内容は全て払拭できます。
しかも利益もより増やし、作業時間も少なくしていくこともできます。
メーカー仕入れの概要については下記の記事や動画をご覧ください。
またEC STARs Lab.では毎週無料セミナーを開催しており、そちらでもメーカー仕入れについて詳細にお伝えしています。
ぜひセミナーへの参加もご検討ください^^
最後に
今回転売がダメな理由についてお伝えしてきました。
この内容を理解しつつ、転売を続けていく、という選択肢も悪いわけではありません。
買い占めをして高額転売している方は一握りだということも承知しています。
ですが転売に対する世間の厳しい意見は、年々増えてきていることも事実です。
今後法律や各EC販売プラットフォームも、さらに規制を厳しくしていくことも十分ありえます。
そのような中で転売を続けていくことは、非常にリスクのある選択だと個人的には思います。
それであれば、正規のメーカー仕入れに取り組んだ方が、自身にとっても世間にとっても非常に価値のあることではないでしょうか?
ここまでお読みいただきありがとうございました^^
このようなお悩みありませんか?
- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
- 副業で臨む成果を得られていない人
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