エディオンは西日本を中心に展開している家電量販店です。
家電量販店から仕入れるのはせどりの中でも王道の手法と言えますが、ヤマダ電機やヨドバシカメラなど、転売の規制を強化しており仕入れることが難しくなっています。
エディオンについても同様で、転売対策に乗り出しており、今後エディオンから仕入れることは難しくなっていくでしょう。
今回はなぜエディオンでのせどりが難しいのか?について解説していきます。
目次
【無理】エディオンせどりで稼ぐのが難しい6つの理由
それでは早速エディオンでのせどりが難しい理由をお伝えしていきます。
エディオンには他の家電量販店と同様に実店舗とオンラインショップがありますが、どちらも規約で禁止されていたり、転売対策されているので注意してください。
エディオンの規約で明確に禁止されている
エディオンネットショップでは明確に転売が禁止されています。
(第6条 禁止事項)
1.当社は、利用者が以下のいずれかの行為を行った場合には、利用者へ通知することなく、データの削除や本サービスの利用制限を含む措置(売買契約等の取引の解除を含みます。)をとることができるものとします。なお、当社は、これらの措置をとる義務を負うものではなく、これらの措置につき説明する義務を負いません。
(1)法令または本規約に違反する行為
(2)自己以外の第三者になりすます行為
(3)第三者の個人情報を収集する行為
(4)本サイトのサーバーへの大量のデータ転送、不正な連続アクセス、その他本サービスの正常な運営を妨げる行為
(5)転売、再販売、その他営利を目的として本サイトにて商品を購入する行為
(6)その他、当社が不適切と判断する行為
2.利用者は本サイト利用にかかる権限または資格を、第三者に貸与、譲渡、売買する等の行為を行ってはならないものとします。
※「エディオンネットショップご利用規約」より抜粋
他の家電量販店のオンラインショップでも、転売禁止を規約で明示しているところが多いですが、エディオンも例外ではありません。
禁止になっている以上ネットショップでの購入にエディオン側も目を光らせていますので、普通であれば1台購入すれば十分な家電を大量に購入するなど、不審な買い物は規約違反となる可能性があります。
規約で明確に禁止されているので、仮にネットショップが使えなくなったとしても、文句は言えません。
実店舗でも購入制限を設けるなどして対策している
オンラインショップがダメなら実店舗で仕入れすれば問題ないじゃん!!
これは非常に危険な考えです。
ネットショップで禁止されていて、実店舗ではOK!というのは正直あり得ません。
エディオンの実店舗でも購入制限を設けるなどして、しっかり対策を行っています。
また転売を防ぐため台数が限定されている商品は、メーカー保証書に店名が入った「お買い上げ印」の押印も行っています。
リピート仕入れが難しい
これはせどり全般に言えることですが、リピート仕入れが難しいのは非常にネックです。
仮に利益が出る商品を見つけたとしても、次に同じ条件で仕入れができる保証はどこにもありません。
仕入れ値などは全てその店舗次第なので、たとえ同じ商品があったとしても利益が出ない可能性が高いのです。
そのためせどりでは常に新しい商品を探し続けないといけませんし、裏を返せば作業を止めてしまうと売上や利益も減ってしまうのです。
ライバルが多く価格競争になるためそもそも利益が出ない
セールなど特定の商品が安くなる時期はライバルも当然増えるので、たとえ仕入れができたとしても価格競争になる可能性が非常に高いです。
エディオンも全国に1,000店以上ありますので、全国のせどらーが同時に仕入れ、同時に販売すれば当然価格が下落し利益は出ません。
Xでも度々転売をしている方が目撃されており、エディオンで仕入れを行っている方が多いことがわかります。
世間の目が厳しい
昨今、度々転売ヤーが問題視されているニュースをよく見かけます。
これは転売ヤーの人たちによって商品が買い占められてしまい、本来その商品を欲しい人たちが手に入れられない、もしくは適正な価格で購入できないなどの問題が発生しているからです。
エディオンでのせどりについてもX(旧Twitter)で転売ヤーの人たちの目撃情報はあとを絶たず、例に漏れず嫌われています。
また実際に店舗内での行動も他のお客様とは違う動きなので、すごく違和感があります。
全然気にしない!という方でもあれば続けれるかもしれませんが、これだけ規制や世間の目が厳しいということは、とてもではありませんが真っ当なビジネスとは言えないでしょう。
アカウントリスクが高い
Amazonは真贋調査が入った場合、メーカーからの請求書の提出は必須です。
当然エディオンで購入したものに請求書は発行されないので、請求書がないと真贋調査をクリアできず、そもそもアカウント自体が閉鎖の危機に直面します。
そしてAmazonでは未使用・未開封の商品であっても、メーカー保証の期間に入っていればそれは新品とは認められないとコンディションガイドラインで明記されています。
以下の商品は、Amazonで「新品」として出品することはできません。
・個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品
・メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品(たとえば、メーカー保証がある場合に、すでにメーカーが定める保証期間が始まっている、または保証期限が切れている商品など)。
・プロモーション品、プライズ品、おまけに関しては、出品自体は許可されていますが、「新品」としては出品できません。出品する場合は、コンディションガイドラインに沿って中古品として該当するコンディションで出品してください。
・Amazon.co.jp限定商品としてAmazonによって販売されている商品(Amazonが特別に承認している場合を除く)
※Amazonコンディションガイドラインより抜粋
エディオンから仕入れた商品を販売するだけで大きなリスクがあるので、十分に注意してください。
エディオンでのせどりより長期安定的に稼げる物販がおすすめ
前章でエディオンせどりは難しいことをお伝えしてきました。
正直今でもせどりを続けることは可能です。
しかし、どんどん転売に対する包囲網は狭まってきているので、もし仮に今利益が出ていたとしても、急激に稼げなくなる可能性は大いにあります。
それであれば、安定した利益を出せて社会貢献もできる物販ビジネスに取り組んだ方が健全です。
その物販こそが「メーカー仕入れ」です。
上記の図にもあるように、せどり・転売は小売店から商品を仕入れますが、メーカー仕入れは文字通り商品の製造元であるメーカーから直接商品を仕入れます。
メーカーから直接商品を仕入れるメリットは、
- 最安値で仕入れることができる
- リピート仕入れが可能
- 品質が担保されているのでクレームが来ない
- アカウントリスクはほぼないと言ってもいい
といったことが挙げられ、せどりでは厳しい点をメーカー仕入れであればほぼカバーできます。
メーカー仕入れなら利益商品を見つけることができれば、そのメーカーが商品の製造を中止しない限り、半永久的にリピート仕入れが可能です。
またメーカーと仲良くなってAmazonの販売者を限定化することで価格を維持することが可能なので、価格競争とは無縁のステージに入ります。
そのため安定して利益を積み上げていくことができるのです。
アカウントリスクについても、前章でメーカーからの請求書がないと、規制の解除や真贋調査に対応できないとお伝えしました。
しかしメーカー仕入れであれば、メーカーからの請求書は簡単に手に入るので、規制の解除は簡単にできますし、真贋調査が来てもすぐに対応できるでしょう。
そもそも商品の品質が担保されているので、真贋調査すら来る可能性はほとんどないのです。
メーカー仕入れの唯一のデメリットとしては、メーカーと交渉しないと取引はできないので、コミュニケーションが苦手な方は抵抗があるかもしれません。
しかし、営業などビジネス経験がなくても意外と取引は決まります。
これはやってみないと分からない部分かもしれませんが、私もビジネス未経験でメーカー仕入れにチャレンジしましたが、思ったより難しくないと思った一人です。
この話を聞いてメーカー仕入れに興味をお持ちになった方は下記の記事を参考にしてみてください。
最後に
ここまでエディオンでのせどりについてお伝えしてきました。
エディオンでのせどりが完全に無理かと言われるとそうではありません。
しかし今現在稼げていたとしても、お伝えしてきたようにせどり・転売に取り組む環境は厳しさを増しています。
お小遣い稼ぎ程度で良いのであればいいですが、もしあなたが会社を辞めて独立したいという気持ちがあるなら、私は迷わずメーカー仕入れをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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せどりの新しい仕入れ先でエディオンはどうかな?