セラーフォーラム見たけど、結構自分と同じような人多いんだな・・・
読者の方の中に、FBAに納品した際の受領された商品の数が、納品した数と違っていた・・・
という方はいらっしゃいませんでしょうか?
納品した数と受領された数が違うことを「受領差異」と言いますが、FBAを利用すると誰もが一度はこの受領差異を経験することになると思います。
受領差異はFBAを利用するのであれば避けられない問題であり、受領差異を繰り返すとアカウントにも影響が出てきます。
そこで今回は、
- 受領差異ってそもそも何なのか?
- 受領差異が起こる原因
- 受領差異の確認方法
- 受領差異が起こった時の対処法
上記について解説していきます。
本記事をお読みいただければ、受領差異が起こっても慌てず対処することが可能となります。
ぜひ最後までお読みください
目次
FBA受領差異とは?起こる原因と確認方法を解説します
![FBA受領差異とは?](https://ecstarslab.com/blog/wp-content/uploads/2025/01/26029759-1-1.webp)
早速受領差異について解説していきますが、そもそも受領差異とは
「AmazonFBA倉庫に納品した商品の数(納品プランで設定した数)とFBA倉庫が受領した数が一致しない」
ことです。
ではここからはその受領差異が起こる原因と確認方法を解説していきます。
受領差異が起こる4つの原因
受領差異が起こる原因は大きく分けて
- 出品者側の問題
- FBA倉庫側の問題
の2種類に分けられます。
- 納品プラン作成時に間違った個数を入力した
- FBAの倉庫に発送するときに1箱忘れるなど発送する個数を間違えた
上記については、納品プラン作成のときにしっかり納品予定個数を確認する。
また発送時には何箱納品するのかを確認し、配送業者に輸送箱を渡す時に数えながら行うなど、こちら側で対処することで受領差異を防ぐことが可能です。
- FBA倉庫の受領時に担当者が数量を間違って入力してしまう
- FBA倉庫内で商品を紛失してしまう
こちらについては私たちでは防ぎようがありません・・・
受領差異は自分がいくら気を付けていても、起こってしまうものでもあります。
「受領差異は起こるもの」とまではいかくなくても、常に確認する癖を付けておけば早急に対処できるので、本記事をきっかけに毎回チェックしていただければと思います。
受領差異の確認方法
常に受領差異を差異を確認した方がいいのは分かったけど、どうやって確認したらいいの?
このような方もいらっしゃると思いますが、受領差異の確認は至って簡単です。
受領差異が発生した場合は、セラーセントラルのトップ画面に下記の画像のように表示されるため、気づきやすくなっています。
今回の上記画像では、受領差異が発生していないものなので「納品に関する未解決の問題」が0となっていますが、受領差異が発生した場合はここに1以上の数字が入ることになります。
そしてこのアクションの部分をクリックすると以下のように表示されます。
このように表示されるので、受領差異が発生したらほぼ確実に気付けるようになっています。
また下記のような方法でも、受領差異が発生しているか確認することもできます。
①セラーセントラルの「在庫」→「納品」を選択
②各納品プランの「予定されている納品数」とその下の「所定が特定された納品数」が一致しているかを確認
上記赤枠の部分でここの数量が一致していれば問題ありません。
ただ一致していなければ、この後お伝えする方法で対処していく必要があります。
受領が開始されたタイミングで確認してもまだ反映されておらず、数量が一致しません。
また納品のステータスが「完了」にならないと商品個数の調査もできないため、仮に数量が一致していなくても、まずは納品のステータスが完了になるのを待ちましょう。
受領差異を発見した場合の対処法
![受領差異 発見](https://ecstarslab.com/blog/wp-content/uploads/2025/01/25800465-1-1.webp)
ここからは受領差異を発見した場合の対処法にお伝えしていきます。
受領差異が発生したときは下記の2点の方法でAmazonへ調査を依頼することになります。
依頼すること自体は難しくないので、もし受領差異が起こったら下記の方法で対応していきましょう。
その際どちらの方法でも、下記の資料を準備しておくとスムーズに調査依頼が可能です。
- 納品プランの納品番号
- 数量が一致していない商品のASIN・SKU
- FBA倉庫への発送時の伝票・送り状
納品プランの画面で対応する
まずは納品プランの管理画面で対応する方法です。
①受領差異が発生している納品プランを選択
②受領差異が発生している商品を確認し、右のステータスをクリック
上記画像はすでに受領差異の問題を解決した後のものなので、ステータスが「ケースが送信されました」となっています。
(受領差異が発生している画像をご用意したかったのですが、すでに解決したものしかありませんでした・・・申し訳ございません)
ただ本来はここに「必要なアクション」と表示されます。
③「必要なアクション」をクリックし、「不一致を確認して調査を依頼」を選択します。
④該当の商品の納品書など、ファイルをアップロードする
⇒購入した日付や商品名、購入数量が記載されたもの(レシートなど)が必要です。
またFBAの倉庫への配達を依頼した配送業者の送り状なども提出すると良いでしょう。
⑤必要であれば追加情報を入力する(輸送箱の特徴や商品のJANコードなど)
上記の①~⑤まで対応すれば、ひとまずAmazonへの調査依頼は完了です。
調査を依頼後はケースが作られ、後日Amazonからメールで調査結果が通知されます。
受領差異の調査などついては、下記のAmazonの公式のページもあるので一度確認してみてください。
⇒⇒⇒Amazon「受領差異の照会」
テクニカルサポートに連絡して調査してもらう
次にテクニカルサポートに連絡して調査してもらう方法です。
連絡方法は電話・メール・チャットと3種類ありますが、どの方法でも問題はありません。
この章の冒頭の必要な資料は準備してテクニカルサポートに伝える、もしくは提出するようにしましょう。
電話では納品番号を伝えることで、その場でテクサポ側も状況を確認してくれるので、比較的簡単に調査依頼を行うことができます。
またメールやチャットでも必要な資料を提出することで、納品プランから対応する場合と同じように調査依頼をスムーズに行うことが可能です。
セラーセントラルからテクニカルサポートに問い合わせる方法については、以下の記事を参考にしてみてください。
受領差異に備えておくことが大切
![受領差異 備える](https://ecstarslab.com/blog/wp-content/uploads/2025/01/23443681-1-1.webp)
受領差異は再三お伝えしているように、FBAを利用している限り避けては通れないことです。
しかし受領差異が発生したときに備えて資料を保管しておいたり、自分が原因で受領差異が起こらないようにするなど、できることはしておいた方が良いでしょう。
ここでは受領差異に備えて、やっておくべきことをお伝えいたします。
商品の数や輸送箱の数をしっかり確認しておく
FBAに発送する前に基本ではありますが、商品の数や輸送箱の数をメモをしておくなどして、確認しておきましょう。
まずは自分で防げるミスは防ぐことが大切ですし、仮にFBA倉庫側のミスで受領差異が発生したときも対応しやすくなります。
また商品の梱包状態や輸送箱の写真などを撮影し、保管しておくとさらに安心でしょう。
Amazonに調査依頼する際、その写真を提出することで役立つケースもあります。
商品を購入した際のレシートなどを保管しておく
前章でもお伝えしましたが、Amazonに受領差異の調査依頼を行う際には、レシートなどの商品を購入した日付や商品名、購入数量が記載されたものを提出する必要があります。
受領差異が発生したときに備えて、正しい数量が受領されるまではファイルなどで保管しておくことをおすすめいたします。
配送業者に発送を依頼した際の送り状など保管しておく
こちらも前章でもお伝えしましたが、配送業者に発送を依頼した際の送り状なども保管しておくと確実です。
「あなたの倉庫に発送しましたよ!」という証明になるので、商品が問題なく受領されるまでは保管しておくと良いでしょう。
最後に
ここまでFBAに納品した際に発生する受領差異について解説してきました。
受領差異はこちらが商品数などを間違えず、完璧に発送したとしても避けられない事象です。
FBA倉庫での受領作業は人が行うことですので、どうしてもミスは起こってしまいます。
ただ適切に対処すれば、問題はありません。
受領差異が起こるとめんどくさいな・・・と思ってしまうかもしれません。
しかしFBAのシステム自体は素晴らしく、物販に取り組む上ではAmazonにお世話になるメリットは非常に大きいです。
感情的になってもメリットはないので、冷静に対処していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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あれ?FBAに納品するとき数をしっかりチェックしたのに、なんで多く受領されたことになってるの?