【やめとけ】靴せどり3つの特徴と全然儲からない7つの理由

靴せどり

靴の転売とか儲からないかな?

せどりで取り扱う商品は多数ありますが、靴もそのなかの1つです。

アパレル品の1つとして、スニーカーや革靴などを仕入れてせどりをしている人は少なくありません。

実際に見てみると、希少価値が高いと、高値で販売されることもあるようです。

上図の靴は、落書き付きなこともあり、39万円のプレ値で販売され、しかも売れていました。

ただ、靴せどりが儲かるかと言えば、決してそんなことはなく、むしろ儲かっている人が少ないことも事実です。

少なくとも、私の周りには靴せどりで稼いでいる人はいません。

よほど靴に対して商品知識があれば取り組んでもいいですが、そうでない方は強くおすすめできる手法ではないです。

そこで、今回は靴せどりの特徴や全然儲からない理由について解説します。

靴せどりに興味のある方は最後までご覧ください。


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靴せどり3つの特徴|種類・仕入れ先・販路

まずは靴せどりについて、種類・仕入れ先・販路に関する3つの特徴をお伝えします。

靴と一言言っても、スニーカーや革靴など様々な種類があるので、各々の特徴をつかんでおくことがポイントになります。

靴せどりで扱う主な靴の種類・ジャンル

あまり意識することはないですが、以下のように靴には様々な種類があります。

革靴パンプス、ローファー、オックスフォード
スニーカーローテク、ハイテク、ローカット、ハイカット
サンダルアンクルストラップ、バー、ミュール、サボ、グルカ、トング、コンフォート
ブーツソックス、サイドゴア、コンバット、ムートン、ウエスタン、ブーティ、ショート、ミドル、ロング、ニーハイ、サイハイ
フラットシューズバレエ、オペラ、スリッポン、エスパドリーユ
その他安全靴、足袋、子ども用の靴

※Precious.jp「大人がおさえるべき「靴の種類」コーデ実例で解説!」を元に作成

上記の靴のなかでも、限定品モデルや廃盤モデル、芸能人が履いていた靴は高値で販売できることがあります。

ただ、芸能人が履いていた靴などトレンドに左右される商品はブームが過ぎた途端に価値が急落することがあるので注意が必要です。

靴せどりの主な仕入れ先

靴せどりの仕入れ先は、当然靴屋や靴ブランドの直営店、アウトレットモールが思いつきます。

ただ、後述するように新品の靴になると、ブランド側の転売規制でせどりができないケースが多いので、直営店の仕入れは注意が必要です。

近くにアウトレットモールがある場合は、売れ残りの靴が安価で販売されていることがあるのでリサーチしてみても良いでしょう。

ただ、アウトレットモールでは実際に売れなかった靴が陳列されていることも多く、不良在庫リスクには注意が必要です。

アウトレットせどり

中古の靴の場合は、セカンドストリートやモードオフなどのリサイクルショップ、ネットではメルカリやヤフオクなどのフリマサイトがあります。

セカストせどりは儲からない

ただ、メルカリやヤフオクでは、高値で販売している転売ヤーの出品が多いため、安価な仕入れは難しいでしょう。

海外から仕入れるのはどうかな?

eBayやAmazon.com、アリババ、アリエクなど並行輸入品を仕入れるのも1つの手です。

しかし、並行輸入品は偽物や不良品のリスクがとても高いので注意してください。

amazonの並行輸入品を解説

靴せどりの主な販路

靴せどりの販路については、主にメルカリやヤフオクになります。

Amazonはブランド品の出品規制が厳しいので、あまり販路として適していません。

スニーカーなど、世界的に需要のある靴であればeBayなどで外国人に販売するのも良いでしょう。

ただし、NIKEなど、特定の国への並行輸入を禁止しているブランドがある点は注意してください。

靴せどりが儲からない7つの理由

靴せどりの商品の種類、仕入れ先、販路についてお伝えしました。

ただ、冒頭でお伝えしたように靴せどりで儲けることはかなり困難です。

靴の商品知識があり、目利きができるという方や、独自の仕入れルートを築いているような方を除いて、あまりおすすめできる方法ではありません。

転売禁止の靴ブランドが多い

靴は転売禁止であることが多いです。

例えば、靴せどりというとスニーカーを思いつく方が多いと思いますが、NIKEやアディダスは基本的に転売禁止です。

NIKEやアディダスは、過去に高額転売が問題になったこともあり、転売対策をかなり強化しています。

不良在庫を大量に抱えて爆死した事例もあるので、十分注意しましょう。

スニーカー転売

商品知識がないと難しい

靴せどりは、靴の商品知識が不要なほど簡単にできるせどりではありません。

ある程度の商品知識がないと、靴を仕入れても不良在庫を抱えるだけになってしまいます。

靴の種類によってはトレンドにも左右されやすいので、日頃からSNSやネットニュースのチェックは欠かせません。

かなり靴が好きな人でないと、続けることは難しいでしょう。

偽物が多い

ジャンルにもよりますが、靴は偽物が多いという点は要注意です。

特にスニーカーのような人気ジャンルは、偽物が出回っているのでよく注意して検品しましょう。

チューリップテレビ公式サイトより抜粋

上図のNIKEの偽シューズは、メルカリで出品されていたようです。

メルカリなどでは、偽物の出品は禁止しているはずなのですが、それでもコピー品などが陳列されていることがあるので仕入れ時は注意が必要です。

また、先ほどもお伝えしたように、並行輸入品は偽物のリスクが高いので注意しなければいけません。

Yahoo!ニュースより抜粋

偽物の靴を販売してしまい、逮捕に至った事例もあります。

偽物と気付かずに販売してしまうと、最悪逮捕されることになるので注意してください。

なお、革靴など比較的偽物が少ない種類もあります。

不安な方は、比較的偽物が少ない種類の靴を仕入れると良いでしょう。

革靴のせどりについては、以下の記事をご覧ください。

革靴転売

サイズが合わずに返品されることが多い

靴は比較的返品・返金トラブルの多いせどりのジャンルです。

というのも・・・・・・

サイズが違う!全然履けないじゃないか!

と返品に至ることがかなり多いのです。

同じサイズであっても、靴のフィット感は、ブランドや形状によってかなり違います。

特に海外の靴は寸法の基準が違うことが多いので、サイズによるトラブルは発生しやすくなります。

それに加えて、並行輸入品の場合は、サイズ違いの靴が平気で送られることも多いです。

インターネット上で転売するせどりの場合は、サイズによるトラブルは覚悟のうえで取り組まないといけません。

中古の靴はクレームリスクが大きい

中古の靴は、当然利益率が高い傾向にありますが、その分、状態が悪いことが多く、クレームリスクが高くなります。

ちょっとした傷や汚れ、ほつれといった外観から、内部の破損、インソールの状態など、靴にはクレームになる要素がたくさんあります。

高単価の靴ほどクレームが来る可能性は高くなります。

クレームを極力抑えるには、手間ではありますが検品を徹底して、商品の状態をしっかり商品説明欄などに記載しておく必要があります。

季節やトレンドに左右されやすい

靴に限らず、アパレル品全体に言えることですが、季節やトレンドに左右されやすい点は注意が必要です。

特に芸能人が履いていたなどでトレンドになった靴については、すぐに売れば高値になる一方でブームが過ぎれば一転して不良在庫になります。

上図は、エア・ジョーダンのとあるシリーズ商品の価格推移ですが、当初は32,000~33,000円で販売されていたものの、今では17,000~18,000円程度まで下落しています。

人気シリーズであるほど、このような価格の下落は起きやすくなります。

SNSやネットニュースで流行を追うのは良いですが、無理に不良在庫を抱えて爆死することがないように注意しましょう。

他のアパレル品に比べてライバルが多い

靴は、他のアパレル品に比べても参入しやすいところがあり、比較的ライバルが多いです。

先に様々な靴の種類をお伝えしましたが、どれも多く出品されています。

上図はアンクルストラップの例です。

「アンクルストラップって何?」と思った方も多いかもしれませんが、実際はかなり出品されています。

ライバルが多ければ、それだけ埋もれやすくなるので、価格を下げて売り切るしかなってしまいます。

靴転売よりもっと安心・安全・安定的な物販がおすすめ

メーカー仕入れの商流

靴せどりは、商品知識がないと目利きが難しく、人気シリーズほど偽物が多いところがあります。

そもそも、転売禁止のブランドも多く、人気シリーズほど転売規制が厳しくなっています。

こういったことから、現状靴せどりで稼ぐことは難しいと考えて良いでしょう。

もっと、安心・安全に、そして安定的に稼ぎたいのであれば、メーカーから直接商品を仕入れた方が良いでしょう。

メーカー仕入れと言われる手法ですが、靴せどりと比べると次のような違いがあります。

メーカー仕入れ靴せどり
リピート仕入れ×
ライバルとの価格競争〇(対策可)×(対策不可)
品質×
クレーム・返品返金〇(ない)×(あり)
偽物・不良品〇(ない)×(あり)
転売規制ー(無関係)×(厳しい)
月利の安定性×

メーカー仕入れに興味のある方は、次の動画をご覧ください。

動画でお話されている中西さんが、本を出版しました。

メーカー仕入れについて、マンガと図解でわかりやすく解説しているので、ぜひご覧ください。

⇒⇒⇒マンガと図解でわかる!アマゾン物販1年生の教科書

最後に

靴せどりについてお伝えしました。

靴せどりは、そもそも転売禁止のブランドが多い、偽物が多い、サイズ違いによる返品・返金が多いなど、いろいろ問題がある手法です。

また、季節やトレンドに左右されやすく、靴に関する知識がないとなかなか儲けることは難しいでしょう。

よほど靴に詳しい、靴に関する仕事をしていたということでなければ、あまりおすすめしない方法です。

もっと安心・安全に、安定的に稼げる物販ビジネスを見つけた方が良いでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。


 

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ABOUT US
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石井裕
1979年新潟県出身、東北大学大学院工学研究科修士課程卒。
原子力技術者として13年勤務。

趣味で書き始めたブログから収入を得られたことをきっかけに、密かに夢に抱いていたライターとして起業。
マニアックな好奇心と探究心から生まれる徹底した取材で、商品・サービスの隠れた魅力を言語化することを武器としている。

特に物販事業について専門的な知識を有しており、2018年より、EC STARs Labのコンテンツ制作および活動に深く関わっている。

県境をまたぐマニアックな趣味を持ち、2009年『県境マニア』を出版。
以降TBSの「ゴロウ・デラックス」「マツコの知らない世界」、テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」などメディア出演多数。
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