絶対禁止!ノジマの徹底した12個の転売対策

ノジマの転売対策

近くにノジマがあるから、ノジマで仕入れて商品を転売したいけど、コツが知りたいな

近所のノジマで家電製品やゲーム、おもちゃなどを仕入れてAmazonやメルカリで転売しようと考えている方も多いでしょう。

実際、ノジマは関東全域を中心として、山梨県、静岡県、長野県、新潟県にも展開しており、全部で273店舗あります(ノジマ公式サイトより。2025年3月現在)。

特に店舗数の多い一都三県にお住まいの方は、ノジマで商品を仕入れて転売しようと考えている方も多いでしょう。

遠方の方でも、オンラインショップであるノジマオンラインを利用することができます。

しかし・・・・・・ノジマは実店舗、オンラインショップともに転売を禁止しており、しかも強く打ち出しています。

ヤマダ電機やビックカメラなども最近は転売行為に対して厳しい対策をしていますが、特にノジマは転売対策を徹底している印象です。

そこで、今回はノジマの厳格な転売対策についてお伝えします。

ノジマは転売対策をかなり徹底しているので、転売目的の購入は絶対にやめましょう。


amazonメーカー仕入れ

Amazonメーカー仕入れセミナー

【絶対禁止】ノジマの厳しい12個の転売対策

※ノジマ公式サイト「転売撲滅宣言!『ノジマは転売目的のご購入をお断りしていますので、安心してお買い求めいただけます!』」より抜粋

冒頭でお伝えしたとおり、どの家電量販店よりもノジマが転売対策を強化していることは有名です。

実際、今はノジマから転売目的で商品を購入する人はどんどん減っています。

ノジマは、以下のように思いつく限りの転売対策をしているので、転売目的の購入は絶対に避けた方が良いでしょう。

転売目的が発覚したら注文キャンセル&10%手数料負担

ノジマは、購入者の転売目的が発覚した時点で注文をキャンセルして、さらにキャンセル料として10%の手数料負担を課しています。

J-CASTニュースより抜粋

転売発覚時点で注文をキャンセルするだけなら、他の実店舗でも行っていることですが、ノジマの場合はキャンセル料まで徴収です。

「ノジマオンラインでの転売撲滅対策1」でも触れていますが、特に人気の高い商品は、複数人が目視で注文内容をチェックし、転売と思われる複数購入を見つけてはキャンセル作業をおこなうなど対策をしております。
人気の商品は1回で1個しか購入できないように制限していますが、あの手この手で2個3個4個・・・と購入してくる方たちが残念ながら一定数いらっしゃいます。
2個目以降の注文はキャンセル理由を説明した上で、1件1件人の手で時間をかけてキャンセル処理をしております。内容により返金手続きも必要です。

それでも、注文を繰り返す悪質な方の注文にはアカウント凍結するなど対策も行ってきましたが、アカウントを凍結してもまた、新しいアカウントを作成し注文・・・イタチごっこで、大きな業務負荷となっています。(酷いときは対応に1日6時間位費やすことも・・・・)
そのため、本意ではありませんが何度警告してもルールを守っていただけない方に対し、事前通達の上、やむなく手数料を請求させてもらっております。

これだけやっても残念ながら100%の転売撲滅には至っていないのですが、現状できる限りの手間と時間をかけて対応しております。普通にお買い物される方には全く関係ない「手数料10%」の背景、ご理解いただけると幸いです。

※ノジマオンライン公式サイト「転売撲滅宣言!『ノジマは転売目的のご購入をお断りしていますので、安心してお買い求めいただけます!』」より抜粋

具体的には、人気商品(過去にはPS5、Nintendo Switch、ポケモンカードなど)など高額転売が懸念される商品を販売する際、複数の店員で目視チャックを行っているようです。

そして、購入履歴などで複数購入が確認された時点で注文をキャンセルして、10%の手数料を徴収しています。

特に、家電量販店で販売している生活家電やゲーム機などは複数購入すること自体が不自然です。

ノジマにとって目視でチェックするのは手間ですが、家電量販店の場合は購入履歴で転売目的かどうかがすぐにわかってしまいます。

ノジマが転売・再販売・その他営利を目的とした商品のご購入と判断する例として以下のものがあります。

  • 最新商品・人気商品・処分品・特価商品を大量購入する
  • 短期間に複数回にわたり来店し、その都度最新商品・人気商品・処分品・特価商品を購入する
  • 複数人で来店し、おひとり様一点限りの商品を大量購入する
  • モバイル会員に複数回登録し、それぞれで最新商品・人気商品・処分品・特価商品を購入する
  • ノジマの複数店舗から最新商品・人気商品・処分品・特価商品を買いまわる
  • その他当社で転売、再販売、その他営利を目的とした商品のご購入と判断した場合

※ノジマ公式サイト「転売撲滅宣言!『ノジマは転売目的のご購入をお断りしていますので、安心してお買い求めいただけます!』」より抜粋

上記のような行為は、まずノジマ側にバレると考えて良いでしょう。

この時点で、ノジマの仕入れで転売することはかなり厳しいと思って良いでしょう。

人気商品の抽選販売

抽選販売とは? 
人気商品をほしい方にエントリーしてもらい、抽選で当選した方のみ期間内に限り、確実に購入できる販売方式。

※ノジマオンライン公式サイト「転売撲滅宣言!『ノジマは転売目的のご購入をお断りしていますので、安心してお買い求めいただけます!』」より抜粋

抽選販売は、転売対策の代表的な方法の1つで、ノジマに限らず多数の店舗屋オンラインショップで行われています。

抽選販売なので、転売ヤーが我先と実店舗やオンラインショップで大量購入することはできません。

上記のPS5の例のように、人気が収束していたり、安定的に生産ができたりできると、抽選販売をやめて、一般的な先着順での販売に移行することがほとんどです。

シークレット販売

シークレット販売とは?
人気商品をほしい方にエントリーしてもらい、選ばれた方だけが先着で購入できる、人数を絞った先着販売方式。

※ノジマオンライン公式サイト「転売撲滅宣言!『ノジマは転売目的のご購入をお断りしていますので、安心してお買い求めいただけます!』」より抜粋

ノジマのシークレット販売は、あらかじめ商品を欲しいという方にエントリーしてもらい、ノジマ側で選定を行い、選ばれた人だけに購入案内メールを送ります。

案内メールが届いていない場合は購入できないので、抽選販売同様、転売ヤー同様に運任せとなります。

詳細は、ノジマ公式サイトの以下の記事をご覧ください。

⇒⇒⇒ノジマオンライン公式サイト「ノジマオンラインの「シークレット販売会」とは?転売撲滅の取り組みをゲーム担当イノウエが解説

招待制による優先販売方式

NEW!招待制販売

2024年7月からリニューアルされた、ノジマオンラインの会員ランク上位(プラチナ、ゴールド、シルバー)かつ、当店からの招待制販売メールが届いた方への優先販売方式。※転売と思われる上位会員の方は除外しております。

※ノジマオンライン公式サイト「転売撲滅宣言!『ノジマは転売目的のご購入をお断りしていますので、安心してお買い求めいただけます!』」より抜粋

転売ヤー以外の会員ランク上位の人に限定して、招待制販売メールを送り、メールが届いた人が優先的に購入できる方式です。

転売ヤーは除外しているので、実質的に転売目的の購入はできないと考えて良いでしょう。

さらに人数を絞った先着販売になるので、メールが届いてもタイミングにより購入できないことがあります。

ノジマによれば、PS5 Proなど、即販売確実の超話題商品の予約開始時に行っていくそうです。

案内する人数を絞った先着販売方式

NEW!ご案内者様専用商品
当店で人気商品の関連品を購入の方に案内する人数を絞った先着販売方式。

※ノジマオンライン公式サイト「転売撲滅宣言!『ノジマは転売目的のご購入をお断りしていますので、安心してお買い求めいただけます!』」より抜粋

人気商品の関連商品を購入した人だけに、販売の案内メールを送って先着販売をする方式です。

ノジマでは、品薄の商品の再入荷時などに行うそうです。

1家族1個ルール

ノジマに限った話ではないですが、「1家族1個」などの購入制限は、代表的な転売規制の方法です。

先ほどお伝えした通り、このルールを破ると、発覚時に注文キャンセルとなり、しかも10%の手数料が徴収されます。

購入者に商品の箱に名前を書いてもらう


これも比較的ノジマに限らず、どの店舗でも行われていることですが、商品購入時に箱に名前を書いてもらうようにして、転売対策を図る方法です。

箱に名前の記載があると、当然販売価格を下げないといけなくなるので、転売抑止効果に繋がります。

購入履歴の確認

転売目的とした購入かどうか購入履歴から徹底的に調べています。同顧客IDで通常では考えられないような同一商品購入や大量購入や、他店などの買い回りが発見した際は、調査をさせていただいています。

※ノジマ公式サイト「転売撲滅宣言!『ノジマは転売目的のご購入をお断りしていますので、安心してお買い求めいただけます!』」より抜粋

先ほどもお伝えした通り、ノジマは消費者の購入履歴を徹底的に調べています。

家電やゲーム類の同一商品購入は不自然なので、もし購入制限がなくても転売行為がバレる可能性があります。

小型バーコードリーダーの使用禁止

店舗せどりでは、バーコードリーダー機能のあるアプリを用いてリサーチすることになりますが、ノジマでは明確に禁止しています。

バーコードリーダーを使っていることは、思いのほか他人が見てもすぐにわかります。

店舗にて小型バーコードリーダーを使用している転売をする人にはお断りしています。

店頭で商品の転売に利用できる小型バーコードリーダーを使用している人を見つけたら、すぐにやめていただくようにお断りしています。

ご来店されている他のお客様が気持ちよくお買い物ができるように、店舗を巡回しております。

※ノジマ公式サイト「転売撲滅宣言!『ノジマは転売目的のご購入をお断りしていますので、安心してお買い求めいただけます!』」より抜粋

ヤマダ電機やヨドバシカメラでも、バーコードリーダー利用者に目を光らせている店員は多いですが、ノジマは明らかに宣戦布告しています。

ノジマでバーコードリーダーを使用してリサーチすることは絶対にやめましょう。

ノジマモバイル会員の登録取り消し

転売目的の購入が発覚した場合は、ノジマモバイル会員の取り消しとなる可能性があります。

※ノジマ公式サイト「モバイル会員」より抜粋

ノジマモバイル会員が取り消しになれば、上記のサービスは一切受けられなくなります。

フリマサイトで覆面調査して出品者に出品停止依頼

ノジマでの購入から転売していないか、フリマサイトや中古品販売サイトで覆面調査をして監視をしています。

独自に調査して、明らかにノジマ購入品で転売をされている対象商品を発見した場合、転売している人を特定し、直接お電話して出品停止依頼の措置をとっています。

商品の価格の無駄な高騰や、詐欺被害に遭わないように監視をしています。

※ノジマ公式サイト「転売撲滅宣言!『ノジマは転売目的のご購入をお断りしていますので、安心してお買い求めいただけます!』」より抜粋

ノジマは、メルカリやヤフオクなども監視しており、明らかにノジマ購入品だった場合は、出品者に出品停止依頼をしています。

ノジマから直接連絡が来たら、多くの転売ヤーは怖くて出品を停止するでしょう。

もちろん、出品できなくなった分は赤字になってしまいます。

スマホ転売対策の徹底

※ノジマ公式サイト「ノジマはスマホも転売反対!安心してお買い求めいただけます!」より抜粋

ノジマはどんな商品でも基本的には転売禁止ですが、違法性の高いスマホ転売は、特に強く禁止しています。

購入履歴で把握するために、モバイル会員限定でスマホを販売して、転売目的が発覚した際は、モバイル会員の取り消しはもちろん、来店もできなくなります。

  • 購入履歴を把握するために、モバイル会員様限定で販売
  • 転売発覚時はモバイル会員の退会処理
  • モバイル会員の退会処理後は、再登録をお断り
  • 転売発覚時は全店で情報共有し、以降の来店をお断り
  • 転売発覚時はカスタマーセンターの問い合わせをお断り
  • 転売発覚時はキャンペーンの返還を求めます。
  • 利用者1人につきスマホ1台のみ購入可能で、利用者本人の来店が必要。
  • モバイル会員に販売記録
  • スマホ本体が外袋の開封
  • スマホ液晶簡易フィルムの取り外し
  • 電波開通確認(端末のみ・白ロムの方も使用予定のSIMカードを利用)

※ノジマ公式サイト「ノジマはスマホも転売反対!安心してお買い求めいただけます!」を元に作成

そもそも、スマホ転売は個人情報保護の観点からも違法性が高く、総務省が積極的に転売対策を推奨しているので、絶対にやめましょう。

スマホ転売

ノジマ転売より真っ当な物販ビジネスで稼ごう

メーカー仕入れの商流

ノジマは他の家電量販店と比べても明確に転売禁止を打ち出しており、あらゆる転売対策をしています。

そのため、基本的にはノジマからの仕入れはやめて、真っ当な物販ビジネスで稼ぐことを考えた方がいいでしょう。

例えば、上図のように、メーカーから直接商品を仕入れるメーカー仕入れという手法です。

メーカーと取引して商品を仕入れるので、そもそも転売ではなく、転売規制とは無縁となります。

また、メーカー保証が効いた品質の良い新品を扱うので、クレームや返品・返金のトラブルもありません。

その他、商品の生産が続く限りはリピート仕入れできるので、常にリサーチをする必要がなく、Amazonの価格競争対策もできるので、販売価格の値崩れが起きにくくなります。

その結果、リサーチを繰り返さなくても安定的に利益を積み上げていくことが可能で、労働集約型ビジネスから卒業ができます。

詳細は、以下の動画をご覧ください。

詳細なノウハウについては、動画でお話ししている中西さんの書籍「マンガと図解でわかる!Amazon物販1年生の教科書」をご覧ください。

最後に

ノジマの転売対策について解説しました。

結論はただ1つ、「ノジマは転売対策が厳しいので仕入れはやめよう」ということです。

転売に対する風当たりは年々強くなっており、今後はノジマのように転売対策を強化する実店舗やオンラインショップは増えていくと予想されます。

物販をしたいなら、せどりや転売とは違う真っ当な物販ビジネスに移行することも考えた方が良いでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。


 

このようなお悩みありませんか?

 

  • せどり・転売を続けることに不安を持っている人
  • 副業で臨む成果を得られていない人
  • 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
  • 新たな事業で収入の柱を増やしたいけど何が良いか分からない人などなど

 

EC STARs Lab.代表の中村が過去有料で開催した 【Amazon物販ビジネス国内メーカー直取引完全攻略セミナー】 の内容を無料公開しております。

 

下記をクリックして中身をご確認ください^^

 

amazonメーカー仕入れ


国内メーカー仕入れに特化した無料セミナーはコチラから↓↓

Amazonメーカー仕入れセミナー

 

弊社が出版した書籍一覧はコチラから↓↓

書籍一覧

 

シェアしていただけると光栄です!!
ABOUT US
アバター画像
石井裕
1979年新潟県出身、東北大学大学院工学研究科修士課程卒。
原子力技術者として13年勤務。

趣味で書き始めたブログから収入を得られたことをきっかけに、密かに夢に抱いていたライターとして起業。
マニアックな好奇心と探究心から生まれる徹底した取材で、商品・サービスの隠れた魅力を言語化することを武器としている。

特に物販事業について専門的な知識を有しており、2018年より、EC STARs Labのコンテンツ制作および活動に深く関わっている。

県境をまたぐマニアックな趣味を持ち、2009年『県境マニア』を出版。
以降TBSの「ゴロウ・デラックス」「マツコの知らない世界」、テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」などメディア出演多数。
error: Content is protected !!