
ペット用品せどりって、実際に儲かるのかな?
近くのコンビニにまで常設してあるほどのペット用品なら、せどりの商材に最適なのでは、とお考えの方も多いでしょう。
ペット関連の市場規模は右肩上がりで、今後もさらに拡大していくと予想されています。

今や5人に2人がペットを飼っている時代、ペットは家族の一員であり人間同等もしくはそれ以上に大切にされている方も少なくありません。

うちの13歳の元気な老犬にかかるペット用品代だけでも、少なくとも月に1万以上かかりますが…大切な家族には代えられません!
この究極に癒してくれるペット用品のせどりなら、この先も安定した需要があり問題なく稼げそうに感じますが…難しいのが現状です。
このペット用品せどりでは稼げない理由について、物販歴4年の私が実体験を踏まえてお伝えいたします。
ペット用品でせどりにチャレンジしようとお考えの方は、是非ご覧になってください。

ペット用品せどりの基礎知識

ペット用品のせどりを行う際の基礎知識についてお伝えします。
- ジャンルが幅広く専門的な商品まで多数ある
- フードは体質や嗜好などに合わせて選べるのでリピート率が高い
- ペット用品を購入できる仕入先は豊富にある
- Amazonの出品不可商品また薬機法違反になるペット用品には注意が必要
ジャンルが幅広く専門的な商品まで多数ある
ペット用品せどりで取り扱える商材には、コスパ重視の無難な商品からこだわりの強い高級品まで、あらゆるジャンルの商品があります。
このペット用品も、ペット市場の拡大に伴って順調に増加しています。


ペット用品には「生活用品」「ケア用品」「フード」の3つのジャンルがあり、それぞれに年齢や体質・既往歴にまで適応した商品が販売されています。
ペット用品というだけで、取り揃えは人間同様にあるご時世ということです。
フードは体質や嗜好などに合わせて選べるのでリピート率が高い

ペット用品の中でも、特にフードは売れ筋商品でありリピート率も高いです。
ペットを飼う方が増えたことと同時に、ペットの健康管理を徹底する健康志向の考え方が定着してきたことで、長寿になってきたことも要因の一つです。
動物も人間同様に体質や嗜好も違い、少しの変化で嘔吐や食欲不振などの体調不良につながる事は多く、特にフードの場合はその子に合ったものを継続購入する方がほとんどです。
そういった事情から一度気に入ってもらえばほぼ再購入される、リピート率の高い商材です。
ペット用品を購入できる仕入先は豊富にある
ペット用品を取り扱う店舗は増加し、一昔前のようにペット専門店だけではなく、近所のスーパーにも一定の売り場が確保されるほど、仕入れ先は豊富にあります。
ペットブームの波に乗るごとく、プライベートブランドのペット用品も取り揃えるなど、各店舗もペット用品商戦に尽力している状況です。
ペット用品は、実店舗だけでなくネットショップでの取り扱いも増えており、出品者の環境を問わず取り組めるせどりになっています。
Amazonの出品不可商品また薬機法違反になるペット用品には注意が必要
ペット用品せどりで取り扱う商材の中に、Amazonでは出品不可であったり、薬機法違反になる可能性の商品もある、ということは知っておく必要があります。
まず、Amazonで出品できるペット用品は新品のみで、中古品の出品はできません。
さらに、動物とはいえ医薬品を販売する場合は「動物用医薬品販売許可」の申請が必要です。
ペット用品
ペットカテゴリーで販売が許可されているのは、新品の商品のみです。
商品登録および出品について詳しくは、ペット商品登録ガイドラインをご覧ください。・新品:未使用かつ未開封で、オリジナルのシュリンクラップ包装のままで、同梱品が全て揃っている商品。ペットフードについては賞味期限などの必要な情報が明記されており、購入するお客様が消費するのに十分な日付を残した商品を出品すること。
・動物医薬品:出品の際は、薬事法に基づき動物用医薬品販売の販売業の許可が必要です。また、薬剤師および登録販売者の名前を明記する必要があります。出品者は、適切な使用のために必要な情報を提供するよう努めなければなりません。アドバイスを求められた場合は、必要な情報を提供することが義務付けられています。商品名には必ず「動物用医薬品」と記載する必要があります。
・その他、動物用医薬品の販売に関しては、医薬品医療機器等法その他の法令ならびに国および管轄する行政機関の指示等に従ってください。
この他にもAmazonでは、以下のように「ペットフード安全法に適合しないもの」は出品できません。
出品不可のペット用品
・動物用医薬品、サプリメント、輸入ペットフードについて、日本の薬事法、「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」(ペットフード安全法)、その他の法令ならびに国および管轄する行政機関による規制やガイドラインに適合しない輸入品の出品はできません。これらの商品について、個人輸入代行またはそれに類似する形態による出品はできません(海外から購入者へ直接発送する行為もこれに含まれます)。
例え知らなかった場合でも、違反して出品すると直ちに出品停止され、最悪アカウント停止になる可能性もあります。
特に薬機法違反で多いのは、商品ページの「効果効能を謳った商品説明や画像」で「医薬品」または「医薬部外品」と判断され、許可無しで販売したとみなされる事例です。
ペット用品を選ぶ際の注意だけでなく、出品する際にもこういった規約に抵触しないよう気を付けることが必要です。
市場も大きく将来的にも期待できそうなペット用品ですが、こういった規制に注意すること以外にも実際に稼ぐには難しい理由があり、おすすめできません。
ペット用品せどりで稼ぐのは難しい4つの理由

ペット用品せどりは新製品も続々発売されており、商材に最適と感じる方も多いと思いますが、稼げるのかとなると話は別です。
ここからは、ペット用品せどりで稼ぐのは難しい理由についてお伝えいたします。
- Amazon出品は仕入先が限られAmazon本体が最安値販売で利益がでない
- 卸業者からの仕入れは薄利で品切れもあり不良在庫のリスクも高い
- 仕入先のホームセンターやドラッグストアでは転売を禁止している所が多い
- 独自ブランド商品増加しておりせどりでの販売では限界がある
Amazon出品は仕入先が限られAmazon本体が最安値販売していて利益がでない
ペット用品せどりでAmazonに出品する場合、前述した通り新品のみの出品しかできないので、仕入先が限定されることになります。
「新品」として出品できない商品
以下の商品は、Amazonで「新品」として出品することはできません。
- 個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品は。
- メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品(たとえば、メーカー保証がある場合に、すでにメーカーが定める保証期間が始まっている、または保証期間が切れている商品など)。
- プロモーション品、プライズ品、おまけに関しては、出品自体は許可されていますが、「新品」としては出品できません。出品する場合は、コンディションガイドラインに沿って中古品として該当するコンディションで出品してください。
- Amazon.cp.jp限定商品としてAmazonによって販売されている商品(Amazonが特別に承認している場合を除く)。
※Amazon コンディションガイドラインより抜粋
つまり、ホームセンターやドラッグストアといった、購入と同時に商品の保証期間が始まってしまう商品はAmazonでは出品できない、ということです。
そうなると、メーカーもしくは卸業者などの正規代理店から仕入れる、もしくはフリマサイトといった別のプラットフォームで販売するしかありません。
さらにAmazonで売れ筋の大手メーカーの商品は、Amazon本体が販売している場合が多く、最安値にしていて売れても利益になりません。

上記は全てAmazon本体が販売しており、最安値でカートも独占している状況です。
Amazonで出品するには卸業者からの仕入れに限定される上、Amazon本体がほぼ独占していて薄利しか期待できず、出品や納品にかかる労力に見合わない、ということです。
卸問屋からの仕入れは安いとは限らずライバルも多い
前述した通り、Amazonでの販売では利益がでない卸業者からの仕入れですが、そもそもその仕入れ値自体も安くないことが多いです。
こちらは「NET SEA」で仕入れた場合の金額で、税込み価格に換算すると単品1127円・セット買いでは1点1073円になります。

こちらがAmazonで販売されている同商品で、1482円(税込)で販売されています。

こちらで(セット買い価格の安い方で)利益計算をしてみるとと…
FBA納品の場合:1482円ー1073円ー700円(手数料)=ー291円
出品者出荷の場合:1482円ー1073円ー125円(手数料)=284円
となり、出品者出荷ではここに送料などの発送費用がかかりますので、薄利どころかマイナスになる可能性が高いです。
さらに、参入障壁が低いことで相乗り可能な売れ筋商品に、ライバルが群がり値崩れもしやすい状況です。

上記のカートボックスの獲得者はAmazonですが、相乗り販売者はなんと24名います。
上記の通り、卸問屋仕入れは安いとは限らず、よくよく精査したらマイナスだった、ということも少なくないうえに、ライバルも多く稼ぐのは難しいということです。
卸問屋仕入れの詳しい内容については、下記の記事をご覧になってください。
仕入先のホームセンターやドラッグストアでは転売を禁止している所が多い
ペット用品せどりをフリマサイトで行う場合、仕入れに利用しやすいのは近所のホームセンターやドラッグストアですが、実は転売を禁止しているところが結構あります。
各実店舗で購入制限やスタッフの監視などの対策以外にも、ネットショップの規約で明確に転売を禁止している店舗も少なくありません。
そもそも転売目的とした購入を望んでいる店舗はないので、実店舗でリサーチを行う際に店員に注意される可能性は、どの店舗でも高いです。
ホームセンターやドラッグストアについての詳しい内容は、下記の記事をご覧ください。
ペット用品を販売している店舗は身近に増えた反面、転売目的の利用者に対する対応も厳しくなっており、仕入れ先としての利用は難しいでしょう。
独自ブランド商品増加しておりせどりでの販売では限界がある

近頃上記のように独自ブランドで販売している商品が急増しており、相乗り出品できる商品が限りなく少なくなっています。
つまり、メーカー自身またはOEMなどで独自ブランドの商品を販売する出品者が多く、既存商品を仕入れて手軽に販売できない状況になっているということです。
特にAmazonでの販売では、ブランド保持者に対するサービスを強化するなど、正規のブランド名を登録して正規品のみを販売する出品者が優遇されている状況です。
ペット用品せどりでも、正規品のみの販売を支持する意向は年々強くなっており、せどりでの販売ではますます難しくなるでしょう。
ペット用品を販売するならせどりよりもメーカー仕入れがおすすめ

確かにペット用品はこの先も安定した需要が見込まれ、販売する商材のジャンルとしては適していることは間違いありません。
しかし、近所の販売店で特価品を仕入れてフリマ出品するのも、卸問屋からロット買いしてセット販売の薄利多売で稼ぐのも、労力は半端なく稼げる利益は微々たるものです。
一時的な収益の為に人目を気にしながらリサーチして、労力に見合わない仕入れを繰り返すよりも、長期安定的に堂々と稼ぐことができる「メーカー仕入れ」がおすすめです。
メーカー仕入れとはメーカーから直接仕入れる手法で、せどりでは解決できない多く問題を払拭できます。
- 正規品のみを仕入れることができ保証の心配もない
- 仕入れる量やタイミングも調整できる
- 仕入れ価格も交渉次第で優遇が可能になる
- メーカーと有益な情報交換もでき良好な関係が構築できる
- OEMの作成など協力してもらえる事で実現しやすい
メーカー仕入れは個人でも実践可能で、副業で取り組んでいる方もたくさんいます。

私が副業で継続しているのも、この「メーカー仕入れ」です!
メーカー仕入れの詳しい内容については、下記の動画をご覧になってください。
さらに読みやすくマンガ解説した書籍もおすすめです!
なお「メーカー仕入れ」の無料セミナーも定期的に開催しているので、興味がある方はぜひ参加してみてください。
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最後に
ここまで、ペット用品せどりの基礎知識と稼げそうで稼げない理由についてお伝えしてきました。
幼少期からずっとペットとの生活をしてきた私にとって、ペットは無くてはならない存在です。

うちのワンちゃんは3代目ですが、飼い始めの頃とはかなり配慮が変わっています。
今やSNSで簡単に情報収集できることで、飼い主はそれなりの配慮を心掛けている方が多いことは確かです。
ペット用品とは「生き物に使用する商品」で私たち人間が使うものと大差はありません。
大切な家族であるペット用品の販売は、自信をもって提供できる商品を、責任ある対応ができる販売方法でチャレンジすることをおすすめいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
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