
何か事業を始めたいけど、この年齢で退職金を失うような失敗だけは絶対にできない・・・
現在40歳の私は、日々の市場調査やビジネス動向を分析する中で、シニア世代を取り巻く環境が劇的に変化していることを痛感しています。
いわゆる「人生100年時代」が現実となり、定年後の20年、30年をどう生きるかが社会全体の重要なテーマとなりました。
実際に多くの公的データやニュースでも報じられている通り、物価上昇や年金制度への不安から、定年後も「自らの力で収入を得る術」を持つことの重要性は、かつてないほど高まっています。
ただ若年層の起業と決定的に違うのは、
「失敗した際のリカバリー(立て直し)にかけられる時間が限られている」
という点です。
若さゆえの勢いに頼るのではなく、これまでの長いキャリアで培われた確かな判断力を活かした、極めて堅実な選択が求められます。
そこで今回は、シニア世代の方でもこれから始めて成果の出せるビジネスモデルをお伝えしています。
それぞれの比較表も交えながら、シニア世代が持つ「信頼」と「経験」という最大の武器を、いかにリスクなく収益に変えていくべきか?
その具体的な戦略を解説していきます!

目次
経験を価値に変える!シニアにおすすめの起業モデル厳選5選

40歳の私から見て、シニアの方々が持つ最大の資産はスキル以上に、長年積み上げてきた「信頼」と「経験」だと感じています。
まずは、おすすめの5つの起業モデルを比較表にまとめました。
ご自身のライフスタイルなどと照らし合わせながら、どれが自分に合うかイメージしてみてください。
| 初期費用 | 体力負担 | 社会的信用 | 時間の自由度 | |
| 実務アドバイザー | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆ |
| プロジェクトリーダー | ☆☆☆☆☆ | ☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆ |
| マナー・教養講師 | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆ |
| YouTuber | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ |
| 正規販売パートナー | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ |
上記表の評価基準は以下の通りです。

では、一つずつ解説していきます。
業界に特化した「実務アドバイザー」
| 初期費用 | ☆☆☆☆☆ |
| 体力負担 | ☆☆☆ |
| 社会的信用 | ☆☆☆☆☆ |
| 時間の自由度 | ☆☆☆ |
これは、あなたが長年勤めてきた業界での知識や経験を、必要な時に必要な分だけ切り出して企業に提供する仕事です。
最近では「スポットコンサル」とも呼ばれ、非常に需要が高まっています。
具体的な仕事内容としては顧問のようにその企業に常駐するのではなく、例えば
- 月2回、ZOOMで経営者の相談に乗る
- 週1回、現場を視察して改善レポートを出す
といった働き方がメインです。
実務アドバイザーとしての仕事は自分の足で獲得する必要はなく、あなたの職務経歴を登録しておくだけで、相談したい企業からオファーが届く「マッチングサイト」が主流です。
- ビザスク(VisasQ): 日本最大級のスポットコンサルサービス
- ココナラ(coconala): 個人のスキルを売り買いできるサイト
- HiPro Biz :エージェント登録をすることで顧問契約を紹介してもらえる
私たち現役世代がどんなに本を読んでも手に入らない、「数々の修羅場をくぐり抜けてきた生の声」は、成長を急ぐ企業にとってお金を出してでも聞きたい「攻略本」のような価値があるのです。
あなたが経験してきた業界の「プロジェクトリーダー」
| 初期費用 | ☆☆☆☆☆ |
| 体力負担 | ☆☆ |
| 社会的信用 | ☆☆☆☆☆ |
| 時間の自由度 | ☆☆ |
実務アドバイザーが企業の中で一歩引いた立ち位置なら、プロジェクトリーダーは期間限定の「助っ人」として現場に入り、チームを牽引する役割です。
- 半年後のシステム導入まで
- 新店舗の立ち上げが軌道に乗るまで
といった期限付きで、プロジェクトの進行管理や若手リーダーの補佐を行います。
プロジェクトリーダーとしての仕事を請け負うには下記のサイトに登録し、応募すると良いでしょう。
例えばランサーズでは下記のように募集されています。

最近は企業の多くが深刻なリーダー不足です。
技術はあるけれど人をまとめるのが苦手な若手リーダーの横に、あなたのような経験豊富な参謀がいるだけで、プロジェクトの成功率は劇的に上がります。
定年まで勤め上げたという事実は信頼の証です。
その重みと責任感を活かして現場の指揮を執る・・・
これは、組織の酸いも甘いも噛み分けてきたシニア世代にしかできない働き方でしょう。
新社会人や若手向けの「ビジネスマナー・教養講師」
| 初期費用 | ☆☆☆☆ |
| 体力負担 | ☆☆☆☆ |
| 社会的信用 | ☆☆☆☆☆ |
| 時間の自由度 | ☆☆☆ |

最近の若手は電話も怖がって出ない・・・
そんな話を耳にしますが、実は彼らもサボっているわけではありません。
リモートワークやチャットツールの普及で、「大人の電話対応」や「正しい敬語」を先輩から盗む機会が激減し、「正解がわからなくて困っているのが実情なのです。
そこで、あなたが長年のキャリアで当たり前に身につけてきた立ち振る舞いを教えてあげる。
これが非常に感謝されるのです。
仕事内容としては、ZOOMなどのオンラインやリアルであれば貸会議室などで、以下のような社会人としての基礎を教えます。
- 電話応対のロールプレイング
- 相手を不快にさせないビジネスメール
- クレーム対応の心構え
これらは、あなたにとっては当たり前のことかもしれませんが、教科書しか知らない若手にとっては、あなたの実体験に基づいたアドバイスは非常に役立つのです。
この仕事は下記のサイトで募集することができ、現在では個人の先生と生徒を繋ぐプラットフォームが充実しています。
- ストアカ(Street Academy):「教えたい人」と「学びたい人」をマッチングする日本最大級のサイト
- Udemy(ユーデミー):一度動画を撮影してアップロードすれば、世界中の受講生に販売できる動画教材のプラットフォーム
経験に基づいた説得力のある教養を語れる方はそれだけで尊敬の対象です。
資格取得に時間をかけるより、あたたの立ち振る舞いそのものを商品にするのが賢い選択です。
あなたの趣味や暮らしを発信する「YouTuber」
| 初期費用 | ☆☆☆☆☆ |
| 体力負担 | ☆☆☆ |
| 社会的信用 | ☆☆☆☆ |
| 時間の自由度 | ☆☆☆☆☆ |
「動画なんて若者が騒いでいるもの」と思っていませんか?
もちろん若者向けの派手なチャンネルなど人気ではありますが、YouTubeの視聴者層は非常に幅広く、シニア世代が発信する「丁寧な暮らし」や「本物の技術」もとても需要があるのです。

でも編集とかしなきゃいけないんでしょ?
難しそう・・・
確かに編集は必要ではありますが、最初は編集にこだわる必要はありません。
あまり編集に凝りすぎても、リアルな生活感が薄まるというデメリットもあります。
まずはご自身の趣味や日常を動画に撮り、アップロードしていきましょう。
「60代・70代のリアルな生活」は、将来に不安を持つ若者にとっての希望になります。
広告収入だけでなく、コメント欄を通じて世代を超えたファンや友人ができることは、老後の孤独を防ぐ大きな心の支えになるはずです。
国内メーカーの「正規販売パートナー(メーカー仕入れ)」
| 初期費用 | ☆☆☆☆ |
| 体力負担 | ☆☆☆☆☆ |
| 社会的信用 | ☆☆☆☆☆☆ |
| 時間の自由度 | ☆☆☆☆☆ |
今回、私が最もシニアの方におすすめしたいのが、この「メーカー仕入れ」です。
いわゆる「安く買って高く売る」というビジネスモデルの物販ですが、メーカー仕入れは最近度々ニュースになる「転売ヤー」と違います。
メーカー仕入れは、国内のメーカーと正式に契約を結び、ビジネスパートナーとして商品を扱う、正真正銘の「BtoBビジネス」です。
とくにこれまで営業経験がある方であれば、非常に強い武器となります。
メーカーの社長や担当者は、礼儀知らずな転売ヤーのことを

販売の許可も出してないのに勝手に売りやがって!!
うちの大切な商品を何だと思ってるんだ!
と迷惑に思っています。
メーカー仕入れで実績を挙げていくための大切なポイントは、いかにメーカーの社長や担当者と信頼関係を築くかです。
そこに、あなたから丁寧な挨拶メールや、落ち着いた電話連絡が来たらどう思うでしょうか? 「この人なら信頼できる」「末永く付き合いたい」と、即決で契約が決まるケースが多々あります。
そのためシニアの方の経験豊富で落ち着いた連絡をするだけで、メーカーからすると好印象なのです。
- 「この人なら信頼できる」
- 「末永く付き合いたい」
と、思わせることができれば勝ちです。
Amazonを販路に選べば、商品を運ぶなど物販に関わる力仕事をすべて任せることもできます。
あなたは自宅でこれまでの経験を活かしてメーカーと信頼関係を築くだけ。
最も体力的負担が少なく、かつ「商売の基本」に忠実な、社会的使用の高いビジネスモデルです。
メーカー仕入れに興味をお持ちの方は下記の記事や動画をぜひチェックしてみてください。
またEC STARs Lab.では、毎週無料セミナーを開催しており、そちらでも詳細にメーカー仕入れについてお伝えしています。
ぜひセミナーへの参加もご検討ください^^
シニアの起業で後悔しないための3つの注意点

前章でシニア世代の方々が持つ強みを活かせる具体的な仕事を紹介してきました。
「これなら自分にもできそうだ」と、思っていただけたら幸いです。
しかしここであえて現実的なお話しをすると、起業には常にリスクが伴いますが、定年後の起業においては失敗の重みが若年層とは決定的に異なります。
20代や30代であれば「失敗も経験」として時間をかけてやり直しが効きますが、シニア世代にとって大切な老後資金や長年築き上げてきた社会的信用を失うことは、精神的にも金銭的にも取り返しのつかないダメージになりかねません。
第二の人生をより豊かで安泰なものにするために、ビジネスの構造的な視点から「これだけは絶対に守るべき」と言える3つの注意点をお伝えします。
初期投資が大きすぎるビジネスには手を出さない
シニアの方の起業で最も重要なのは、退職金などの資産を、ハイリスクな事業にいきなり投下しないことです。
例えば、夢だった飲食店や実店舗の開業は魅力的に映るかもしれませんが、家賃、内装費、在庫、人件費といった固定費が毎月重くのしかかります。
「退職金が2,000万円あるから、半分くらいなら投資しても大丈夫」という考えは、リスク管理の観点から見て非常に危険と言わざるを得ません。
一度大きな赤字を出してしまうと、リカバリーの時間が限られているシニア世代にとっては、老後の生活基盤そのものを揺るがす事態になりかねないからです。
そのため、まずは「お小遣いの範囲(数万円〜数十万円)」でスタートできるスモールビジネスを選ぶことが賢明です。
万が一、うまくいかなくても「良い勉強代だった」と笑って済ませられる規模で始めることこそが、最強のリスクヘッジとなります。
体力勝負のビジネスは選ばない
現在は「まだまだ体力には自信がある」と思っていても、60代の体力と、10年後の70代の体力は別物であると冷静に想定しておく必要があります。
例えば、重い荷物を運ぶ配送業、深夜まで及ぶ店舗運営、あるいは真夏や真冬に店舗を買い回るような「転売(せどり)」などは、今は可能でも数年後に継続困難になるリスクが高いビジネスモデルです。
「自分が動いた分だけ収入になる」という労働集約型の働き方は、ケガや病気一つで収入がゼロになる脆さを抱えています。
長期的な視点で安定を求めるならば、パソコン一つで完結したり、自宅で座ってできたりする仕事を中心に選ぶべきです。
自分の時間を切り売りするのではなく、仕組みや知識が稼いでくれるモデルへとシフトしていくことが、長く現役を続けるための鍵となります。
社会的信用が高いビジネスに取り組む
意外と見落とされがちなのが、この「社会的信用」です。
長年社会に貢献されてきた方が、定年後にどのような仕事を選ぶかは、ご自身だけでなくご家族にとっても重要な関心事となります。
例えば、人気商品の買い占めや高額転売など、世間的に批判されやすい手法で利益を得たとしても、それを家族やお孫さんに堂々と説明できるでしょうか?
「おじいちゃん、そんな仕事をしているの?」と孫に言われてしまうようなビジネスは、精神的な満足度を著しく下げてしまいます。
シニアの起業において大切なのは、一時的な小銭稼ぎではありません。
取引先や顧客から感謝され、「私の仕事はこれです」と近所の方にも胸を張って言えるような、真っ当で透明性の高い商売を選ぶこと。
これが、第二の人生の充実度を決定づける要因になります。
最後に
ここまで、シニア世代の強みを活かす起業モデルと、避けるべきリスクについてお伝えしました。
定年は決して終わりではなく、培ってきた経験という財産を社会へ還元する新しいスタートラインです。
リスクを抑えながら、ご自身が心から誇れる働き方を見つけてください。
皆様の第二の人生が、現役時代以上に豊かで充実したものになることを心より願っております。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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定年が見えてきたけれど、年金だけで今の生活を維持できるのだろうか・・・