
仕入れ資金を用意できる自信がない
せどり・転売を始めるうえで、まず用意しなければいけないのが仕入れ資金です。
せどり・転売は、仕入れができないと何も始まりません。
もちろん、初心者の方が無理な仕入れをすることは禁物です。
ただ、「月利10万円」「月利30万円」「月利50万円」など、人それぞれの目標の月利によって、必要な資金は変わってきます。
それにもかかわらず、「目標月利を達成するための仕入れ資金はいくら必要なのか?」を理解できている人はほとんどいません。
せどり・転売で目標の月利を達成するには、必要な仕入れ資金を把握することはとても大切です。
今回の記事では、目標月利を達成するための仕入れ資金の考え方についてお伝えしていきたいと思います^^
ちなみにこの仕入れ資金についての考え方は、せどり・転売に限らず今私が最もおすすめしているメーカー仕入れでも同じことが言えます。
将来転売(せどり)からメーカー仕入れにステップアップしたい!と考えている方にも参考になりますので、ぜひ読み進めてみてください^^

目次
せどり・転売の必要な仕入れ資金を算出して適切な仕入れをするための3STEP

まずは、せどり・転売の仕入れ資金の考え方をお伝えします。
せどり・転売には大きく分けて有在庫転売、無在庫転売の2つの方法があります。
無在庫転売について少し知っている人は、よく次のようなことを言います。

無在庫転売なら仕入れと注文が逆になるから仕入れ資金がいらないのでは? それに、在庫リスクもない
これはたしかに合っていますが、無在庫転売は発送遅延や検品できないなどトラブルが多い手法で、メルカリやヤフオク、ラクマでは禁止になっています。
Amazonも、ドロップシッピングポリシーで、単純なせどり・転売では実質的に無在庫転売が規約違反となります。

結局、せどりをするなら有在庫、つまり仕入れ資金が必要ということか
実際、せどり・転売初心者の大半が実践しているのが有在庫転売で、仕入れ資金がとても重要になってきます。
いくらノウハウがあっても仕入れ資金がなければ何もできないですし、資金によって、ある程度利益は決まってしまいます。
せどり・転売のセミナーやコンサルタントで、資金について教えている方はあまりいませんが、「物販は数字が命」です。
資金だけは、やる気やノウハウだけではどうにもならないので、しっかりと向き合っていきましょう。
【STEP1】目標の月利を決める
まずは、せどり・転売で、月いくら稼ぎたいか目標を決めましょう。
後述するように、仕入れ資金の目安は、目標月利からある程度計算できるからです。
まずはいくら稼ぎたいかをはっきりさせておきましょう。

初心者だから、まずは月利10万円かなあ

僕は先月月利30万円達成したから、次は50万円かなあ。50万稼いだら会社辞めよう
といったものです。
実際に、必要な仕入れ資金を算出してから修正しても構いませんが、直近で、純粋にいくら稼ぎたいかを考えましょう。
【STEP2】目標の月利から逆算して仕入れ資金を算出する
次に、計算式にあてはめて、目標の月利から逆算した仕入れ資金を算出します。
せどり・転売では、クレジットカード払いで仕入れをする方も多いです。
また、せどり・転売ではないですが、メーカー仕入れという別の物販ビジネスでは、掛払いをする人もいます。
しかし、今回はすべて現金前払いを前提として考えます。後述するように、特に初心者の方は、クレジットカード払いに依存するのはリスクがあるからです。
仕入れ資金を求める計算式は、次の通りです。
仕入れ資金=月商-送料・手数料-月利
例えば、目標月利を10万円、利益率を仮に10%、せどりの販路はAmazonと設定します。
ちなみに、利益率10%というのは、かなり少なめに見積もった保守的な数字です。
実際は15~25%程度が目安ですが、気になる方は、以下の記事を参考にしてください。
利益率が10%で目標月利が10万円なら、月商は10万円÷10%=100万円の計算になります。
Amazonの手数料は、その商品にかかる販売手数料8~15%ほどに加えて、送料やFBA利用で発生する手数料なども考慮します。
これらをすべて加えたAmazonの送料・手数料は、月商の約20~40%ほどになります。
取り扱う商品の販売価格によって変動しますが、ここでは無難に40%と高めに考えます。
上記の計算式にあてはめて、仕入れ資金を計算すると、
仕入れ資金=100万円-100万円×40%-10万円=50万円
保守的な計算にはなりますが、月利10万円を達成するには、仕入れ資金が50万円程度必要ということです。
しかし、実際に50万円分の仕入れをしたとしても、1ヶ月間ですべての商品が売れない場合もあります。
そのため、さらに余裕を見込んで、上記の計算式で求めた仕入れ資金の1.2~1.5倍の仕入れを考えないといけません。
つまり、上記の計算で求めた仕入れ資金が50万円であれば、60~75万円必要ということになります。
計算した仕入れ資金を安いと思うか高いと思うかは人それぞれ違うと思いますが、私自身は意外に高いな……と感じました。
ただ、Amazonの場合は売上金が振り込まれるのは2週間に1回です。
最近作ったAmazon出品アカウントであれば、売上の振込依頼を毎日Amazonへ送って、さらに入金を早めることができるようになっています。
しかもクレジットカードを活用すれば、締めと支払いの猶予を活かした、手元の資金が必要ない仕入れも実現できます(支払い遅延するのは気を付けないといけませんが)。
もう1つ、目標月利を30万円、利益率を仮に10%、せどりの販路はAmazonで送料・手数料が40%と設定した場合も計算してみましょう。
目標月利30万円、利益率10%であれば、月商は30万円÷10%=300万円となります。
仕入れ資金=300万円-300万円×40%-30万円=150万円
先ほどと同じ理由で、余裕を見込んだ場合は、150万円×1.2~1.5倍=180~225万円必要ということになります。
ぜひ、ご自身のケースに合わせて、仕入れ資金をシミュレーションしてみてください。
以下の動画でも詳しく解説しています。
【STEP3】1日で必要な仕入れ金額を算出して行動する
次に、実際の行動に落とし込むために、1日で必要な仕入れ金額を算出します。
Amazonでせどり・転売を行う場合、目標月利10万円を必達するためには、余裕を見込んで75万円が必要であることがわかりました。
このケースを例にして、1ヶ月を4週間と考えると、2週間経った時は37.5万円の仕入れ、1週間経った時は18.75万円の仕入れをしておかなければいけないことになります。
1週間の内、作業できる日数が5日と仮定すると、1日3.75万円は仕入れをしなければならない計算です。
もう1つ、目標金額30万円を目指す場合の例を挙げると、この場合の仕入れ資金は225万円でした。
1ヶ月は4週間なので、2週間で112.5万円の仕入れ、1週間で56.25万円の仕入れをしなければなりません。
1週間で5日間しか作業できないとすると、1日11.25万円の仕入れが必要となります。
このように、1日に必要な仕入れ量がわかると、自分がどれだけ1日作業をしないといけないか、大まかな目安がわかります。
月利10万円を目指していて、1日の仕入れ量が2万円であれば、次の日はもっと仕入れをしないといけません。
逆に、8万円も仕入れをしているのであれば、次の日はリサーチ・仕入れを休んでいいでしょう。
とにかくがむしゃらに頑張るのではなく、1日の仕入れ目安を把握して、行動をコントロールすると、金額的にも労力的にも楽になります。
せどり・転売の初期資金はどうやって用意する? 私が実践した軍資金の作り方を紹介します


月利10万円稼ぎたいけど、75万円も用意するのは無理かなあ
という方もいるかもしれません。
私も、せどりに着手した当初は、正直75万円もの大金を用意することはできませんでした。
また、特に初めてせどり・転売を実践する場合は、そんな大金を仕入れに使うことが怖いと感じるかもしれません。
私も正直、最初は在庫リスクが怖くて仕入れを躊躇していたので、気持ちはよくわかります。
しかし、再三お伝えした通り、仕入れ資金がなければせどりはできません。
そこで、私は軍資金作りとして、次のようなことをすべて実践しました。
- 不用品販売
- 自己アフィリエイト
- 本業の夜勤の大幅な追加
- 大学時代のバイト先に泊まり込み
- 交通費を浮かすため自転車通勤
- 給料と少しのお小遣いを物販資金へ
- 親に真剣にお願いして80万円の借金
上記を副業で2年もやっていました。
本当に苦しかったですよ……。
軍資金作りで一番おすすめは、物販の経験ができる不用品販売ですが、人によっては上記の他にも稼ぐ方法はあるかもしれません。
ただ、軍資金作りの方法は、いくらでもあるということを知っていただきたいと思います。
なお、私はこの経験を経てビジネスを軌道に乗せることができ、今では融資を受けながらも利益を毎月出して、ゆとりのある生活を実現しています。
せどり・転売の資金繰りで失敗しないための5つの注意点

最後に、せどり・転売の資金繰りで失敗しないための注意点についてお伝えします。
クレジットカードの支払い遅延に注意する
せどりは資金繰りが非常に大事なので、仕入れにクレジットカードを利用している人は多いでしょう。
購入から支払いまでの期間を長く取ることで、商品の売上金が入金された後に、仕入れ代金を支払うといったことができます。
現金払いであれば、仕入れ代金をまず払ってから売上金を受け取るところ、クレジットカード払いであれば現金の出入りを逆にできることになります。

なんだ、仕入れ資金なんていらないじゃん
と思ったかもしれませんが、人生を詰みかねない大きな落とし穴になり得るので、絶対注意しなければいけません。
クレジットカード払いで仕入れ資金が不要になるのは、あくまで仕入れた商品がすべて売れた場合の話です。
例えば、支払い日が翌月10日のクレジットカードがあったとします。
8月1日に100万円分の商品を仕入れた場合、仕入れた商品を翌月9月10日までに売り切って支払いができれば、何も問題ありません。
しかし、全然商品が売れず、在庫を抱えることになれば……
支払いが遅れることになり、カードが利用できなくなり、最悪ブラックリスト入りになってしまいます。
当然、新たにクレジットカードを作ることも難しくなってしまいます。
基本的には、せどり・転売では、商品が順調に売れるとは限らず、次のようなリスクが伴います。
- 商品の売れ残りのリスク
- アカウント停止・閉鎖リスク
- お客様から返品・返金のリスク
- 商品ページ削除のリスク
上記のようなことが起きて、現金を用意できなければ、クレジットカードの支払い日までに支払いができないことも考えられます。
私も、アカウント停止によりAmazonの売上金が留保されてしまい、クレジットカードの締め日に支払いが間に合わないという、非常に痛い目に遭っています。
また、船便が止まり、仕入れた商品を販売できず、クレジットカードの仕入れ金額約200万円をリボ払いしたこともあります。
最悪の事態を想定して、現金も用意しておくといいでしょう。
私が、現金を用意することを前提に仕入れ資金を計算しているのは、このためです。
融資は売上が軌道に乗ってから考える

せどりは、もしかして融資が必要ですか?
せどりというと、たまに融資のことを聞かれますが、売上が軌道に乗ってからで構いません。
せどり初心者の方は、いきなり大きく儲けるよりは、まずは自己資金の範囲で経験を積むことが大切です。
なぜなら、売上や実績、ある程度の自己資金がないと、融資を受けるのは厳しいですし、経験・スキルがない状態ではリスクが大きすぎます。
しかし、ある程度売上が軌道に乗ってきたら、次は融資を受けてビジネスを加速させましょう。
融資を受けなければ、物販で大きく稼ごうとしてもいずれ頭打ちします。
毎月出た少ない利益を貯蓄して、仕入れに回すだけでは、おそらく順調であっても理想の収入を得られるまで何年もかかってしまいます……。
その時間を大きく短縮できるのが融資です。
目安は、だいたい月商100万円以上で、最初の融資額は月商の2~3倍程度です。
私も最初は融資なんて頭にありませんでしたし、ビジネスを開始して間もないのに融資が可能とは思いませんでした。
しかし、例えば日本政策金融公庫の「創業融資」(新規開業・スタートアップ支援資金など)は、ビジネス開始直後でも融資を受けられます。
融資は借金ですが、私は良い借金と悪い借金があると考えています。
悪い借金というのは、生活費の補填やギャンブルなど、価値が残らない高金利の借金で、物販の利益を出すための融資は良い借金です。
創業融資であれば、消費者金融と違って金利も2~4%程度で、返済期間も5~10年程度です。
100万円借りても2~4万円程度の利息で、長期間借りることができるので、利用しない手はありません。
詳細は、以下の記事をご覧ください。
また、融資についてまとめた動画もあるので、興味のある方はご覧ください。
管理帳簿で資金繰りを管理する
繰り返しますが、物販は数字が命です。
次に、自分が計画通り行動できているのか、資金繰りはどうか、毎日数字を目で確認できるようにしていくことが大切です。
今月はどのくらいの仕入れをしていて、あといくらの仕入れをするべきなのか?
在庫はどのくらいあって、売上はどのくらいあるのか?
せっかく目標の数字をはっきりさせたのに、曖昧な記憶で作業しているようでは意味がありません。
とはいえ、売上、在庫、資金繰りを把握できる管理帳簿を自分で作るというのも現実的ではありません。
そこで、EC STARs Lab.のメンバーが普段使用している管理帳簿をお送りします。
⇒⇒⇒「神の管理帳簿」
使い方は、下記の動画をご覧ください。
余裕があれば、以下の動画もご覧ください。
回転率が高い商品を優先して仕入れる

利益率の高い商品を探そう

利益率が高いのはいいけど、売れるかなあ
せどりでは、利益率も重要ですが、もう1つ重要なのが在庫回転率、つまり商品がどれくらい売れているか、ということも重要です。
いくら利益率が高くても、売れなくては不良在庫になるだけです。
むしろ、利益率が少し低いとしても、回転の良い商品を仕入れることで安定的な利益を期待できます。

月の販売個数はどうやったらわかるの?
Amazonの話ですが、Keepaというツールを使えば、過去の販売個数や価格、出品者数の推移などを知ることができます。
Amazon物販では非常に重要なツールの1つなので、ぜひ導入してください。
詳細は以下の記事をご覧ください。
売れない商品の在庫処分の目安を考えておく

売れない商品はどうしよう……
せどりを実践していると、仕入れた商品が、どれも順調に売れているなんてことはなく、なかには売れない商品も出てきます。
売れない商品を長期間保有していても、資金繰りが苦しくなりますし、特にAmazonでFBAを利用している場合は保管料負担も増えてきます。
目安としては、1ヶ月以上売れず、在庫になっている商品は資金繰りから判断して処分した方がいいでしょう。
特に季節外れの商品や、流行のピークを過ぎた商品は、早めに赤字覚悟で売り切る判断も必要です。
保管料が発生するAmazon物販では、在庫処分の判断も重要になってきます。
詳細は、以下の記事をご覧ください。
最後に
せどり・転売の仕入れ資金や資金繰りの注意点についてお伝えしました。
いろいろ現実的な数字が出てきて、正直嫌になった方もいらっしゃるかもしれません。
実際、私もそうでした。。
特にせどり・転売は、仕入れや販売価格が安定しません。
今月仕入れができた商品が、来月も同じ数量・価格で仕入れができることは稀です。。。
ですので、帳簿で仕入れや売上を管理すると、現実を直視するようで嫌な気持ちになることはあります。

しかし、安定して、かつ半永久的に仕入れが可能なAmazonメーカー仕入れにステップアップし、安定して毎月・毎週仕入れを進めることができるようになりました^^
だから、今は帳簿を見ることは苦ではありません。
もしあなたが少しでも転売(せどり)のリサーチに疲れ、将来に不安を感じているのであれば、メーカー仕入れも一度検討してみてください^^
メーカー仕入れのセミナーについては、定期的に開催しているので、興味のある方は、ぜひご参加ください。
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- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
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せどりの仕入れ資金はどれくらい用意しておかないといけないのか?