【儲からない】アリエク(AliExpress)せどりの特徴とおすすめしない7つの理由

アリエク(AliExpress)せどりとかどうかな?

アリエクも中国輸入だから、安いだろうけど偽物や不良品は心配だな

安価な商品が豊富に揃っているアリエクスプレス(AliExpress)は、せどりの人気の仕入れ先の1つです。

中国の通販サイトですが日本語対応しており、中国輸入代行業者も不要であるため初心者の方でもせどりに取り組みやすいです。

送料が少し高い、発送に時間がかかるなどの特徴はあるものの、日本の通販サイトで商品を仕入れることと、大きな違いはありません。

ただ、アリエクは参入障壁が低いだけにライバルが多く、値崩れが発生しやすいうえに、偽物や不良品のリスクも高いので、稼ぐことは難しいです。

そこで、今回はアリエクせどりの特徴や、おすすめしない理由について解説します。

せどりの仕入れ先として、アリエクを考えている方は最後までご覧ください。

アリエク(AliExpress)せどり7つの特徴

まずは、簡単にアリエクせどりの特徴をお伝えします。

アリエクスプレス(AliExpress)は、中国の大手企業のアリババが運営する海外輸出向けの通販サイトです。

取扱商品は幅広く、様々なジャンルの商品が販売されているので、Amazonや楽天のようなイメージで、とても使いやすい通販サイトです。

日本語対応で中国輸入代行業者不要だから初心者でも取り組みやすい

 

アリエクは、中国国外向けの通販サイトということもあり、上図のように日本語にも十分対応しています。

トップページだけでなく、商品ページでも十分日本語対応しており、GoogleChromeで自動翻訳したような不自然さはありません。

これは、今までアリババから商品を仕入れてきた人にとっては快適ではないかと思います。

日本語で商品検索できるので、使い勝手は日本の通販サイトとほとんど一緒で、特にAmazonを使い慣れている人には使いやすいでしょう。

また中国の通販サイトですが、アリババのように中国輸入代行業者を通すことなく仕入れができる点もせどり初心者には嬉しい点かもしれません。

日本にはない中国ならではの安価な商品が豊富にある

アリエクには、日本にはない中国ならではの安価な商品が豊富にあります。

同じく中国発の通販サイトであるSHEINがファッション系に特化していることに対して、アリエクはオールジャンルであることです。

具体的には、次のようなジャンルに対応しています。

また、中国発の通販サイトなので、日本未発売の商品が少なくありません。

安価な商品が多いのはもちろんのこと、リサーチしてみると面白い商品もいくつか見つかるかもしれません。

ただ、後述するように日本の規格とは違う商品も販売されていることがあるので、輸入規制には注意しましょう。

中国から発送なので時間がかかる

アリエクの商品は中国から発送になるので、発送時間に当然時間がかかります。

少なくとも、Amazonのように送料無料で翌日に届けてくれることありません。

特に送料無料にした場合は、手元に届くまでに2週間～1ヶ月半(15～45日)ほどかかります。

有料のプレミアム配送の場合でも1～2週間ほどかかります。

特に無在庫転売をする場合は、注意が必要です(そもそもメルカリやラクマなどは無在庫転売は禁止ですが)。

上記のように、早く手元に届くようにしようとするほど送料は高くなるので、利益計算には注意してください。

注意しないといけないのは、注文した商品が届かないトラブルが発生する可能性があることです。

予定より到着が遅れている場合は、セラーに直接連絡するか、後述するように返金保証制度を利用しましょう。

年に数回ビッグセールがある

アリエクでは、年に数回程度ビッグセールが開催されています。

1～2ヶ月に1回くらいの頻繁なペースで行われているので、少し待てばセールがやってくるような状態です。

なるべくセールのタイミングでリサーチして、仕入れをするようにしましょう。

アリババ同様に画像検索で商品リサーチができる

先ほどお伝えしたように、アリエクは日本語でも問題なく商品検索ができますが、アリババ同様に画像検索ができます。

上図のメルカリで販売されているワンピースが、アリエクで販売されているかどうか検索してみましょう。

上図の商品写真をスクショして、下図のようにアリエクの検索画面でアップロードしてみましょう。

すると、下図のように同じ商品がいくつも出てきます。

商品名がよくわからない商品に対しては、画像検索を行ってもいいでしょう。

ただ、似ているけど違う商品が出てくることも多いので注意してください。

商品受け取り15日以内であれば返品・返金できる

中国輸入あるあるなのですが、アリエクでは出品者によっては偽物や不良品を販売しており、細心の注意を払っても誤って仕入れてしまうことがあります。

また、商品ページの内容とサイズが違ったり、色が違ったりすることも少なくありません。

ただ、アリエクにはバイヤープロテクションという制度があり、商品受け取りから15日以内であれば、返品・返金が可能です。

ご注文商品の受け取りを確定した時点から15日間です。
詳細ページに「購入者保護」ラベルが付いているすべての商品が対象となります。ただし、次の場合を除きます。

• お客様の責任で商品に破損が生じた場合
• 特注品およびオーダーメイドの商品
• 生鮮食品 （花、植物など）
• 衛生上または健康上の理由により返品に適さない商品

その他例外についてはこちらをご覧ください。
ご注文商品に問題がある場合は、次の手順で行ってください。

※AliExpress公式サイト「購入者保護」より抜粋

不具合が見つかり、販売できないなら返品・返金してもらうようにしましょう。

商品が届かない場合も返金してもらえる

先ほどもお伝えしたように、アリエクでは商品がなかなか届かないこともあります。

配送予定日を過ぎても商品が到着せず、セラーに連絡しても解決しない場合は、バイヤープロテクション制度で返金してもらうことが可能です。

返金保証期間は、現状は90日で設定されていますが、変更されることがあります。

アリエク(AliExpress)せどりを全然おすすめしない8つの理由

ここまでアリエクせどりの特徴についてお伝えしました。

しかし、アリエクせどりは次のようなことがあり、儲けることが難しくあまりおすすめしません。

ライバルが多いから値崩れが発生しやすい

アリエクは中国の通販サイトとはいえ、Amazonや楽天と同じ感覚で仕入れができるので参入障壁が非常に低く、ライバルが多いです。

そのため、セール期間などでライバルが集中して同じような商品を仕入れるため、同じ商品がメルカリやAmazonに並ぶことになります。

多くの出品者が同じ商品を売っていて、優先的に購入されるには値下げしかありません。

ライバルが多いがゆえに、商品価格の値崩れが発生してしまうことになります。

アリエクは仕入れ値の安い商品が多いですが、販売価格が値崩れしては利益が出ません。

アリエクは電脳せどりの主要な仕入れ先の1つなので、ライバルが多いという点は注意してください。

常にリサーチを続けないと利益が安定しない

アリエクは、常に同じ商品を仕入れ続けたり、大量仕入れができたりするとは限りません。

利益が出た商品だからといってリピート仕入れしようとしても、すでに在庫がなくなっていることがあります。

また、アリエクは意外と「お一人様1点限り」と、1点しか仕入れられないようなことも多いです。

そうなると、同じ商品で長期的に利益を得続けることができないので、常にリサーチを続けないといけなくなってしまいます。

一時的には利益が出ていたが、ライバルとの過当競争で商品が値崩れして別の商品を探さないといけなくなることもあります。

中国輸入ビジネスでは、共通してリサーチ地獄で疲弊して挫折してしまう人が少なくない点は注意しましょう。

中国輸入物販は売れない•やめたくなる5つの理由とたった1つの解決策

アリババよりは商品価格が高い

アリエクの商品は安いのですが、アリババ(1688.com)に比べるとやや割高です。

アリババは、日本で言えばNETSEAや卸の達人のような卸仕入れサイトのようなもので、安く大量にまとめて仕入れができます。

アリエクはあくまでAmazonや楽天のようなECサイトなので、安さという点ではどうしてもアリババに負けます。

例えば、上図のワンピースは、アリエクではだいたい3,900～5,000円の間で販売されています。

しかし、アリババでは上図のようにだいたい33～140元、つまり700～3,000円くらいの間で販売されています(1人民元=21円で計算)。

アリババの場合、中国輸入代行手数料も加味して利益計算しないといけませんが、それでも大きな差です(アリエクでも送料や関税は考慮しないといけません)。

特に大量に仕入れるならアリババも同時並行でリサーチした方が安価な仕入れが可能になります。

アリエクは、日本の通販サイトより安いがアリババより高いという認識で利用するようにしましょう。

円安などの影響でそもそも利益商品が減っている

アリエクは、アリババより割高とはいえ、円安などの影響で以前よりは若干仕入れ値が上がってきており、利益商品が減ってきている印象です。

例えば、メルカリで販売されている、このスマホタブレットコントローラーは4,200円で販売されていますが、アリエクから購入した商品だそうです。

そこで、アリエクでいくらで販売されているかリサーチしてみると･･････

3,825円で販売されています。

関税や送料を考慮しないで利益計算しても･･････

販売価格4,200円－仕入れ値3,825円－メルカリ手数料420円(10％)=－45円

と赤字になってしまいます･･････。

もう1つメルカリで出品されている例を見てみると、こちらのミニスカートが3,111円で販売されています。

しかし、アリエクでは同じミニスカートが3,242円で販売されています。

言うまでもなく赤字になってしまいます。

もちろん、これらはあくまで一例であり、リサーチすればもっと価格差のある商品は見つかるでしょう。

ただ、以前のように価格差のある商品ばかりではなくなっている印象はあります。

中国の通販サイトだからといって、圧倒的な安い仕入れが可能とは限らないので粘り強く時間かけてリサーチしなければいけません。

以前よりリサーチ地獄に陥りやすくなっていると考えていいでしょう。

偽物や不良品が多くてアカウントリスクが高い

アリエクは、出品者によって偽物や不良品を送ってきたり、色やサイズ違いの商品を送ってきたりします。

特に日本でよく知られているキャラクターグッズやアイドル関連商品は、偽物の可能性がかなり高いです。

アリエク仕入れは、中国輸入代行業者がいるわけでないので、検品対応をしてくれるわけではありません。

そのため、自分でしっかり検品しないで出品してしまうとお客様のクレームになり、場合によっては販路のアカウント停止に至ります。

偽物や不良品を誤って仕入れたり販売したりすることのないように、次の点は徹底しなければいけません。

上記の対策をしても、100％偽物や不良品を防ぐことはできません。

アリエクせどりをしながら、常に偽物や不良品をつかまされるかビクビクするのは大きなストレスになります。

ちなみに、同じく中国の通販サイトで有名なSHEINも偽物や不良品がとても多く、問題になっているくらいなので注意してください。

SHEIN仕入れメルカリ転売をおすすめしない８つの理由

仕入れが大幅に遅れるか商品が届かない可能性がある

先ほどもお伝えしたように、アリエクは予定より大幅に仕入れが遅れたり、商品が届かなかったりするリスクがあります。

偽物や不良品の確認と同様に、出品者情報やレビューを確認しておく必要があります。

幸いにも、アリエクにはバイヤープロテクション制度があるので、もし商品が届きそうになければ返金を求めるようにしましょう。

輸入規制のある商品も含まれている

アリエクは中国の通販サイトであるため、食品衛生法や技適、PSE法、薬機法などの輸入規制には注意しなければいけません。

特に次のような商品は注意するようにしましょう。

アリエクせどりよりリサーチを続けなくても利益安定する物販がおすすめ

アリエクせどりも中国輸入ビジネスの一緒なので、ライバル過多で値崩れが起きやすく、しかも偽物や不良品のリスクが高いです。

常に儲かる商品を探すために日々長時間リサーチしなければいけないので、挫折してしまう方が少なくありません。

リサーチ地獄やクレーム、アカウントリスクから逃れるには、上図のようにせどりや転売ではなく、メーカーから商品を直接仕入れることがおすすめです。

メーカー仕入れとアリエクせどりの違いを示すと次の通りです。

まず、メーカー仕入れは同じ商品を販売するライバル出品者が出てこないように販売者を限定化して、価格競争を抑えることができます。

中国輸入にありがちな値崩れを起こすことがなくなりますし、商品の生産が続く限りはリピート仕入れが可能なので、月利が安定しやすくなります。

また、扱うのはメーカー保証のついた正規の新品ばかりなので、偽物や不良品をつかまされるリスクはほとんどありません。

万が一あったとしてもメーカー保証が付いているので、すぐにメーカーの方で対応してくれるので安心です。

詳細は、以下の動画をご覧ください。

メーカー仕入れに興味のある方は、動画でお話されている中西さんの書籍「マンガと図解でわかる！Amazon物販１年生の教科書」をご覧ください。

⇒⇒⇒マンガと図解でわかる！ Amazon物販１年生の教科書

最後に

以上、アリエクせどりについて解説しました。

アリエクスプレスは、誰でも仕入れができるので、アリババ同様にライバルがとても多いことと、偽物や不良品のリスクが高い点がどうしても難点です。

アリエクは使いやすい通販サイトではあるし、バイヤープロテクションというしっかりした制度はあるものの、仕入れ先としてはおすすめできません。

なお、中国輸入の通販サイトについては、以下の記事も参考にしてみてください。

中国輸入通販サイト20選！安く仕入れて利益を得るならどこ？

最後までご覧いただきありがとうございました。

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