
在庫処分の目安も知りたい。保管料は当然なんだけど、資金繰りも苦しくなるし
Amazon物販でFBAを利用すると発生する手数料には様々ありますが、在庫保管日数が長いと多くかかるのが保管料です。
出品前の利益計算の際はあまり想定しないところですが、過剰在庫があまり多くなると、保管料が利益を圧迫することになります。
Amazon物販でFBA利用はおすすめですが、その際は保管料がいくらかかっているのか把握しておかないと、在庫回転率も利益率も悪化します。
そのため、EC STARs Lab.では、
- 「売上」
- 「在庫」
- 「資金繰り」
といった帳簿の管理を徹底するようにアドバイスしています。実際に帳簿の管理を徹底することで売上・利益が飛躍的に向上した事例もあります。
そこで、今回はAmazon FBA出品の保管料の種類や確認方法を紹介し、無駄な保管料を削減して利益率を上げる方法を解説することにしました。
本記事の通りに保管料の種類を把握できるようになり、帳簿の管理を徹底すれば売上も利益も向上しますので、最後までご覧ください。

目次
Amazon FBA利用時に発生する4つの保管料

Amazon FBA利用時に発生する保管料とは、FBA倉庫に商品を預けると在庫スペースに比例して算出される費用のことです。
FBAにかかる保管料には、次の4つがあります。
| FBA在庫保管手数料 | FBA納品からお客様に発送するまでにかかる保管料 |
| FBA在庫保管追加手数料 | 保管スペースの使用比率によっては発生する保管料 |
| FBA長期在庫追加手数料 | FBA納品271日以上の保管で発生する長期保管料 |
| 低在庫レベル手数料 | 需要がある小型・標準サイズ商品の在庫が少ない場合にかかる保管料 |

具体的には、上図のイメージで、FBA在庫保管追加手数料やFBA長期在庫追加手数料は、FBA在庫保管手数料に加算して別途発生していきます。
そのため、在庫が回らず長期保管になるほど保管料が高額になっていきます。
FBA在庫保管手数料|必ず発生する月額保管料
FBA在庫保管手数料は、FBA倉庫に商品を納品してから商品をお客様に発送するまでにかかる保管料で、FBA利用していれば必ず発生します。
FBA在庫保管手数料は、以下の計算式で求められます。
FBA在庫保管手数料=月額基準金額×([商品サイズ(cm3)] /(10cm x 10cm x 10cm))x [保管日数] / [当月の日数]
計算式中にある月額基準金額は、以下のように定められており、特に10~12月は約1.8倍保管料が高くなる点に注意が必要です。
①服&ファッション小物、シューズ&バッグカテゴリー以外
| 在庫期間 | 小型/標準サイズ | 大型/特大型サイズ |
| 1~9月 | 5.676円 | 3.278円 |
| 10~12月 | 10.087円 | 6.984円 |
②服&ファッション小物、シューズ&バッグカテゴリー
| 在庫期間 | すべてのサイズ |
| 1~9月 | 3.100円 |
| 10~12月 | 5.500円 |
※Amazonセラーセントラル「在庫保管手数料」を元に作成
後述するように、1ヶ月分の在庫保管手数料はFBA料金シミュレーターで確認することができます。

FBA利用する場合は必ず発生する保管料の1つなので、特に大型サイズの商品は利益計算する際に把握しておきましょう
FBA在庫保管追加手数料
FBA在庫保管追加手数料は、その字のごとく上記の在庫保管手数料に追加して発生する保管料で、次の基準で算出されます。
在庫保管追加手数料は、売上高に対して過剰な在庫数を抱えている出品者に対して、その在庫保管コストをカバーするために適用されます。 追加手数料の金額は在庫保管スペースの使用比率に基づいています。これは、過去13週間における1日の平均在庫容積を、1日の平均出荷容積で割った比率です。
※Amazonセラーセントラル「在庫保管手数料」から抜粋
いまいちピンと来ないかもしれませんが、簡単に言うと次のようなことです。

売れない商品を倉庫にずっと置かれるとスペースが足りなくなるので、適正な量だけ納品してください。売上ペースに対して、FBA倉庫に在庫を預けすぎている場合は、さらに追加手数料を請求します
画像で表すと下図のイメージで、いかに「回転の良い商品を販売するか」が重要になります。

FBA在庫保管追加手数料は、在庫保管スペースの使用比率によって変わってきて、以下のような料金体系になります。
| 在庫保管スペースの使用比率 | 服&ファッション小物 シューズ&バッグ以外(小型/標準サイズ) | 服&ファッション小物 シューズ&バッグ以外(大型/特大型サイズ) | 服&ファッション小物 シューズ&バッグ以外 |
| 26週未満 | 0円 | 0円 | 0円 |
| 26~39週 | 1.462円 | 0.316円 | 0.817円 |
| 39~52週 | 3.997円 | 1.023円 | 3.645円 |
| 52週超 | 16.762円 | 3.842円 | 10.370円 |
※料金は10×10×10cmあたりの月額基準金額
※Amazonセラーセントラル「在庫保管手数料」を元に作成
在庫保管スペースの使用比率とは、過去13週間における1日の平均在庫容積を、1日の平均出荷容積で割った比率で、計算式で表すと次の通りです。
在庫保管スペースの使用比率=過去13週の1日の在庫容積/過去13週の1日の出荷容積/週7日間
在庫保管スペースの使用比率が意味しているのは、「今の販売ペースだと、FBA倉庫にある在庫をすべて売り切るまでに何週間かかるか」ということで、単位は「週」になります。
上表のように、在庫保管スペースの使用比率が26週(約半年)を超えると在庫保管追加手数料がかかってきます。
在庫保管スペースの使用比率は、あくまで在庫の回転を図る指標であり、FBA納品後26週を超えるまでは在庫保管追加手数料が発生しないという意味ではありません。
早ければFBA納品して1ヶ月後には発生している可能性もあるので注意してください。
なお、以下の出品者には在庫保管追加手数料は発生せず、在庫保管手数料のみが適用されます。
- 大口出品者であり、在庫保管スペースの使用比率が26週以下の出品者
- 新規出品者(過去52週未満の間にはじめて在庫をAmazonに納品した出品者)
- 小口出品アカウントを持つ出品者
- 1日の平均在庫容積が0.71立方メートル未満の出品者
FBA長期在庫追加手数料|271日以上の保管で発生する保管料
FBA長期在庫追加手数料は、保管期間が271日(約9ヶ月)を経過した商品に対して発生する保管料です。
| 保管期間 | 10×10×10cmあたりの長期在庫追加手数料 |
| 271~300日 | 16.662円 |
| 301~330日 | 17.475円 |
| 331~365日 | 18.085円 |
| 366日~ | 34.239円 |
| 366日以上の最小追加料金 | 20円 |
FBA長期在庫追加手数料は、在庫保管期間が延びるほど高額になっていきます。
FBA長期在庫追加手数料は、毎月15日の在庫一掃チェック時に該当する商品にかかってきます(271日以上経過しても毎月15日より前に販売、もしくは返送、破棄すれば発生しない)。
出品して想定通り売れる商品であれば気にする必要のない保管料ですが、271日以上経つとFBA在庫保管手数料に加えて発生します。
上表に示す通り、特に1年以上在庫に保管している商品の保管料の負担は、かなり大きくなるので注意してください。
【参考】低在庫レベル手数料|需要がある小型・標準サイズ商品の在庫が少ない場合にかかる手数料
低在庫レベル手数料は、商品の需要に対して在庫が少ない小型・標準サイズの商品に適用される手数料です。
低在庫レベル手数料の特徴は、在庫が多い場合にかかる保管料ではなく、在庫が少ない場合にかかるという点です。
販売点数に対して出品者の在庫が少ないと、Amazonネットワーク全体における商品の分配機能に支障をきたすほか、配送スピードの低下や配送コストの増加につながります。
※Amazonセラーセントラル「低在庫レベル手数料」より抜粋
とのことですが、在庫が多いのではなく、少ない場合に発生する手数料というのが、あまり釈然としませんね、、、
低在庫レベル手数料は、長期(直近90日間)、短期(直近30日間)で算出された過去在庫日数が14日未満のときに発生します。
過去在庫日数とは、「この販売ペースで在庫が何日もつか」を示す数字で、次の計算式で計算されます。
過去在庫日数=1日の平均在庫数/1日の平均出荷数
しかし、過去在庫日数が14日未満であっても、次の商品や出品者に対しては、低在庫レベル手数料は発生しません。
- 大型/特大型サイズの商品。
- 過去30日間に販売履歴のない商品。
- 新規大口出品者(最初の在庫受領日から365日間)。
- FBAを新規に利用する親商品(最初の在庫受領日から180日間)。この特典を受けるには、出品者はFBA新商品特典プログラムに登録する必要があります。対象となる出品者や商品など、詳細については、FBA新商品特典プログラムをご覧ください。
- 過去7日間の販売点数が20点未満の商品。
※Amazonセラーセントラル「低在庫レベル手数料」より抜粋
2026年現在、低在庫レベル手数料の料金表については次の通りです。
| サイズ区分 | 寸法 | 重量 | 低在庫レベル手数料 | ||
| 過去在庫日数0~7日 | 過去在庫日数8~14日 | ||||
| 小型 | 25㎝×18㎝×2㎝以下 | 250g以下 | 9円 | 5円 | |
| 標準 | 1 | 35㎝×30㎝×3.3㎝以下 | 1㎏以下 | ||
| 2 | 20㎝以下 | 2㎏以下 | 22円 | 7円 | |
| 3 | 30㎝以下 | ||||
| 4 | 40㎝以下 | ||||
| 5 | 50㎝以下 | ||||
| 6 | 60㎝以下 | ||||
| 7 | 80㎝以下 | 5㎏以下 | |||
| 8 | 100㎝以下 | 9㎏以下 | 30円 | 8円 | |
低在庫レベル手数料がかからないようにするためには、商品の在庫を増やすことが必要になりますが、だからといって無理な仕入れは禁物です。
低在庫レベル手数料がかかるよりも、資金繰りが悪化したり、FBA在庫保管手数料などが無駄にかかったりする方がリスクです。
低在庫レベル手数料はあまり意識せず、適正な仕入れをするようにしましょう。
【図解】セラーセントラルで各FBA保管料や対象を確認する方法

各々の保管料について必要なことを確認する方法について解説します。
保管料は、最初の利益計算時にはあまり考慮しないですが、気付くと案外大きな負担になっていることがあるので、定期的に確認するようにしてください。
具体的には、各保管料については、以下のことを確認するようにしましょう。
各FBA保管料の月額請求額の確認方法
月次のFBA在庫保管手数料、FBA在庫保管追加手数料、FBA長期在庫追加手数料については、セラーセントラルの画面で以下のように確認できます。
①セラーセントラルのページで「レポート」⇒「フルフィルメント」

②「支払い/ペイメント」で確認したい各保管料のレポートを閲覧する

確認したい項目を選んでダウンロードすることも可能です。
在庫保管スペースの使用比率を確認する方法

FBA在庫保管追加手数料で大きく関わる在庫保管スペースの使用比率については、上図のように「在庫⇒ダッシュボード」で確認することが可能です。
FBA長期在庫追加手数料の対象商品の確認方法
FBA長期在庫追加手数料の対象商品については、以下のようにして調べることができます。
在庫処分の参考にしてください。
①セラーセントラルのページで「レポート」⇒「フルフィルメント」
②「返送/所有権の放棄」⇒「返送推奨レポート」

③「271~365日が経過した販売可能な在庫」「365日以上が経過した販売可能な在庫」でFBA長期在庫追加手数料の在庫を確認できる

最低在庫レベルを確認する方法
最低在庫レベルは、低在庫レベル手数料が発生するリスクを確認するために必要な指標になります。
最低在庫レベルは、次のように確認していきます。
①セラーセントラルのページで、「在庫」⇒「FBA在庫管理」を選択する

②「在庫健全性レポートステータスと推奨事項」を確認する

最低在庫レベルは低在庫レベル手数料を決定するものではなく、あくまで参考情報ですが、気になる場合は確認しておくといいでしょう。
詳細は、Amazonセラーセントラル「最低在庫レベルの概要」を確認してください。
無駄なFBA保管料がかからないための4つの方法

余剰在庫で保管料の負担が大きい場合は、以下の手順に従って対策を取って無駄な保管料を下げましょう。
しかし、在庫処分で保管料を下げるのは最終手段です。カートボックスの獲得率の改善などあらゆる手を講じても売れない商品について行うようにしてください。
271日(9ヶ月)以上売れない商品は積極的に処分する
出品して271日(9ヶ月)以上売れない商品は、通常のFBA在庫保管手数料に加えてFBA長期在庫追加手数料がかかるので保管料負担が大きくなります。
そのため271日以上売れない在庫については、Amazon内で価格を下げて売り切るか、返送・所有権の放棄を依頼して積極的に処分することをおすすめします。
上記の通り、特に1年以上売れていない商品については、長期在庫保管手数料の負担はかなり大きくなるので注意してください。
1ヶ月以上売れない商品は利益率や資金繰りから判断する
通常のFBA在庫保管手数料は、商品サイズや保管日数、在庫の商品点数によっては保管料負担が大きくなります。
また、回転の悪い商品が多いと、保管料の負担以前に資金繰りも苦しくなってしまいます。
さらに、余剰在庫数の増加やFBA販売率の低下につながるので、在庫パフォーマンスの悪化にもつながってしまいます。
1ヶ月以上在庫の残っている商品については、該当商品の販売個数を確認して、想定以上の余剰在庫であれば在庫処分の検討が必要です。
特に季節外れの商品や流行を過ぎた商品、ライバル過多で対策が難しい商品については、早めの在庫処分を検討しましょう。
【在庫処分①】Amazon内で価格を下げて売り切る
上記の手順に従って、在庫処分が必要と判断した商品については、まずはAmazon内で価格を下げて売り切ります。
安易に価格を下げることは絶対におすすめしませんが、保管料や資金繰りの観点でやむを得ず在庫処分しないといけない場合は、まずはAmazon内で売り切りましょう。
ただし、多くのライバルセラーはプライスターなどの価格追従ツールで、すぐに販売価格を合わせてくるため、価格崩壊が起きやすくなる点は注意してください。
【在庫処分②】商品を返送して他販路で売り切る
Amazon内で価格を下げても商品の在庫をさばけない場合は、返送・所有権の放棄をしてメルカリやヤフオクなどの他販路で売り切りましょう。
ただ、この場合でも赤字になる覚悟は必要です。
ネガティブな理由にはなりますが、在庫処分の観点でメルカリやラクマ、ヤフオクなどのアカウントを持っておくといいでしょう。
なお、商品を返送する場合にも、返送・所有権の放棄手数料がかかりますが、かなり安価です。
Amazonに商品の返送・所有権の放棄の手数料、依頼方法については、以下の記事の2.2~2.4を参考にしてください。
管理帳簿で余剰在庫、資金繰りを改善

FBAの余剰在庫による保管料に悩む方から相談を受けると、
- 「売上」
- 「在庫」
- 「資金繰り」
をしっかり把握していないケースが多いです。
そのため、FBAの保管料以前に各月の売上・利益、仕入れ原価なども適正に管理できていないので、常に資金繰りが苦しくなりがちです。
私のコンサルでは、「売上」「在庫」「資金繰り」といった数値を適正に管理してAmazon物販を行うように強く推奨しています。
Amazon物販を実践すると実感しますが、物販は数字が命です。
そこで、私やコンサル生が実際に使っている管理帳簿と、実際の使い方を紹介しますので、活用してください。
「神の管理帳簿」をプレゼント
ということで、早速ですが、私やコンサル生が使用している実際の管理帳簿をお送りします。
⇒⇒神の管理帳簿
このスプレッドシートは「閲覧のみ」でそのままでは使えないので、Excelなどでダウンロードして活用してください。
この管理帳簿は、元公認会計士の恩師からいただいたものですが、「仕入表」「在庫表」「売上表」の3つで構成されているので、キャッシュフローの流れが見えやすくなっています。
保管料や利益計算に限らず、キャッシュフローの流れが見えると不安なく物販ビジネスができますし、数字を逆算して目標設定ができますので、ぜひ活用してください。
あまりに便利で手放せなくなっているので、私は「神の管理帳簿だ!」と叫んでいるくらいです。
特に物販初心者の方で、扱う商品数が増えてきたら必ず管理帳簿を付けるようにしてください。
不良在庫などが見える化できることで、具体的な対処法もわかってきます。
管理帳簿の具体的な活用方法は、以下の動画をご覧になってください。
余裕があれば、以下の記事もご覧になって、適正在庫適正販売を目指してください。
そうすれば、余剰在庫に悩まされることはほとんどなくなるでしょう。
ざっくりではなく明確に資金繰りを把握すること
Amazon物販ビジネスでは、「月の売上が〇〇万円くらい、利益率が〇〇%だから利益はこれくらい」という大事なことを、ざっくりした感覚でしかやっていない方が多いです。
しかし、これでは適正な在庫管理ができなくなり、資金繰りが苦しくなり、しかも保管料など余計な費用負担が増えます。
また資金繰りが把握できないと精神的にも不安になるので、必要以上に仕入れを躊躇して機会損失することになりかねません。
逆に、数値を明確に把握しないままだと、売れない商品の仕入れを過剰に行ってしまい、余剰在庫を増やしてしまう可能性もあります。
しかし、私やコンサル生もしっかり管理帳簿を付けることで、適正な仕入れができるようになったので、仕入れが怖くなくなりました。
月利100~200万円に到達できるようになったのも、仕入れ量を判断できるようになったからだと思います。
管理帳簿を活用して売上・利益が飛躍的に向上した事例
管理帳簿で物販に必要な在庫、売上、利益、資金繰りといった数値を見直して、売上や利益が飛躍的に向上した事例があります。
O.J.さんもそのなかの1人で、最初から多額の資金を用意できなくても、在庫や資金繰りをしっかり管理すれば、いずれ確実に成果は飛躍します。
資金が最初から用意できる人であれば早いスピードで売上・利益を出すことができますが、逆に資金力だけに頼ると失敗した際のリスクも大きくなります。
そのため、在庫、売上、資金繰りを徹底的に管理しながら月利を増やしていくのが確実です。
詳しいことは、以下の記事をご覧ください。
FBA保管料で注意した方がいい商品の3つの特徴と対策

ここで、保管料で注意した方がいい商品の特徴と対策について解説します。
実際に商品を仕入れる前に確認するようにしてください。
- 大型商品
- カートボックスが獲得できない商品
- トレンドの影響を受ける商品
大型商品は優先的に在庫処分を検討する
保管料で注意した方がいい商品は、何といっても大型サイズの商品です。
大型サイズの商品は、高額商品であることも多く、利益を取りやすいため扱っている方が多いです。
しかし、大型サイズは送料、FBA配送代行手数料に加えて、各保管料の負担が大きくなりがちです。
具体的にはAmazonのサイズ区分で大型もしくは特大型に分類される商品は各保管料の負担が大きくなる傾向にあります。
保管料に悩まされるケースの多くは、大型商品の余剰在庫が増えてきた場合です。
大型サイズの商品で、カート獲得率が減ったなどの理由でだんだんと売れなくなっている商品については注意して保管料を確認し、優先的に在庫処分しましょう。
カートボックスが獲得できない商品はカート獲得率改善を目指す
カートボックスの獲得率は商品の売れ行きや余剰在庫に大きな影響を与えます。
ライバルのFBAセラーの数や商品の売れ行きで仕入れ判断をしても、出品後のライバル増加やAmazon本体の参入などで想定よりもカートが取れなくなることはあります。
ただ、カートの獲得率については改善できる場合があります。
後述する在庫処分で保管料を下げる前に、カート獲得率改善を図り、想定している販売数を達成できるように努めましょう。
具体的には、カート獲得率が低い要因別に以下の対策を取るようにします。
| Amazon本体の参入 | せどり・転売では在庫処分を検討。メーカー仕入れの場合は取引メーカーに連絡し、Amazonの出品を取り下げてもらうように交渉する。 |
| ライバルのFBAセラーの急増 | せどり・転売では在庫処分を検討。メーカー仕入れの場合は取引メーカーに連絡し、販売者の限定化を交渉する。 |
| マケプレプライムの自社出荷出品者の参入 | FBA出荷だけでなく、マケプレプライム出品者も考慮して仕入れ数を判断する。 |
| 最安値になっていない | Amazonポイントを含めて他の出品者と販売価格を合わせる |
| ストア評価数が少ない、もしくは悪い評価が多い | 高いストア評価数を上げるように努める |
| 原因不明 | Amazonに直接問い合わせる |
詳細は、以下の記事をご覧ください。
トレンドの影響を受ける商品は売れ行きの推移を確認する
もう1つ注意しないといけないのが、トレンドの影響を受けて、需要の季節変動が大きい商品です。
トレンドの影響を受けやすい商品は、販売するタイミングを逃すと想定よりも売れなくなることが多くなります。
例えば本格的に冬が始まる前にマフラーやコートを仕入れたが、暖かくなるまで売れなかったような場合です。
夏に向けてマフラーやコートが売れるとは少し考えにくいですよね。
商品リサーチする際は、Keepaなどを活用して長いスパンで商品の売れ行きを確認してください。Keepaでは長い期間でランキングや価格の推移を確認することができます。

また、一過性の流行についても注意してください。
一時期のコロナ禍のマスクのように、今は人気が爆発していても、今後収束する可能性はあります。

もちろん、流行の商品を扱うのも利益が出やすいのでいいとは思いますが、流行が終わると余剰在庫のリスクが大きくなるので、仕入れ判断は注意してください。
安定的な仕入れをしたい場合は、あまりトレンドの影響を受けない商品を扱うのがおすすめです。
出品前にFBA料金シミュレーターでFBA保管料を確認する方法

商品を仕入れる前に、FBA料金シミュレーターで大まかな利益計算するのはAmazon物販では重要なことです。
在庫保管日数に比例する保管料については、商品仕入れ前の段階では正確に読めないですが、最低でも出品後1ヶ月分の保管料については考慮して利益計算しましょう。
FBA料金シミュレーターでは、1ヶ月分のFBA在庫保管手数料を考慮して利益計算することができるので、活用するようにしてください。
①対象商品のASINや商品名を入力する

②1ヶ月分のFBA在庫保管手数料が算出され、他に発生する手数料と合算して利益率が計算される

FBA在庫保管手数料は、他の2つの保管料に比べれば安いですが、1ヶ月以上売れ残った商品は、FBA料金シミュレーターで算出した利益率より悪化することになります。
資金繰りの悪化や在庫パフォーマンスの低下にもつながるので注意してください。
最後に
以上、FBA保管料の種類や確認方法、無駄な保管料を削減するための対策などについて解説しました。
FBA在庫の保管料については、放っておくと案外大きく膨れ上がることがありますし、資金繰りの悪化にもつながります。
特に271日以上売れない商品はFBA長期在庫追加手数料が発生することになるので、売れる見込みのない商品は思い切って在庫処分する判断も大切なことがあります。
なお、保管料に限らず、FBAに関する手数料全般については、以下の記事で詳しくお伝えしていますので併せてご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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過剰在庫が多くなってきたので保管料が気になるなあ。でもどうやって確認すればいいのかな?