
禁止ワードって、決まったワードだけじゃないの?
Amazonから突然届く「出品停止」の通知...焦りますよね。
それも「不適切な表現が確認できたため・・・」とだけ記載されていて、どこがダメなのかもわからない。
こういった商品情報の修正を要請する通知は、出品して普通に販売できていたはずの商品でも、突然届くことは少なくありません。
このいきなりくる商品情報の修正の原因には、Amazonでは容認されない「禁止ワード」が含まれている事がほとんどです。
そこで、このAmazon禁止ワードの内容について、微妙な表現などから抵触するものまで、分かりやすく解説いたします。
Amazonからの通知で、訳が分からないまま出品停止に強いられている方は、是非ご覧になってください。

目次
Amazon禁止ワードとは?|違反になりやすい5つのポイント

Amazon禁止ワードとは、特定のワードに限らない、使ってはいけない表現や言い回しなど、使用すべきでない文言全般のことです。

Amazon公式ページの「禁止ワード」として表記してあるものだけでなく、違反と見なされる内容も合わせて解説しますね!
「禁止ワード」と見なされる内容として、以下の5つに分類して解説いたします。
法律に基づいた規定から、誤解を招く言い回しなど多岐にわたりますので、一つずつ解説いたします。
【禁止ワード①】法律に抵触する表記
Amazon禁止ワードで一番気を付けなければならないのは、法律に抵触する内容です。
Amazon出品で影響する可能性のある法律としては、「薬機法」と「知的財産権」と「景品表示法」の3つです。
なかでも「薬機法」は、扱う商品によっては最も抵触する可能性が高い法律です。

物販始めたての頃に取り組んだ、新規出品商品のメーカーの方に「薬機法」についてのアドバイスを頂き、難を逃れました ^ ^;
「薬機法」に関わる各国の商品が簡単に入手できる現在では、トラブルの発生率が高く、健康に直結する商品であることから年々規制が強化されています。
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(薬機法)
第十章 医薬品等の広告
(誇大広告等)
第六十六条 何人も、医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器又は再生医療等製品の名称、製造方法、効能、効果又は性能に関して、明示的であると暗示的であるとを問わず、虚偽又は誇大な記事を広告し、記述し、又は流布してはならない。以下略
つまり、購入者の誤認を招く広告表現を禁止する、といった内容です。
この「薬機法」の対象は薬品のみと思われがちですが、実際には、健康食品・サプリメント・化粧品も対象になりますので注意が必要です。
次に抵触する可能性が高いものは「知的財産権」の侵害となる表記です。
知的財産権の違反で多いのは「商標権」と「著作権」と「特許権」の侵害です。
| 商標権侵害(商標の無断使用) | ・有名ブランド、他社の商標を無断使用 ・メーカー純正品と虚偽の説明 |
| 著作権侵害(著作物の無断使用) | ・メーカー公式サイトの画像の無断転載 ・他セラーの商品説明文をコピペ |
| 特許権侵害(技術的構造や機能の権利侵害) | ・特許権取得済商品の模倣品販売 |
万が一出来心で違法行為を行った場合は、3年以下の懲役または300万円以下の罰金となる可能性がある、ということは覚えておきましょう。(⇒特許庁 知的財産権と刑事罰を参照)
上記の違反は権利者からの通報される場合が多く、安易な判断での使用は取り返しのつかない結果につながります。
販売商品が正規品であることと、それが証明できる書類が用意できる状況でなければ、違反とみなされた際に対処できません。
次に抵触するものとして注意が必要なのは「景品表示法」です。
「景品表示法」については、消費者庁により以下のように定められています。
不当景品類及び不当表示防止法
(不当な表示の禁止)
第五条 事業者は、事故の供給する商品または役職の取引について、次の各号のいずれかに該当する表示をしてはならない。
一 商品または役職の品質、規格その他の内容について、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示し、又は事実に相違して当該事業者と同種若しくは類似の商品若しくは役務を供給している他の事業者に係るものよりも取引の相方に著しく有利であると一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められるもの以下略
つまり、誇張表現や事実に反する内容表示等の禁止する、といった内容です。
具体的な内容としては大きく分けて3つあります。
医薬品に関連した商品の場合は、薬機法違反に発展する可能性があります。
どの法律も違反とみなされた際の罰則については、業務停止命令のほか、課徴金納付命令、刑事罰といった重いペナルティーを受ける可能性があります。

商品ページ削除だけなら、また出品すればいっか
といった安易な考えでの出品は危険です。
まずは、法律に抵触する内容になっていないかを最優先に確認し、疑わしい場合は削除または修正をしましょう。
【禁止ワード②】疾病に関する禁止された商品広告・宣伝
法律での規制だけでなくAmazonでも、医薬品関連の効能効果を謳う誇大広告や宣伝文言については明確に禁止しています。
特に食品や栄養補助食品(サプリメント)、健康に関する雑貨などにおいては、商品名や説明文に使用できないワードや表現などを具体的に掲載しています。

病名よりも、使用する可能性の高い症状や効能効果についての内容を、重点的にチェックしましょう。
かなり数が多いので、疾患・傷病名と症状・効能効果を色別してみましたので、間違えて使用していないかチェックしてみましょう。
- がん/癌
- 類がん/類癌
- クラミジア
- サイトメガロウイルス(CMV)
- ヒトパピローマウイルス(HPV)
- 淋病(ザ・クラップ)
- 肝炎(A型、B型およびC型)
- 単純ヘルペスウイルス1および2(HSV1およびHSV2)
- ヒト免疫不全ウイルス(HIV)
- 後天性免疫不全症候群(AIDS)
- 性器クラミジア感染症(LGV)
- 単核球症(MONO)
- マイコプラズマ・ジェニタリウム
- 非淋菌性尿毒症(NGU)
- 骨盤内炎症疾患(PID)
- 毛ジラミ(Crabs)
- 疥癬
- 梅毒
- トリコモナス症(Trich)
- 肝疾患
- 多発性硬化症
- 腎硬化症、腎臓病
- アルツハイマー病
- 認知症
- 心臓発作、脳卒中
- パーキンソン病
- 糖尿病、糖尿病性ニューロパシー
- 流感
- インフルエンザ
- 髄膜炎
- 緑内障
- 白内障
- 注意欠陥・多動性障害(別名ADDまたはADHD)
- 脳震盪
- 外傷性脳損傷(TBI)
- 抗菌
- 抗真菌
- 腫瘍
- 季節性情動障害(SAD)
- うつ病
- 嚢胞性線維症
- ホジキンリンパ腫
- ループス
- 筋ジストロフィー
- 多発性硬化症
- ALS(筋萎縮性側索硬化症、またはルーゲーリック病)
- 痛風
- クローン病
- セリアック病
- てんかん
- けいれん発作
- 肥満
- 自閉症
- 精力増強、性的機能
- バストアップ
- 心臓病、心疾患
- 記憶力向上
- 動脈硬化
- 血圧、血栓、血糖
- 老化、アンチエイジング、若返り
- メタボリックシンドローム、成人病、生活習慣病
- 滋養強壮
- 花粉症
- 便秘
- 骨粗しょう症
- アトピー性皮膚炎
- コレステロール
- リウマチ
- 関節痛
- 精神疾患
- 泌尿器疾患
- 鎮静、鎮痛
- 妊娠、不妊
- アレルギー
- 更年期障害
- ホルモン分泌
- 免疫力
- かぶれ、湿疹、かゆみ
- くしゃみ、せき、風邪
- ダイエット、瘦身
- デトックス、毒素排出
- ニキビ、吹き出物
- 腰痛、肩こり、首痛
- 貧血
- 二日酔い
- 筋肉増強
- 血液サラサラ
- 血行、血流
- 抗酸化
- 虫歯、歯周病、歯肉炎
- 視力、聴力
- 傷痕
- 新陳代謝
- 睡眠障害、不眠症
- 体質改善
- 育毛、発毛
- 抑毛
- むくみ
- いびき
- 外反母趾
- 睡眠時無呼吸症候群(SAS)
- 殺菌
- 特定の菌、ウイルスに対する効果
- 疲労回復
上記の内容は「一例」と記載されていますので、こちら以外の文言については問題ないとは言い切れません。
【禁止ワード③】ガイドラインに反した商品名の表記
Amazon禁止ワードとして「商品名」に使用できない文字や要件があります。
どこが違反しているのか見当がつかない場合は、まず「商品名」からチェックしましょう。
ちなみに、赤字の要件は2025年1月21日に追加された最新の内容です。

Amazonは現時点で指摘されていない商品名へも、上記の内容に更新することをおすすめしています ^ ^;
「商品名」だけでも結構要件が多く、かなり細かい条件がありますので、上記のガイドラインには目を通しておきましょう。
【禁止ワード④】ガイドラインに反した商品仕様の表記
Amazon禁止ワードとして「商品名」に不備がない場合は、「商品仕様」の要件をチェックしましょう。
「商品仕様」にも使用できない文字や要件があります。
さらに、商品名と同じく細かい要件もありますので、こちらも確認しておきましょう。

Amazonの禁止ワードばかりに注目して、ガイドラインに沿っていなかった、ということも少なくありません。
記載内容以外でも、誤解を招く内容と判断された場合は規制対象とみなされますので、言い回しや表現には充分注意しましょう。
【禁止ワード⑤】レビュー投稿を促す表記
Amazon禁止ワードとして、レビューのお願いや誘導の内容の記載は、違反行為として禁止されています。
購入者の商品レビューポリシー
Amazonには、カスタマーレビューの信頼性の保護を目的とする特定のポリシーがあります。Amazonでは出品者に対して、これらのポリシーの遵守と、規約違反に気付いた場合の報告をお願いしています。以下のリンクから、Amazonポリシーのページを確認できます。なお、Amazonポリシーでは、カスタマーレビューのいかなる違反に対しても例外を認めません。カスタマーレビューの意図的な操作が検知された場合、Amazonが直ちに講じる措置には以下が含まれますが、これに限定されません。
・Amazon出品権限の即時かつ永久的な取り下げ、および売上金の支払い留保。
・商品のレビューすべてを削除、および今後のレビューや評価の受信制限。
・Amazonの出品からの永久的な削除。
・出品者に対する法的措置(訴訟、および民事ならびに刑事事件執行当局への照会など)。
・出品者の名前およびその他関連情報の公開。
ご存じの方も多いと思いますが、レビューに関する厳しい姿勢は尋常ではありません。

商品ページにレビュー投稿いただいた方にクーポンを進呈します!
といった内容を軽い気持ちで記載した場合でも、想像以上に重いペナルティが課せられる可能性があるということです。
何も知らずに取り返しのつかないことにならないよう、レビューについてもAmazon禁止ワードとして、留意しておきましょう。
Amazon禁止ワードと修正文言の具体例一覧

ここからは、Amazonが禁止ワードと見なされる内容について、具体的な修正例をご紹介します。
似たようなNG例が無いかご参考にしてみてください。
| NG例 | OK言い換え例 |
| ウイルスを100%殺菌 | 身の回りを清潔に保つ製品です |
| シミが完全に消えます | メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぎます |
| 最安値保証! | お求めやすい価格設定を目指しています |
| このサプリで血圧が改善します | 毎日の健康維持をサポートする栄養成分配合 |
| シワが消える美容液 | 乾燥による小じわを目立たなくする(実証要) |
| 3日間で効果を実感! | 継続的なご使用をおすすめします |
| 疲労回復に効く! | 日々の元気をサポートします |
| 絶対に後悔しません | 多くのお客様から喜ばれています |
| 他社商品は危険です | 本製品は○○基準に基づき製造しています |
どれも微妙な表現の違いに感じますが、この差が大きく影響します。

シワが消えるって、本当に?欲しい!!!
といった誤解を招くだけでなく、実際に改善しなかった際には逆に悪い評価につながり、出品者にとってもいいことはありません。
Amazonの禁止ワードにしないポイントとしては、「効果を断言しない」「根拠のないことは表記しない」ことが安全設計の基本と考えましょう。
Amazon禁止ワード発覚から再審査までの5つの手順

ここからはAmazonから通知が届き、再審査を申請するまでの申請手順についてお伝えします。
下記の5つの手順に従って行ってください。
①Amazonより通知受信したらまずASINを確認する。
まずはAmazonから届いたメールで、削除または出品停止されたASINを確認します。
②該当ASINの修正箇所を検索します。
セラーセントラルの左上三本メニューの「在庫」→「全在庫の管理」をクリックし、該当ASINの「右端の3点」→「出品情報の編集」をクリックし、修正すべき箇所を探し修正します。(1・2章の内容を参考に)

③現状「修正箇所を発見→修正した」または「修正箇所が分からない」どちらの場合もテクニカルサポートセンターに連絡します。
※「該当ASIN」「これまでの経緯」「修正箇所の前・後の詳細」「再販開始などの対処希望内容」は事前に準備しておきましょう。




準備した情報を入力しします。↓

⑤テクサポへの相談方法は「電話」「メール」「チャット」いずれかを選択し、修正箇所について申請または相談します。審査が通らない場合は、再度テクサポへ相談しながら③~④の作業を繰り返します。
どの段階においても、行き詰ったらテクサポに相談しましょう。より細かい情報を提供することで、的確なアドバイスをもらうことができます。
最後に
ここまでAmazon禁止ワードについて、その内容や対処法についてお伝えしました。
販売競争が激しいAmazonで打ち勝つための手段として、商品情報の訴求力は大切な鍵であることは間違いありません。
しかし、購入者からの信頼、Amazonからの信頼なくしては継続も難しく、稼ぎ続けることはできません。
Amazonでのルールや仕組みをより深く理解して、想定外のハプニングにも柔軟に対応し、快適に継続していきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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Amazonから出品停止の通知が来てるけど、不適切な表現ってなんのこと?