Amazonで買い物をしているときに、頻繁に目にするマークの1つが「プライムマーク」です。

商品ページをよく確認してみると、同じ商品でも、プライムマークが付いている出品者と、そうでない出品者がいることがわかります。
Amazon物販の出品者は、プライムマークが付いているかどうかがとても重要になってきます。
そこで、今回はAmazon物販の出品者に向けて、プライムマークとは何かを詳しくお伝えします。
特にAmazon物販初心者の方は、最後までご覧ください。

目次
Amazonプライムマークとは?

Amazonのプライムマークは、「消費者がAmazonプライム配送特典を利用できる」ということを証明するマークです。
配送特典とは、具体的には、消費者がお急ぎ便、当日お急ぎ便、お届け日指定便を無料で利用できるということです。
また、通常配送については、3,500円以下の買い物でも送料が無料になります。
Amazonプライム会員は、対象商品のお急ぎ便、お届け日時指定便を無料でご利用いただけます(エクスプレスマートでご利用可能な当日配送を除く)。
※Amazon公式サイト「Amazonプライムについて」より抜粋
一般会員 | プライム会員 | |
通常配送 | 3,500円未満で460~550円、3,500円以上で無料 | 無料 |
お急ぎ便 | 510~550円 | 無料 |
当日お急ぎ便 | 610~650円 | 無料 |
お届け日指定 | 510~550円 | 無料 |
上記のことから、プライム会員は、基本的にプライムマークが付いている出品者から商品を購入し、送料が無料にならない出品者を避けます。
つまり、プライムマークが付いている出品者の方が、選ばれやすいということは間違いありません。
この事実は、Amazon物販ではとても重要になります。
出品者にとってのAmazonプライムマークが付く2つの大きなメリット

出品者にとってのAmazonプライムマークが付くメリットは、主に次の2つがあります。
Amazon物販に取り組む際は、プライムマークが付く出品者になることがとても重要です。
必ず押さえておくようにしてください。
プライムマークがない出品者より高価格でもカートボックスを獲りやすい
基本的にプライムマークが付いている出品者は、カートボックスを獲りやすくなります。

カートボックスとは、上図の「カートに入れる」「今すぐ買う」ボタンのことで、ほとんどの消費者が、このボタン経由で買い物をします。
つまり、Amazon物販では、いかに自分がカートボックスを獲得するかが重要になります。
そして、プライムマークが付いていることは、カートボックスの獲得条件の1つです。
「地球上で最もお客様を大切にする企業」という企業理念を持つAmazonの立場で考えると、消費者にとってメリットのある出品者を選ぶことは当然のことです。
もちろん、他の出品者より最安値で設定していることも、重要なカートボックス獲得条件の1つです。
しかし、プライムマークが付いていないと、最安値で設定していても、カートボックスを獲りにくく、売上が伸びません。
一方で、プライムマークが付いていると、付いていない出品者より高値であってもカートボックスを獲得できるので、販売するうえで有利です。
例えば、プライムマーク付きで1,200円の商品が、マークなしで1,000円の最安値の商品よりもカート獲得率が高いといった現象は日常的に起こります。
カートボックスの仕組みや獲得条件については、以下の記事に詳しく解説しているので、Amazon物販に取り組むなら必ず押さえるようにしてください。
プライムマークがない出品者より選ばれやすくなる
プライム会員の消費者は、わざわざプライムマークのない出品者ではなく、送料が無料になるプライムマークのある出品者を選びます。
消費者が無料になった送料については、出品者が別途負うわけではないので、出品者にとってもメリットしかありません。
Amazonプライムマークが付く条件

出品者にとって、プライムマークが付くことはAmazon物販成功の原理原則と言っても良いくらい重要なことです。
プライムマークが付く条件は、次の通りです。
FBA発送していること

Amazon物販でFBAを利用していれば、自動的にプライムマークが付きます。
FBAは、Fulfillment By Amazonの略で、簡単に言えば、商品の保管・発送作業、カスタマー対応をすべてAmazonに委託できるサービスです。
FBAを利用していれば、出品者が行うことは、商品をAmazonの倉庫(FBA倉庫)にまとめて送ることだけで済みます。
後は、消費者が注文すれば、24時間365日対応で、FBA倉庫が発送対応してくれます。
つまり、FBA利用であれば、副業中の出品者であっても、お急ぎ便やお届け日指定便に問題なく対応できるので、プライムマークが付くのです。
特に大きな理由がなければ、Amazon物販に取り組むならFBA発送にすることが一番おすすめです。
Amazon物販を始めたばかりの方は、次の記事もご覧になり、必ずFBAについて理解しておいてください。
自己発送でマケプレプライムを利用していること
マケプレプライムとは、出品者が自己発送する商品にプライムマークが付けられるプログラムのことです。
しかし、マケプレプライムを利用できるようにするには、次のような厳しい条件があるのが実態です。
マケプレプライムの利用資格を維持するために、出品者はマケプレプライムの注文において、以下のパフォーマンス要件を直近7日間満たしている必要があります。
- 期日内配送率が96%以上。
- 追跡可能率が94%以上。
- キャンセル率が1%未満。
- プライム対象の配送パターンで、すべての標準サイズの商品を全国配送の対象とする。
- 週末出荷(祝日を除く、土曜日と日曜日を含んだ週7日間の出荷)。
- 標準サイズおよび大型サイズ商品に対する、翌日および翌々日の配送時間指標。
※Amazonセラーセントラル「マケプレプライムのパフォーマンス指標」より抜粋
かなり物流体制が整っていないと、上記の条件を満たすことは難しく、特に副業中の方は実質的に不可能です。
無在庫転売をしたり、返品リスクの高い高単価商品やFBA手数料負けリスクのある低単価商品を販売したりするのでなければ、基本はFBA発送にしましょう。
最後に
以上、Amazon物販の出品者が知っておくべき、プライムマークの基礎知識について解説しました。
Amazon物販では、プライムマークが付いているかどうかはかなり重要ですが、FBAを利用しているだけで条件を満たせます。
FBAを利用していれば商品保管、発送作業、カスタマー対応をすべて任せることができるので、Amazon物販に取り組むなら極力FBAを利用しましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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