DCMは、全国に901店舗を構える、ガーデニング・園芸用品、DIY・工具、日用品、ペット用品、生活家電などを取扱う大手ホームセンターです。
かつてはDCMカーマ、DCMダイキ、DCMホーマック、DCMサンワ、DCMくろがねやに店名が分かれていましたが、今はすべてDCMに統一されています。
ホームセンターせどりをしている方や、近くにDCMがある方は、DCMせどりに興味を持っている方も多いでしょう。
しかし、少し意外に思えるかもしれませんが、DCMはネットショップ(DCMオンライン)の規約で明確に転売を禁止しています。
また、DCMせどりをしても、正直利益が見込めるとも考えられず、おすすめはできません。
そこで、今回はDCMせどりをやめた方がいい理由について、詳細を解説します。

目次
DCMオンラインは規約で転売行為を禁止している

冒頭でもお伝えしている通り、DCMオンラインは、規約で転売行為を明確に禁止しています。
7.当社は以下の場合、当社の判断により売買契約を解除することができるものとします。
(中略)
・利用者の注文内容が営利目的および転売目的と判断された場合
※DCMオンライン「ご利用規約」より抜粋
あくまでDCMオンラインの規約ですが、企業としての方針が転売を認めていないことは間違いありません。
DCMの実店舗でも、せどり・転売は禁止されていると考えていいでしょう。
DCMせどりは儲からない!やめた方がいい5つの理由

DCMは、オンラインストアで転売行為を禁止しているものの、他店舗と比較して転売対策に力を入れていない印象があります。
しかし、転売禁止かどうかは別として、DCMせどりで儲けることはかなり難しいという特徴があります。

バレなければいいんだよ
という気持ちで、意に介さずDCMせどりに取り組んでも、利益を得られることはほとんどないでしょう。
DCMせどりをやめた方がいい理由についてお伝えします。
利益が出ない商品が多い
そもそもDCMには、利益が出ない商品が多いです。
実際にDCMオンラインで仕入れて、メルカリで出品する場合を想定してみます。

上記の電動ドライバーですが、DCMオンラインでは16,800円で販売されています。
やや蛇足ですが、電動ドライバーは、DIYの人気が高まっていることもあり、意外と需要が高い商品の1つです。
そのため、ホームセンターせどりでは、電動ドライバーをリサーチする人は少なくありません。
そこで、この電動ドライバーがメルカリでいくらで出品されていたか見てみます。

同じ商品が、すでにメルカリでは売り切れていましたが、販売価格は14,783円でした。
送料・手数料を考慮して利益計算をするまでもなく、明らかに赤字です。
もちろん、あくまで一例なので、もっとじっくり探せば利益商品は見つかるでしょう。
しかし、利益商品が少数派なのは間違いなく、かなり根気よくリサーチしないと見つかりません。
この時点で、DCMせどりはあまり効率の良い方法とは言えないでしょう。
特にプライベートブランドは利益が出ない

DCMは、プライベートブランド商品が多数ありますが、基本的にはリサーチ対象外と考えていいでしょう。

DCMブランド商品は、上図のように、パッケージに「DCMブランド」と書かれたロゴがあります。
様々なジャンルにDCMブランド商品がありますが、比較的安価な値段で販売されているので、仕入れても利益が出ません。

特にAmazonの場合は、DCMブランド商品のほとんどがDCMが独占販売しており、出品できないことが多いです。
出品しても取り下げを要請され、場合によっては商標権侵害でAmazonアカウント閉鎖の可能性もあるので注意してください。
セールやキャンペーン開催期間中はライバルが集中しやすい
DCMも、他の店舗と同様にセールやキャンペーンを行いますが、どうしても他のせどらーも同じことを考えているためライバルが集中しやすくなります。
なぜなら、決算セールや年末年始セール、サマーセールなど全国一律で行われるセールが多いからです。
全国のせどらーが同じタイミングでAmazonやメルカリで出品することになれば、価格競争が起こりやすくなります。
そうなると、当初見込んでいた利益は消え去り、赤字で売り切らないといけなくなることが少なくありません。
セール狙いはせどりの鉄板ですが、全国一律で行われるセールはライバルが集中しやすい点は注意しましょう。
「値下げしました」など割引商品はバーコードが読み取れないことが多い
DCMでは「値下げしました」などの値札が貼られている割引商品は、マジックで線を入れているなど、バーコードが読み取れなくなっていることが多いです。
これは、レジ係がバーコードを読み込まないようにするために行われていることですが、せどらーにとっては困った事態です。
場合によっては数字をマジックで消されていることもあり、リサーチができないということもあります。
常にリサーチを繰り返さないといけない
DCMせどりに限った話ではないですが、利益の出る商品を見つけて仕入れることができたとしても、次回も仕入れができるとは限りません。
在庫の入れ替えで商品がなくなっていることはよくありますし、価格も変わっていることが少なくありません。
特にセールで仕入れた商品は、セールが終われば利益が出ないので、その場限りの利益で終わってしまいます。
利益商品を継続的に仕入れることができないので、常に商品リサーチを繰り返さないといけなくなってしまいます。
DCMせどりよりメーカー仕入れの方がおすすめ

DCMせどりは、規約違反であることに加えて、稼ぐことも難しいので、やめた方がいいでしょう。
DCMせどりに取り組むのであれば、至極真っ当で、しかも長期的にコツコツと利益を積み上げることができる物販ビジネスに取り組むといいでしょう。
ただ、実店舗やネットショップから仕入れるせどり・転売のなかで考えても、コツコツと利益を上げるのは簡単ではありません。
利益商品の継続的な仕入れができないことと、価格競争が起きるリスクをコントロールすることができないからです。
しかし、少し視点を変えて、上図のようにメーカーから商品を直接仕入れるのであれば、話は変わってきます。
メーカー仕入れであれば、メーカーが生産を続ける限り、商品の仕入れを続けることが可能だからです。
最初はテスト仕入れしてみて、十分商品が売れると思ったら、メール1本でリピート仕入れをすることができます。
また、メーカー仕入れであれば、メーカーと交渉して販売者を限定化して、価格競争を抑えることもできます。
1商品で利益が安定するので、リサーチを止めてもすぐに月利がゼロになるようなことはありません。
メーカーとの取引を重ねるほど、着実に利益を積み上げることが可能です。

法人化しているならともかく、個人でメーカーと交渉して、取引させてもらえるかなあ
と思われるかもしれませんが、メーカーの大半は個人事業主だろうが法人だろうが、副業だろうが本業だろうがあまり気にしません。
メーカーが気にするのは、「この人と取引することで、自社にどんなメリットがあるのだろう?」ということです。
ですので、メーカーとの交渉スキルは学んで実践しながら身に付ける必要はありますが、決して不可能ではありません。
Amazon物販コミュニティEC STARs Lab.のメンバーの80~90%も、副業から始めてメーカーと取引して月利10万、50万、100万円と積み上げています。
メーカー仕入れに興味のある方は、以下の動画をご覧ください。
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最後に
DCMは、規約でせどり・転売禁止になっているうえに、仕入れて利益になる商品が少なく、せどりで儲かる可能性はかなり低いです。
規約に違反してまで取り組むことはないと思うので、別の物販ビジネスに取り組んだ方がいいでしょう。
なお、ホームセンターせどり全般については、以下の記事をご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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