FBAにチョコレートを納品する方法と注意点、稼ぐためのポイントを解説

FBA チョコ

FBAでチョコレートを納品したいけど、どうしたらいいのか?

Amazon物販でチョコレートは稼げるの?

Amazon物販に取り組んでいる方のなかには、食品を仕入れて販売している人もいるでしょう。

食品自体は要期限管理商品にあたるため、FBAの納品方法や梱包要件には注意する必要がありますが、そのなかでもチョコレートは独自のルールがあります。

そのため、「面倒くさそう」と敬遠する人も多いですが、それだけにライバルが比較的少なく、しかも結構利益が出ます。

また、チョコレートというと、バレンタインなど季節的な商品と思われがちですが、実は年中安定して利益が出るケースが少なくありません。

そこで、EC STARs Lab.」のメンバーの体験談も紹介しながら、FBAにチョコレートを納品する方法と、稼ぐためのポイントを解説します。


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チョコレートなど夏季制限品のFBA納品要件

amazon FBAの夏季制限品

夏季制限品とは、簡単に言えば常温管理できるが、温度の影響を受けやすい製品(溶けやすいなど)のことを言います。

代表的な商品はチョコレートやチョコレート菓子です。

アイスクリームや冷凍食品、冷凍マグロのような冷凍を前提とした商品は、そもそも常温管理ができないので夏季制限品には当たりません。

チョコレートのような夏季制限品は、常温管理ながら温度の影響を受けやすいので、納品要件や納品先FC(フルフィルメントセンター)が夏季・冬季で変わります。

 夏季冬季
時期5~9月頃10~翌4月頃
取扱可能サイズ小型/標準サイズのみ小型/標準、大型、特大型サイズ
輸送箱の要件冷蔵配送要期限管理商品と同様
納品先FC柏FC、住之江FC、柏FC

  • 小型、標準サイズ: 川崎FC、京田辺FC、市川FC、流山FC、川口FC、坂戸FC、上尾FC

  • 大型サイズ: 川島FC、大東FC、青海新町FC

  • 特大サイズ: 柏FC、東灘FC、門真FC、平塚FC

※Amazonセラーセントラル「夏季制限品」を元に作成

以下、詳しく解説します。

冬季は全サイズ対応、夏季は小型/標準サイズのみ

上の表をご覧の通り、チョコレートのFBA納品可能サイズについては、冬季はあらゆるサイズを扱えることに対して、夏季は小型/標準サイズのみになります。

なかなか大型や特大型のチョコレートを仕入れる機会はないとは思いますが、サイズの大きい商品は念のため確認しておきましょう。

夏季は必ず冷蔵配送とする

チョコレートのFBA納品の輸送箱の要件は、冬季は要期限管理商品と同様でOKですが、夏季は必ず冷蔵配送としなくてはいけません。

夏季の常温配送は受領不備とされてしまいます。

そのうえ、輸送中にチョコレートが溶けてしまうようなことがあっても、Amazonの補償対象外とされてしまいます。

20℃未満の温度管理が必要な商品はFBA納品不可

チョコレートのなかで、夏季・冬季ともに20℃未満の冷蔵管理が必要な商品は、FBAで出品できません。

夏季は冷蔵配送となり、FC内でも20℃に保たれますが、それでも20℃未満の冷蔵管理を必須としたチョコレートはFBA納品できない点は注意しましょう。

フルフィルメントセンター内は20℃に保たれます。商品パッケージに保管温度の記載がある商品はフルフィルメントセンターに納品できますが、20℃未満の冷凍、冷蔵管理などの温度管理が必要な商品の納品は禁止しています。

※Amazonセラーセントラル「夏季制限品」より抜粋

上記のように、保管温度の記載があったり、「常温で保管してください」と記載されたりしたチョコレートでも、20℃以上であればFBA納品はできます。

大型商品は冬季⇒夏季の切替え時に返送されてしまう

大型、特大型サイズのチョコレートは夏季のFBA納品ができないので、冬季⇒夏季の切替え時に返送/所有権の放棄の処理が必要になってしまいます。

3~4月に大型のチョコレートがある場合は、積極的な在庫処分を視野に入れてください。

チョコレートのFBA申請について

チョコレートなど夏季制限品については、FBA納品前に事前の申請が必要となります。

ただし、なかには納品の申請が不要なチョコレートもあります。

チョコレートのFBA納品前申請方法

チョコレートのFBA納品前申請方法については、指定の申請フォームがあるので、必要情報を記入して申請してください。

夏季制限品のFBA納品前申請フォーム

記入が必要な情報は以下の通りです。

夏季制限品のFBA納品で必要な情報
  • 出品者トークン
  • Amazonでの店舗の正式名称
  • 納品申請するASINと商品名をすべて記入

出品者トークンや店舗の正式名称は、ご自身のAmazonセラーセントラルのページから以下の手順で確認することが可能です。

①セラーセントラルの画面で右上の設定のアイコンから「出品者アカウント情報」をクリック

②Amazonでの店舗情報を確認できる

③出品者トークンは「あなたの出品者トークン」をクリックする

④出品者トークンが表示されるので、コピペして記入する

出品するチョコレートのASINと商品名については、上図の「チョコレートASIN事前申請リクエストフォーム」をダウンロードして、記入後にアップロードしてください。

「チョコレートASIN事前申請リクエストフォーム」については、先ほどのFBA納品前申請フォームの中にリンクがあります。

申請不要のチョコレート

なかには、FBA納品前申請が不要なチョコレートもあります。

具体的には、申請フォーム内にあるリンクをクリックすると確認できます。

ダウンロードしたExcelファイルを開いて、「Ctrl +F」で検索するなどして該当するチョコレートを探してください。

もしくは、通常通りにFBAの納品プランが作成できないようであれば、事前申請する手順にしてもいいでしょう。

納品申請不要のチョコレートであれば、何もエラーが出ることなく納品プランを作成できます。

FBA納品プラン作成(自社制作)

申請受理までにかかる期間

チョコレートのFBA納品前申請をしてから、申請受理されるまでは、5日程度かかり、申請が受理されればメールで通知があります。

ただし年末年始の場合は、もっと時間がかかることもあります。

また、夏季⇔冬季の切替えに伴う在庫移動のタイミングでも、多少申請受理まで時間がかかることがあります。

【補足】賞味期限から60日以下のチョコレートでも申請して出品可能

チョコレートも食品であるため、他の要期限管理商品と同様に60日以上の賞味期限があることが求められています。

しかし、以下の「短賞味期限商品 事前申請リクエストフォーム」で申請して受理されれば、60日以下(30日以上)でもFBA納品することができます。

短賞味期限商品 事前申請リクエストフォーム

チョコレートをFBAに納品する方法

チョコのFBA納品

チョコレートのFBA納品方法については、要期限管理商品と同様になります。

ただし、夏季は冷蔵配送が必要となり、FBAパートナーキャリアが利用できない点は注意しましょう。

要期限管理商品の詳細については、以下の記事をご覧ください。

また、チョコレートはセット品で納品する機会も多いですが、セット品のFBA納品については、以下の記事をご覧ください。

amazonでセット商品をFBA納品する際の梱包方法

AmazonでチョコレートをFBA販売する4つのメリット

チョコのamazon FBA販売のメリット

このように、Amazonでチョコレートを販売するには、独特のFBA納品ルールがあることが理解できたかと思います。

ただ、一度FBA納品を経験してしまえば、そんなに難しい話ではありません。

また、チョコレートのAmazon物販には次のようなメリットがあります。

価格が安定しやすい

チョコレートは比較的他の商品に比べて値崩れが少なく、価格が安定しやすいです。

Amazon物販では、他の出品者が早く売り切ろうと値下げすることがよくあります。

ただ、チョコレートの場合は賞味期限に注意しながらしばらく様子見することで、価格が元に戻ることが多いです。

これは、後述するように食品という性質上、回転が早いということも要因としてあります。

食品なので回転が早い

食品全般に言えることではありますが、チョコレートも回転がかなり速く、在庫を比較的さばくことができます。

ただ、逆に言えば在庫の管理には注意が必要で、在庫切れを起こさないようにリピート仕入れを忘れないようにしましょう。

また、仕入れの際は賞味期限も考慮して、無理な大量仕入れは避けて、こまめに少しずつ仕入れることが大切です。

リピートされやすい

チョコレートは、比較的売れ筋の商品が決まっているところがあり、リピートされやすい特徴があります。

安定的に仕入れができれば、継続的に売れやすいジャンルの1つです。

売れるイベントが多い

主に冬季(10~翌4月)にかけて、チョコレートが売れやすいイベントが多数あります。

チョコが売れやすい時期
  • ハロウィン
  • クリスマス
  • バレンタインデー
  • ホワイトデー

ただ、この時期はライバル出品者数も増えてくるので、商品によっては販売価格が下がることもある点は注意してください。

後述するように、上記のシーズン外でも安定した販売価格で売れ続けることも少なくありません。

Amazonチョコレート販売で稼ぐ3つのポイント

チョコのamazon物販で稼ぐポイント

以上のことを踏まえて、Amazonのチョコレート販売で稼ぐポイントをお伝えします。

送料に注意してFBA納品する

特に夏季のチョコレートのFBA納品は冷蔵配送が必須で、送料の安いFBAパートナーキャリアが利用できません。

そのため、FBA倉庫までの送料に注意して、利益計算をしっかり行ってからFBA納品するようにしましょう。

イベントの時期以外も販売してみる

チョコレートというと、クリスマスやバレンタインなどのイベントの時期がチャンスと思われがちです。

たしかに需要は多いのですが、その分、出品者も増える傾向にあるので、12~2月は逆に販売価格が下がることがあります。

例えば、とあるチョコレートを販売していた松井さんは、最初はクリスマスやバレンタインの時期を狙って12~2月にチョコレートを多く出品していました。

この時期は需要があるので安定した販売価格で売れるだろうと見込んでいたのですが、案外そうでもなく、少し販売価格が下がってしまったそうです。

しかし、シーズンが過ぎた3月以降は、出品者が減少して販売価格が元に戻り、イベント期ほどでないにしても、それなりに安定的にチョコレートが売れたとのことです。

松井さん

シーズン中は思った以上に売れず、利益も出なくて焦りましたが、シーズンを過ぎて元の価格で売れたので一安心です。

チョコレートにもよりますが、Amazon物販ではこのような現象は比較的よく見られます。

そのため、長期的に売れ行きの推移を確認して、イベントのシーズン以外でも出品してみると、意外と売れるといったことも十分あり得ます。

Keepaなどのツールを使って、最低でも1年分の売れ行きを観察して仕入れ判断するようにしましょう。

Keepa使い方の記事のアイキャッチ:自社制作

固定概念にとらわれず、売れ行きをしっかり確認することで、チャンスを逃さないようにしましょう。

通年で安定的に需要のあるチョコレートも多いので、安定した月利が期待できます。

安定した仕入れ先を見つける

チョコレートは在庫の回転が速いというメリットがある一方で、安定した仕入れ先を見つけないといけません。

チョコレートせどりをしている方も多いのですが、せどりの場合は安定した仕入れ先を見つけることが難しくなります。

せっかくテンポ良く売れているのに、仕入れができないのはもったいないです。

そもそも、せどりの場合は、賞味期限商品の出品申請に必要な書類(仕入れ時の請求書など)を用意することが難しいです。

メーカー仕入れの商流:自社制作

そのため、小売店からの仕入れだけでなく、チョコレートを製造・販売しているメーカーから仕入れることも検討しましょう。

メーカー仕入れであれば、出品申請で必要な請求書等の書類を、スムーズに用意することができます。

また、メーカーと直取引するまでは交渉しなければいけませんが、1回取引が成立すればリピート仕入れが可能になります。

メーカー仕入れの詳しいことは、下記記事や動画、書籍もご覧ください。

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なお、メーカー仕入れについては定期的にセミナーを開催しているので、興味のある方はご参加ください。

チョコレートだけでなく、食品全般、危険物など、利益率の高い売れ筋商品の幅が広がります。

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チョコレートをFBA納品する際の5つの注意点

チョコのFBA納品7つの注意点

これまでのことを踏まえて、チョコレートをFBA納品する際の注意点をまとめます。

チョコレートは安定的なAmazon物販が可能ですが、以下の点は注意してください。

大型チョコレートをFBA納品できる期間が冬季のみ

大型、特大型サイズのチョコレートについては、FBA納品できる期間が冬季のみという点に注意してください。

先ほどもお伝えしたように、チョコレートの狙い目は冬季だけとは限りません。

夏季も販売しようと考えた際は、サイズを一応確認するようにしましょう。

チョコレートだけでなくチョコレート菓子も夏季制限がある

夏季制限品の対象には、チョコレートだけではなく、チョコレートを含んだお菓子も含まれます。

チョコレート製品全般で、FBA納品前の申請が必要ないか確認するようにしましょう。

冷凍が必要なチョコレートは納品ルールを守って納品する

チョコレートは、冷蔵が必要な商品は基本的にFBA出品できませんが、冷凍食品の場合は納品ルールを守ったうえでFBA出品が可能です。

冷蔵が必要な商品はFBAでは販売できません。冷凍商品については、「賞味期限・温度管理が必要な商品」のページをご覧ください。

※Amazonセラーセントラル「メルトテーブルFBA在庫」より抜粋

チョコレート菓子でも、生チョコや冷凍チョコバナナなど、人気の冷凍食品が存在します。

もし、生チョコなどを取扱う場合は、冷凍食品の納品ルールを守って納品しましょう。

ただし、冷凍食品は商品1点あたり税込で375円の手数料がFBA手数料に加算されてしまいます。

また、FBAパートナーキャリアを使うこともできないため、FBA倉庫までの送料も高くなりがちです。

利益計算には十分注意して、仕入れ判断を行うようにしてください。

冷凍食品の納品ルールやFBA手数料については、以下のAmazonセラーセントラルの公式サイトをご覧ください。

⇒⇒⇒Amazonセラーセントラル「要期限管理商品および温度管理が必要な商品(冷凍食品)

チョコレートは利用できないFBA機能がある

夏季制限品については、以下のFBA機能とサービスを利用できないので注意しましょう。

夏季制限品については、以下のFBA機能とサービスを利用できません。

  • マルチチャネルサービス(MCF)
  • 商品ラベル貼付サービス
  • FBA梱包サービス
  • 購入者向けのプライムロゴの表示
  • 賞味/消費期限在庫レポート

※Amazonセラーセントラル「夏季制限品」より抜粋

夏季はFBAパートナーキャリアが利用できない

チョコレートは夏季の冷蔵配送必須の観点から、FBAパートナーキャリアが利用できません。

そのため、夏季は送料には注意してFBA納品するようにしましょう。

最後に

以上、チョコレートのAmazon FBA納品について解説しました。

チョコレートは夏季制限品の対象となるため、納品ルールが独特で最初は戸惑うかもしれません。

しかし、チョコレートは回転が速く、案外イベントシーズン外でも安定した需要が見込める商品もあります。

扱う商品の幅を増やして月利を上げたいという方は、ぜひ取り組んでみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。


 

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ABOUT US
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石井裕
1979年新潟県出身、東北大学大学院工学研究科修士課程卒。
原子力技術者として13年勤務。

趣味で書き始めたブログから収入を得られたことをきっかけに、密かに夢に抱いていたライターとして起業。
マニアックな好奇心と探究心から生まれる徹底した取材で、商品・サービスの隠れた魅力を言語化することを武器としている。

特に物販事業について専門的な知識を有しており、2018年より、EC STARs Labのコンテンツ制作および活動に深く関わっている。

県境をまたぐマニアックな趣味を持ち、2009年『県境マニア』を出版。
以降TBSの「ゴロウ・デラックス」「マツコの知らない世界」、テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」などメディア出演多数。