
FBA商品ラベル貼付サービスやFBA納品代行を利用する手がありますよ。
Amazon物販に取り組んでいる人の多くはFBA納品していると思いますが、販売する商品が増えてくると、商品ラベルの貼り付けが大変になってきます。
単純に商品量が増えれば、商品ラベル貼り付けの労力が増えますし、商品によって商品ラベルの貼り方が変わってきます。
そのため、様々なジャンルの商品を扱うと、それだけ商品ラベル貼りに時間がかかりますし、納品不備も起こしやすくなります。
そのため、Amazon物販が軌道に乗ってきたら、FBA商品ラベル貼付サービスや、FBA納品代行を利用したいところです。
本記事では、FBA商品ラベル貼付サービスについて詳しく解説します。
FBA商品ラベル貼付サービスの利用を検討している方は最後までご覧ください。

FBA商品ラベル貼付サービスとは?

まずは、FBA商品ラベル貼付サービスとは何かをお伝えします。
FBA商品ラベル貼付サービスの概要
FBA納品する際は、上記のような商品名、コンディション(新品、中古など)、FNSKUが記載されている商品ラベルを貼り付ける必要があります。
FBA商品ラベル貼付サービスは、このラベル貼りをAmazon FBAに代行できるサービスです。
商品ラベル貼りの代行と言えば、FBA納品代行も選択肢の1つですが、依頼内容をしっかり伝えないとミスが発生する可能性があります。
FBA商品ラベル貼付サービスは、Amazon本体が代行するサービスになるので、ラベル貼り付けのミスが起きることはほぼありません。
FBA商品ラベル貼付サービスを利用することで、FBA納品作業にかかる時間が短縮されますし、ラベル貼りの失敗もなくなります。
FBA商品ラベル貼付サービスの料金
FBA商品ラベル貼付サービスの料金は次の通りです。
小型 / 標準サイズの商品 | 22円/1商品(税込) |
大型サイズ | 51円/1商品(税込) |
※参考:Amazonセラーセントラル「商品ラベル貼付サービスの手数料」
FBA料金シミュレーターでは、FBA商品ラベル貼付サービスを利用した際の利益計算が可能です。
利益率を十分に考慮して利用の有無を判断しましょう。
FBA商品ラベル貼付サービスの利用条件
FBA商品ラベル貼付サービスの利用条件は次の通りです。
- 特大型に分類されていないこと
- すべてのコンディションを満たせること
- FBA禁止商品やFBAのポリシーで制限された商品、または高額商品ではないこと
- スキャン可能なバーコード(GCID、UPC、EAN、JAN、ISBN)が1つ使用されていること、および、パッケージに記載されているすべての他のバーコードが隠されていること
※Amazonセラーセントラル「商品ラベル貼付サービス」より抜粋
JANコードなどのバーコードについては、以下のようにFBA納品できる場合と、そうでない場合があるので注意してください。

上記を満たすことができない商品は、自分で商品ラベルを貼り付けるか、自己発送で対応(FBA禁止商品など)する必要があります。
商品のパッケージにJANコードがあっても、商品ページにJANコード登録されていない、もしくは不一致の場合はFBA商品ラベル貼付サービスが使えません。よくあるミスなので注意してください。
FBA商品ラベル貼付サービスの設定方法
FBA商品ラベル貼付サービスの設定方法は次の通りです。

①セラーセントラルの画面にログインして、右上にある歯車のアイコンから「FBAの設定」を選択する

②オプションサービスの「編集」ボタンをクリックする

③商品ラベル貼付サービス(セラーセントラル利用の場合)で、「Amazon」を選択する
これで、設定は完了です。
もしくは、各々の商品の納品プラン作成時に設定しても良いでしょう。

納品プラン作成過程で、「梱包の詳細」欄の右にある鉛筆のようなマークをクリックすると、商品ラベル貼り付けを出品者かAmazonか選べるようになります。
また、プライスターを使って納品プランを作成している方は、プライスターから設定しても問題ありません。
設定方法は、プライスターの公式サイトをご確認ください。
⇒⇒⇒プライスター公式サイト「商品ラベル貼付サービスについて」
FBA商品ラベル貼付サービス3つのメリット

FBA商品ラベル貼付サービスのメリットについてお伝えします。
利益計算は気を付ける必要がありますが、Amazon物販で軌道に乗ってきたら活用を検討すると良いでしょう。
FBA納品の手間を大幅に短縮して早く出品ができる
言うまでもなく、FBA商品ラベル貼付サービスを使うことで、FBA納品の手間を大幅に短縮できます。
作業が楽になって空き時間ができますし、納品作業を手短に済ませて早く出品することができます。
単にラベルを貼るだけの作業と言っても、数が多くなれば大変なので、商品点数が増えてきたら前向きにFBA商品ラベル貼付サービスの利用を検討しましょう。
FBA納品のミスを減らすことができる
FBA商品ラベル貼付サービスを使うことで、FBA納品のミスを大幅に減らすことができます。
特に扱う商品点数が増えてくると、ラベル貼りでミスしてしまい、返送されてしまう確率が高くなります。
再出品することになれば、FBA倉庫までの送料が2倍かかることになりますし、手間も2倍になってしまいます。
1つの商品を大量に販売する少品種大量生産ならともかく、多くの商品を扱う多品種少量生産であれば、さらにミスする確率は増えます。
FBA商品ラベル貼付サービスを利用することで、納品ミスがなくなるので、返送されるリスクはほとんどなくなります。
メーカーからFBA倉庫に直送してもらいやすい
FBA商品ラベル貼付サービスを利用することで、メーカーからFBA倉庫に直送してもらいやすくなります。
メーカー仕入れに取り組んでいる方で、「メーカーにFBA倉庫に直送してもらおうかな?」と考えている人は少なくありません。
しかし、Amazon販売の経験がないメーカーの場合、FBA納品のルールなどをしっかり伝えないといけません。
また、そもそもAmazon販売のないメーカーであれば、FBA直送に難色を示される可能性もあり得ます。
FBA商品ラベル貼付サービスを利用することで、納品負担が大幅に軽減され、ミスも減るので、メーカーに受け入れられやすくなります。
そもそも、メーカーから見たら、FBA倉庫に直送しようが、出品者を経由しようが、送料負担は変わりません。
出品者から見れば、FBA納品の手間がなくなるうえに、FBA倉庫までの送料がかからなくなります。
デメリットのない方法なので、関係構築したメーカーであればFBA直送を交渉してみましょう。

FBA納品の負担がなくなり、ミスもなくなったので、とても楽になりました!
詳細は以下の記事をご覧ください。
なお、メーカー仕入れとは、下図の商流のように、せどりや転売と違って、メーカーと直接取引して商品を仕入れてAmazon販売する手法です。

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FBA商品ラベル貼付サービス3つのデメリット

次に、FBA商品ラベル貼付サービスのデメリットについてお伝えします。
FBA商品ラベル貼付サービスを利用する場合は、次の点に注意しましょう。
コストがかかり利益率が低くなる
先にお伝えしたように、FBA商品ラベル貼付サービスは有料なので、利益計算には気を付けましょう。
小型/標準サイズの商品であれば、1商品22円ですが、それでも低単価商品の場合は利益率が大きく下がります。
特に1,000円未満の商品など、薄利多売型の商品は利益計算に気を付けてください。
もし、ラベル貼り代行のコストをもう少し下げたい、もしくはラベル貼り以外の納品作業もすべて誰かに任せたいという方は、FBA納品代行会社の利用を検討しましょう。
詳細は、以下の記事をご覧ください。
最寄りの障がい者就労支援施設であれば、ラベル貼りだけをお願いするといったことも可能です。
JANコードがないと利用できない
先ほどもお伝えしたように、FBA商品ラベル貼付サービスには利用条件があり、JANコードのない商品は対象外になります。
ノーブランド品やセット品などは、FBA商品ラベル貼付サービスが使えないことが多くなります。
FBA商品ラベル貼付サービスを利用しない商品と同梱できない
FBA納品する際は、FBA商品ラベル貼付サービスを利用する商品と、そうでない商品を分けて納品しないといけません。
そのため、1つの輸送箱にまとめて納品できるはずが、2つ以上の輸送箱に分けないといけなくなり、納品作業の手間が増えることになります。
最後に
以上、FBA商品ラベル貼付サービスについてお伝えしました。
EC STARs Lab.のメンバーに聞いてみても、ラベル貼りは、自分で行っている人、FBA納品代行を利用している人、FBA商品ラベル貼付サービスを利用している方と様々でした。
ただ、Amazon物販初心者の場合は自分でラベル貼りを行っており、商品量が増えてきたら代行するという考え方は共通しています。
特にメーカーからFBA直送を考えている方は、FBA商品ラベル貼付サービスを利用するメリットは大きいでしょう。
Amazon物販初心者の方は、まだ商品量の観点で余裕があるので、作業を覚える意味でも自分でラベル貼りを行うことがおすすめです。
商品ラベルのルールや貼り方については、以下の記事を参考にしてください。
本記事を最後までご覧いただきありがとうございました。
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