【おすすめしない】カワダオンラインせどりの特徴と儲からない6つの理由

カワダオンラインせどり
おもちゃせどりをするなら、カワダオンラインから仕入れるのはどうかな?

カワダオンラインは、個人でも登録費・年会費無料で登録できる、参入しやすい卸仕入れサイトの1つです。

カワダオンラインはおもちゃを中心に取り扱っているので、特におもちゃせどりに取り組んでいる方がよく利用する仕入れ先です。

クレジットカードは使えないものの、NP掛払いができるので資金繰りの観点でも優しい仕入れ先の1つです。

しかし、カワダオンラインせどりで儲けることは難しいです。

実際、周りでカワダオンラインから商品を仕入れて利益を得ているという話は聞いたことがありません。

そこで、今回はカワダオンラインの特徴や、せどりで活用しても儲からない理由について解説します。

カワダオンラインせどりに興味のある方は最後までご覧ください。

 

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卸仕入れサイト「カワダオンライン」とは?

カワダオンライン

まずは、カワダオンラインの概要について解説します。

登録費や年会費自体は無料なので、とりあえず登録してみるのも良いと思います。

おもちゃを中心に取り扱っている卸仕入れサイト

冒頭でお伝えしたように、カワダオンラインはおもちゃを中心に取り扱っている卸仕入れサイトです。

おもちゃ専門の卸仕入れサイトでは国内最大級で、国内メーカー100社、15,000種類と豊富な商品を扱っています。

カワダオンライン公式サイトより抜粋

あくまで一例ですが、上記のような有名メーカー・ブランド商品も多数扱っていることが特徴です。

請求書を発行できるので一部商品はAmazon出品制限を解除できる

おもちゃ類と言えば、Amazonで出品規制がかかるメーカー・ブランドが多い商品カテゴリーの1つです。

Amazonで出品規制がかかっている商品については、出品許可申請で規制解除しなければ販売できません。

出品規制を解除するには、メーカーの請求書などの必要書類が必要ですが、小売店からの仕入れで請求書を発行してもらうことはほぼ不可能です。

例えばヤマダ電機、ビックカメラ、ジョーシンのような家電量販店などは、まず請求書を発行してくれません。

しかし、カワダオンラインは小売店ではなく卸業者なので、スムーズに請求書を発行してくれます。

実際に、上記のブランド・メーカー商品を滞りなく出品するためにカワダオンラインを利用している方もいるくらいです。

Amazonでおもちゃせどりをしている方にとっては、大きなメリットといえます。

ただ、Amazonに請求書を出しても、すべての商品の出品解除ができるわけではありません。

最近は、Amazonの出品解除が厳しくなってきている傾向になるので注意してください。

登録費や年会費は無料

先ほどもお伝えしたように、カワダオンラインは登録費や年会費は無料です。

個人事業主か法人であること以外は特に登録要件はなく、住所などの基本情報を入力すれば、1~2日ほどで登録できてしまいます。

しかし、参入障壁が低い分、ライバル出品者の増加には注意が必要です。

最低仕入れ金額は10,000円以上

カワダオンラインは、1回の取引の最低仕入れ金額は10,000円以上になります。

仕入れ金額に下限があるのは、卸仕入れサイトならではというところですが、そこまでの大量注文ではありません。

仕入れ個数には縛りはないので、比較的気軽に利用しやすい卸仕入れサイトと言えるでしょう。

30,000円以上の仕入れで送料が無料になる

カワダオンラインは、30,000円以上の仕入れで送料が無料になります(一部離島を除く)。

まとめて仕入れるようにすれば、30,000円はそこまで敷居が高い条件ではありません。

クレジットカードは使えないがNP掛払いができる

カワダオンラインの決済方法は、NP掛払いです。

掛払いなので、月末締め、翌月末払いになります。

クレジットカードは利用できずポイントを貯めることはできませんが、資金繰りは助かります。

とはいえ、無理な仕入れをすると、月末の支払いに対応できなくなるので注意しましょう。

発送に時間がかかることがある

原則としてご発注から2営業日で商品を発送いたします。

ただし、ご発注商品に「メーカー取り寄せ」もしくは「未発売」の商品が含まれている場合、発送には2週間程度お時間を頂いております。

※カワダオンライン公式サイト「ご利用案内」より抜粋

基本的には、カワダオンラインからの仕入れは、2日ほどで商品が届きますが、一部「メーカー取り寄せ」「未発売」の商品については、2週間程度かかります。

カワダオンラインせどりが全然儲からない6つの理由

カワダオンラインせどりは儲からない

カワダオンラインは、登録費・年会費無料で、豊富なおもちゃを仕入れることができて、Amazonの出品規制も解除できるメリットがあります。

ただ、実際にカワダオンラインせどりで儲けることは難しいのが実態です。

カワダオンラインせどりが儲からない理由は、大きく次の5つあります。

思った以上に利益が出ない

あれ? 卸仕入れサイトなのに利益商品が少ないぞ・・・・・・

商流では、小売店より上流となる卸仕入れサイトでは、商品を安く仕入れることができる印象がありますが、利益商品が簡単に見つかるわけではありません。

むしろ、思った以上に利益が出ない商品の方が多いです。

例えば、上図のピカチュウのナノブロックは、納品価格は570円です(ちなみにナノブロックは、カワダオンラインを運営するカワダの商品です)。

一方、Amazonでは664円で販売されていました。

なんとなく想像できると思いますが、FBA料金シミュレーターで利益計算してみたところ……

やっぱり赤字でした。

もう1つ見てみましょう。

上図のジュゲムのハンガーポーチは、カワダオンラインの納品価格が2,520円でした。

しかし、Amazonを見てみると……

Amazonでは2,327円で販売されています。

言うまでもなく赤字ですね。

このように、卸仕入れサイトだからといって、決して利益が出るわけではありません。

利益商品を見つけることは簡単ではないでしょう。

ライバルが多くてなかなか商品が売れない

カワダオンラインは、登録費、年会費がかからず簡単に登録できてしまうので、ライバルが多い傾向にあります。

Amazonの出品規制解除のこともあり、Amazonでおもちゃせどりをしている方は、カワダオンラインも仕入れ先にしています。

カワダオンラインは卸仕入れサイトなので、卸先が増えさえすれば売上が上がるので、特に卸先の販路は規制をかけていません。

せどらーの多くは、カワダオンラインで仕入れた商品をAmazonで販売します。

そのため、Amazonで販売するライバルが増え続けることになり、結果的に商品が売れなくなってしまいます。

Amazon販売で値崩れしやすい

Amazonせどりでよくある問題なのですが、Amazonのライバル出品者が増えると、商品が売れないので、誰かが慌てて価格を下げようとします。

相乗り出品のAmazonでは、価格が安いセラーが優先的に売れるので、他のセラーも追随して価格を下げてきます。

つまり、値崩れが発生してしまい、利益が出なくなってしまうのです。

カワダオンラインは、卸先が増えれば問題ないので、Amazonの販売価格までは関与しません。

そのため、価格競争が起きて、値崩れしてしまっても止める手段がないのです。

そもそもAmazon本体が出品している商品が多い

カワダオンラインは豊富な商品を扱っていますが、同じ商品をAmazonで調べてみると、すでにAmazon本体が出品しているケースが多いです。

Amazon本体が出品していると、大きく価格を下げない限り、他の出品者のカート獲得率は大きく下がります。

そのため、自分が出品した商品が売れることがほとんどなくなり、在庫をさばけないリスクが大きくなるので、仕入れを避けた方が無難です。

カワダオンラインの商品をリサーチする際は、価格差だけでなく、Amazon本体の出品の有無も確認するようにしましょう。

ロットを増やしたり交渉したりして仕入れ値を下げられない

カワダオンライン以外の卸仕入れサイトにも言えることですが、基本的にロットを増やしたり、交渉したりして仕入れ値を下げることができません。

メーカーと直接取引する場合(後述するメーカー仕入れのこと)は、ロットを増やせば1商品あたりの仕入れ値は下げてもらえます。

また、関係性次第で仕入れ値やロット数の交渉することは可能です。

カワダオンラインでは、それができないのです。

仕入れ値やロットをコントロールできないので、納品価格を確認して利益が得られなければ諦めらめるしかありません。

流行や季節に左右されて売れるタイミングの見極めが難しい

おもちゃは、流行やクリスマスなどの季節に左右されることが多く、売れるタイミングの見極めが難しいところがあります。

しかも、発売直後やクリスマスシーズンなどは当然ながらライバルが群がります。

ライバルが群がっているなか短期間で売り切らなければ不良在庫を抱えることになるので、無理な仕入れは禁物です。

カワダオンラインではなくメーカーから直接仕入れる物販がおすすめ

上図の商流から、カワダオンラインのような卸仕入れサイトでは、商品を安く仕入れることができそうですが、実際はそうでもありません。

また、ライバルが集中して商品が思うように売れなかったり、値崩れが起きたりすることも十分あります。

であれば、上図の最上流にあたるメーカーから直接商品を仕入れて、Amazonに販売することの方がおすすめです。

メーカーは、卸仕入れサイトと違って、卸先が増えればいいという立場ではありません。

Amazonで値崩れが発生してしまえば、メーカーのブランドイメージが毀損してしまいますし、商品を安定供給できません。

そのため、Amazonで販売する出品者を限定して価格競争を抑えて、自社商品を守りたいと考えています。

つまり、メーカーから商品を仕入れることで、価格競争が起きにくく、安定的に商品を供給できるので安定的に利益を積み上げることができるのです。

卸仕入れサイトからの仕入れとメーカー仕入れとの違いについては、詳しくは以下の動画をご覧ください。

メーカー仕入れの具体的なノウハウを知りたい方は、上の動画でお話している中西さんの書籍「Amazon物販1年生の教科書」をご覧ください。

マンガと図解で解説しているので、わかりやすくノウハウを学べます。

⇒⇒⇒「マンガと図解でわかる!Amazon物販1年生の教科書

最後に

カワダオンラインせどりについてお伝えしました。

個人でも参入しやすい卸仕入れサイトは多いですが、その分ライバルが増えて値崩れを起こしやすくなります。

また、仕入れ値が思ったより高く、利益が出ないことも少なくありません。

他の卸仕入れサイトについては、以下の記事をご覧ください。

激安仕入れサイト21選!副業・個人でも卸価格で仕入れて利益を上げるには?

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

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ABOUT US
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石井裕
1979年新潟県出身、東北大学大学院工学研究科修士課程卒。
原子力技術者として13年勤務。

趣味で書き始めたブログから収入を得られたことをきっかけに、密かに夢に抱いていたライターとして起業。
マニアックな好奇心と探究心から生まれる徹底した取材で、商品・サービスの隠れた魅力を言語化することを武器としている。

特に物販事業について専門的な知識を有しており、2018年より、EC STARs Labのコンテンツ制作および活動に深く関わっている。

県境をまたぐマニアックな趣味を持ち、2009年『県境マニア』を出版。
以降TBSの「ゴロウ・デラックス」「マツコの知らない世界」、テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」などメディア出演多数。
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