リーファは、以前多くのAmazonせどり実践者が利用していたモノレートの代替ツールの1つです。
具体的には、Amazonランキング、月間販売個数など商品の売れ行き、出品者数、最安値の推移などをグラフで確認できます。
適切な仕入れ判断と出品時の値付けをするには有効なツールです。
以前、この機能はモノレートが担っていたのですが、2020年に提供終了となっており、リーファのような代替ツールを使っている人が多いです。
ただ、モノレートの代替ツールはリーファだけでなく、KeepaやERESAなど複数あります。
そのため、リーファとKeepa、ERESAどれを選べばいいか迷っている方もいるでしょう。
そこで、今回はリーファの機能や、KeepaやERESAとの比較について解説します。
Amazonせどりをやっている方は、リーファ、Keepa、ERESAのいずれか1つは必須ツールになるので、最後までご覧ください。
Amazonせどりでよく利用されているリーファとは?
まずは、リーファの概要について簡単にお伝えします。
ただ、おおむねはKeepaとERESAと同様、モノレートの代替ツールという理解で問題ありません。
今は亡きモノレートの代替せどりツール
リーファは、モノレートの代替せどりツールで、特に以下のような機能があります。
- Amazonランキングの推移
- 月間販売個数など商品の売れ行きの推移
- Amazon出品価格の最安値の推移(新品・中古)
- 出品者数の推移やカート取得率
- 利益計算
- 損益分岐点の表示
- ASIN・JANなどの基本情報
- 上記はすべてAmazonの画面上で確認できる(Google Chromeの拡張機能)
- Amazonランキングの簡易グラフを表示して大まかな売れ行きを判断しやすい
おおむね、モノレート+αの機能があるツールと言えますが、KeepaやERESAにも同様の機能があります。
KeepaやERESA同様に、アップデートを定期的に行っており、よりユーザーが使いやすいように改良されています。
利用料は月額2,178円|無料版はなし
リーファは、月額2,178円ですが、KeepaやERESAと違って無料版がありません。
無料を試してみてから有料に切り替えるといったことができないので、初心者の方は導入に抵抗を持つ方もいるでしょう。
なお、いつ入会したとしても1ヶ月経過するごとに課金され、解約はいつでも可能です。
スマホアプリがないのでブラウザ上で利用する
リーファはスマホアプリを提供していません。
ブラウザ上で利用することになるので、使いづらいと感じる人も多いかもしれません。
ただ、パソコンにインストールして利用するものではないので、Windows、Mac、iPhone、Androidすべてのデバイスで利用可能です。
また、店舗せどりに取り組んでいる人も利用しやすいようにスマホで最適化されており、表示は見やすいです。
リーファの主な11個の機能やメリット
リーファの主な機能について、具体的にお伝えします。
KeepaやERESAでも同様の機能がある場合が多いので、適宜比較しながらお伝えします。
速い検索スピードで迅速にわかりやすく必要データを確認できる
リーファの特徴は、検索スピードが速く、ストレスなく商品リサーチができる点です。
あまり大きな差と言えるかは微妙ですが、この点はKeepaやERESAよりも使いやすいところになります。
また、表示が見やすい点も特徴で、せどり初心者でも戸惑うことなく利用することはできるでしょう。
KeepaやERESAに比べると、リーファはスマホでも各種データが見やすいところがあります。
そのため、特に店舗せどりを行っている人は、リーファに利便性を感じる人は多いでしょう。
なお、リーファのデモサイトについては、以下をご覧ください。
⇒⇒⇒リーファのデモサイト
コンディション別に損益分岐点が瞬時にわかり利益判断しやすい
リーファは、コンディション別(新品・中古)に最安値、入金額出品者数、販売個数がわかるので、すぐに利益が出るかどうか、大まかな判断が可能です。
具体的には、リーファで表示している入金額より低い価格で仕入れをすれば、その商品で利益が出ることになります。
Amazonランキングや新品・中古の最安値や出品者の推移がわかる
リーファでは、Amazonランキングや新品・中古の最安値、出品者の推移がわかります。
KeepaやERESAと同様、モノレート代替ツールの代表的な機能の1つです。
Amazonランキングは、商品が売れるごとに変動するので、波のギザギザがあればある程度の売れ筋商品であると視覚的に認識できます。
最安値や出品者数の推移については、新品、中古各々について確認できます(最安値についてはAmazon本体も)。
新品を販売している人であれば、コンディションの悪い中古の最安値はあまり参考にならず、新品同士で比較しないと意味がありません。出品者数についても同様です。
KeepaやERESAでも新品・中古別の確認はできますが、比較的リーファの方が見やすい印象です。
しかも、中古品は、「ほぼ新品」「日所に良い」「良い」「可」のコンディションごとの表示がある「中古コンディション別価格」の表示があります。
中古せどりをしている人は、出品価格の良い判断材料になります。
月間販売個数がわかる
月間販売個数がわかるというのも、モノレート代替ツールの代表的な機能の1つです。
リーファの場合は、上図のように新品・中古・両方の合計値の月間販売個数を表示しています。
Keepaと連携するキーゾンと同等の機能です。
ただ、リーファもKeepa・キーゾンも、ランキングのギザギザの数を計測したもので、売れ筋商品ほど誤差が大きくなる傾向にあります。
なお、ERESAの有料版は、この誤差を見越した売上個数予測機能がありますが、こちらも完璧な精度ではありません。
いずれにしても、あくまで目安として考えることが重要です。
その場で利益計算ができる
リーファは、その場で大まかな利益計算ができます。
出品価格はデフォルトで最安値が表示され、以下のポイント分、送料、仕入れ値、FBA利用の有無を記載すれば、利益計算できます。
なお、出品価格は自分で出品したい価格を手動で入力して、利益を確認することもできます。
ただ、利益計算については、クイックショップやFBA料金シミュレーターという無料ツールがあります。
正直クイックショップで瞬時に概算はわかりますし、精度を求めるならFBA料金シミュレーターが便利なので、あまり必要のない機能でしょう。
バーコードリーダー機能があるから店舗せどりでも使える
リーファにあって、KeepaやERESAにない機能がバーコードリーダー機能です。
そのため、せどりすとプレミアムやアマサーチのようなバーコードツールがなくても、店舗せどりを行うことができます(スマホアプリがないので、ブラウザ上で表示することになります)。
せどりすとプレミアムやアマサーチは、Keepaと連携しないと売れ行きや販売個数の確認ができません。
店舗せどりを行っている方で、ツールの利用料を削減したい方は、リーファに一本化するのも1つの手でしょう。
仕入れようと思っている商品を保存できる
仕入れようと思っている商品や、気に入った商品は、仕入れBOXというところに入れて保存しておくことが可能です。
仕入れBOXは、Amazonのお気に入りに近い機能で、リサーチしていて仕入れようと思っている商品を保存しておくことができます。
また、仕入れ設定(My設定)機能は、仕入れ日、仕入れ店舗、出品価格など、仕入れた商品の情報を保存することができます。
出品者のカートボックス取得率がわかる
リーファでは、各出品者のカートボックス取得率がわかるようになっています。
Amazon物販を行ううえで、カート取得率は非常に重要なポイントです。
出品者のカート獲得率を確認することで、自分がどれくらいカート獲得できるか目安がわかりますし、適切な価格設定ができます。
なお、同様の機能はKeepaやERESAの有料版にもあります。
簡易グラフで売れ行きが瞬時にわかる
簡易グラフとは、検索画面結果一覧にAmazonランキングの波形グラフを表示してくれる機能です。
検索結果一覧に簡易グラフを表示することで、商品情報の詳細を確認しなくても、大まかな売れ行き判断が可能になります。
Amazonの商品ページでリーファのデータが確認できる
リーファには、Google Chromeの拡張機能があります。
そのため、リーファのサイト上だけでなく、Amazonの商品ページ上でリーファのデータを確認することができます。
AmazonからASINを貼り付けてリーファで検索するといったことが必要なく、Amazonの商品ページで直接データを確認できます。
なお、KeepaやERESAでもGoogle Chromeの拡張機能があり、Amazonの商品ページ上でデータを確認できます。
専用LINEの窓口で迅速なサポートあり
リーファでは、専用LINE公式アカウントで、不明点や改善してほしい点を、いつでも問い合わせることができます。
不明点については丁寧にサポートしてもらえるので、Amazonせどり初心者でも安心です。
リーファ、Keepa・キーゾン、ERESAどれが一番おすすめ?
Amazon物販を行ううえでは、商品の売れ行きや販売価格の推移を把握することはとても大切です。
そのため、Amazon物販に取り組むなら、リーファ、Keepa(&キーゾン)、ERESAのいずれかは必須ツールです。
KeepaやERESAは無料版もありますが、本格的に利用するなら、必ず有料版を使用するようにしてください。
しかし問題は、3つのツールのなかでどれを利用するかです。
そこで、リーファ、Keepa、ERESAを比較すると次の通りです。
リーファ | Keepa | ERESA | |
月額利用料 | 2,178円 | 19€(約3,000円) | 4,980円 |
無料版 | × | 〇 | 〇 |
スマホアプリ | × | 〇 | 〇 |
ランキング推移 | 〇 | 〇 | 〇 |
簡易グラフ | 〇 | 〇 | 〇 |
販売個数表示 | 〇 | 〇 | 〇 |
最安値推移 | 〇 | 〇 | 〇 |
中古コンディション別最安値推移 | 〇 | 〇 | × |
損益分岐点 | 〇 | × | 〇 |
利益計算 | △ | × | △ |
バーコード機能 | 〇 | × | × |
カート取得者表示 | × | 〇 | 〇 |
出品者カート取得率表示 | 〇 | 〇 | 〇 |
Amazon商品ページ上のデータ確認 | 〇 | 〇 | 〇 |
出品者在庫数表示 | × | 〇 | △(30個まで) |
トラッキング機能 | × | 〇 | 〇 |
Amazon以外の商品データ | × | × | 〇 |
価格面で言えば、リーファかKeepaというところでしょう。
特に店舗せどりをする方は、バーコード機能のある他のツールを導入する必要がなくなるリーファは、コスパが良くなります。
ただ、リーファは安価である一方で無料版がなく試せないところが欠点です。
リーファになく、KeepaやERESAにある機能と言えば出品者在庫数表示やトラッキング機能が代表的なところです。
出品者在庫表示 | 出品者の持っている在庫数が表示される。在庫数が減っている分が販売個数になるので、出品者の売れ行きを正確に観測できる。 |
トラッキング機能 | 仕入れたい商品の値段が指定した価格になった際に通知が来る。 |
特にKeepaでは、在庫数が正確に表示されるので、正確な売れ行きをもとに仕入れ判断したい方にはおすすめです。
詳細は、以下の記事をご覧ください。
上記の比較表でもどれを選んだらいいか迷う場合は、次の基準でツールを選ぶと良いでしょう。
- せどりに取り組んでいる仲間が多く使っているツールを利用する
- Amazon物販のスクールや講師が勧めるツールを利用する
周りと同じツールを利用することで、何か疑問点や不明点があった場合や、自分では気付かなかった便利な使い方などの情報を得ることができます。
ちなみに、EC STARs Lab.ではKeepa・キーゾンを推奨しています。
Keepa・キーゾンについては以下の記事をご覧ください。
最後に
リーファの概要、主な機能について解説しました。
Amazonでせどりをするなら、リーファ、Keepa・キーゾン、ERESAのいずれか1つは、最初から導入しておきたいツールです。
リーファは無料版がないところが難点ですが、最も自分が使いやすくて、情報が得やすいツールを使うのが良いでしょう。
なお、リーファの登録、初期設定については、以下のリーファ公式サイト記載のマニュアルを参考にしてください。
⇒⇒⇒「リーファ公式マニュアル」
最後までご覧いただきありがとうございました。
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