
メルカリをやめたほうがいいと思う、リアルな理由ってなんだろう?
副業でメルカリを始めたけど…思っていたより稼げないし、手間がかかって疲れるし…やめたほうがいいのかな?と感じる方は多いでしょう。
実際にメルカリは、簡単に始められる一方で労力も時間もかかり、想像以上にストレスを感じる場面が多々あります。
このメルカリをやめたほうがいいと感じた理由について、実際に半年間本気で取り組んだ松井さんの体験談を元にお伝えいたします。

色々勉強して稼ぐ気満々でしたが...半年間で断念しました。
メルカリをやめたほうがいいかどうか、迷っている方はご参考になさってください。

目次
【体験談】メルカリをやめたほうがいいと感じた5つの理由

メルカリで稼ごうと意気込んでいた松井さんですが、結果半年間でやめられました。
この「やめたほうがいい」と感じた実体験をお伝えいたします。
- 事業者のメルカリ匿名販売は法律上グレーのため
- 副業でありながら作業が膨大で体力も時間も奪われた
- 売れ行きが鈍く在庫ばかり増えてキャッシュフローが悪かった
- ほぼ毎回ある値下げ交渉で気持ちが休まらず辛かった
- 実践してみて将来性がないことを身をもって実感した
事業者のメルカリ匿名販売は法律上グレーのため
メルカリでやめたほうがいいと断言できる一番の理由は、メルカリでの匿名転売は法律上かなりグレーであると知ったことです。
メルカリはそもそも「不要品販売が原則」のフリマサイトです。

営利目的での通信販売については、下記の通り、警視庁のホームページに「インターネットを利用した取引の際の表示義務」が生じることが明記されています。
インターネットを利用した取引の際の表示義務
古物商は、許可を受けていることを取引の相手方から明らかにするため、ホームページ上で、「許可を受けた公安委員会名」、「許可証番号」、「氏名又は名称」を表示しなければなりません。
・個人で許可を受けた場合、許可を受けた者の氏名を掲載しなければなりません。氏名に代えて、営業所の名称のみを表示することは認められていません。
・オークションサイトやフリマアプリを利用して、古物商である事を表示せずに取引を行うことはできません。
・インターネットを利用して古物の販売を行うことは、特定商取引法の「通信販売」に該当します。通信販売を行う際は、特定商取引法の規定により、個人の事業者であっても、事業者の氏名、住所、電話番号等を表示する義務が生じます。
(注記)特定商取引法については、消費者庁サイト「特定商取引法ガイド」をご確認ください。※警視庁ホームページより引用
しかし現在は、2025年10月のメルカリ規約改定によって、営利目的での匿名販売は実質禁止になり、事業者はメルカリshopsで販売するよう改定されました。
メルカリ規約改定の詳しい内容については、下記の記事をご覧になってください。

私は違法行為であると知った以上、やめたほうがいい!と強く感じました。
松井さんは、規約改定前の摘発されていない出品者が多い中でも、既に危険性を感じていました。
現在の大きく規約が改定された状況下でも…

不用品販売と見せかけて販売すれば、大丈夫でしょ?
と安易な判断で匿名販売を継続する方もいるかもしれませんが、かなり危険です。
この度の改定に伴ってメルカリは、365日24時間体制で不正出品・不正行為を監視する、徹底されたAIによる監視システムを導入しました。
不正対策の強化に関する詳しい内容については、下記の記事をご覧になってください。
これにより、今までとはわけが違って甘い考えは通用しない状況であり、最悪の事態を避けるためにもやめたほうがいい、と断言できます。
副業でありながら作業が膨大で体力も時間も奪われた
メルカリをやめたほうがいいと感じた2つ目の理由は、出品から発送までの膨大な作業量です。

松井さんが主に取り組んでいたのは「古着販売」です。
仕入れたらまず行う検品・清掃は大切な作業の一つで、ここをいい加減に行うと売れ行きや売れた後のクレームに大きく影響するため、入念にチェックしなければなりません。
検品・清掃が済んだら次に出品作業ですが、この出品作業だけでもこれだけの工程があります。

この作業が商品ごとに必要…服飾関係の知識がほぼない松井さんにとっては、さらに大変…

この時、1着出品するのに1時間かかっていました ^ ^;
常にやめたほうがいいな…と感じた作業内容ですが、その具体例が以下の通りです。
- 商品ページの画像撮影や説明文の作成は売れ行きに直結するので手が抜けない
- 各商品に合った梱包の知識も必要で包材購入の費用もかかる
- 購入者の要望に合わせて発送日時や方法を決めなければならない
- 売れるまで現状維持できるよう保管に気を使う必要がある
この内容を商品ごとに行う必要があり、出品は1日3着が限界だったそうです。
商品の販売数を増やすなら、この作業をその数だけ行うことになる。
メルカリの副業では、本業から帰宅後、毎日この作業が延々と続くのですから、やめたほうがいい!となるのは当然です。
松井さんの古着販売の体験談についての詳しい内容は、下記の記事をご覧になってください。
売れ行きが鈍く在庫ばかり増えてキャッシュフローが悪かった
さらにメルカリはやめたほうがいいと感じた3つ目の理由は、想像以上に鈍い売れ行きでキャッシュフローが悪かったことです。
この売れ行き、実際の数字でお伝えしますと100着出品して売れるのは1日たった1着!
利益率の平均が1000円/1着でしたので、このペースでは…
1日約1000円の利益と仮定して、1000円✕30日(1か月)で月3万円程度
500着を出品してやっと月に15万円程度という換算になります。
となると…毎日頑張って出品作業を順調に進めても、15万程度稼げるまでに約半年かかるし、その500着どこに保管するの?って問題も発生する。
- 想像以上に商品が売れない
- 在庫が家に溜まっていく
- 資金回収ができないので仕入れもできなくなる

やればやるほど、やめたほうがいいという気持ちが強くなりました。
お金に変えられない在庫と回収できない資金に圧迫されることで、日に日にやめたほうがいいと実感したのもうなずけます。
ほぼ毎回ある値下げ交渉で気持ちが休まらず辛かった
メルカリをやめたほうがいいと感じた4つ目の理由は、ほぼ毎回ある価格交渉のやり取りです。
これはメルカリ特有の面倒なルールで、少しでも安く買いたい購入者の値引き交渉です。
メルカリで購入された方はご存知だと思いますが、商品ページの商品画像右下に「¥値下げ依頼」というボタンがあるため、簡単に交渉できるようになっています。
購入する側からすればメリットかもしれませんが、出品者からするとうんざりの一言です。
- 値引き依頼が来る
- 値引き価格を提示する
- さらに値引きした価格を依頼される
- 中間価格を提示する
- 取引成立または見送り
上記のような面倒なやり取りが毎回です。

即買いしてもらえることは稀で、買われないことも普通にあります。
購入してもらうためには仕方ないと続けていましたが、交渉だけで売れないが続くとさすがに疲れます。
そういったやり取りの解消に、

お値下げ依頼不可にすればいいんじゃない?
と思われるかもしれませんが、人気商品でない限りこのくだりがないと売れにくくなります。
販売促進サービスの一つかもしれませんが、売れるまで群発する価格交渉を、疲弊する出品作業と並行して行うのでは、やめたほうがいいと感じてしまうのも当然でしょう。
実践してみて将来性がないことを身をもって実感した
メルカリでやめたほうがいいと感じ、やめるという結論に至った何よりの理由は、メルカリ販売を実践して体感したからです。

もちろん始めた時点では「しっかり稼ぐぞ~!」という意気込みでしたよ。
この意気込みも虚しく、実践してみて精神的にも体力的にも疲弊し、身にしみるほど現実を思い知って出した結論です。
こうしてやめたことによって、やめてよかったと改めて感じました。
- 帰宅後に待っている作業から解放されてレジャーや家族との時間が増えた
- 保管が必要な在庫がなくなり、居住空間も気持ちもゆとりができた
- ストレスだったメルカリ体験がスキルアップになったと思えるようになった
これは松井さんのご意見ですが、皆さん全てに「メルカリはやめたほうがいい」と言い切れる訳ではありません。
中には、メルカリをやめなくていい継続してもいい、といった方も勿論おられます。
メルカリをやめなくてもいい人の2つの特徴

ここからは、メルカリと相性がいいメルカリをやめなくてもいい、と感じる方の特徴についてお伝えします。
手間がかかっても1品づつ不用品を丁寧に処分したい人
メルカリはご存知の通り、不用品販売に特化したプラットフォームです。
この不用品を1点づつ丁寧に販売したい、といった方にはメルカリは最適です。
処分したい不用品が、思い入れのある商品であったり、譲る相手に直接販売したい場合などに、メルカリの利用はおすすめです。
ご本人にとっては大切だけど価値が伝わりにくい商品などにも、詳細な画像や説明文が掲載できるので、納得のいく販売ができるでしょう。
ただし、中にはメルカリで出品禁止商品もありますので、必ず確認して出品しましょう。
メルカリでの販売を継続したい個人事業者
メルカリでの販売を継続されたい個人事業者の方でしたら、メルカリshopsに移行すれば販売を継続できます。
メルカリでの販売方式に慣れていて、物販事業をされている方にはおすすめです。
メルカリとは違って、営利目的で販売する事業者・法人向けに開設されたサービスですので、心置きなく出品できます。
- 初期費用・月額手数料なしでショップが持てる
- 値下げ交渉なしで販売できる
- 大量出品・在庫管理も楽になる
ただし、前述した「特定商取引法に基づく表記」により匿名での販売はできません。
メルカリShopsの詳しい内容については、下記の記事をご覧になってください。
メルカリはやめたいけど物販は継続したいならAmazonメーカー仕入れ

メルカリはもうやめたいけれど、もっと楽で安全な物販をやってみたい、という方におすすめの物販があります。
メルカリでやめたほうがいいと感じた理由を払拭して、長期安定的に稼ぐことが可能な物販が「Amazonメーカー仕入れ」です。

Amazonメーカー仕入れとは、メーカーから直接仕入れを行う手法で、メルカリ体験者である松井さんがメルカリをやめて実践したのがこのメーカー仕入れです。

Amazonメーカー仕入れにステップアップしたことで、現在は独立もでき、本業にすることができました!
このAmazonメーカー仕入れでは、メルカリでは解決できない問題を全て解決できます。
- メーカーと直接取引をする真っ当なビジネスである
- 正規品だけを扱えるのでクレームもなく常に保証してもらえる
- 既存の商品ページへの出品になり作成する必要がない
- 在庫管理も保管場所もAmazonに委託できる
- 受注・発送・お客様対応を24時間365日Amazonに委託できる
メーカー仕入れの詳しい内容については、下記の動画をご覧になってください。
さらに読みやすくマンガ解説した書籍もおすすめです!
なお「メーカー仕入れ」の無料セミナーも定期的に開催しているので、興味がある方はぜひ参加してみてください。
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最後に
ここまで、メルカリはやめたほうがいいと感じた体験談と、やめなくてもいい人の特徴、おすすめの物販についてお伝えしました。
結論として、メルカリをやめたほうがいいかどうかは、匿名転売が不可能になった現在では、ご自身がどの程度現状を改善したいかによります。
ただ、不要品販売と称して匿名転売を継続するのだけは、本当にやめたほうがいいです!
誰もが感じている、メルカリを継続することへの迷いを解決するご参考にしていただければ幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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メルカリ生活に疲れた…もうやめたほうがいいのかな…