心理カウンセラーは、国家資格がなくてもできる職業で、未経験・無資格で始められるため、人気の在宅副業の1つとなっています。
道具が必要なく(一部の手法を除く)、初期費用やランニングコストもかからないため、案外手軽に始めることができます。
特に、「人の話を聞くことが好き」「自分と同じ辛い思いをしてきた人を救いたい」という方にとって、心理カウンセラーは憧れの副業かもしれません。
ただ、高いスキルと専門性があれば長期安定的な高収入が可能である反面、競合に埋もれやすく、廃業する人も多いです。
また、集客しても低単価の単発セッションしか申し込まれず、疲弊する人も少なくありません。
かなりレッドオーシャンで、高額の起業塾に通って商品構築や集客、リピートについて学んで生き残りを図っている人も多い職種でもあります。
そこで、今回は心理カウンセラーの副業の仕事内容や、失敗しないポイントについて解説します。
心理カウンセラーの副業に興味のある人は最後までご覧ください。

目次
【結論】心理カウンセラーの副業で高収入は可能だが簡単ではない

冒頭でもお伝えした通り、心理カウンセラーの副業で高収入を得ることは可能ですが、決して簡単ではありません。
平日の夜や休日でもセッションはできるので、本業と両立しながら心理カウンセラーとして活動している人は思った以上に多いです。

ココナラで検索して探してみても、様々な専門を持つカウンセラーがたくさん活動していることがわかります。
心理カウンセラーは、未経験・無資格・在宅でできる副業なので、思った以上に参入障壁が低く、競合がたくさんいるのです。
また、今はAIが発達していることもあり、AIに悩みを打ち込めば解決策を提示してくれる時代です。
現状、あまり大きな影響はない印象ですが、今後AIの精度が上がってくると、傾聴力が低く、一般的な解決策しかできないカウンセラーは淘汰されるでしょう。
カウンセラーは、無資格でも活動できますが、競合が多いこともあり、何らかの民間資格を持っている人の方が多いです。
だからといって、資格があれば成功できるかと言われればそんなこともありません。
資格を取得したうえで、クライアントの問題を解決する実績を積み重ねて、ようやく成功の道筋が見えてきます。
地道に実績を積んで専門性を出していけば、カウンセラーとして飛躍することは可能で、月商100~200万円程度の人も少なくありません。
競合は多いが、需要も多いので、クライアントの問題を解決に導けるカウンセラーの活躍の場は、今後も続くでしょう。
心理カウンセラーの主な仕事内容12選!

心理カウンセラーの主な仕事内容について解説します。
ただ、高い専門性が求められる職業なので、仕事内容は以下に限りません。
ご自身の人生経験や今まで得てきた資格やスキルを通して、唯一無二のサービスができる可能性もあります。
なお、婚活カウンセラー(=婚活アドバイザー、仲人)など、実態は心理カウンセラーと違う職業は除いています。
スクールカウンセラー
スクールカウンセラーは、学校に配属され、子どもたちが抱える様々な心の問題の解決をサポートする重要な役割を担います。
子どもの悩みも多岐に渡り、いじめや不登校、友人関係の悩み、学業や進路に関する不安、家庭環境の問題など様々です。
子ども達だけではなく、保護者や教職員からの相談にも対応して、問題解決に向けてサポートしていきます。
公認心理師などの国家資格や臨床心理士を優遇する学校もありますが、大学や大学院で専門的な学習が必要となるので、簡単ではありません。
メンタル心理カウンセラーやチャイルドカウンセラーなどの民間資格を取得してスクールカウンセラーを目指す人も多いです。
また、必ずしも学校に行く必要がなく、オンライン相談ができるスクールカウンセラーも増えています。
特にここ数年増えている不登校専門カウンセラーであれば、在宅で不登校の子どもをサポートすることができます。
産業カウンセラー
産業カウンセラーは、企業で働く人々のメンタルヘルスのケアをサポートします。
職場の人間関係の悩み、ハラスメント問題、長時間労働によるストレス、キャリアに関する不安など、社員が抱える心の問題に対応します。
会社員を経験した人なら何となく想像できると思いますが、仕事や人間関係が精神的負担となり、メンタルに不調を訴える社員は非常に多いです。
過労自殺などの問題があれば社会的な問題となるため、大企業を中心に、メンタルケアに力を入れている企業は少なくありません。
また、職場全体に働きかけて職場環境づくりをサポートしたり、社員のキャリア形成のサポートを行ったりすることもあります。
そのため、相談の対象は、社員だけでなく、経営陣や人事労務担当者にも及ぶことがあります。
一般社団法人日本産業カウンセラー協会認定の資格を取得するか、大学で心理学を専攻するかのいずれかで、産業カウンセラーの資格を取得できます。

産業カウンセラーというと、企業に訪問して社員のカウンセリングをするイメージが強いですが、在宅でできる仕事も少なくありません。
恋愛カウンセラー

恋愛カウンセラーは、以下のような様々な恋愛相談に対して、解決策をサポートします。
- 彼氏/彼女ができない
- 出会いがない、好きな人ができない
- 片思いで苦しい
- 失恋のトラウマがある
- 婚活、マッチングアプリに疲れた
- 彼氏/彼女と別れたい
- 彼氏/彼女に浮気された
- 自分の浮気癖に悩んでいる etc
クライアントは、1人のこともあれば、カップルの場合もあります。
恋愛カウンセラーは、特に国家資格や民間資格の取得が必要というわけではありません。
しかし、クライアントの気持ちに深く共感しつつ、客観的に解決策を提案する力が求められます。
ただ単に恋愛経験が豊富なだけでなく、カウンセリングの専門的知識に基づいたサポートが大切です。
無資格でも問題なく取り組めるため、やや競合が激しい分野ですが、よく友人から恋愛相談されるという方は挑戦してみても良いでしょう。
夫婦カウンセラー

夫婦カウンセラーは、その字のごとく夫婦を対象としたカウンセリングです。
恋愛カウンセリング同様に、夫婦が相談に来ることがあれば、いずれかが相談に来ることもあります。
夫婦カウンセラーの主な相談は次の通りで、なかには重い深刻な相談もあるでしょう。
- 夫婦感のコミュニケーション不全
- 離婚相談
- 価値観や性格の不一致
- セックスレスやED
- 浮気・不倫 etc
夫婦双方の意見を中立的な立場で丁寧に聴く傾聴力、問題の背景にある心理的要因を深く分析する力が求められます。
特に資格がなくても取り組めますが、専門的なカウンセリングスキルがあった方が信用度が高くなります。
恋愛カウンセラーと兼ねて取り組む人が多い傾向にあります。
児童心理カウンセラー(チャイルドカウンセラー)

児童心理カウンセラー(チャイルドカウンセラー)は、乳幼児から思春期までの子どもたちを対象としたカウンセラーです。
子どもの心や言葉の発達の遅れや行動上の問題(落ち着きがないなど)、情緒の不安定などに対して、専門的なカウンセリング知識と技術を用いてサポートを行います。
不登校やひきこもり、いじめなどの問題への対応、子どもの摂食障害など、比較的重い問題に対してもアプローチしていきます。
一方、子どもだけでなく、親御さんの相談に乗ることも欠かせません。
発達障害(ASD、ADHD、LDなど)の特性を理解し、適切な対応を支援することも重要な役割です。
チャイルドカウンセラーにはいくつか民間資格があり、日本メディカル心理セラピー協会の「チャイルド心理カウンセラー®資格認定試験」、日本能力開発推進協会の「JADP認定チャイルドカウンセラー®」などがあります。
家族療法カウンセラー
家族療法カウンセラーは、子どもや夫、妻といった個人ではなく、家族全体を対象にカウンセリングを行います。
家族全体を対象とするため、1対1のカウンセリングだけでなく、家族全員と相談する機会も多くなります。
特に、兄弟姉妹全員が不登校やひきこもり、摂食障害になるなど、深刻な家族問題に発展しているケースも少なくありません。
スクールカウンセラーやチャイルドカウンセラーでも、家族などと関わる機会はありますが、家族療法カウンセラーは、より家族全体の問題として捉えて問題解決をサポートしていきます。
例えば、親子関係や嫁姑問題などにも介入し、いわゆる毒親問題についても関わることも出てくるでしょう。
それだけ専門性が高いカウンセラーなので、いくつか民間資格があります。
興味のある方は、日本能力開発推進協会の「JADP認定家族療法カウンセラー®」などを取得するのも良いでしょう。
不倫カウンセラー

不倫カウンセラーは、不倫で引き起こされる心の痛みや混乱、夫婦関係の危機に直面している人々に対し、専門的なサポートを提供していきます。
W不倫になっているケースも少なくありません。
具体的には不倫をされた側が感じる怒り、悲しみ、不倫をしてしまった側の罪悪感、そして離婚・復縁に関する相談に応じます。
一方で、「彼氏がなかなか奥さんと別れてくれない」など、不倫相手との関係に悩む人の相談に乗ることもあります。
一度は破綻した夫婦関係の再構築を目指すだけでなく、円満な離婚に向けた心理的サポート、さらには子どもへの影響についても相談します。
不倫問題とは別に、、過去に強烈なトラウマを抱えていたり、精神疾患を抱えたりしているケースも多く、デリケートな問題に対応するスキルも求められるでしょう。
不倫カウンセラーに必須資格はなく、在宅で取り組みやすいですが、かなり高度なカウンセリングスキルが必要です。
キャリアカウンセラー
キャリアカウンセラーは、カウンセリング技術を通して、転職・独立を含めて個人の今後のキャリアプランについて相談していきます。
また、転職、独立、異動や昇進などだけでなく、職場の人間関係やマネジメント、必要な能力開発についてもサポートしていきます。

キャリアコンサルタントと何が違うの?
と思ったかもしれませんが、キャリアコンサルタントは国家資格です。
資格を取得しないとキャリアコンサルタントを名乗れない一方で、キャリアカウンセラーはいつでも名乗れます。

キャリアカウンセラーとキャリアコンサルタントは、たしかに業務上の違いは大きくありません。
ただ、社会人のキャリアに関わりたいなら、国家資格のキャリアコンサルタントを取得するのも良いでしょう。
実際、キャリアカウンセラーの採用には、キャリアコンサルタントの資格を持つ人を希望する企業も増えています。
メンタル心理カウンセラー
人間は、仕事や家庭など日々多くのストレスに苛まれています。
メンタル心理カウンセラーは、日常生活におけるストレス、不安、気分の落ち込み、人間関係の悩みなどの心の不調に対して、カウンセリング技法を用いて相談に応じます。
日本能力開発推進協会の「JADP認定メンタル心理カウンセラー®」などの民間資格が多数あります。
しかし、クライアントや特定の悩みに絞ることなく、幅広い相談に対応する、ゼネラリスト的な側面を持っています。
ただ、それでは他者との差別化は難しいので、単価を上げていく過程で「働く女性のためのメンタルサポート」や「子育て中のママの悩み相談」など、得意分野に絞っていく必要はあるでしょう。
HSP専門カウンセラー

HSPは、繊細で傷つきやすい気質を持つHighly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)の略です。
少し昔の話ですが、HSPに関する本がベストセラーになったことを機に、「繊細さん」として一般的に認知されてきました。
HSP専門カウンセラーは、繊細さんが抱える特有の生きづらさや悩みに対して、専門的な理解とサポートを提供するカウンセラーです。
カウンセラー自身がHSPで悩んできたケースが多いですが、意外と競合が多い点に注意が必要です。
興味のある方は、HSPカウンセラー関連の講座などに通ってみると良いでしょう。
洗脳解除カウンセラー

洗脳解除カウンセラーは、カルト宗教や悪質な自己啓発セミナー、ネットワークビジネス、DV加害などの洗脳から解放され、心理的な回復に至るまでサポートしていきます。
直接の被害者だけではなく、家族や友人など第三者が「どうにかしたい」と考えて相談に来るケースも少なくありません。
マインドコントロールに対して理解を示して、被害者の状況を丁寧に聞き出して徐々に洗脳を解いていきます。
洗脳が解けて終わりではなく、強烈なトラウマやPTSDを抱えてしまったケースもあり、解除後のサポートが必要になる場合も多いです。
多くのお金を貢いでしまい、多額の借金を抱えたり、自己破産寸前だったりなどデリケートな問題も抱えています。
カルト2世など、自分自身がかつて洗脳された経験をもとにカウンセラーを目指すケースが多いですが、他のカウンセラー職よりはニッチな分野です。
デリケートな問題を扱うので、極めて高度なカウンセリングスキルが必要ですが、「被害者を救いたい」という想いの強い人は目指してみると良いでしょう。
メールカウンセラー
メールカウンセラーは、会話ではなく、メールのやり取りでクライアントの悩みを解決に導いていきます。
会話ではないので、単価はかなり安くなるので、副業としておすすめしない人も少なくありません。
ただ、カウンセラーとして駆け出しだったり、副業を始めたばかりだったりした場合は、試してみるのも1つの手です。
また、通常のカウンセリングと並行して進めてみるのもありでしょう。
なかには、会話より文章で返信することの方が向いている人もいます。
メールカウンセラーは、だいたいメール2~3往復で数千円くらいが相場です。
あまりに高額な報酬を提示してきて、実は詐欺だったという事件も多いので注意しましょう。

なお、メールでできる副業全般については、以下の記事もご覧ください。
心理カウンセラー5つの仕事の探し方

心理カウンセラーの副業を開始する場合、次の方法で仕事を探すと良いでしょう。
どのようなカウンセラーとして副業をするかによって選択肢は変わってきます。
求人サイト
オーソドックスな方法が、求人サイトで学校や企業、メンタルクリニックなどから、カウンセラーの求人情報を探すことです。
副業の場合の雇用形態は、アルバイトやパート、業務委託になります。
公認心理師や臨床心理士などを持っている場合は、大企業や学校でも採用されやすくなるでしょう。
条件に合った求人がないか、探してみてください。
クラウドソーシングサイト・スキルマーケット
ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイト、ココナラなどのスキルマーケットで仕事を獲得するのもよく行われます。
特に業務委託でカウンセラーに取り組みたい場合は活用してみると良いでしょう。
カウンセラースクール
カウンセラースクールや養成講座は、カウンセリングスキルや資格を習得するだけでなく、修了生に対してカウンセラーを募集することがあります。
スクールに通うことになるので初期投資が必要になり、競争率も高くはなります。
ただ、カウンセリングスキルを身に付けるためにスクールや講座に参加している人は検討の余地があります。
自分のホームページやSNSで集客
カウンセラーとして実績が積み上がってきたら、ホームページを作ったり、SNSで発信したりすると良いでしょう。
非常に競合が多い業界であるため、独立起業を目指すなら、自分自身で集客できる力を付けていく必要があります。
カウンセリングスキルは当然必要ですが、セールスやマーケティングも意識するようにしましょう。
知人の紹介で集客
ホームページやSNSで集客すると同時に、知人の紹介で集客できれば理想です。
相談内容によっては、クライアントから紹介されづらいこともありますが、友人などから紹介されることもあります。
日頃からSNSで情報発信して、自分の活動を知ってもらうようにしたり、日頃から周りとの信頼関係を築いたりするようにしましょう。
心理カウンセラーの副業で失敗しない8つのポイント

最後に、心理カウンセラーの副業で失敗しないためのポイントについてお伝えします。
心理カウンセラーは、すでに成功している人とそうでない人で二極化しているので、次のことは守って取り組む必要があります。
目的に合った資格のみ取得する
国家資格だけでなく、民間資格も合わせると、心理カウンセラーの資格は星の数ほどありますが、目的に合った資格のみ取得しましょう。
結果的にいくつか資格を取得するならともかく、最初から短期間で「あれもこれも」と資格ばかり追ってもお金と時間の無駄です。
実務に問題ないほどのカウンセリングスキルや資格を取得できたら、あとは実際にカウンセリングに取り組むと良いでしょう。
副業を始めたばかりなら、「〇人限定」などで低単価のセッションを繰り返して、実績を積み重ねた方が、自分の得意分野や専門性も見えてきます。
カウンセリングスキルは必須ですが、資格を取得したからといって、顧客の問題解決に導けるとは限らないのが、心理カウンセラーの難しいところです。
なお、カウンセラーの資格は、難易度も様々です。
臨床心理士や、国家資格の公認心理師は、大学で心理学を専攻したり、実務経験が必要だったりと、かなり難易度が高いです。
受験資格に該当すれば目指した方が良いですが、本業と両立して一から臨床心理士や公認心理師を目指すのは現実的ではありません。
民間資格だけでも心理カウンセラーとして成功している人は多いので、無理に取得する必要はないでしょう。
クライアントの問題に感情移入しすぎない
心理カウンセラーは、クライアントの悩みに共感しても、問題に感情移入しすぎないことが重要です。
心理カウンセラーの役割は、クライアントの話を聞いて共感するのではなく、問題解決をサポートすることです(ただ愚痴聞きを依頼されているなら話は別ですが)。
一緒に涙を流すほど感情移入するのではなく、客観的で冷静な対応をして、最適な行動に導かなくてはいけません。
実際、一緒に泣いている心理カウンセラーなんて見たことないのではないでしょうか?
また、あまり感情移入してしまうと、カウンセラー自身が心身の健康を害することになりかねません。
感情豊かな人よりも、俯瞰した目でクライアントの悩みに対処できる人の方が心理カウンセラーに向いています。
競合が多いので得意分野に特化して経験を磨く
心理カウンセラーは、求められる技術が高い割には人気のある職種で、競合がとても多いです。
実際、同じ大学でも、心理学部や文学部心理学科などは比較的偏差値が高く、心理カウンセラーに興味を持つ人は多いのです。
そのため、先ほどお伝えしたように、最初はテストマーケティングで低単価のセッションを繰り返して経験を磨くことが欠かせません。
自分の専門性や得意分野、顧客のニーズは実際に行動してみないとわからないことが多くなります。
テストマーケティングをしている際は、顧客からアンケートを取ることを忘れないようにしましょう。
将来ホームページを作成する際に、お客様の声や実績を掲載することができて、集客しやすくなります。
徐々に高単価商品を構築する
副業開始時は、しばらく低単価のセッションを行うことになりますが、実績を積みながら単価を上げていかないと疲弊します。
空いている時間さえあればセッションを入れて、気付いたら本業と寝る時間以外はすべてセッション時間・・・・・・。
それなのにたいした稼ぎにならない・・・・・・。
それではカウンセラーの仕事を続けることはできないので、実績を積みながら単価を上げていくことは必須です。
つまり、モニター価格で提供していたセッションは値上げして、さらに徐々に高単価商品を構築して高収入を目指していく段階です。
例えば、複数回の継続セッションをパッケージにしたプログラムや、特定のテーマに特化した専門性の高い集中プログラムなどです。
クライアント一人ひとりにより深く、長期的な視点で関わることで、より実績が積み上がり、高単価でも申込みが来るようになるでしょう。
リピートさせるために問題解決を引き延ばさない
心理カウンセラーとしてクライアントから継続して相談を受け、リピートしてもらうことは、安定収入に繋がります。
実際、セッション中心の心理カウンセラーになれば、新規集客だけでなく、リピート率も重要となります。
しかし、リピートさせるために意図的にクライアントの問題解決を引き延ばしたり、不必要にカウンセリングを長引かせたりすることは当然NGです。
目先の利益のためにクライアントに依存させる関わり方は、結果的に顧客満足度の低下に繋がり、信頼を失うことになります。
質の高いカウンセリングを提供し、クライアントが真に問題解決に向けて前進すれば、自然とリピートしてくれます。
そして、クライアントが卒業する際は、良い口コミが広がったり、知人を紹介してくれたりするでしょう。
そして、いったん卒業したクライアントが将来別の課題に直面した際に、再びセッションの依頼が入ってきます。
「話を聞くだけで簡単に稼げる」と謳った副業詐欺に注意する

どの副業でも、副業詐欺には注意したいところですが、心理カウンセラーも要注意です。
「誰でも簡単!話を聞くだけで高収入」「メールするだけで簡単に稼げる」といった、甘い言葉で勧誘する広告を見ても、絶対に近付かないようにしましょう。
特に登録料やマニュアルの購入で、高額の支払いを求められる場合は、確実に詐欺です。
軌道に乗ったら自分のホームページを作成する
先ほどもお伝えしたように、心理カウンセラーとして軌道に乗ってきたら集客用のホームページを作成しましょう。
副業してすぐに作る必要はないですが、モニターセッションを繰り返して商品が構築した段階や、独立起業を視野に入れる場合は必要となります。
SNSで情報発信することも大切ですが、ホームページがあるかどうかで信用度はかなり変わってきます。
詳細は、カウンセラー関連のホームページやLP制作に強い制作会社に相談するようにしてください。
SNSやブログで問題解決事例等を情報発信する
心理カウンセラーは、セッションで様々な問題解決事例があるので、SNSやブログとの相性は抜群です。
私の知っているある程度軌道に乗っているカウンセラーは、SNS(インスタやX、Facebookなど)やブログで積極的に情報発信しています。
ブログについては、noteやアメブロで情報発信している人が多い印象です。
Googleの自然検索上位を狙うなら、WordPressでSEOライティングをしても良いですが、正直セッションの片手間で行うことは難しいでしょう。
また、SEO記事を外注するにしても、1記事20,000~30,000円はかかりますから、費用負担が大きくなります。
SNSとnote(もしくはアメブロ)を連携して情報発信しても、ある程度多くの人に見られるようにはなります。
最後に
心理カウンセラーの副業について解説しました。
副業で心理カウンセラーをしている人は多く、実際仕事内容や民間資格も多種多様です。
10年以上前の話ですが、私も一時期心理カウンセラーになろうと考えたことがあるくらいです(結局、何も行動せず、別の副業をしましたが)。
高額の起業塾に行って商品構築している人も多いので、幅広い層に、様々な悩みの相談に応えていくだけでは難しいでしょう。
問題解決の実績を積みながら専門性を高めていくことが、心理カウンセラーとして生き残る道となります。
副業で行っている間は、とにかく実績を積み重ねて商品構築していくことに集中すると良いでしょう。
なお、他の副業にも興味のある方は、次の記事もご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
このようなお悩みありませんか?
- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
- 副業で臨む成果を得られていない人
- 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
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