転売ヤー爆死多発!7つの実例と爆死してしまう5つの理由

転売ヤーが爆死してしまった実例:自社制作

せどりとか転売に興味あるけど、転売ヤーはイメージ悪いよね・・・

イメージ悪いし、爆死するイメージがあるわ

不当に人気限定商品を買い占めて、メルカリなどで高額転売する転売ヤーの爆死事例が相次いでいます。

爆死とは、もちろん爆発で死ぬ「bomb victim」という意味ではなく、完全に失敗する「fail completely」を意味します。

転売ヤーの代表的な爆死が、不良在庫を大量に抱えて大損してしまうケースです。

せどりや転売に興味のある人は多いですが、悪質な転売ヤーと揶揄された挙げ句に爆死することは避けないといけません。

そこで、今回は転売ヤーの爆死事例と、なぜ爆死してしまうのか?そして転売に変わる手法の代替案をお伝えいたします。

せどり、転売に興味のある方は最後までご覧ください。

 

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転売ヤーが爆死した実例7選|人生崩壊を招いたリアルな末路

転売ヤー7つの爆死事例

それでは、転売ヤーの代表的な爆死事例についてお伝えします。

物販ビジネス自体は悪いことではなく、堅実に稼ぐ方法もあります。

しかし、転売ヤーと呼ばれるような行為をしてしまうと、大切なお金と信用を失うことになってしまいます。

ガンプラ、PS5、Switch、ピザポテト・・・・・・販売メーカーの再販による価格急落で爆死

代表的な転売ヤー爆死事例が、販売メーカーの再販や二次受注による価格急落によるものです。

人気の限定商品を買い占めてメルカリなどで高額転売している行為は、販売メーカーが黙っているわけがなく、様々な転売対策がされています。

そのなかの1つが、品薄になった商品をすぐに再販や二次受注するといったもの。

再販や二次受注されてしまえば、消費者はわざわざ高額転売ヤーから買わなくていいので、転売ヤーは全然売れなくなります。

結局転売ヤーは、不良在庫をいつまでも抱えるか、赤字覚悟で値下げして売り切るしか方法がありません。

転売ヤーは爆死してしまうので、撤退せざるを得ない状況になるのです。

この転売対策は、高額転売が問題視されていたガンプラ、PS5、Switchでよく行われている転売対策です。

転売ヤーに批判的な投稿
転売ヤーに対して批判的な投稿

販売メーカーに需要をコントロールされてしまえば、転売ヤーは勝ち目がありません。

ガンダムでは、水星の魔女のガンプラが有名です。水星の魔女は、何度か再販したので、結局転売ヤーは爆死してしまいました。

また、過去にはピザポテトが販売休止になって、価格が高騰したことがありましたが、これも結局すぐに再版されて、転売ヤーは爆死しました。

ロケットニュース24より抜粋

高額転売は、メーカーの転売対策で爆死リスクが非常に高いという点は覚えておきましょう。

PSVRの人気が予想を下回り大爆死

これは高値で売れるぞ!

と思ったものの、人気が予想を下回ってしまい、結局不良在庫を大量に抱えて爆死したというケースも少なくありません。

PSVRが全く売れず転売ヤーが爆死

例えばPSVRは、売れると見込んだ転売ヤーが買い占めたものの、人気が予想を下回ったために爆死したケースが多発しました。

しかも、新型の発売によって価格はさらに暴落してしまいました。

話題の商品であっても、思った以上にコケてしまうことがあることは覚えておきましょう。

【スタバ福袋】ネットで大バッシングが起こりヤフオクのいたずら入札で爆死

スタバ福袋を買い占めた様子をSNSに公開して大バッシングが起こり、結局爆死した事例がります。

有名な転売ヤー爆死事件なので知っている方も多いかもしれません。

東京・二子玉川のスターバックスで、先頭の人に福袋108個が買い占められたことがありました。

後ろに並んでいたお客様は誰も買うことができず、先頭にいた転売ヤーはもちろん、転売対策をしないスターバックスにも批判が集中しました。

スタバの福袋買い占め
ねとらぼより抜粋

転売ヤー本人は特に悪気がなかったらしく、むしろ誇らしげに、買い占めた福袋をSNSで公開してしまいました(現在、転売ヤーのSNSアカウントは削除されています)。

スタバの福袋買い占めで誇らしげに投稿

これが爆死のすべての始まりでした。

転売ヤーはヤフオクで福袋を転売したのですが、アカウントが特定されてしまい、買わないのに入札、つまりいたずら入札ばかりされる事態に。

結局、この転売ヤーは爆死してしまいました。

スタバ 転売

無在庫転売で注文後に仕入れようとしたら仕入れ値が跳ね上がり爆死

]みんな情弱だなあ。無在庫転売すれば爆死しないのに

無在庫転売でも爆死事例はあります。

以下のXの投稿の右上の画像をご覧ください。

無在庫転売の爆死事例

ある転売ヤーが、メルカリで2,450円で販売されていたオリジナル商品を、amazonで6,850円で無在庫転売しようとしていました。

ある日、その商品の注文があったので、転売ヤーがメルカリから仕入れようとしたところ・・・・・・

なんと、245,000円に仕入れ値がつり上がっていたのです。

つまり、無在庫転売ヤーは、245,000円で仕入れて、6,850円に販売しないといけません。

青ざめた転売ヤーは、早速注文者に次のようにキャンセルを依頼します。

転売ヤー

すでに併売店舗にて販売しました。

Amazonの商品ページの削除ができておらず、こちらの商品管理ミスです。

仕入れ先等も確認しましたが、用意が難しいとのことです。

楽しみにされていたのも関わらず、大変申し訳ありません・・・

しかし、実は注文した人は、メルカリでオリジナル商品を販売している本人だったのです。

そこで、注文した人は、次のように回答します。

それ、嘘ですよね?

その商品、私がメルカリで販売しているオリジナル商品です。

あなたが真っ当なビジネスをしているなら、早く発送してください!

転売ヤーは、もうどうしたらいいかわからず、返信できかねているうちに、仕入れ値が最終的に2,450,000円まで上昇。

結局、転売ヤーは観念することになってしまいます。

この一件、転売ヤーに注文した人が、事の顛末をすべてXにて報告。

晒された転売ヤーは、他にも人のオリジナル商品を勝手に無在庫転売していたことが発覚してしまいます。

無在庫転売の今後

オリジナル商品を販売している方は、同じように無在庫転売対策をしているようです。

無在庫転売自体は違法でも悪質な行為でもないですが、このよう行為は絶対にやめましょう。

また、無在庫転売は、商品の発送が遅れやすい、検品する時間がないなどトラブルが起きやすい方法です。

メルカリやラクマは無在庫転売の出品を禁止していますし、AmazonやeBayは厳しい規制があるので注意してください。

無在庫物販

コロナ禍のマスク高額転売が一時的に法律で禁止されて爆死

2020年、新型コロナウィルスが蔓延して、日本中でマスクが品薄になって価格が高騰したことは記憶に新しいでしょう。

当時、マスクの価格が高騰することを見越して、大量に買い占めて高額転売した人がいました。

今では考えられないような高値で、マスクを渋々購入した人も多いでしょう。

この状況、さすがに厚生労働省は問題視して、マスクの高額転売を法律で禁止しました(国民生活安定緊急措置法施行令)

日本経済新聞より抜粋

一時的な措置で、今は転売禁止は解除されていますが、当時マスクの高額転売で大儲けを考えていた人は爆死したことでしょう。

また、意に介さず高額転売して、逮捕事例もあります・・・・・・。

違法行為をしたら人生詰むことになるので、絶対に注意しましょう。

せどりは違法? 逮捕される?

【遊戯王カード】ルール改定で爆死

ポケモンカードや遊戯王などトレカの高額転売も、社会問題になっており、消費者から忌み嫌われています。

また、トレカの転売は転売対策などによる爆死リスクが非常に高く、まったくおすすめできません。

遊戯王カードでも爆死

詳細は、以下の記事をご覧ください。

トレカ せどり

特に遊戯王カードについては、公式大会で使えるカードを制限するリミットレギュレーションという制度があります。

公式大会では使用を禁止しているカードも出てきますが、ルールの改定で禁止カードが変わることがあります。

禁止カードになってしまうと当然需要が減るので、価格が暴落する傾向にあります。

もし、高額転売しようとしていた遊戯王カードが大会で使用禁止となれば、爆死は免れないでしょう。

詳細は、以下の記事をご覧ください。

遊戯王カードの転売

ネット民のデマ情報に惑わされてガンプラ高額転売で爆死

高額転売を嫌うネット民が、デマ情報を流して転売ヤーを惑わして爆死させるケースもあります。

有名なところでは、トリスタンというガンプラの例があります。

ガンプラ高額転売の爆死事例

トリスタンについては、Xで「プレ値がつく」「トリスタンは超人気。すぐに買おう」などの投稿が相次ぎ、トレンド入りしてしまうほどでした。

それを見た転売ヤーが、トリスタンのガンプラを買い占めます。

ところが、実態はトリスタンはガンプラのなかでは不人気で、在庫がなくなるどころか、店舗も在庫を抱えて困っていたほどでした。

つまり、先のXの投稿は、転売ヤーに怒っているガンプラファンが一致団結して流したデマ情報だったのです。

転売ヤーは、特にガンプラに詳しいわけではなかったので、デマ情報に気付かなかったのでしょう。

その結果、転売ヤーは不良在庫を大量に抱えることになり、大爆死してしまいました。

デマ情報を流すのもどうかと思いますが、それを信じて大量に仕入れる転売ヤーもかなり情弱と言わざるを得ないでしょう。

ガンプラ転売

そもそもなぜ転売ヤーは爆死してしまうのか?その5つの理由

なぜ転売ヤーは爆死してしまうのか?

前章で転売ヤーが爆死した事例をお伝えしましたが、そもそもなぜ爆死してしまうのか?

こちらについてこの章ではお伝えしていきます。

転売ヤーの人たちは決して運が悪かったから爆死したわけではありません。

爆死するにはしっかりとした理由がありますので、ここではその理由を5つ、解説していきます。

需要を読み違えてしまい仕入れた商品が売れ残ってしまう

転売をする人は「人気」と聞けば「儲かるのでは?」といった思考を持っています。

SNSで話題になった瞬間、「これは売れる!!」と思ってしまいがちです。

そのため売れるタイミングを逃さまいと、その人気商品をすぐに調べ仕入れを行います。

しかし当然ですが他のライバルも同じ情報を得ている可能性は非常に高く、みんなが同じものを仕入れます。

そうなると需要自体は一時的に高まったとしても、それは一過性に過ぎず、大量に仕入れた転売ヤーは売れ残ってしまい在庫を抱えてしまうことになるのです。

物販ではこの在庫リスクは極力減らさないといけません。

在庫を自宅に置いておいても一銭にもならず、現金が回収できないため次の仕入れができなくなってしまうためです。

転売ではこうした在庫を抱えてしまうリスクが非常に大きいので、結果的に爆死してしまうのです。

価格競争が起こり赤字になってしまう

先ほど「物販では在庫リスクを極力減らさないといけない」とお伝えしました。

それは転売ヤーも当然分かっています。

そのため在庫を抱えた転売ヤーが次に行うことは、値段を下げて誰よりも安い価格で販売して、在庫を無くすことです。

しかしこれも当然他のライバルも同じ行動をとってきます。

そのためどんどん価格は安くなり、仕入れた当初は大きく利益が出る見込みであっても、売れた時には大赤字・・・となってしまうのです。

これは転売を行っている以上、避けては通れない宿命みたいなものです。

転売を続けるのであれば、この価格競争とはずっと付き合っていかないといけないのです。

せどり やめたほうがいい

仕入れ対象となる企業や店舗の転売規制・対策がどんどん強化されている

上記2つの爆死する理由は、あくまで商品を仕入れることができたらの話です。

しかしそもそも仕入れ自体が実はどんどん厳しくなっています。

ネットで調べると仕入れ先としてよく名前が挙がる企業や店舗も規約で転売を禁止したりなど、転売対策が強化されています。

上記の店舗名をクリックしていただくと、各企業や店舗の転売規制をご確認いただけますが、これはほんの一部ですし、今後もこの流れは加速していくでしょう。

転売ヤーはこの流れをどうしようもできず、ただただ仕入れ先がどんどん縮小していくのです。

ノジマの転売対策

アカウント停止や閉鎖の危機に常にさらされている

多くの転売ヤーがこのリスクを知っている知っていないに関わらず、明日突然販売できなくなる可能性があります。

なぜならメーカーや購入者からのクレームで、Amazonであれば「真贋調査」というものが行われ、販売した商品が本物なのかどうかを証明する必要があります。

その証明には、該当する商品のメーカーの請求書が必須で、それをAmazonに提出しなければなりません。

しかし転売ヤーの仕入れ先は主に小売店になるため、請求書など用意できるはずもないのです。

そのため販売した商品は本物とは認められず、

本物かどうかも証明できないのに販売を許可することできません。

今後、Amazonでの販売はやめていただきます!

ということになるのです。

アカウントが停止や閉鎖になれば売上金の回収もできず、残るのは売れ残った在庫です。

EC STARs Lab.代表の中村さんもかつては転売で月利100万円を達成しましたが、真贋調査などが続きアカウント閉鎖に追い込まれました。

その体験談は下記にありますので、一度ご覧いただけますと幸いです。

延々と終わらないリサーチ・・・自由な時間が消えてしまう

転売を始める多くの方は、

会社から独立して自由な時間を手に入れたい!

という思いを持ってスタートします。

しかし現実は利益を上げていくためには商品をどんどん仕入れないといけません。

逆に言えば手を止めてしまった瞬間、利益は0になってしまうのです。

そのため来る日も来る日もリサーチをして仕入れをし、そして梱包・出荷作業を延々繰り返していかないと安定した利益を得ることはできません。

ご家族がいらっしゃる方であれば、家族との時間は減っていき、睡眠時間も削られ、その結果気持ちにも余裕がなくなります。

転売ヤーは自由を求めて始めたにも関わらず、やればやるだけ自由からは遠のいていくのです。

せどりで疲れた

転売ヤーが爆死する理由を全てカバーできる真っ当な物販がおすすめ!

転売ヤーを卒業しよう

不良在庫を大量に抱えて爆死したくないなら、悪質な転売ヤーを卒業して、真っ当な物販ビジネスに取り組むことが一番です。

不当に人気商品を買い占めて高額転売する行為は、コロナ禍のような緊急事態でなければ、法律で禁止されることはあまりないでしょう。

しかし、販売メーカーや取扱店舗の転売規制はどんどん厳しくなっており、転売ヤーが参入できないようになっています。

今後、転売ヤーは駆逐され、無理矢理転売しようとしても爆死することは避けられないでしょう。

詳細は、以下の記事をご覧ください。

実際に、悪質な転売ヤーから卒業して、真っ当な物販ビジネスに転向して成功した人は少なくありません。

メーカー仕入れの商流:自社制作

例えば、せどりや転売とはまったく違う物販ビジネスもあります。

上記の図のように小売店ではなく、メーカーから直接商品を仕入れてAmazonで販売するメーカー仕入れという物販ビジネスがあります。

メーカー仕入れは、出品者にとっては次のようなメリットがあります。

メーカー仕入れのメリット
  • 安定的な商品仕入れが可能
  • 販売者を限定化することで値崩れを防ぐことができる
  • 安定的な仕入れができ、適正価格で販売できるから月利が安定する
  • 常に商品をリサーチしなくていい
  • 転売規制とは無縁
  • お客様からのクレームが少ない
  • Amazonアカウント閉鎖のリスクがほとんどない

つまり、自分もメーカーもお客様も喜ぶwin-win-winのビジネスとなります。

メーカー仕入れの具体的な方法については、以下の記事や動画をご覧ください。

またEC STARs Lab.では毎週無料セミナーを開催しており、そちらでもメーカー仕入れについて詳細にお伝えしています。

ぜひセミナーへの参加もご検討ください^^

最後に

高額転売ヤーの爆死事例と、なぜ爆死してしまうのか?についてお伝えしました。

社会的に嫌われている高額転売は、消費者から嫌われますし、爆死リスクも非常に高いです。

せどりや転売自体は悪いことではありませんが、お金と信用を大幅に失い、人生を詰むような行為は絶対にやめましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

このようなお悩みありませんか?

 

  • せどり・転売を続けることに不安を持っている人
  • 副業で臨む成果を得られていない人
  • 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
  • 新たな事業で収入の柱を増やしたいけど何が良いか分からない人などなど

 

EC STARs Lab.代表の中村が過去有料で開催した 【Amazon物販ビジネス国内メーカー直取引完全攻略セミナー】 の内容を無料公開しております。

 

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ABOUT US
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石井裕
1979年新潟県出身、東北大学大学院工学研究科修士課程卒。
原子力技術者として13年勤務。

趣味で書き始めたブログから収入を得られたことをきっかけに、密かに夢に抱いていたライターとして起業。
マニアックな好奇心と探究心から生まれる徹底した取材で、商品・サービスの隠れた魅力を言語化することを武器としている。

特に物販事業について専門的な知識を有しており、2018年より、EC STARs Labのコンテンツ制作および活動に深く関わっている。

県境をまたぐマニアックな趣味を持ち、2009年『県境マニア』を出版。
以降TBSの「ゴロウ・デラックス」「マツコの知らない世界」、テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」などメディア出演多数。