日用品せどりの基礎知識|儲かるかどうかも詳細解説

日用品せどり(自社制作)

せどりでニッチな商材を扱うのもいいけど、普段みんなが毎日のように使う日用品でせどりはできないかな?

でも、日用品といっても、いろいろあるよね。何を仕入れるのが良いのかな

日用品せどりといっても、ヘルビ(ドラッグストア商品)、ペット用品、DIY・工具、ベビー・キッズ用品、文房具など様々なカテゴリーにわたります。

そのため、日用品といっても、イメージする商品は人によって違うのではないでしょうか?

ただ、日用品に共通することは、一般消費者が日常的に使用して、定期的に購入する商品という点です。

実際、日用品は回転が早い傾向にあるので、せどり初心者には扱いやすい商材と言えるでしょう。

そこで、今回は日用品せどりの基礎知識や、実際儲かるかどうかを解説します。

日用品せどりに興味のある人は最後までご覧ください。


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日用品せどりで最低限知っておきたい3つの基礎知識

まずは、日用品せどりで狙い目の商品など、最低限知っておきたい基礎知識についてお伝えします。

日用品せどりの主な狙い目の商品

日用品せどりで一般的に狙い目とされる商品は、基本的には消耗品など、定期的に消費者に購入されるもの、高い需要があるものが多いです。

冒頭でお伝えしたとおり、日用品というと複数のカテゴリーにまたがりますが、基本的には以下のような商品を狙うといいでしょう。

  • ヘルビ(ドラッグストア)商品:健康食品、化粧品、香水、シャンプー、ボディソープ、入浴剤など
  • 生活用品:洗濯用洗剤、食器用洗剤など
  • 家電・ホームセンター系商品:型落ちの家電、電動工具などのDIY・工具、関連する消耗品
  • ベビー・キッズ用品:紙おむつ、哺乳瓶、子ども服、スワドルなど
  • その他小型雑貨:DAISOやCanDoなどにある百均商品

このように、日用品せどりは、ヘルビせどりや工具せどり、ホームセンターせどり、雑貨せどり、百均せどりなどと親和性の高い手法です。

※ヘルビせどりのブログカード

※工具せどりのブログカード

このような商品は、消費者が定期購入する、あるいは高い需要があるため、回転が早く在庫リスクが低い傾向があります。

そのため、せどり初心者には取り組みやすいジャンルと言えます。

ただ、後述するように、定期的な仕入れができるわけではなく、出品しても価格競争で商品が値崩れすることもあります。

いくら高い需要があっても、長期的な利益には繋がらないことが多い点には注意が必要でしょう。

不良在庫を抱えないように、いくら回転が早い商品でも無理な仕入れは禁物です。

日用品せどりの主な仕入れ先

日用品せどりは、型落ち品や廃盤商品を含めて、価格差のある商品は実店舗で仕入れる店舗せどりが一般的です。

ただ、キャンペーンやセールなどがある場合は、インターネット上で仕入れる電脳せどりに取り組むこともあります。

このように、多くの人が知っているような大型店舗で容易に仕入れができ、しかも大半はワゴン品や在庫処分品、廃盤品を狙います。

かなり仕入れがしやすく、ノウハウが画一的であるため、後述するようなライバルが群がり価格競争を引き起こす原因となっています。

ドラッグストアせどりや、ホームセンターせどりについては以下の記事も参考にしてください。

ホームセンターせどり
ドラッグストア せどり

なお、薄利多売の日用品せどりは、同じ商品をまとめ買いすることが多いですが、店舗や商品によって購入制限を設けていることがあるので注意しましょう。

私も日用品をドラッグストアで買おうとして、「すいません、この商品は2個までです」と言われたことがあります。

日用品せどりの主な販路

日用品せどりの主な販路はAmazonとメルカリ、ヤフオクで、他のせどりと大きくは変わりません。

ただ、日用品せどりは、中古せどりと違って1点モノの仕入れにはならないため、薄利多売になる傾向があります。

そのため、先ほどお伝えしたように、同じ商品を複数個購入することが多いでしょう。

そうなると、商品1点ごとに商品ページを作る必要があるメルカリよりは、商品ページを作らずに相乗り出品できるAmazonの方が効率的です。

特にAmazonは、FBAというサービスを使うことで商品の保管、受注、梱包、発送、さらには返品などのカスタマー対応まで、ほぼすべてを代行してくれます。

amazon FBA

一発ドカンで高単価の掘り出し物を1個だけ販売したい場合はメルカリの方が向いていますが、薄利多売ならAmazonの方が圧倒的に楽です。

Amazonとメルカリの比較についての詳細は、以下の記事をご覧ください。

日用品せどりは儲からない!おすすめしない5つの理由

日用品せどりは、回転の早い商品を扱うので、せどり初心者は取り組みやすく、月利5~10万円程度稼ぎたいなら適しているでしょう。

しかし、独立起業するほどの月利を目指すのであれば、日用品せどりに取り組むことはおすすめしません。

日用品せどりをおすすめしない理由について、詳しく解説します。

意外と転売禁止店舗が多い

日用品せどりの仕入れ先は、ドラッグストアやスーパーマーケット、ホームセンターなどがありますが、意外と転売禁止店舗が多い点に注意してください。

日用品を販売している主な転売禁止店舗
  • マツモトキヨシ
  • ココカラファイン
  • サンドラッグ
  • スギ薬局
  • DCM
  • コーナン
  • ビバホーム
  • イオンモール etc

転売禁止店舗と言えば、フィギュアやトレカ、ゲームを扱う店舗(家電量販店や玩具店など)を思いつく人が多いですが、意外と日用品も転売規制が進んでいます。

今後、転売に関しては消費者や実店舗の目が厳しくなる一方とみられるため、転売規制は進むと予想されます。

仕入れができなければせどりはできないので、斜陽化は避けられないでしょう。

人気のせどりジャンルなのでライバルが多い

日用品は、誰でも仕入れができる商品の典型です。

参入障壁が低いことは、せどり初心者でも取り組みやすい反面、ライバルが増えて飽和するという致命的なデメリットがあります。

実際に日用品せどりに取り組むと、思った以上にライバルが多く、いい商品は早い者勝ちであることが多いことを実感すると思います。

また、ライバルが多いことで最も懸念されるのは、何と言っても価格競争です。

特にAmazonは価格競争が起きやすいサイト設計になっているので、値崩れしてしまうことは珍しくありません。

結果的に利益商品だとしても、値崩れで赤字で売らないといけなくなることがあるので、無理な仕入れは禁物です。

最悪、大量に在庫を抱える羽目になる可能性があります。

薄利多売なのに数多く売れない

日用品せどりは、基本的には薄利多売です。

薄利多売商品は、高単価商品やジャンク品のせどりと違って一発ドカンで稼ぐのではなく、まとめ買いして安定的に利益を得ることを目指します。

しかし、先ほどお伝えした通り、ライバルが増加していて値崩れのリスクが高いので、無理な仕入れが難しくなっています。

また、ドラッグストアやスーパーなどでは、日用品に対して「お一人様2つまで」など購入制限を設けていることが増えています。

大量仕入れが難しい以上、薄利多売の商品で稼ぐことは、ほぼ無理と考えていいでしょう。

在庫処分品や廃盤商品も利益が出ない

日用品せどりのテクニックでは、他のせどりと同様に「在庫処分品や廃盤商品を狙おう」とよく言われます。

しかし、最近はどの店舗も、他の実店舗やプラットフォームの価格をチェックしています。

そのため、以前よりは価格差が出なくなってきており、利益商品のリサーチに根気が必要になっています。

それに加えて、日用品は消費期限のある商品が少なくありません。

在庫処分品の場合、消費期限が迫っている可能性があるので、そもそも出品しても期限までに売れないリスクが高くなります。

Amazonやメルカリでは、要期限管理商品の出品に関して厳しいルールがあります。

例えば、Amazonは消費期限45日前、メルカリは消費期限切れ(食品は1週間前)になれば販売できません。

いくら利益が出る商品であっても、消費期限が迫っている商品は避けるべきです。

また、後述するように、在庫処分品や廃盤商品は、継続的な仕入れが極めて困難なので、たとえお宝商品が見つかってもその場限りの利益で終わってしまいます。

同じ商品を長期的に売り続けることができない

日用品せどりは回転が早く、安定した需要が見込める商品が多いので、薄利多売ながらも長期的な利益を期待する人も多いでしょう。

しかし、せどりである以上、店舗から商品を安定的に仕入れることは難しいですし、ライバルの増加で価格競争が起きる可能性があります。

商品そのものは消費者に長期的な需要があったとしても、せどりで長く売り続けることはかなり困難なのです。

特に多くの人が狙う在庫処分品やワゴン品、廃盤商品などは1回限りの利益で終わることが多いです。

そのため、日用品であっても、常にリサーチを繰り返さないといけません。

日用品せどりよりAmazonメーカー仕入れの方がおすすめ

メーカー仕入れの商流:自社制作

日用品せどりは、安定した利益を期待しがちですが、仕入れは安定しませんし、ライバルが増えて価格競争に陥ることが多いです。

そのため、たとえ長期的に売れ続けている商品であっても、自分自身が長く売り続けることはかなり困難です。

安定した利益を求めるのであれば、上図のようにメーカーから商品を直接仕入れるAmazonメーカー仕入れの方がおすすめです。

メーカーと取引すれば、長く売れ続けている商品については、メールや電話1本でリピート仕入れができます。

さらに、メーカーと交渉して出品者を限定化して価格競争を抑えることも可能です。

つまり、せどりでは不可能だったことが、メーカー仕入れでは可能になるのです。

その結果、メーカー仕入れでは、常にリサーチを繰り返すようなことをしなくても、安定的に利益を積み上げることが可能です。

特に日用品のように、安定的な需要がある商品であれば、何年も安定的に売り続けることができるでしょう。

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86.8%が月利10万円以上、56.6%が月利50万円以上、35.5%が月利100万円以上という再現性を実現しています。

ただ、せどりとはノウハウがかなり違う手法ですので、興味のある方は以下の動画をご覧ください。

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最後に

以上、日用品せどりについてお伝えしました。

日用品は、消費者の長期的な需要があり、仕入れもしやすいので、せどり初心者が取り組みやすい商品ジャンルです。

しかし、それだけにライバルが多くて値崩れを起こしやすく、安定的な収益を得られるのは簡単ではありません。

安定した収益を得たいなら、他の手法を考えた方がいいでしょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。


 

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ABOUT US
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石井裕
1979年新潟県出身、東北大学大学院工学研究科修士課程卒。
原子力技術者として13年勤務。

趣味で書き始めたブログから収入を得られたことをきっかけに、密かに夢に抱いていたライターとして起業。
マニアックな好奇心と探究心から生まれる徹底した取材で、商品・サービスの隠れた魅力を言語化することを武器としている。

特に物販事業について専門的な知識を有しており、2018年より、EC STARs Labのコンテンツ制作および活動に深く関わっている。

県境をまたぐマニアックな趣味を持ち、2009年『県境マニア』を出版。
以降TBSの「ゴロウ・デラックス」「マツコの知らない世界」、テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」などメディア出演多数。