ジブリは昔からファンが多そうだもんね。高値で売れるグッズはありそうね
スタジオジブリは昔から根強いファンが多いので、「グッズを転売したら売れそう」と考えたことがある方もいるでしょう。
しかし、アニメやキャラクターグッズは、転売禁止になっているものが多く、ジブリグッズも例外ではありません。
転売禁止はわかっているけど、そんなことは知らねえな
と思って、グッズを買い占めてメルカリなどで不当に高額転売しようという人もいると思いますが、デメリットしかないので絶対にやめましょう。
目次
スタジオジブリのグッズは規約で明確に転売を禁止している
まず、スタジオジブリのグッズは、規約で明確に転売を禁止しています。
ジブリグッズを専門的に販売している三鷹の森ジブリ美術館、ジブリパーク、どんぐり共和国そらのうえ店を例に解説します。
三鷹の森ジブリ美術館
第5条 禁止事項
⑴ご利用者は、本サイトの利用にあたって、以下の行為をしてはなりません。
(中略)
10.転売、再販売、その他営利を目的として本サイトにて商品を購入する行為。
(中略)
⑶転売・再販売・その他営利を目的として本サイトにて商品を購入する行為、またはその恐れのある行為を発見した場合は、商品の購入を強制キャンセルさせていただく場合がございます。
※三鷹の森ジブリ美術館オンラインショップ「利用規約」より抜粋
まず、三鷹の森ジブリ美術館は、オンラインショップで、ジブリグッズの転売目的の購入を禁止しています。
当然、購入履歴などから転売行為が発覚した際は、注文が強制キャンセルとなります。
また、グッズによって購入制限が設けられており、オンラインショップでも制限以上の購入ができないようになっています。
あくまでオンラインショップの規約になっていますが、館内ショップ「マンマユート」で転売目的で購入するのも、原則禁止と考えていいでしょう。
ジブリパーク
転売目的での商品の購入は固くお断りします。
※ジブリパーク「利用のご案内」より抜粋
愛知県にあるジブリパークで販売されているグッズも、転売目的の購入を禁止しています。
こちらはオンラインショップではなく、ジブリパーク内（実店舗）での販売に関する規約です。
2022年に開園した当初は、限定グッズの高額転売が問題になったこともあるようです。
どんぐり共和国そらのうえ店
第5条 禁止事項
(中略)
転売、再販売、その他営利を目的として本サイトにて商品を購入する行為。
(中略)
転売・再販売・その他営利を目的として本サイトにて商品を購入する行為を発見した場合は、強制キャンセルさせていただく場合がございます。
※どんぐり共和国そらのうえ店「ご利用規約」より抜粋
ジブリグッズを豊富に扱っている「どんぐり共和国そらのうえ店」も、転売目的の購入を禁止しています。
なお、「そらのうえ店」というのは、オンラインショップのことを指しています。
どんぐり共和国には実店舗もあり、例えば東京都内では東京駅、東京スカイツリー、池袋のサンシャインシティ、立川のららぽーとにあります。
どんぐり共和国の実店舗で買い占めればいいじゃん
と思うかもしれませんが、やはりオンラインショップ(そらのうえ店)で禁止されている転売が、実店舗で容認されているとは考えにくいです。
どんぐり共和国の実店舗は全国の都市部にありますが、基本的に転売目的の仕入れは避けた方がいいでしょう。
スタジオジブリのグッズ転売はリスクしかないからやめた方がいい
スタジオジブリのグッズ転売は、基本的にリスクしかなく、ほとんどメリットがないのでやめた方がいいでしょう。
根強いファンがいるジブリだけに、転売に対する拒否反応もかなり強めです。
以下、具体的にジブリグッズの転売をやめた方がいい理由を解説します。
著作権/知的財産権の侵害で訴えられる可能性あり
ジブリグッズの転売は、禁止されている以上大きなリスクですが、特に著作権/知的財産権の侵害にあたる違法行為は絶対やめましょう。
上図の報道の記事を一部抜粋します。
人気漫画やアニメのイラスト集やカレンダーの絵を無断で切り抜き、額装して高額で出品する転売がフリーマーケットアプリで横行している。こうした事態にアニメ制作会社「スタジオジブリ」は9日、民事と刑事両面で厳正な法的措置を取るとの声明を発表した。
※産経新聞より抜粋
スタジオジブリのイラスト集やカレンダーの絵を切り取って転売すれば、売れそうです。
しかし、この行為は、スタジオジブリに限った話ではないですが明らかな著作権違反にあたるので絶対にやめましょう。
当然、メルカリなどで転売することはできず、基本的に出品削除やアカウント停止の対象になります。
なお、せどり・転売の違法行為の詳細は、以下の記事をご覧ください。
爆死リスクが高い
ジブリグッズの場合、期間限定品は買い占めてメルカリで転売すれば高値で売れそうです。
しかし、運営側がファンのために再販を行うようなことがあれば、在庫を大量に抱えた転売ヤーがどうなるかは一目瞭然です。
正規のルートで購入することが可能なので、わざわざ高額で販売する転売ヤーから購入する必要がありません。
結果、転売ヤーは在庫をさばくことができず、爆死することになります。
実際、ジブリグッズは、即完売するようなことがあっても、少し待てば再販されるようなので、人気商品を買い占めることはリスクしかありません。
根強いファンから強烈に嫌われる
スタジオジブリには、心から作品を愛する根強いファンが日本中にいます。
彼らにとって、ジブリグッズを金儲けの道具にして不当に買い占めて高額転売する転売ヤーは敵でしかありません。
メルカリの転売アカウントなどが特定されれば、「このアカウントからは買うな！」という不買運動が広がると考えられます。
結果的に転売ヤーが出品するジブリグッズは売れることがなく、いずれ公式ショップで再販が行われ、在庫を抱えて爆死する悲惨な末路が待っているでしょう。
ジブリ転売をするくらいなら真っ当な物販ビジネスで稼ごう
ジブリグッズは、他のキャラクターグッズに比べると、あまり高額転売の問題が話題にならない印象があります。
それは、商品が完売しても、スタジオジブリ側はいずれ再販することが多いので、あまり問題にならないからではないかと思われます。
つまり、規約を無視して転売ヤーが高額転売しようとしても爆死するリスクが高いと言えます。
ジブリグッズは、明確に転売禁止となっていますし、全然メリットがないのでやめた方がいいでしょう。
ジブリグッズを転売するくらいなら、真っ当な物販ビジネスに挑戦した方が、長期安定的に利益を積み上げることができます。
例えば、せどりや転売からは足を洗って、その代わり販売メーカーと直取引して商品を仕入れるという手法があります。
せどりや転売と違って、販売メーカーと直取引するので、転売対策によって仕入れが規制されることはありません。
メーカー仕入れのメリットは、転売規制と無縁であるだけではありません。
具体的には、せどり・転売では実現できない次のようなメリットがあります。
- メーカーと取引している以上は、商品を継続的に仕入れることができる
- メーカーが販売者を限定すれば価格競争を抑制して値崩れが起きにくくなる
- 継続的に仕入れて安定した価格で販売できるので、利益が安定的に積み上がる
- リサーチを止めても安定的に利益が持続しやすい
- 扱う商品がすべて新品なので、クレームや返品トラブルがほとんどない
- メーカー保証があるので、品質上のトラブルがあってもすぐ対応できる
- Amazonアカウントリスクがほとんどない
- 転売規制と無縁なので、後ろめたさがなく正々堂々と取り組める
このように、ジブリなどキャラクターグッズの転売と違って後ろめたい気持ちはなく、堂々と取り組めて、堅実に利益を積み上げることができます。
ストック型ビジネスなので、月によって利益がアップダウンするようなこともなく、独立起業しても安心感があるでしょう。
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※以下の動画で、メーカー仕入れのノウハウや必要なスキルについては予習しておいてくださいね。
最後に
以上、スタジオジブリのグッズ転売についてお伝えしました。
ジブリグッズの転売は、明確に禁止されていますし、規約を無視して高額転売しようとしても爆死するリスクが高いので、絶対にやめましょう。
スタジオジブリ以外のぬいぐるみ、フィギュアの転売について関心がある方は、以下の記事をご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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