トップホール転売は手軽だけど稼げない5つの理由

トップホールの転売なら、無在庫で始められるから無駄なく稼げそう!

転売の仕入先でトップホールって、人気なのかな?

安くて人気の高い韓国や中国のアパレル商品の仕入れができるトップホール(TOPWHOLE)。

このトップホールを利用した転売なら、わざわざ現地まで行かなくてもいいし稼げそうと魅力を感じる方も多いでしょう。

一見、個人で転売にチャレンジする方にとって有利に見えるトップホール転売ですが、稼ぐには難しくおすすめできません。

トップホールの特徴や、なぜトップホール転売では稼げないのか、その理由について解説いたします。

トップホール転売にご興味のある方はご覧になってみてください。

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トップホール(TOPWHOLE)転売とは

トップホール転売とは、韓国や中国のアパレル中心の仕入れサイト、トップホールで商品を仕入れて、ECサイトやフリマサイトで販売することです。

トップホールには韓国や中国の売れ筋アパレル商品が多く、有料ではあるものの誰でも卸価格で現地の商品が入手できるのが魅力の仕入れサイトです。

トップホールの特徴
  1. 会員制の有料アパレル仕入れサイト
  2. 無在庫販売が可能
  3. 韓国市場や中国市場の商品を格安で仕入れ可能
  4. 最低注文数量の規定がなく1点から購入できる
  5. 基本的に国内からの出荷でお届けが迅速

それぞれについて詳しくお伝えします。

会員制の有料アパレル仕入れサイト

トップホールは会員制の有料アパレル仕入れサイトで、月会費を支払えば卸価格で利用することができます。

月会費は\3,300と少々お高めですが、申請には難しい条件や審査などがなく、簡単な登録情報を入力するだけなので、即日完了しすぐに利用することができます。

一般的な卸サイトで発生する、商品管理や出荷に関わる手数料はなく、支払う費用は月会費\3,300のみ、というのがトップホールの特徴の一つです。

無在庫販売が可能

トップホールでは無在庫販売をすることができます

無在庫販売とは、在庫を持たずに売れた商品を仕入れて販売する手法なので、余分な在庫を持つ必要がなく、特に初心者の方には嬉しい販売方法です。

こういった無在庫販売を禁止するサイトも多い中、トップホールでは公認していることは、取り組みやすい点かもしれません。

韓国市場や中国市場のトレンド商品を格安で仕入れられる

トップホールに入会すると、商品を現地価格(半額ほどの卸価格)で購入することができます

トップホールの商品が安い理由
  • 韓国や中国の市場で直接買付けている
  • 工場での生産経験の豊富なメーカーから直接仕入れている

こうした努力により、韓国市場や中国市場に出向かないと入手できないトレンド商品を、日本に居ながら安く購入できることを可能にしています。

独自のルートによる仕入れで、現地と変わらない低価格で購入できることは、トップホールの魅力のひとつでしょう。

最低注文数量の制限がなく1点から購入できる

商品の注文数量に関しても仕切りを設けず、どの商品も1点から購入できます

一般的に、卸価格での仕入れには最低注文数量、業界用語で最低ロットといった制限が設けてあるのが普通です。

販売してみないと分からない売れ行きの心配も、1点から購入できることで負担を最低限にでき、細かい販売調整も可能になります。

基本的に国内からの出荷でお届けが迅速

トップホールは「最短翌日出荷」を掲げているだけあり、注文して届くまでの時間が国内の一般的な宅配と変わりません

これは現地(韓国や中国)からの出荷ではなく、国内出荷を基本としているからです。

国内に一定量の在庫を保管し流通することで、受注後の発送が迅速に行えてトラブルも少なく抑えることができています。

このようにトップホールは初心者の方に嬉しい取り組みが多いのが特徴で、初めて転売に取り組まれる方でしたら、魅力的に映るのは当然でしょう。

トップホール転売で稼ぐのは難しい5つの理由

ここまでトップホール転売についてお伝えしてきましたが、実践するには問題が多く、稼ぐのは難しいのが現状です。

ここからは、なぜトップホール転売では稼げないのか、その理由についてお伝えししていきます。

トップホール転売で稼ぐのは難しい5つの理由
  1. トップホールよりも好条件で購入できるサブブランドがある
  2. 会費無料のスーパーデリバリーでも入手可能でライバルが多い
  3. 最安値で仕入れて販売したとしても利益が出ない
  4. 無在庫販売は公認でも実践するにはリスクが高い
  5. 掲載画像の2次利用ができなくなり出品作業が大変

ひとつずつお伝えしていきます。

トップホールよりも好条件で購入できるサブブランドがある

トップホールと経営を同じくする「ボンジュールサガン」というファッションブランドはご存知でしょうか?

ボンジュールサガンとは、トップホールのサブブランドで同じ商品を販売するアパレルファッション通販サイトです。

トップホールと同じく有料会員になれば誰でも卸値程度で購入可能です。

トップホールボンジュールサガン
月会費3,300円1,078円
卸値割引率約50%約30~50%(有料会員のみ)
送料無料金額22,000円以上11,000円以上
商品数約950アイテム約1,400アイテム
入会無しでの利用不可

上記を見ても、明らかにトップホールよりも好条件です。

つまり、トップホールよりも好条件のボンジュールサガンで、同商品を購入できてしまうということは、利益を上乗せして他サイトで販売しても売れない、ということです。

例えば、こちらのトップホールで販売されているニットで比較してみましょう。

トップホールより引用

定価\3,190の商品で会員価格は非公開ですが、こちらの価格が会員価格では定価の5~6割引となります。

こちらの商品は、ボンジュールサガンの公式サイトで販売されている商品ですが、販売価格の下に、有料会員価格が\1,683と表示されています。

ボンジュールサガンより引用

この両者を比較しても、大きな違いはありません。

つまり、トップホールよりも月会費が安いボンジュールサガンの方が若干安く購入できる可能性が高い、ということです。

月会費で差別化できる印象のトップホールでしたが、サブブランドのボンジュールサガンの存在で、不良在庫をかかえることになり兼ねません。

会費無料のスーパーデリバリーでも入手可能でライバルは多い

サブブランドだけでなく、トップホール自体も大手卸サイトのスーパーデリバリーにも出展しており、こちらからも公式サイト並みの卸価格で購入できます

こちらはスーパーデリバリーで販売されているトップホールのワンピースです。

スーパーデリバリーより引用

上記では卸価格は定価の41%の\2,376といった、かなり格安で販売されていて、数量も1点から購入できます。

こちらはトップホールで販売されている同商品です。

トップホールより引用

こちらは卸価格は定価の42%で、\2,286で販売されています。

同商品ですが、定価がトップホールの方が若干低いので、トップホール仕入れのほうが僅かに安いですが、割引率はスーパーデリバリーの方が高いです。

スーパーデリバリーは\1,300手数料が必要ですが月会費は無料なので、総合的に見るとトップホールよりも安く購入できてしまいます。

つまり、誰でも手軽に利用できる卸サイトで入手可能であることは、既にライバルは多く、今後さらに稼ぐのは厳しくなる、ということです。

ではスーパーデリバリーからの仕入れでは?と思われるかもしれませんが、こちらも簡単ではなく、おすすめはできません。

スーパーデリバリー仕入れ

最安値で仕入れて販売したとしても利益が出ない

では実際に、仕入れた商品を販売して利益がでるのかを、検証してみます。

こちらは、先ほどご紹介したボンジュールサガンの会員価格\1,683の商品です。

こちらはメルカリで出品されていた同商品です。

こちらの商品の利益計算をしてみると

販売価格\2,500ー\500(メルカリ販売手数料)ー\230(ゆうパケット)=\1,770

\1,770ー\1.683(仕入れ価格)=\87(利益) になります。

こちらには、包材代などは含まれていませんので、厳密に計算すると利益は出ません。

このように、比較検討して会員特典で安く仕入れたとしても、そもそも利益がでないというのが正直な答えです。

無在庫販売は公認でも実践するにはリスクが高い

さらに、トップホールの無在庫販売についてですが、実際には品薄や在庫不足の状態が日常など、実践するには困難な理由が多く存在します。

こちらは、不良在庫リスクの少ない無在庫販売に魅力を感じ、2ヶ月トップホール転売を実践されて断念された方の声です。

ほとんどの商品が20点以下で品薄が日常で、キャンセルしなければならないことが続き、無在庫販売には向いていないと感じました。

無在庫販売は必ず商品が用意できることが大前提の販売方法なので、キャンセルが続くような在庫状況では到底実践は無理です。

さらに、売れたら仕入れる無在庫販売ではその都度送料も必要になり、まとまった数が売れない限り、毎度送料を支払うことにもなりかねません。

この他にも、メルカリやヤフオクなど無在庫販売を禁止しているサイトも多いことなど、取り組むには注意が必要です。

無在庫販売に関する詳しい内容については、下記の記事をご覧になってみてください。

無在庫物販

掲載画像の2次利用ができなくなり出品作業が大変

2023年10月より、トップホールはサービス内容の変更に伴い、商品掲載画像の2次利用ができないことになりました。(※TOPWHOLEサービス内容変更のお知らせ

これによりトップホールの商品を販売するためには、出品する度にご自身で画像を撮影することが必要になりました。

画像作成に必要な作業
  • 商品を予め購入する
  • トルソーやモデルなどを手配する
  • 画像調整をするなど

特にアパレル商品の場合は、画像の良し悪しで売れ行きが大きく変わると言っても、過言ではありません。

ご自身で難しければ専門の方に依頼するなど、どちらにしても手間も出費もかかり、販売数と比例して増えるとなると、かなり負担になることは間違いありません。

このように、利益の捻出も困難で、リスクの高い無在庫販売、さらには負担の大きい出品時の手間なども含めて、トップホール転売で稼ぐことはおすすめできません。

トップホール転売での問題を解消できるおすすめの物販

ここまで、トップホール転売で稼ぐのは難しい理由についてお伝えしてきました。

出費がかかりライバルも多いトップホールの転売ではなく、お金をかけずに着実に利益を積み上げていけるおすすめの物販は「メーカー仕入れ」です。

メーカー仕入れの商流

仕入れるための費用も、ライバルとの価格競争も将来的に解消できる、長期安定的に稼げるおすすめの物販です。

私も自営パン屋をしながら副業で取り組んでいます!

私の場合は本業と両立して継続していますが、副業でも問題なく取り組めています。

メーカー仕入れとはメーカーから直接仕入れる手法で、転売で解決できない問題を解消することができます。

  • 法人でなくても個人でも取引可能
  • 仕入は取引成立で安定的に継続できる
  • 商品は保証付きの正規品のみ
  • 実績積み上げ可能でリサーチの必要なし
  • 卸値は交渉次第で下げることも可能など

メーカー仕入れの詳しい内容については、下記の動画をご覧になってみてください。

更に簡単に漫画形式で解説されている、こちらの書籍もおすすめです。

書籍「Amazon物販1年生の教科書」3冠

最後に

トップホール転売の特徴や稼ぐのは難しい理由、おすすめの物販についてお伝えしてきました。

トップホールは人気の韓国ファッションの物販に取り組んでみたい方には、有り難いサービスが整っている卸サイトですが、正直稼ぐのは厳しいです。

トップホール転売についての結論
  • トップホールの月会費に見合う特典がほぼない
  • 実際に無在庫販売するのは難しい
  • トップホール転売では稼げない

それでもトップホールの商品の販売にチャレンジしたい場合は、販売する先での売れ行きやライバル数、利益計算などを入念にして、少しでも後悔のないようにしましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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ABOUT US
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瀧口祐子
2013年11月に、夢だった自営パン屋を開業。

地道に営業を続け、子ども達の独立を機に、この先の生活スタイルやそのための資金について考え始める。

自営パン屋の営業と両立できる副業を探し、EC STARs Lab.の書籍に出会い、コンサルを受講する。

コンサル期間終了時には月商150万円を達成し、現在もメーカー取引と自営両立を継続しながら、「メーカー取引×amazon物販」の良さをブログで情報発信している。
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