
何となくMakuakeのランキングでチェックしているけど、いまいち傾向がつかめない
クラウドファンディングでは新商品を出品しますが、一から商品を考えるわけではありません。
国内外のクラファンサイトをリサーチしながら、モデリングする商品を決めてメーカーにアプローチします。
いかに、モデリングする商品を見つけたうえで、差別化ができる新規性の高い商品を考えるかが重要です。
逆に、ヒット商品のリサーチをすることなく、奇抜な商品を生み出したところで支援が集まることはありません。
そこで、今回はクラウドファンディングのヒット商品を考えるうえで、大切なリサーチ方法をお伝えします。

目次
- 1 最初に知りたいクラウドファンディングリサーチ4つの原理原則
- 2 狙い目商品を見極めるクラウドファンディングリサーチ15の基準
- 2.1 達成金額100~300万円のプロジェクトであること
- 2.2 比較的実需があって供給が少ない商品カテゴリーを選ぶ
- 2.3 1~3年前のプロジェクトを参考にする
- 2.4 取扱難易度が高い商品を避ける
- 2.5 30~40代の男性受けするような商品であること
- 2.6 自分自身興味を持てる商品であること
- 2.7 海外では輸入規制があり扱いにくい商品であること
- 2.8 国産品であること
- 2.9 商品単価は10,000円程度を目安にする
- 2.10 近未来的な商品を選ぶ
- 2.11 お悩み解決系グッズを選ぶ
- 2.12 モノ消費よりコト消費の商品を選ぶ
- 2.13 定番商品の機能強化/追加商品を選ぶ
- 2.14 伝統工芸品をもとにした商品を選ぶ
- 2.15 トレンドや旬のキーワードが入った商品であること
- 3 MakuakeやGREEN FUNDINGでキーワードリサーチしてみよう
- 4 海外のクラファンサイトもリサーチしてみよう
- 5 最後に
最初に知りたいクラウドファンディングリサーチ4つの原理原則

まず、クラウドファンディングのヒット商品をリサーチするうえで、大切な原理原則についてお伝えします。
次のことは必ず意識してリサーチしてください。
クラファンで売れる商品=過去クラファンで売れた商品
クラウドファンディングのリサーチで大切なことは、「クラファンで売れる商品=過去クラファンで売れた商品」であるということです。
もちろん、あくまでクラファンサイトで過去に売れた商品をモデリングするということで、そのまま真似するわけではありません。
見つけた商品を製造したメーカーや、他の類似商品を製造できるメーカーに「新商品はないですか?」「OEMはできませんか?」とアプローチします。
これまで新商品というのは、既存の商品をモデリングして開発されています。
ファミコンが発売された6年後には、持ち歩いてゲームができるゲームボーイが発売されています。
プレイステーションも、最初に発売されたPS1をもとにしてPS2、PS3、PS4、PS5と進化を重ねています。
iPhoneもどんどん次世代モデルが発売されています。
このように世の中のあらゆる商品は、既存商品をもとにアイディアを重ねて進化したものなのです。
マーケットイン視点の商品をリサーチする
マーケティング用語に、マーケットインとプロダクトアウトという言葉があります。これはクラウドファンディングに限らず、商品を販売するうえで重要なことです。
マーケットイン | プロダクトアウト |
買い手都合の商品 | 売り手都合の商品 |
実需がある | 実需がない |
誰が買うのか想像できる | 誰が買うのかわからない |
消費者のニーズを汲みとって商品開発を行うこと | メーカーの作りたいもの、作れるものを基準に商品開発を行うこと |
「持ち運びできるものが欲しい」「防水加工したものが欲しい」等の消費者のニーズをもとに開発 | 自社で取得した特許や機械で製造できるものを開発 |
売れる商品とは、マーケットイン視点で消費者のニーズを汲みとった実需のある商品です。
そのため、メーカーと交渉して新商品やOEM商品を開発する際はマーケットイン視点で商品を作ります。
また、プロジェクトを立ち上げる際は、消費者のニーズを深掘りして商品ページを作成します。
マーケットイン視点で商品を作ると、どんな人が、どのように使う商品か想像できます。
自分が買いそうになった商品や、友達や親戚が欲しがりそうな商品と思ったら、マーケットイン視点で作られています。
プロダクトアウトな商品は、このような買い手の姿が想像できないことが多いです。
実際にリサーチしてみると、売れた商品はマーケットイン、売れない商品はプロダクトアウトの傾向があります。
クラウドファンディングで売れる商品とAmazonや楽天で売れる商品は違う
クラウドファンディングで売れる商品と、Amazonや楽天で売れる商品には違いがある点も注意しないといけません。
クラウドファンディングには、多少高価でも付加価値のある新商品にニーズがありますが、Amazonや楽天では、そこまで目新しいユニークな商品は求められていません。
クラウドファンディングの消費者のニーズに応えるためにも、MakuakeやGREEN FUNDINGなどで売れた商品をリサーチする必要があります。
特にAmazonや楽天の販売に慣れている人は、クラファン消費者のニーズをつかむために、一度感覚をリセットする必要があります。
少しずつでもいいので、目利きを養うためにもMakuakeやGREEN FUNDINGでリサーチしてください。
そして、「なぜこの商品は売れたのか?」「どうすればもっと売れるだろうか?」を考えるようにしましょう。
レッドオーシャンの中のブルーオーシャンを狙う
レッドオーシャンとブルーオーシャンという言葉を聞いたことがあるかと思います。
クラウドファンディングにも、競合ひしめくレッドオーシャン(供給過多な飽和市場)と、競合が誰もいないブルーオーシャン(供給のない未開拓市場)があります。
初めてクラウドファンディングに取り組む方は、レッドオーシャンに飛び込むべきか? ブルーオーシャンに飛び込むべきか? どちらでしょうか?
答えはレッドオーシャンです。
レッドオーシャンというと、「ライバルだらけ」というネガティブなイメージがあります。
しかし、実需があるからこそレッドオーシャンとなるわけなので、成功事例やヒントがたくさんあります。
一方でブルーオーシャンはライバルもいませんが、誰も開拓していないので、実需があるかどうかが判断できません。
類似商品がないので、何の商品で、消費者にどんなメリットがあるか想像つかないのです。
実需があればだれも開拓していないドル箱市場の発見になりますが、一方で人から必要とされていない場合もあります。
中上級者であれば、どんな商品が売れるかもわかってきますので未開拓市場に飛び込んでもいいでしょう。
しかし、初級者は敢えてレッドオーシャンに飛び込むことをおすすめします。

なぜかというと、レッドオーシャンのなかでも、上図のように誰も手掛けていないニッチゾーンを見つければブルーオーシャンになり得るのです。
ヒットする商品は基本的には需要があって供給のない商品です。
このような商品はレッドオーシャンの中で見つけやすいところがあります。
類似商品がヒントとなり成功事例も多いので、初心者の方も取り組みやすいでしょう。
狙い目商品を見極めるクラウドファンディングリサーチ15の基準

具体的なクラウドファンディングのリサーチ基準には、概ね次の15個があります。
- 達成金額100~300万円のプロジェクトであること
- 比較的実需があって供給が少ない商品カテゴリーを選ぶ
- 1~3年前のプロジェクトを参考にする
- 取扱難易度が高い商品を避ける
- 30~40代の男性受けするような商品であること
- 自分自身興味を持てる商品であること
- 海外では輸入規制があり扱いにくい商品であること
- 国産品であること
- 商品単価は10,000円程度を目安にする
- 近未来的な商品を選ぶ
- お悩み解決系グッズを選ぶ ※美容・健康系グッズも
- 利用シーンが想像できる商品を選ぶ
- 定番商品の機能強化/追加商品を選ぶ
- 伝統工芸品をもとにした商品を選ぶ
- トレンドや旬のキーワードが入った商品であること
ただ、上記については、すべて該当する必要はなく、あくまでも目安になります。
あくまで、ヒット商品を見分けるための参考としてください。
達成金額100~300万円のプロジェクトであること
「クラファンで売れる商品=過去クラファンで売れた商品」なので、リサーチすべき商品は過去に成功したプロジェクトです。

目安としては、上図のように達成金額がだいたい100~300万円くらいの商品をチェックしましょう。
リサーチしていくと、支援額1,000万円を超えた商品も見つかりますが、このような商品はライバルもかなり狙っています。
また、実際に1,000万円以上の支援を狙うならばプロモーションのスキルが求められます。
実際に1,000万円以上のプロジェクトは、商品力だけでなくプロモーションや知名度を活かして売れた場合がほとんどです。
中上級者は目指したいところですが、初心者の目標としては高すぎるところがあります。
そのため、100~300万円くらいのプロジェクトなど、自分の目標としやすい商品をリサーチするのです。
実際に100~300万円くらいの商品は種類が多く、いろんな商品をリサーチできますので、自分が興味を持てる商品も見つけられます。
また、リサーチした商品に付加価値を付けた商品を販売することで、結果的に1,000万円規模の支援を得られる可能性があります。
中上級者の方であれば、1,000万円以上のプロジェクトはもちろん、逆に100万円未満の売れなかった商品モデリングするのもありです。
経験を重ねることで、例えば「この商品は商品ページを作り変えれば売れたかも」「この商品なら、この機能を付ければ売れるのに」ということが見えてくるためです。
経験を重ねながら、リサーチの幅を広げていくといいでしょう。
比較的実需があって供給が少ない商品カテゴリーを選ぶ
特に初めてクラウドファンディングに取り組む方は、売れそうな商品を見つけた場合は、似たような商品が他にないかリサーチするようにしてください。
なぜかというと、実需があって供給が少ない商品カテゴリーかどうかを確認するためです。
もし、そのようなカテゴリーであれば成功する確率が高くなります。
目安としては、同じカテゴリー名で検索してみて、類似商品の数が10~30件くらいだと比較的ブルーオーシャン、50件を超えてくるとレッドオーシャンです。
次に類似商品の支援金額の平均を計算してみます。平均支援額100万円以上のカテゴリーであれば、かなり手堅く成功を狙えます。
ここで平均支援額が100万円を大きく下回るようであれば、初心者の方にとっては狙い目とは言えないでしょう。
なお、類似商品が2~3件程度で、まだヒット商品(支援100万円以上)がない、誰も目を付けていない商品もあります。
ジャンルとしてはブルーオーシャンですが、初心者にはハードルが高く比較的中上級者向きです。
ただ、誰も目を付けていないドル箱の可能性があり、大成功する可能性が十分にあります。
実需をしっかり確認する必要がありますが、新たな市場を開拓できるところがクラウドファンディングの醍醐味と言えます。
①【需要はあるが供給過多の例】財布

超レッドオーシャンと言われているカテゴリーが財布です。検索してみたら、なんと1,320件のプロジェクトが出てきました。
しかも、調べてみると売れていない商品もかなり多く、供給過多であることがうかがえます。
ニッチゾーンを見つけられれば勝機はありますが、ここまで供給過多ではニッチゾーンを見つけるのは難しいでしょう。
②【需要はあるが供給がまだ少ない例】雪駄

一方、雪駄で検索してみたところ、検索結果は39件でした。
ブルーオーシャンと言えるほど少なくはないですが、そこまで競合が多いわけではありません。
支援金額を調べてみると、割と達成金額100万円を超えているプロジェクトが多く、なかには1,000万円を超える大ヒット商品もありました。
以前ほど狙い目とは言えなくなってきていますが、比較的成功する確率の高いカテゴリーと言えます。
③【需要も供給も少ない例】絵具

カテゴリー検索してみて、検索結果が2~3件程度でヒット商品もない場合は、ブルーオーシャンですが、需要をしっかりと確認する必要があります。
例えば上記の絵具です。
プロジェクト件数は3件しかなく、しかも3件ともヒットしているとは言えません。
ここで考えるべきポイントは、どんな人が絵具を欲しいと思うかという点です。
おそらく、多くの人は美大生や画家、趣味で絵を描いている人くらいしか思いつきません。
自分の周りにあまりいないターゲットに絞られてしまうので、実需がないのは何となく想像できます。
しかし、このようなカテゴリーでも未開拓のドル箱市場があるかもしれません。
その場合は、以下のことをリサーチして実需を確認するようにしてください。
- 海外クラファンサイト(Kickstarter、Indiegogo)で類似商品のヒット商品がないか?
- ・海外で商品化されている場合は日本でも実需がありそうか?
- ・用途を変更したり機能を追加したりすることでターゲットを変えられないか?
④【需要がなく供給過多の例】過去のヒット商品
意外と供給過多で需要がない商品も要注意です。
「そんな商品あるのか?」「そんな商品売るわけない」と思われるかもしれませんが、意外と見落としがちです。
例えば、昔は売れたけど、流行が過ぎてしまって今はそんなに売れない時代遅れな商品です。
そのため、トレンドや旬の商品カテゴリー/商品名、キーワードには注意してください。
例えばコロナ禍で売れたような「マスク」「除菌」などは、ピークが過ぎた後はニーズが減ってきています。
リサーチして見つけた売れた商品は、旬な時期に販売したから売れただけで、今は旬を過ぎている可能性があります。
1~3年前のプロジェクトを参考にする
MakuakeでもGREEN FUNDINGでも、終わったばかりの新しいプロジェクトよりは、1年以上前のプロジェクトをリサーチするようにしましょう。
なぜかというと、直近で成功したプロジェクトは、既に市場を取られている可能性があるためです。
消費者の立場で見れば、

すでにこの商品で満足しているのに、二番煎じは欲しくない
と敬遠されるでしょう。
また、メーカーが前回のプロジェクトをモデリングした次世代モデルを開発するのも、だいたい半年~1年くらい経ってからです。
iPhoneもだいたい半年~1年くらいで新しい機種が発売されますが、次世代モデルの発売間隔はだいたいそのくらいです。
プロジェクト終了後1年くらいが、メーカーにアプローチするちょうどいいタイミングです。
一方、あまり期間が経過した古いプロジェクトも注意が必要です。
なぜかというと、先ほどお伝えしたように、以前は売れたが今はもう売れない時代遅れの商品が比較的多いためです。
また、年々薬機法・景品表示法などの広告規制やクラファン出品ルールが厳しくなっているので、今では参考にならない商品ページ(LP)も多数あります。
目安としては、1~3年くらい前のプロジェクトを目安としておくといいでしょう。
取扱難易度が高い商品を避ける
取扱難易度が高いとは、例えば次のような商品です。
- 構造が複雑で使いづらい
- 壊れやすい
- あまりに大型・重量である
- 冷蔵、冷凍でないと配送できない
- あまりに高単価である(50,000円以上など)
- 数百万円程度の着手金をメーカーから請求されている
- ケガや災害の恐れのある商品
やや扱いにくいので初心者の方は避けた方がいいでしょう。
中上級者の方でも、よほど「これはいける!」と思うものでなければ避けた方が無難です。
30~40代の男性受けするような商品であること
クラウドファンディングの主な支援者層は、都市部に住む30~40代の男性なので、このような男性が好きそうなジャンルからリサーチしてみると良いでしょう。
例えばガジェット系やアウトドア用品、自転車、カー用品、オーディオ、健康グッズなどです。
ただ、最近はMakuakeやCAMPFIREを中心に女性の支援者も増えてきており、以前ほど男性向きの商品にこだわる必要はありません。

特にCAMPFIREについては、物販系以外のプロジェクトも多いことを差し引く必要はありますが、女性の割合が45%程度もいて、ほぼ半々と言って良いでしょう。
特に女性の実行者であれば、女性向きの商品を選んでも全然問題ありません。
自分自身興味を持てる商品であること
自分自身が興味のない商品よりは、興味を持てる商品を扱う方がいいです。
これは物販全体でも言えることですが、特にクラウドファンディングであればその傾向は強くなります。
なぜかというと、クラウドファンディングは商品の魅力を消費者に十分伝えるプロモーションの力を試されるためです。
消費者への訴求を考えるなら、興味のない商品よりは興味のある商品の方が考えやすいでしょう。
また、興味がある商品を選んだ方がモチベーションも維持できます。
海外では輸入規制があり扱いにくい商品であること
海外メーカーから仕入れた商品でクラウドファンディングに取り組む人は多いですが、ネックになるのが輸入規制のある商品です。
輸入品でPSE、技適、食品衛生法などの規制をクリアすることは、特に物販を始めたばかりの人にはハードルが高いところがあります。
クラファン市場では国産品よりも輸入品を扱う物販プレイヤーが多いので、輸入規制のある商品はブルーオーシャンになりやすい傾向があります。
国産品には、輸入に関するハードルが一切関係ないところがメリットです。
輸入品では扱いにくい商品を狙うのも1つの手です。
例えば次のような商品です。
電気用品安全法(PSE法)に関連した商品 | コンセントの付いた家電製品 、モバイルバッテリー |
電波法(技適)に関連した商品 | スマホやタブレット、ラジコン、ドローン、トランシーバーなど無線設備全般 、Bluetooth搭載製品 |
食品衛生法に関連した商品 | 食品 、酒類 、食器 、キッチン用品 、乳幼児を対象にしたおもちゃ |
薬機法 | サプリメント、プロテイン、化粧品、医療機器 |
輸入禁止商品 | 刀剣類や銃砲など武器系(殺傷能力のないモデルガンやエアガン含む) |
空輸のハードルが高い商品 | 液体系(洗剤・薬液など) |
上記のような商品で、クラウドファンディングと相性のいいカテゴリーを選ぶと良いでしょう。
国産品であること
国内メーカークラファンに取り組むなら、最初は国産品からリサーチするのがいいでしょう。
国産品であれば生産メーカーに直接アプローチできますし、類似商品を開発できるメーカーも多くなります。
「国産」「日本製」というキーワードや地名でも検索してみてください。
国産であることが付加価値になっている商品もあります。
しかし、中上級者向きの方法にはなりますが、輸入品からアプローチするのもありです。
「この輸入品をモデリングした商品を作ってもらえませんか?」とメーカーに取引交渉してみましょう。
商品単価は10,000円程度を目安にする

どれくらいの商品単価を狙えば良いのか?
というのもよく聞かれる質問ですが、目安は10,000円程度です。
Makuakeではよく売れる商品の平均単価が10,000円程度と言われており、初心者の方は目安にするといいでしょう。
あまり高額、特に50,000円以上の商品は支援者を集めることが難しく、逆に低単価の場合は広告の費用対効果が悪くなります。
しかし、必ずしも高単価もしくは低単価の商品が悪いわけではありません。
特に狙い目の商品があれば、単価に関わらず積極的にチャレンジしてもいいでしょう。
高単価の商品は予算に余裕を持って広告を出すことができますし、少ない支援者数で利益を出すことができます。
一方低単価の商品は支援者数を集めることができて、多く売ることができます。
特に初めてのクラファンの場合は5,000円程度の商品で多く支援者数を集めて、2回目以降のリピーターを集めるという手もあります。
その場合は2回目以降に比較的高単価の商品を出品するといいでしょう。
近未来的な商品を選ぶ
クラウドファンディングで出品する商品でお勧めなのは、ちょっと先を行った近未来商品で、あまりに先を行き過ぎた商品はNGです。
具体的には次の通りです。
近未来的な商品 | 未来すぎる商品 | |
特徴 | ・見た瞬間にイメージできる ・消費者にメリットがある ・現実的に実用化できる ・マーケットイン | ・見た瞬間にイメージできない ・消費者のメリットがわからない ・安全性など実用化が難しい ・プロダクトアウト |
例 | ・財布の場所がスマホでわかる ・UVの除菌グッズ ・真空調理機 ・二日酔い防止アルコール濃度測定機器 | ・有人ドローン ・調理ロボット ・ドラえもんのポケットから出てきそうな商品 ・明らかに実需がない商品 |
いくら新しいモノ好きの消費者が多いクラファン市場とは言っても、「何これ?」と思われるような商品は売れないということです。
実際にこのようなプロジェクトは成功していません。
上の例でも、近未来的な商品は「欲しい」と思えても、右の未来すぎる商品は「別に欲しくない」「事故が起きそうで怖い」と思わないでしょうか?
「これ欲しいな」という感覚を大事にしてリサーチしましょう。
また、実需の有無については、「この消費を買いたいか?」「いくらなら欲しいか?」といったことをアンケートで聞いてみるのもいいでしょう。

例えばミルトークという、開発したい新商品に対して、消費者の意見を求めるサービスがあります。
お悩み解決系グッズを選ぶ

消費者の悩み解消や欲求を実現する商品であることを訴求したお悩み解決系グッズは、比較的ヒットしやすい商品の1つです。
そのため、リサーチした商品ページを見ながら、

この商品はどんなことに悩んでいる人が使うのだろうか?

何がしたい人が買ったのか?
ということを考える癖をつけましょう。
また、商品をリサーチしながら、「サポーターからの応援コメント」も読むようにしてください。
ただ、クラウドファンディングの場合は支援時のコメントなので、Amazonレビューと違って使用感に関するコメントはありません。
そのため、「応援しています!」「楽しみにしています!」等のコメントが多く、参考になるコメントはAmazonや楽天のレビューに比べると少ないところがあります。
ただ、なかには下の例のように参考になるコメントもありますので、確認してみてください。

例えば上記の応援コメントであれば、「キャンプ食材にも利用できそう」というコメントがあるので、「ではアウトドア用に新商品を開発してみよう」というアイディアが生まれます。
また、Amazonで類似商品があればレビュー(高評価、低評価ともに)を見てみてもヒントになるでしょう。
商品ページの内容やコメントを確認することで、「誰が何のために欲しがる商品」なのかが具体的にわかってきます。
ちなみに、お悩み解決系グッズの代表格が、美容・健康系グッズです。

美容・健康系グッズは、わかりやすく消費者の悩みに訴求できて、購入目的がはっきりしている商品ジャンルの1つです。
とはいえ、消費者が継続購入することが前提となっているサプリメントやプロテイン、化粧品などはクラウドファンディングとは相性がよくありません。
クラファンで提供される主な美容・健康系グッズとは、肩こりや腰痛を解消、歯磨き、フィットネス用のグッズなどです。
ただし美容・健康系グッズは悩みに訴求しやすい反面、薬機法・景品表示法による広告規制が絡んでくるので注意してください。
モノ消費よりコト消費の商品を選ぶ
クラウドファンディングの支援者は、自分の趣味や仕事、日々の生活のなかで、実際に使うシーンが想像できる商品を求めています。
これは、商品の所有そのものに価値を見出すモノ消費と区別して、体験や経験にお金を使うコト消費と言われています。
例えばモノ消費であれば、「フェラーリが欲しいからフェラーリを買う」といったものです。
一方で、コト消費は、商品そのものが欲しいのではなく、下表のように「商品を手に入れた先の体験や変化」を求めているという考え方です。
商品 | 商品を使うことで得られる体験 |
真空パック機 | 食品を長く美味しく保存できる |
キャンプ用工具 | 耐熱性が強くて火傷しない安全設計 |
コーヒーマシン | 煎れたコーヒーが良い香りがする |
小型の財布 | 小さくてかさばらない割には収納しやすい |
枕 | 気持ちよく寝られて朝スッキリ起きられる |
「ドリルを買いにきた人が欲しいのはドリルではなく『穴』である」という、マーケティングの有名な格言があります。
使用後のシーンを思い浮かべることができるような商品を選びましょう。
定番商品の機能強化/追加商品を選ぶ
類似商品の機能を強化したり、今までにない機能を追加したりした商品も、クラウドファンディングでは狙い目で初心者には取り組みやすいでしょう。
具体的には次世代モデル商品がいい例です。
もし、リサーチして売れた商品を見つけたら、「機能を強化(もしくは追加)した新商品を作れませんか?」という提案をしながら交渉を進めます。
次のような機能強化/追加商品のパターンをある程度つかんでおくようにしてください。
- 機能追加:既製品に新たな機能を追加した商品。例えば「マスクに美容効果をプラス」「ゲームしながら頭も良くなる」等。
- 機能強化:これまでの機能をさらにパワーアップさせた商品。効果が2倍になったり、軽量化したり、コンパクトになったりした商品。次世代モデルではもっとも多いが、消費者のニーズ以上の機能にしても支援は伸びないので注意。
- 用途変更:既存商品のターゲットや用途を変えた商品。例えば農業用で使われている商品を園芸用に改良すること。三ツ星ミシュランのシェフが使っていた調理器具を一般家庭用にアレンジしたり、一流アスリートが利用したトレーニングマシンをダイエット用に改良したり……、プロ用⇒アマ用に変更した商品もよく見られる。
- 素材変更:伝統品を最新素材で作り替えて一般的に使えるようにしたり、チタンなど流行素材を使ったりしたような商品。エコバッグの素材を使って別のおしゃれな商品を作る等。トレンドも絡んでくるので、旬のキーワードも意識すること。
- ファッション性UP:おしゃれになった、かわいい、かっこよくなったなど、ファッション性を強化。ファッション性の高いエコバッグや調理器具、おしゃれに改良した伝統工芸品等。
伝統工芸品をもとにした商品を選ぶ
雪駄、足袋、浴衣、熊野筆などの日本の伝統工芸品は、クラウドファンディングとは相性のいいジャンルです。
このような伝統工芸品を一般的に使えるようにアレンジした商品も狙い目です。
例えば浴衣ルームウエア、室内で履ける雪駄のような商品です。

先ほどもお伝えしたように、雪駄は、一般的に使えるようにアレンジしたコンセプトで作った商品のヒット事例が多いです。
また、モノづくりで有名な新潟県の燕三条や岐阜県の関のような、職人技が有名な地域で作られた商品もクラウドファンディングでは相性がいいです。
トレンドや旬のキーワードが入った商品であること

流行の素材など、トレンドや旬のキーワードが入った商品です。
「NASA」「新素材」「チタン」「レーザー(レーザー彫刻など)」などがその代表的なところです。
モノづくりの町として有名な「燕三条」(新潟県燕市、三条市)など、30~40代のモノ好きの男性がブランドを感じるキーワードもあります。
例えば既製品に流行りの素材を使った商品を開発してみるという方法も、クラウドファンディングでは多くとられています。
ただ、なかには流行が過ぎて時代遅れになっているキーワードもあるので注意してください。
MakuakeやGREEN FUNDINGでキーワードリサーチしてみよう

物販系のプロジェクトが多く、日頃からリサーチした方が良い国内クラファンサイトはMakuakeとGREEN FUNDINGです。
もちろん、余裕があれば、CAMPFIREやmachi-ya、kibidangoもリサーチした方が良いです。
ただ、特に初心者の方は、当面はMakuakeやGREEN FUNDINGで十分でしょう。
そこで、MakuakeやGREEN FUNDINGを例にして、実際にリサーチしてみます。
【前提】5W1Hで思考を拡張して様々なキーワードで検索してみよう


実際に、上図のように検索窓にキーワードを打ち込んでリサーチしてみます。
上記の商品選定基準と照らし合わせながら売れそうな商品をリサーチしてみてください。
ただ、クラファンサイトの検索機能は、GoogleやAmazonの検索に比べると劣るところがあり、検索結果を網羅できない場合があります。
実際に検索してみるとわかりますが、GoogleやAmazonと違って表記ゆれ(同じ意味の違う言葉など)を抽出できないところがあります。
そのため、似たような言葉でも、少しだけ言葉を変えて検索してみるようにしてください。
そうすることで、ライバルがなかなか見つけられない良い商品が見つかることもあります。
例えば「包丁」⇒「ナイフ」、「キャンプ」⇒「グランピング」、「カメラ」⇒「写真」、「バッグ」⇒「かばん」などです。
また、1つのキーワードをきっかけに、クラファンサイトやAmazonの商品タイトルなどを参考に、拡張的に様々なキーワードで検索してみてください。
Googleで「○○○ 別名」で検索して同じ意味の違う言葉を探したり、AIで「別の言い換えの言葉を教えてください」と聞いても良いでしょう。

例えば、「糸ようじ」をリサーチしてみるとします。
しかし、糸ようじは小林製薬の商標なので、一般的には使用できない商品名です。
そのため、「デンタルフロス」など一般的な名称を付けないといけません。
また、似たような商品であれば歯間ブラシがあるので、「歯間ブラシ」で検索してみても良いかもしれません。
また、

糸ようじの手に持つ部分だけの商品は作れないかな?

詰め替え用の糸だけで売れないかな?

逆にオーラルケアグッズなどセット組で売れないかな?

糸ようじを使う消費者はどんな悩みがあるかな?

どんなことに不便を感じているかな?
というように、5W1Hでどんどん思考を拡張してキーワード検索していくようにしてください。
上図のように、様々なキーワードが思いつくことがあります。
この点を踏まえて、次のようなキーワードを検索していくと良いでしょう。
【検索キーワード①】商品カテゴリー/商品名
まずはクラウドファンディングで狙う商品カテゴリーや一般的な商品名で検索してみます。
できれば自分自身が興味のあるカテゴリーで検索するといいでしょう。
例えば「キャンプ」「アウトドア」「キッチン」「自転車」「バッグ」「リュック」「日本酒」「ドローン」「家電」「カメラ」「オーディオ」「めがね」「フィットネス」などです。
好きなカテゴリーを検索窓に打ち込んでみてください。
【検索キーワード②】お悩み系
クラファンの支援者はカテゴリーだけでなく、Google検索のようにお悩み系のキーワードで検索する場合もあります。
人は悩みを解決できる商品や、欲求を叶えてくれる商品、既存の商品で不便だったことを解消できる商品を探しています。
例えば、美容・健康系の悩みであれば次のようなキーワードが思い浮かびます。
ダイエット、痩せたい、痩せない、肩こり、姿勢矯正、姿勢、筋肉、睡眠、集中力、疲労、栄養、口臭、加齢臭、ストレス、毛穴、頭皮、長時間(のデスクワーク) etc……
他に、財布であれば「収納はしっかりできた方がいいけどかさばるのは嫌だ。なくすのも不安」という悩みを解消できるキーワードを打ち込んでみます。
かさばらない、小型、極小、極薄、軽量、コンパクト、小銭、なくさない、紛失防止 etc……
具体的には、消費者がどんな悩みや不安を持っているかを把握すると良いでしょう。
さらに、Amazonで類似商品を検索してみて、商品タイトルも参考になります。
Amazonの商品タイトルはお悩み系を含めて、様々なキーワードを適度に散りばめているためです。
【検索キーワード③】「国産」「日本製」地名、伝統品名
「国産」「日本製」などで検索して、国内メーカーの商品を探す方法です。
上記のカテゴリー検索の場合は、海外メーカー製品も含みますので、国産品だけを探すときに検索してみるといいでしょう。
また、次のように日本の伝統品や、地名などで検索してみたりしてください。
キーワード例 | |
日本製であることがわかるキーワード | 国産、日本製、和風、日本文化 |
伝統工芸品 | 下駄、雪駄、浴衣、ふんどし、熊野筆 |
産業が有名な地名 | 燕三条、関 |
廃藩置県時代の地名 | 信州、出雲、肥後、越後、南部、近江 |
自分の出身や住んでいる地名 | - |
クラファンサイトは日本の産業振興を目的としているところがあるので、このようなキーワードでも面白い商品がリサーチできます。
【検索キーワード④】流行の素材やトレンド
「NASA」「新素材」「チタン」「レーザー」などの流行の素材や、トレンドのキーワードを入れて検索するのも良いでしょう。
素材やトレンドの用語で検索すると、様々なジャンルの商品が検索結果として出てきます。
【検索キーワード⑤】商標登録されている商品名の言い換え
先ほどの糸ようじもそうですが、一般的な商品カテゴリー/商品名と思っていたら、実は商標登録されているといったことがあります。
もちろん、商標登録されていれば商品名に使うことはできませんから、検索しても出てきません。
例えば、有名な商標名としては次のようなものがあります。
メーカー | 商標名 | 別名 |
ソニー | ウォークマン | ポータブルオーディオプレーヤー |
旭化成 | サランラップ | 家庭用ラップ |
ジョンソン・エンド・ジョンソン | バンドエイド | 絆創膏 |
山佐時計計器 | 万歩計 | 歩数計 |
ニチバン | セロテープ | 粘着テープ |
タミヤ | ミニ四駆 | 動力付き自動車模型 |
検索しても出てこないような場合は、上記のように別名でも検索してみましょう。
【検索キーワード⑥】2つ以上のキーワード
場合によっては、2つ以上の複合キーワードで検索するのもありです。
例えば「財布」「自転車」といった競合ひしめく商品カテゴリー/商品名でも、実はターゲットや需要が細分化されています。
その場合は、複数の商品カテゴリー/商品名を入力したり、先のお悩み系のキーワードも含めたりしてみましょう。
例えば「財布 薄型」「アウトドア バッグ」などです。
このような複合キーワードは、実際にGoogleやAmazonなどで検索して探してみるのも1つの方法です。


上図のように、GoogleやAmazonには、検索窓で文字を入力すると、人によく検索される複合キーワードが下に表示されるサジェスト機能があります。
GoogleやAmazonで表示されるキーワードも参考に、様々な複合キーワードを打ち込んでみてください。

ラッコキーワードなど、サジェスト機能で表示されるキーワードを抽出できるツールもあります。
このようなツールを活用することで、どのようなキーワードで検索されているか参考にすることができます。
海外のクラファンサイトもリサーチしてみよう

ある程度クラウドファンディングの経験を積んできたら、KickstarterやIndiegogoなど海外のクラファンサイトもリサーチしてみましょう。
海外クラファンサイトをリサーチする理由としては次の通りで、商品をリサーチするのではなく、アイディアを探すことが目的です。
- 日本にはないアイディア・発想がある
- 日本の規格に合わせた商品を作ることができる
- 競合が多い海外メーカー商品と差別化できる
海外クラファンサイトでリサーチしているときに気を付けたいことは、「海外で売れた商品=日本で売れる商品」ではないことです。
外国人で売れるポイントと日本人に売れるポイントには違いがあるためです。
そのため、海外クラファンサイトで「これは面白い!」と感じてもMakuakeやGREEN FUNDINGで類似商品の有無は確認するようにしましょう。
一応Amazonや楽天も調べた方がいいです。Amazonで既存品のメーカー直取引かOEM販売が向いているかもしれないためです。
特に海外の場合、国内よりもプロダクトアウトな製品が売れる傾向があります。
いくら海外で売れていても、国内で実需が見込めない商品は避けた方がいいでしょう。
なお、基本的には規模が大きいKickstarterとIndiegogoを中心にリサーチすることで問題ありません。
中上級者の方は韓国のクラファンサイトのWadizや台湾のzeczecもリサーチしてみましょう。
Kickstarter
世界的に最大規模のクラファンサイトの1つがKickstarterです。
世界中の人が利用する世界最大規模のクラファンサイトなので、商品が豊富です。
今までの日本市場にはないバラエティ豊かな商品がたくさん見つかるでしょう。
Kickstarterは、Google Chromeで日本語の表示設定をすることもできますが、さらにクラファンサイト内で日本語設定が可能です。
Kickstarterのサイトの一番下までスクロールして、上の画面で「日本語」を選択するだけで設定できます。

しかし、商品ページなどは英語表記のままなので、リサーチする際はGoogle Chromeの日本語機能も使うと良いでしょう。
Kickstarterの商品検索は次の通りです。



なお、Kickstarterは、支援金額の表示の通貨設定ができます。
先ほどの日本語設定のように、Kickstarterのサイトの一番下までスクロールすると、言語設定の横に通貨設定ができるようになっています。

ただ、デフォルトでは日本円(JPY)の設定になっています。
このままにしておけば各プロジェクトの商品ページの支援金が日本円で表示されます。
Indiegogo
IndiegogoもKickstarterと同規模の世界的なクラファンサイトで、商品が豊富にあるので海外商品をリサーチする場合は活用しましょう。
Indiegogoは、Google Chromeで日本語の表示設定をすることが可能ですが、Kickstarterのようにクラファンサイト内で日本語設定はできません。
そのため、基本的にはGoogle Chromeで日本語設定しておくと良いでしょう。
Indiegogoの商品検索方法は次の通りです。


なお、Indiegogoも通貨設定が可能です。

一番下までスクロールすると、上図のような画面が出てくるので変更することができます。
Wadiz
韓国の有名クラファンサイトのWadizもリサーチしてみると良いでしょう。

Wadizは韓国人向けに作られたサイトですが、上図のように表示通貨はウォンだけでなく、日本語や米ドルも可能です。
ただ、Wadizは現在トップページに検索窓がなく、キーワード検索ができないので、かなり検索しづらいのが難点です(以前はあったので、今後復活する可能性はありますが・・・・・・)。
ただ、カテゴリーなどから根気よくリサーチすると、お宝商品が見つかる可能性があります。
zeczec
台湾の有名クラファンサイトのzeczecの商品検索方法は次の通りです。


台湾で使われる中国語は、繁体字と呼ばれる画数の多い言語です。
そのため、Google翻訳などで翻訳する際は中国語(繁体)で変換してください。
また、zeczecの表示通貨は台湾ドルですが、米ドルとは為替レートが全然違うので注意してください(2025年6月現在、1米ドル=約145円、1台湾ドル=5円程度)。
最後に
以上、物販クラウドファンディングの商品リサーチ方法についてお伝えしました。
日々MakuakeやGREEN FUNDINGをチェックして目利きを鍛えることは大切です。
しかし、リサーチ基準を理解して、どんな商品がヒットしやすいかを理解しないと、何となくチェックしても商品の良し悪しの判断ができません。
必ず、リサーチ基準の目安を理解したうえで、クラファンサイトをチェックするようにしましょう。
なお、物販クラウドファンディングの概要は、以下の記事も参考にしてください。
また、本記事の内容を含めて、物販クラウドファンディングに関する詳細なノウハウは、「国内メーカークラウドファンディング→個人物販ガイド」にて解説しています。
興味のある方は、ぜひご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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