
あまりお金をかけたくないし、そもそも使う必要があるの?
Amazonで物販をしていると、よく目にするのがAmazonに最適な「ツール」という言葉。
何となくAmazonで効率よく作業できるアイテム、といったイメージはあると思いますが、実際のところどれがどういいのか分からない、といった方が多いでしょう。
しかも、全てが無料ではなく中にはかなり高額なものもあったりと、オススメと紹介されていても結局利用できない...という事になりがちです。
さらに、Amazonでも可能になっている機能も増えていて、ますます混乱してしまいますよね。

そこで、この「Amazonに最適なツール」について、物販歴4年の私が活用経験も踏まえて詳しく解説いたします!
無料のものから有料でもオススメしたいもの、Amazonで活用できる内容も合わせてお伝えしますので、Amazonツールのご利用に悩んでいる方は、ぜひご参考にしてみてください。

目次
Amazonに最適なツールとは?|Amazon物販を効率化する必須アイテム

Amazonに最適なツールとは、Amazon物販での必須作業をより効率よく行うための機能のことです。
Amazon物販をしている方のほとんどがこのツールを活用し、リスクを最低限に無理なく継続することができています。
Amazonでツールを活用する3つの目的

Amazonでツールを利用する主な目的は「作業の効率化」「売上アップ」「最適な在庫管理」の3つです。
Amazon物販で必要になる作業には、商品リサーチ・価格設定・広告運用・在庫管理・売上分析などがあり、この作業継続が売上げに大きく影響します。
つまりツールの活用は、日々発生する必要不可欠の作業を、より短時間でより正確に行うための必須アイテム、ということです。
さらにツールの活用は、時間の短縮だけではなく、判断ミスの回避や想定外の問題発見など、手作業では行き届かない問題の解決にもつながります。
| ツール無し | ツール活用 | |
| 利益計算 | 計算に時間がかかりミスもある | 即時に計算できミスがない |
| 商品 リサーチ | 検索に時間がかかり疲労困憊し 判断ミスもしてしまう | 過去のデータから売れ筋商品やライバル数も確認でき 適正な仕入れ判断がしやすい |
| 在庫管理 | 正確な売れ行き判断が難しく 過剰在庫や在庫切れになりやすい | 月間販売個数や販売者数を随時確認できるため 不良在庫や在庫切れの心配が少ない |
細かな作業の多いAmazon物販でのツールの活用は、作業を効率化でき負担軽減につながるアイテムとして、Amazonセラーに重宝されている、ということです。
Amazonには公式(内部機能)ツールと外部ツールがある
Amazonで利用するツールには、Amazonが無料(一部有料)で提供している公式ツールと、インストールしAmazonと連携して利用する外部ツールがあります。
Amazonで使うツールとえば「Keepa」や「プライスター」といった外部ツールをイメージされる方が多いですが、Amazon内部に備わっている機能もツールの一つです。
| 公式ツール(Amazon内の機能) | 外部ツール(Keepaやプライスターなど) | |
| 使用方法 | Amazonセラーセントラルから選択して利用 (外部から利用可能なものもあり) | インストールしAmazonと連携して利用 |
| 月額使用料 | 大口出品者なら無料(一部有料) | コースによって無料または有料 |
| 主なメリット | 無料で利用できるものが多く Amazonセラーなら手続き無しで即利用可能 | 操作がシンプル・表示が分かりやすいなど 初心者でも利用しやすい |
| 主なデメリット | 利用手順や解説が分かりにくい部分が多い | 最初に登録や連携の操作が必要 多機能を利用するには有料なものが多い |
Amazonで利用できる公式ツールは、随時新しい機能が増えているのはご存知でしょうか?
さらに外部ツールについても、既存ツールの機能アップや新しいツールが開発されるなど、選択肢も増えて目移りする状況になっています。

Amazonの公式ツールと厳選した外部ツールについて詳しく解説しますので、ぜひ、Amazonツール選びの参考にしてください ^ ^
Amazon公式ツールで利用できる機能5選

Amazon公式ツールとは、Amazonが出品者向けに提供している業務支援機能のことで、大半が無料で利用することができます。
よくご存じのAmazonセラーセントラルは、Amazon公式ツールを操作する管理画面のこと。
このセラーセントラル内外から利用できる、代表的なAmazon公式ツールについて解説します。
FBA料金シミュレーター|FBA利用時の利益額が楽に計算できる
Amazon公式ツールで最も代表的なツールが「FBA料金シミュレーター」です。
「FBA料金シミュレーター」とは、FBAを利用した際にかかる費用と自社発送にかかる費用を、簡単に比較できる無料ツールです。

FBAって超絶便利って聞くけど、手数料が高そうだから利用してないんだよね…
といった方にも、FBAを利用した場合と自社出荷の場合の利益額を簡単に比較できることで、一気に悩みを解決できます。
しかも、こちらはAmazon出品者以外でも利用できる点が大きな特徴です。
FBA料金シミュレーターの詳しい内容については、下記の記事をご覧になってください。
- 基本的に1商品ずつしか入力できないため、商品数が多い場合は手間がかかる。
- 手数料には消費税が含まれていないので実質は高くなる可能性がある。
- 送料・手数料は予測値なので誤差が生じることがある。
FBAダッシュボード|FBA在庫の現状と推奨情報がわかる
Amazon公式ツールで、FBA在庫状況や推奨情報を確認できる無料ツールが「FBAダッシュボード」です。
在庫の管理は物販では要の作業であり、出品数が増えるほど煩雑になりがちなので、無駄な出費や販売機会の損失防止のためにも、現状を把握しておくことは大切です。
- 余剰在庫や在庫切れを防止し在庫を最適に維持できる
- 納品状況や納品に関する問題を確認できる
- 長期在庫処分など推奨情報を提案してくれる
FBAダッシュボードは、Amazonセラーセントラルの左上三本のメニューより「在庫」→「ダッシュボード」で確認できます。
- 在庫情報や販売データが反映されるまでに時間がかかる(タイムラグ)ことがある
- 推奨情報が必ずしも適切とは限らない
価格自動設定(Automate Pricing)|販売価格を自動調整
Amazon公式ツールで、販売価格の変動に合わせて自動で価格を調整してくれる無料ツールが「価格自動設定」もあります。
価格の調整が常につきまとうAmazon出品では、欠かせない便利ツールです。
- カートボックスの価格と連動して自動変更してくれる
- 価格変動の範囲を設定できるため損失防止になる
この価格自動設定の機能は随時更新されており、以前よりも細かい設定が可能になっています。
Amazon価格自動設定の詳しい内容については、下記の記事をご覧になってください。
- 設定方法をカスタマイズする場合、1商品ずつ行う必要があり手間がかかる
- ポイントやプロモーションを加味した設定はできない
カスタム分析|SEO対策に活用できる詳細な売上データがわかる
Amazon公式ツールで、売上・在庫管理・トラフィックデータを独自の指標でカスタマイズ分析できる無料ツールが「カスタム分析」です。
2025年に追加された新機能ツールで、知りたい指標(売上・在庫・プロモーションなど)を組合せて確認できる、自由度の高い分析ツールです。
売上分析で主流だった「ビジネスレポート」の、必要ない項目が多い・多数指標の組合せはできないなど、利便性の低さを改善して新設された画期的なツールです。
- 出荷点数や売上額の履歴や指定した期間のデータが確認できる
- 閲覧数や購入転換(コンバージョン)率も確認できる
- 広告やプロモーションのパフォーマンス(有効性)も確認できる
カスタム分析は、Amazonセラーセントラルの左上三本メニューの「レポート」→「カスタム分析」で確認できます。
カスタム機能を有効活用するには、多数のパターンで利用してみることが必要
スポンサープロダクト広告|売上拡大が図れるマーケティング機能
Amazon公式ツールで、売上げ拡大に欠かせない広告ツールが「スポンサープロダクト広告」で、こちらは広告費が必要な有料ツールになります。
Amazonには多くの広告機能(Amazon Ads)がありますが、事業形態に関係なく利用できる広告はこの「スポンサープロダクト広告」だけです。
この「スポンサープロダクト広告」はAmazonに特化した広告ツールなので、Amazon内で関連性の高いキーワードを自動選択できるなどのメリットがあります。
- Amazonの検索結果に上位表示し認知度を向上できる
- 購買意欲の高いユーザーにアプローチできる
スポンサープロダクト広告の詳しい内容については、下記の記事をご覧になってください。
クリック課金制(CPC)広告のため、利用するには広告費の支払いが必要です。
Amazon外部ツールのおすすめ6選

次に、Amazonに関連する外部ツールについて解説いたします。
現在Amazonに関連する外部ツールには、専門分野タイプからオールインワンタイプのものまで多岐にわたり、多くのツールが存在します。
これだけあると、どれを使えばいいのか迷うのも当然ですので、この中から厳選した6つの外部ツールをご紹介します。
- Keepa|過去の売上データ活用で仕入れ判断に最適
- プライスター|価格追従機能と在庫管理機能、スマホ機能も充実
- セラースプライト|売れ筋商品の選定や検索キーワードをリサーチ可能
- クイックショップ|無料で使えて商品ページ上で即利益計算可能
- セラースケット|せどりで心配なアカウント対策の強い味方
- パーペチュア|AIを活用した効率的な広告運用
Keepa|過去の売上データ活用で仕入れ判断に最適

Amazon外部ツールで最も支持されているのがこの「Keepa」です。
Keepaを利用すると、商品ページ上に上記のグラフが常に表示され、一目で価格推移や売れ行きが確認できます。
| 主な機能 | ・価格推移グラフ(一部)と指定した商品のトラッキング機能の利用可能(無料版) ・出品者数、在庫数、売れ筋ランキング、カート獲得率、評価、レビュー履歴もグラフ表示で確認可能(有料版) |
| 月額利用料 | 無料版・有料版:約3,000円~3,200円(19ユーロ 税抜)/月がある |
Keepaは無料版もありますが、必要な情報を活用したいなら断然有料版がおすすめです。
Keepaについての詳しい内容は、下記の記事をご覧になってください。
プライスター|価格追従機能と在庫管理機能、スマホ機能も充実

Amazon外部ツールで、価格追従機能があり操作が簡単で人気が高いのが「プライスター」です。
| 主な機能 | ・価格の自動変更機能、サンクスメール(評価依頼)機能 ・より簡単に出品、納品、売上、在庫管理ができる機能 |
| 月額使用料 | 5,280円(税込)/月 |
プライスターは、Amazonにある機能がほとんどですが、操作がシンプルで解説も分かりやすい点が大きな魅力があります。
プライスターについての詳しい内容は、下記の記事をご覧になってください
セラースプライト|売れ筋商品の選定や検索キーワードをリサーチ可能

Amazon外部ツールで、ビッグデータとAIを活用して商品リサーチやキーワードの選定してくれるのが「セラースプライト」です。
| 主な機能 | ・市場や商品分析、キーワード最適化、競合モニタリングなど |
| 月額使用料 | ・無料版(利用回数・機能に制限あり) ・有料版 スタンダードプラン:約13,000~16,000円(88.99~88.98ドル 税抜)/月など |
セラースプライトは、自力では難しい徹底的なデータ収集と分析でキーワードを調査し、可視化してくれるのが強みです。
セラースプライトについての詳しい内容は、下記の記事をご覧になってください
クイックショップ|無料で使えて商品ページ上で即利益計算可能

Amazon外部ツールで、商品ページ上で利益計算、在庫数、販売個数なども確認できる無料ツールが「クイックショップ」です。
| 主な機能 | ・商品ページ上での即時利益計算、販売個数や出品者ごとの在庫数を確認できる ・Amazon以外のサイトとの価格差も確認可能 |
| 月額使用料 | 無 料 |
クイックショップは、いちいちASINや商品名を入力しなくても、商品ページ上で利益計算ができることと、なんといっても無料なのが大きなメリットです。
クイックショップについての詳しい内容は、下記の記事をご覧になってください
セラースケット|せどりで心配なアカウント対策の強い味方

Amazon外部ツールで、危険商品検知などのアカウント対策が充実しているのが「セラースケット」です。
| 主な機能 | 自動価格改定、利益計算、出品や納品機能 ・スタンダードコース:価格改定、危険商品アラート ・プレミアムコース:スタンダードコース機能+アカウント停止・閉鎖時の相談サポート |
| 月額使用料 | ・スタンダードコース:2,980円(税込) ・プレミアムコース:5,480円(税込) ※無料のお試し期間あり(20日間) |
セラースケットは、アカウントが停止や閉鎖された際に、専門チームが改善計画書の作成まで代行するといった安心機能がある点が、他にはない特徴です。
セラースケットについての詳しい内容は、下記の記事をご覧になってください
パーペチュア|AIを活用した効率的な広告運用

Amazon外部ツールで、Amazonの広告運用を全自動化し最適化してくれるのが「パーペチュア」です。
| 主な機能 | ・Amazon広告をAIが24時間体制で自動で最適に調整してくれる ・広告に必要なキーワードの取捨選択も自動で行う |
| 月額使用料 | プランA~Eから広告予算額に応じて選択 ・プランA(月額広告費10万円未満) 7,900~8,000円(50ドル 税抜)/月など |
パーペチュアは、入札調整や予算管理が難しいAmazon広告を、24時間体制で最適化を可能にし、AIを活用することで比較的利用しやすい価格を実現できているところが魅力です。
パーペチュアについての詳しい内容は、下記の記事をご覧になってください
上記でご紹介したツール以外のおすすめツールについては、下記の記事をご覧ください。
【重要】Amazon外部ツールを利用する際の4つの注意点

Amazonツールには公式・外部合わせて、それぞれ多くの機能や魅力があることは、お分かりいただけたと思います。
しかし、Amazonの外部ツールについては、ご利用する際に知っておいていただきたい注意点があります。
突然の値上がりや予告なしに使えなくなる可能性がある
Amazon関連の外部ツールは山ほどありますが、新しく開発されたものもあれば、急に提供が終了するものも少なくありません。
記憶に新しい例としては、2020年6月に突然使用できなくなった「モノレート」です。
理由については、Amazonのデータを取得に関する規約違反、Amazonの仕様変更によるデータ取得技術の不足などと言われていますが、定かではありません。

こういった外部ツール側の問題だけではなく、Amazonによる規約変更も大きな要因の一つです!
近況では、Amazonの規約変更やAPIの刷新による、スクレイピング(データの抜き出し)に対する規制強化に伴い、2026年1月からは無料→有料化が決定しました。
つまり、今まで無料でAmazonの情報や機能を利用してきた外部ツールは、継続するには追加費用を支払わなければならなくなった、ということです。
こうなると、継続するには月額使用料の値上げ、もしくは継続不可となり予告なしに終了という可能性も大いにあり、「モノレート」の二の舞も避けられません。
Amazon SP-APIの詳しい内容については、下記の記事をご覧になってください。
費用対効果や解約も考慮した利用が大切
Amazon関連の外部ツールで有料のものを利用する際は、費用対効果を加味した判断が必要です。
確かに、導入したほうが効率もよく作業も削減でき、売上アップにつながることが期待できますが、赤字になってしまっては意味がありません。

作業も楽になったし、売り上げも上がったのに、何で赤字なんだろう?
なんてことになりかねません。
あなたの現状に合わせた、必要最低限の出費で利用するのが理想的で、収入が安定しないうちは無料のツールで対応する事が望ましいです。
さらに、利用するなら少しでも安いほうがいいと年間契約し、いざ解約しようと解約期限を過ぎていた、なんてことにならないよう契約情報の確認も必要です。
Amazonの有料ツールを利用する際は、現時点で解決できずストレスになっているものなど、無料のお試し期間や無料版を利用して、吟味して決めましょう。
Amazonの機能改定により必要性が下がっている
本文の2章でもお伝えしたように、Amazonの公式ツールの機能は日々更新されており、外部ツールの必要性も徐々に下がっています。
Amazon公式ツールを活用するメリットは、データが最も正確で無料で利用できることです。
つまり、このAmazon公式ツールの機能を熟知すれば、外部ツールに頼る必要もなくなり、一石二鳥ということになります。

この間までなかった機能が増えてる!有料ツールいらないかも…
といったように、現時点では便利で使いやすい外部ツールでも、将来的には必要なくなる可能性もある、ということです。
Amazonの外部ツールの利用には一定費用の捻出が必要になるので、利用する際はその機能が公式ツールで代用できないかを確認することをおすすめします。
表示データが正確でないことがある
Amazonの外部ツール全般に言えることですが、提供してくれるデータが正しいとは限らない、ということです。

利用中のクイックショップの販売個数は合っていない事が多いんです^ ^;
ご存じかもしれませんが、Amazonでは商品ページには「過去1か月に○点以上購入されました」と販売個数が表示されますが、その数と合っていないことがほとんどです。
特に「クイックショップ」や「キーゾン」といった無料の外部ツールのデータでの誤差が目立ちます。
その他の外部ツールに関しても、データが反映されるまでのタイムラグや激しい売上データは観測不能になるなど、実際の数値との誤差が生じることは少なくありません。
つまり、正確なデータを確認するには、Amazon公式ツールで確認する方法が間違いないということです。
最後に
ここまで、Amazonの公式ツールと厳選したおすすめ外部ツールについて、お伝えしました。
結論としては、Amazon外部ツールは補助的に活用することが理想で、頼りすぎないことが最も大切、ということです。

有料ツールを2つ3つの利用で、年間費用がざっと15~20万円です^ ^;
Amazon物販を継続していく上で、ツールの活用は不可欠なのは確かです。
しかし、効率化や利便性ばかりを重視しては、経費を浪費することになりかねません。
Amazonで無料で利用できる機能が充実してきた現状を有効に活用して、必要な外部ツールは厳選して利用することをおすすめします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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