【やめた方がいい】AirPods転売をおすすめできない5つの理由

AirPods 転売
だいぶ転売で稼げるようになってきたけど、他にいい商材はないかな?

そういえば最近新しいAirPodsが発売されたけど、あれって転売できないかな?

現在多くの方がワイヤレスイヤホンをしている時代ですが、その圧倒的シェアを誇っているのがApple社の「AirPods」です。

読者の多くの方も、一度はAirPodsを利用したことがあるのではないでしょうか?

そして驚きなのが、このAirPodsだけで任天堂やebayなどの総売上高を上回っている点です。

そんな大人気のAirPodsですが、毎年のように新作が出ており、その度に機能がどんどんアップデートされています。

毎年新作が発売されているということは、型落ち品や中品なども多く市場に出回っており、AirPodsの転売は可能なように思います。

しかし実際はそんなに甘くはなく、このあと後述する5つの理由からAirPodsの転売は厳しいと言わざるを得ません。

今回の記事ではその詳細についてお伝えしていきます。

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AirPods転売とは?

AirPods転売 厳しい

AirPods転売では主に型落ち品などの中古品を扱うことになります。

これは毎年のように新作が発売されるためで、利益を出すことを考えるのであれば中古品の方が良いでしょう。

その他、AirPods転売の概要をここではお伝えしていきます。

AirPodsには3つのモデルがある

AirPodsは大きく分けて以下の3つのモデルがあります。

  • AirPods:ベーシックモデル
  • AirPods Pro:AirPodsの上位モデル
  • AirPods MAX:ヘッドホン型の最上位モデル

それぞれの最新モデルの価格などは以下になります。

モデル形状価格アクティブ
ノイズキャンセリング
連続使用時間
AirPodsイヤホン21,800円最大5時間
AirPods
(アクティブノイズキャンセリング搭載)
イヤホン29,800円最大5時間
AirPods Proイヤホン39,800円最大6時間
AirPods MAXヘッドホン84,800円最大20時間

詳しい機能などについては下記のAppleの公式ページを確認してみてください。

⇒⇒⇒Apple「AirPods公式ページ」

基本的にはAirPodsでも十分機能としては問題ありませんが、できるだけ多くの機能を利用したい方は「AirPods Pro」。

音質にこだわりたい方は「AirPods MAX」など、いろいろなニーズに合わせて選ぶことが可能です。

需要としてはAirPodsやAirPods Proが高いので、転売をするのであれば狙い目となります。

AirPods MAXは値段がダントツに高く、よほど音質にこだわりが強い人でないと購入しないので需要は低く、転売をしても売れないリスクの方が高いでしょう。

Appleの規約で購入から1年間は転売できない

AirPods転売では基本的に中古品を販売することになります。

Amazonや楽天市場からセール時に購入したり、ポイントを使って購入することで、定価より安く買うことはできます。

ただAppleの規約で割引で購入したものについては、1年間利益を上乗せしての販売はできない決まりになっています。

つまり、購入したときの価格より高く売れないので、新品では必然的に利益を出すことができません。

4. 転売の禁止

割引でご購入頂いた製品は、購入年月日より一年間は利益を上乗せして転売できません。

※Apple「返品・送料を含む販売条件」より抜粋

そのため1年間販売を待つのは、その時の相場もどうなっているかわからないですし、現実的ではありません。

仮に利益を出せる状態で販売できるとしたら中古品になるでしょう。

ただ中古品を扱う際は古物商許可証が必要となります。

古物商許可証を取得せず、中古品を販売した場合は懲役または罰金刑が科せられる可能性があるので、中古品を販売する際は必ず取得するようにしましょう。

古物商許可証の取得方法については、下記の記事でご説明していますので、よろしければ参考にしてみてください。

販路は主にメルカリ

AirPods転売の販路は主にメルカリとなります。

転売など物販の販路としてはAmazonをおすすめしたいところですが、AmazonではAirPodsを含むApple社の製品は、規制がかかっており出品ができません。

メルカリでは偽物が販売されているリスクはありますが、イヤホンが片方しかなくても売れているなど一定の需要があるため、販路としては有効でしょう。

AirPods メルカリ

【厳しすぎる】AirPods転売はやめておくべき5つの理由

AirPods転売 厳しい

AirPodsの商品力は素晴らしいですし、魅力を感じますが、転売するとなると話は変わってきます。

ここではAirPods転売の厳しい理由を5つ、お伝えしていきます。

そもそも利益が出ない

前章でお伝えしたように、AirPods転売は主に中古品を扱うことになります。

その中古品の仕入れ先としてはリサイクルショップや買取屋からになるでしょう。

そして販路はメルカリとなりますが、AirPodsはそもそも利益を出すことが難しい商品になります。

例えばAirPods Pro(第2世代 MTJV3J/A) の場合、仕入れ先の候補となる買取販売をしている大手業者のゲオでは、状態が一番悪いものでも25,080円(税込)で販売されていました。

AirPods ゲオ 価格

そしてメルカリでは新品未開封にも関わらず、ゲオより安い22,900円で売れていました。

AirPods メルカリ 価格

このように利益計算をするまでもなく、メルカリで販売した場合は赤字になってしまいます。

これはほんの一例ではありますが、上記で挙げたメルカリの例は一番販売価格が高かったものになります。

そのため基本的にはAirPods転売で利益を出していくのは難しいでしょう。

偽物も多く出回っているので注意が必要

AirPodsは偽物も多く出回っているので注意が必要です。

偽物かどうかの見分け方としては、

  • 外箱にJANコードと技適マークが印字されているか?
  • 説明書に日本語表記があるか?
  • 充電ケースの印字はあるか?印字の大きさ、位置がおかしくないか?

といったことが挙げられますが、購入前には外箱しか確認できませんし、そもそも中古品には外箱がない状態で販売されている場合もあります。

また最近は外見だけでは、素人が判断するのが難しい精巧なものも出てきており、一層見分けるのは困難となっています。

そしてXでは偽物をつかまされた方の投稿も見受けられます。

AirPodsの偽物
AirPods 偽物

ネットでAirPodsを購入してみたら偽物だった・・・という事例は後を絶ちません。

偽物をつかまされないためには、

  • 極端に安い商品には手を出さない
  • 実店舗で実物を見て購入する

など、自分で対策することが大切です。

並行輸入品は技適マークがついていないので販売することができない

AirPodsの並行輸入品は、国内品に比べ安く販売されていることが多いため、安易に仕入れがちです。

しかし日本の電波法ではAirPodsのような無線機に当たる商品は、以下の技適マークがついていないと販売することができません。

技適マーク

これは日本の法律なので、海外から輸入されたものにはこの技適マークはついておらず、絶対販売できないのです。

もし技適マークが無いものを販売した場合は、電波法違反となり、最悪罰則を受ける可能性があるので注意が必要です。

amazonの並行輸入品を解説

単価が高いので売れ残ったときのリスクが大きすぎる

前章でお伝えしたようにAirPodsは、一番安いものでも単価が2万円を超えるなど高額です。

そのため当然仕入れる際も1個仕入れるだけで数万円になるため、本気でAirPods転売で稼ごうと思うと多額の資金が必要となります。

ただ仕入れが高額になるので、仮に売れ残った場合は現金の回収ができず、次の仕入れにも大きな影響が出てきます。

そもそも利益が出ないケースが多いので、AirPods転売はハイリスクローリターンといっても過言ではないでしょう。

それであれば、他の商材に目を向けた方がリスクも少なく、利益を出していける可能性が高いと考えます。

製品寿命が短く使える期間が少ないとクレームに繋がる

AirPodsの製品寿命は一般的には2~3年です。

先ほどAirPodsを転売するのであれば、中古品が主になることをお伝えしましたが、仕入れ時にはどれくらい使用されたかは分かりません。

そのため中古品を販売した場合、すぐにバッテリーが切れたり、それほどまだ使っていないのに壊れたりするなどして、購入者からのクレームに繋がる可能性も出てきます。

製品の寿命は正直使用してみないと分からないため、中古品を販売する限りクレームに繋がるかどうかは運でしかありません。

極端に言えば、AirPods転売はギャンブル要素も含んでいるので、やめておくべきなのです。

AirPods転売より利益を積み上げていける物販がおすすめ

おすすめの物販

前章でAirPods転売をやめておくべき理由をお伝えしましたが、やはり本物かどうかを見極めることは簡単でありません。

お客様に偽物を届けるとクレームに繋がりますし、この部分は転売をする上で非常にネックです。

またAppleが転売自体禁止していますし、利益を出していくことも難しいので、AirPods転売は難易度が高く、取り組むことはおすすめできません。

しかし、確実に正規品の仕入れができて、尚且つ利益を積み上げていける物販があります。

それが「メーカー仕入れ」です。

メーカー仕入れの商流

上記図のように、せどりは小売店など三次からの仕入れになりますが、メーカー仕入れは文字通り一次であるメーカーから商品を仕入れる方法になります。

これにより、

  • 確実にメーカーの正規品を販売することができる
  • 製造元・販売元のメーカーから仕入れるので最安値で購入できる
  • リピート仕入れが簡単で利益を積み上げていくことができる

といったメリットを得ることが可能です。

AirPods転売で一番心配な偽物を販売することは、メーカー仕入れであれば絶対にありません。確実にメーカーの正規品を販売できるので、お客様に品質が確かなものを届けることができますし、その結果クレームも皆無です。

またメーカーは製造元・販売元なので、小売店などから仕入れるより、確実に安く商品を購入することができます。

そのため定価の半額で購入できることも少なくありません。

しかもそういった商品を何度でも何個でも仕入れることができるので、利益を階段状に積み上げていくことが可能となります。

メーカー仕入れ せどり 比較

メーカー仕入れについては以下の記事で詳細にお伝えしています。

ぜひ一度ご覧になり、メーカー仕入れに取り組むことも検討してみてください。

最後に

ここまでAirPods転売についてお伝えしてきました。

AirPodsは非常に人気の商品ですし、単価も高いので転売するには魅力的に映るかもしれません。

しかし利益が出そうな安い商品は偽物の可能性が高く、お客様からのクレームに繋がることもあり得ます。

また一度偽物を販売してしまえば「悪徳業者」のレッテルを貼られる可能性も否定できません。

そのようなリスクを負ってまでAirPods転売をするメリットはないでしょう。

転売で稼ぎたい、利益を上げていきたいとお考えの方は、先ほどご紹介したメーカー仕入れも一度検討していただけると幸いです。

この記事が、あなたの一助になればと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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ABOUT US
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山田雄輝EC STARs Lab 個別サポート講師
1986年生まれ、2023年現在36歳。

2020年に高校卒業から勤めていた会社の将来に不安を感じ、amazon物販ビジネスを開始。
開始と同時に中村のコンサルを受講。
コンサル受講後約1年6カ月で、コミュニティーで教えているメーカー取引の手法に絶対の確信を得て、16年勤めていた会社を退職し独立。
現在でもメーカー取引に取り組んでおり、順調に数字を伸ばし続けている。

またEC Stars Labのサポート講師としても、多くのコンサル生にメーカー取引のノウハウを伝え、物販未経験だったからこその視点で、副業や物販未経験者に寄り添ったサポートをしている。

座右の銘は「全盛期は常に未来」。
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