こんばんは、amazon物販コンサルタントの中村裕紀です。
amazon輸入転売という方法は、取り組みやすく利益もしっかり確保できて物販の中でも一時期人気の方法でした。
そのamazon輸入転売のステップアップとしてメーカー仕入れという方法がありますが、その実際の作業と外注化についてお話します。
私やコンサル生の実体験も含めてお話させていただきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね^^

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amazon輸入転売は長期的に安定して取り組めるビジネスなのか?

amazon輸入転売は取り組みやすく、利益も出る方法として一時期とても人気になりました。
ですが特に近年、世界情勢が目まぐるしく変わってきています。
- 新型コロナウイルスの世界的な蔓延、それによる各都市のロックダウン
- ロシアによるウクライナへの侵攻
- 上記の影響による大幅な円安
これらの影響により
- 主に中国での製造が数か月規模での大幅な遅れが発生
- 世界中を回っている輸送コンテナの大幅な作業遅延による流通のストップ
- 輸入コストの大幅上昇
に見舞われています。
先日は日本の大手企業が中国から日本国内に生産拠点を移すことが発表され、個人的にも衝撃を受けました(^^;)

amazon輸入転売にはもともと上記のような、自分ではコントロールできない外的要因により、事業継続が脅かされる事態になるリスクは常にはらんでいました。
近年はそれが立て続けに起こり、amazon輸入転売を事業として取り組んでいる方に大きな打撃を与えることになりました。
amazon輸入転売のステップアップとしてメーカー仕入れがおすすめ

もちろんどんなビジネスにもリスクは付き物です、リスクのないビジネスなどありません。
ですがamazon輸入転売は外的要因のリスクが多すぎるため、今後も同じような事態に陥ることは十分考えられますし、個人的には長期的に安定して事業継続できるビジネスなのかな?と疑問を持っています。
私も以前、amazon輸入転売をしていた時期もありましたが、長期的に取り組むことは難しいと感じ、メーカー仕入れと言う手法に切り替えました。
メーカー仕入れには輸入転売にない下記のようなメリットがあります。
- 流通の最上流であるメーカーから仕入れるため、利益を確保しやすい
- 製造して間もない商品を仕入れできるため、最新の状態で消費者にお届けできる
- そのためアカウント停止・閉鎖のリスクは皆無で、消費者からのクレームもほとんどない^^
- 一度取引OKになれば、メール1本でリピート仕入れができる
- 価格競争が起こっても、メーカーに相談しブランドイメージ・商品の価値を下げる値下げ出品者に今後卸さないようにする等の対策が打てる
- メーカーから直接仕入れた正規品販売のため、正々堂々と「こういうビジネスをしている」と話せる王道のビジネスモデルである
amazon輸入転売とは、事業としての安定感・信頼感が雲泥の差ですよね^^
またメーカー仕入れのやり方自体も非常にシンプルで、難しいことはありません。
詳細は下記の記事や動画をご確認いただければ、概要は把握できると思いますので合わせて確認してみてください^^
また再現性も非常に高く、私のコンサル生も多くの方が成果を上げることができています。
amazonでの単純転売や輸入転売からステップアップした方、副業で一からamazon物販を始めた方、個人事業主の方など、様々な方がコンサルを受けてくださいますが、それまでの経歴に関係なく成果を上げることが可能なビジネスです。
ここからは、そのメーカー仕入れの取り組む方の中でも質問の多い、「外注化」にスポットを当てて具体的な方法について解説していきます。
amazon輸入転売のステップアップ・メーカー仕入れの作業を細分化してみよう!

まずメーカー仕入れの作業を外注化するとなると、最初に普段自分がどういった作業を行なっているかを細かく書き出す必要があります。
これは外注化に限らず、どの作業にどのくらい時間をかけているかを客観的に抜き出すことで、俯瞰して自分の仕事全般を見つめ直すことができます。
「この作業は毎朝仕事始めの1時間でやる」とか「水曜と木曜はこの作業をする」といったように、自分が一番効率よく仕事を進められるように段取りを組むことができるようできると良いですね^^
メーカー仕入れは正しいやり方がわかればあとはどれだけ作業を積み重ねていくか、この作業をどう効率良くこなしていくかで成果も変わってきます。
では、実際にメーカー仕入れの作業手順を細分化して抜き出してみましょう。
そうすると、多少差はあるかもしれませんが、大体は下記の8つの作業に分けられると思います。
- amazonのカテゴリーからカテゴリーリサーチを行う
- 基準にあったメーカーを見つける
- メールを送る
- メーカーから返信、やりとりを行う(電話の場合もあり)
- 無事取引成約(全商品の価格表をもらう場合、こちらから欲しい商品を相手に伝える場合がある)
- 価格を仕入れ表に入れ込み、利益精査する
- テスト発注、売れるものであればリピート発注!!
- 見積をもらえた商品から、セラーリサーチを行う
1〜3までの作業を簡単にまとめると、リサーチするセラーを抜き出して、基準に合ったメーカー名を書き出して、そこにメールを送る、という流れですね。
この流れは下記のようなものです。
動画内ではKeepaというツールを使用し、カテゴリーリサーチを行っています。
amazonページからカテゴリーを絞って行う方法もありますが、Keepaを使用した方が圧倒的に効率がいいです。
Keepaについては下記の記事でも詳細を記載していますので、知らない方は参考にして見てください^^
そして、4でメーカーから返信が来てやりとりを行います。
国内メーカーの場合は電話がかかってくる場合もありますよね。
私は海外メーカーとのやりとりの場合はほぼgoogle 翻訳を使って、メール文章を作ったり翻訳したりしています。
難しいものや、細かなニュアンスをしっかり伝えたいことなどがもしあれば、ランサーズで雇っている翻訳の方に別途お願いしています。
その上で5で無事取引成約すると、 全商品の価格表をもらう場合と、こちらから欲しい商品を相手に伝えなければならない場合がありますよね。
それから6で、その商品の価格を仕入れ表に入力し、それぞれ精査していきます。
その後7の仕入れ個数の判断基準であった無難な個数をテスト発注し、売れるものであれば1回目のリピート発注を行う、という流れですね。
一度取引が決まれば、その仕入れができる商品のライバルセラーもメーカー仕入れをしている可能性が高いため、そのセラーが出品している商品のメーカーにリサーチをかけていけば、どんどん取引が決まるメーカーが増えていきます^^
では次に、これらの作業をどう外注化していくのかについて解説していきます。
メーカー仕入れでおすすめの外注化作業とは?

さて、ここまででメーカー仕入れを8つの作業に分けて仕事の細分化をしてきました。
あなたはどの部分を外注化したいですか?
私がまず外注化していいと思う作業は、8つの中で3と6の「メールを送る」部分と「価格を仕入れ表に入れ込んで精査する」作業です。
3のメールを送る作業を外注化したとしても、私自身はこの1から2は必ず自分でやってきました。
私がリサーチするセラーを決めますし、基準にあったメーカーも自分で抜き出しますし、それをリサーチに書き出す作業ももちろん自分でやっていました。
なぜなら長い目で見ると、そのほうが圧倒的に稼ぐ力につながるからです!
本来なら、私自身はこの8つの作業は1人ですべてやった方がいいと思っています。
1人でやっても月利100万円、月利200万円くらいは全然いけますし、私もそうしてきました。
私のコンサル生や、それ以外でもご質問をいただいた時にそのようにお伝えしています。
私もこれまで色々と試してきましたし、作業をできるだけ外注化したいと思っているコンサル生はたくさんいるので、実際の外注化の結果を多く見てきた現時点での私の意見として受け取っていただければと思います。
外注化に頼らず、先に自分の力をつけることが重要です。
1~2の部分も任せることは出来るのですが、まずは自分の力ですね。

メーカー仕入れの具体的な外注化の手順とは?

では、実際に外注化する際には、まず自分で上記のリサーチ表のオレンジ色の部分を入れていきます。
「出品者ID」、「出品者名」、「交渉したブランド名」、「メーカーサイト」などですね。
そのデータを外注さんに渡して、リストからメーカーサイトに飛んで検索してもらってメーカーのフォームから直接メールを送ってもらうか、「メールアドレス」を抜き出し、そのアドレス宛てに国内メーカーや海外メーカー用の初回のテンプレを送ってもらう、というやり方になります。
初回のメール交渉文はもちろん自分で用意したものです。
海外メーカー宛てにメールを送る場合は、英語に抵抗がある人だと厳しいので、外注さんを決める時点で英語が得意な方にするといいと思います。
または、翻訳を依頼する方がいたとして、その方が慣れてきたら、翻訳の仕事のステップアップとして、こういう作業を追加依頼するといいのかな、と思います
そして、4のメーカーからの返信ややり取りの部分は、私は自分で対応するようにオススメしています。
ただ、すごく優秀な外注さんで営業経験がある方などであれば返信対応もお願いしてもいいと思うのですが、なかなかそういう方は簡単に見つからないものです。。
もしいたとしても依頼する内容が増えればその分手数料も多く発生しますので、その辺りは自分でやるほうが自分自身の経験値が上がっていくので断然良いと思います。
その後5で無事取引成約して価格表をもらうという流れになり、6が外注化できる部分になります。
なぜかというと、商品の型番(SKU)が多いと、仕入れ表を作るのが結構面倒だったりするんですね。
個人的にはひとつひとつの商品を自分で深く見た方がベストだと思っているので、自分でやる方がいいとは思うのですが、商品の型番が30個とか50個などと大量にあると、amazon の商品ページと見比べてデータを入力していくのがかなり大変になってきます。
なので、そのあたりの説明を動画で撮影して、外注さんに説明して、こういう風にやってくださいというふうに伝えればわかりやすいのではないかと思います。
私も説明動画をよく作りますが、オンライン会議システムのzoomを使って録画しています。
自分のPCの画面も写せるので、Excelの表を見てもらいながら言葉での説明を聞いてもらえるとわかりやすいですよね。
他にもFBA料金シュミレーターの使い方とか、ツールの使い方なども撮って外注さんに渡しておくと、メールのやりとりで説明をするよりずっと理解が早くなっていいと思います。
あと、しなくてもいいとは思いますが、最初と最後だけでもzoomの録画動画で自分の顔出しをすれば、外注さんにより親近感を持ってもらいやすいかもしれませんね^^
外注さんからすると、どんな依頼主かわからないよりも、この人に仕事を頼まれているということがわかるほうがいいですよね。
ネット上とはいえ、コミュニケーションですから、人と人のつながりがよりできているほうが体温を感じられると思います。
関係が希薄過ぎると、簡単に辞めてしまったり、仕事に熱が入らなかったり、ということも起こりやすいですからね。
さて、話を戻しますが、6の価格を仕入れ表に入れて精査する部分を外注さんに依頼できれば、メーカーによっては通常で2時間、3時間と、かかってしまう作業ですので結構楽になります。
7は初回にテスト発注して売れるものであればどれくらい売れたかを実績値をもとに把握してリピート発注となる、というのがメーカー仕入れにおける一連の流れとなります。
もし社員さんなど、一日中一緒にいられて感覚的なものをきちんと伝えられる人が身近にいるのであれば、作業を全部お願いしてもいいと思いますが、ネット上の付き合いの外注さんだと任せられるのは3と6ぐらい、ステップアップして1~3、6、8くらいなのかなと思っています。
外注さんにはあまり期待しすぎず、完璧な仕事は最初からできないと思ってください。
良くて自分の能力の30%しかMAX働けないので、最初は自分の能力の10%以下と思ったほうがいいです。
ということは、大前提としてメーカー仕入れで稼ぐためにはまず自分の能力を高める必要があるということですね^^
やっぱり自分が一番大事なんです。
私はもし今すべてがゼロになっても、今日からでもリサーチすれば利益の出るメーカーはいくらでも見つかる自信があります。
自分でやったことないのに、いきなり外注さんにリサーチを任せる人もいるのですが、実はうまくいったケースというのをあんまり見たことがないです。。(その方が力をつけた後なら別ですが)
そういうこともありますし、やっぱり個人的には自分でやった方がメーカーに対して愛情も力も入ると考えています。
メーカーに対しての気持ちが、外注で作業だけやっている人とは全然違うんですね、これは外注さんが悪いのではなく、仕方がないことだと思いますが。。
外注さんにリサーチ等々の作業を任せたい方は、良くて自分の能力の30%くらいしかできないことをわかっていてください。
外注さんによって能力の増減はしますが、最初のうちは10%程度かもしれません。

最後に
本日は、amazon輸入転売が長期的に取り組めるビジネスなのかについてと、ステップアップとしてメーカー仕入れという方法、その概要と外注化についてお話しました。
今amazon輸入転売で苦しい思いをしている方や、不安を抱えている方はぜひメーカー仕入れを検討してみてください^^
このようなお悩みありませんか?
- せどり・転売を続けることに不安を持っている人
- 副業で臨む成果を得られていない人
- 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
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