Amazonレビューリクエストとは?使い方や注意点も重点的に解説

Amazonレビューリクエスト

もっとレビューを増やしたいけどどうすれば良いかなあ

商品レビューだけでなくて、出品者レビューも増やしてカート獲得率上げたいけど、どうすれば良いかなあ

Amazonのレビューには、大きく分けて「商品レビュー」と「出品者評価」に分かれますが、どちらも売上に直結する重要な要素です。

しかし、Amazonのガイドラインでは、言うまでもなくさくらレビューは禁止されており、違反した場合はレビューが削除されます。

販売促進を目的としたレビューは禁じられています。たとえば、製品に関する直接的または間接的な金銭的利害関係その他の利益相反のある人によって投稿されたレビューは削除されます。

※Amazon公式サイト「コミュニティ ガイドライン」より抜粋

しかし、Amazonのレビューを意図的に増やすことができないわけではありません。

Amazonには、商品の購入者に対して、レビューをリクエストするメールを送ることができる機能があります。

そこで、今回はEC STARs Lab.の10年以上700名以上のコンサル実績から得られた知見も踏まえて、Amazonのレビューリクエストについて解説します。

特にAmazon物販初心者で出品者評価が十分にない方、自社商品を発売したばかりで商品レビューが十分でない方は最後までご覧ください。


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Amazonレビューリクエストとは?

まずは、Amazonレビューリクエストの概要についてお伝えします。

「レビューリクエストとは何?」という方はぜひご覧ください。

「商品レビュー」と「出品者評価」を依頼できる

冒頭でお伝えしたように、Amazonのレビューには、「商品レビュー」と「出品者評価」がありますが、レビューリクエストでは2つともリクエストが可能です。

具体的には、セラーセントラルの管理画面で「レビューをリクエスト」というボタンをクリックするだけです(後述するように、ツールを使うともっと作業が楽になります)。

ボタンをクリックすれば、Amazonから購入者に対して上記のような「レビューしてほしい」というメールが自動的に届きます。

もちろん、Amazonは消費者にレビューを強制できないので、実際にレビューをしてくれる人は多くありません。

EC STARs Lab.に所属している人に聞いてみたところ、だいたい200~300人にレビューリクエストを送って1件もらえる程度とのことです。

商品によっては、もっと多くレビューがもらえることもありますが、決して多い数字ではありません。

ただ、メール文章はAmazon側が用意しているので、やることはボタンをクリックすることだけです。

非常に簡単なやり方なので、商品の売れ行きが良ければ「数撃てば当たる作戦」でレビューリクエストを活用できます。

特にAmazon物販初心者で、相乗り出品をしている人は、出品者評価を増やしてカート獲得率を上げたいところです。

※カートボックスの獲得条件については、以下の記事を参考にしてください。

カート

積極的にレビューリクエストを利用して、地道に高評価レビューを増やしていきましょう。

商品のお届け日5~30日の間に1回リクエストできる

Amazonのレビューリクエストは、商品のお届け日5~30日以内の消費者にだけ限定され、しかも1回のみ可能です。

30日を過ぎてしまうと、レビューリクエストを送ることができなくなるので、忘れずに行いましょう。

メールで送信できるのはAmazonが自動的に生成した文章のみ

レビューリクエストのメールは、出品者が作成することができず、上記のようなAmazonが自動的に生成したメールが使用されます。

自分の気持ちを込めたメールを送ってレビュー獲得率を上げることができない点が、レビューリクエストのデメリットと言えます。

ただ、Amazonの公式メールで、消費者にレビューリクエストが送られるので、消費者にとっては安心感はあります。

また、出品者が作成する手間がないというのは、デメリットであると同時にメリットとも言えます。

先ほどお伝えしたように、「数撃てば当たる作戦」で、忘れずにレビューリクエストをするようにしましょう。

【超簡単】消費者にAmazonレビューリクエストを送る方法

Amazonレビューリクエストを送る方法は、自分でセラーセントラルの管理画面で行う方法と、ツールを使って自動化する方法の2種類があります。

いずれも簡単なやり方ですが、できればツールを使って自動化した方が、作業の煩わしさがなく、リクエストを忘れることもなくなります。

Amazonセラーセントラルの管理画面から送信する

Amazonセラーセントラルの管理画面にログインしたら、次の手順で、レビューリクエストを送信することができます。

  • 注文⇒注文管理⇒注文の詳細⇒レビューを依頼したい注文番号を選択する
  • 「レビューをリクエストする」ボタンをクリックする

これだけで完了です。

ツールを使って送信する

セラーセントラルの管理画面からレビューリクエストすること自体はとても簡単です。

ただ、定期的に注文管理の画面をチェックする必要があり、面倒に感じる人もいるかもしれません。

また、定期的なチェックを忘れていると、注文のお届け日から30日を過ぎてしまい、リクエストが送れなくなる可能性もあります。

そのため、ツールを使って自動化するのも良いでしょう。

例えば、プライスターのサンクスメール機能を利用すると、送信日(出荷から〇日後など)を設定して自動でレビューリクエストを送信してくれます。

詳細な手順は、プライスター公式サイトをご覧ください。

⇒⇒⇒プライスター「サンクスメールの使い方

ぜひ、自動価格改定ツールでプライスターを利用している方は利用してみてください。

プライスター使い方

もう1つ例を出すと、Ubun BASEというAmazonレポートを自動化するツールで、レビューリクエストを送ることができます。

プライスターと同様に、送信日を設定することで、自動でレビューリクエストを送信してくれるので、作業工数を減らすことができます。

レビューリクエストの自動送信機能については、無料で利用できます。

詳細は、Ubun BASE公式サイトをご覧ください。

⇒⇒⇒Ubun BASE公式サイト「『Ubun BASE』が新機能を追加、レビューリクエスト機能をリリース

【注意】不当なレビューが付いたら積極的に削除依頼をする

Amazonレビューリクエストで注意したい点は、良いレビューが付くこともあれば、悪いレビューが付くこともあることです。

もし、本当に消費者が商品内容や出品者の対応に不満があり、悪いレビューが付くなら仕方ありません。

レビューリクエストを送っても、レビュー内容をコントロールすることはできません。

しかし、場合によっては理不尽な理由で悪いレビューを付ける方がいます。

例えば、出品者評価であれば、次のようなレビューです。

  • 商品内容に関するレビューが出品者評価に記載されている
  • FBA対応していて商品の発送遅延や発送中のパッケージ破損などの不満内容(FBA利用ならば責任の所在はAmazon側にある)
  • 問い合わせ対応が悪いという不満内容(本来はAmazon側に責任がある)

このように、出品者の責任ではない点について低評価レビューが付いてしまうことは少なくありません。

このような理不尽な低評価レビューについては、積極的に削除依頼をすることが可能です。

泣き寝入りしないで、理不尽に★1~3が付いているなら積極的に削除依頼をしましょう。

削除依頼は、レビューが付いて90日以内に行う必要があります。

低評価レビューの削除依頼の詳細は、以下の記事をご覧ください。

amazonの悪い評価削除依頼方法と条件

最後に

以上、Amazonレビューリクエストについて解説しました。

レビューリクエストをすることで、商品レビューと出品者評価どちらも促すことが可能です。

レビュー数が十分でない場合は、積極的に利用すると良いでしょう。

なお、Amazonブランドレジストリに登録している方であれば、Amazon Vine先取りプログラムを利用して商品レビューを増やす方法もあります。

原則有料になりますが、自社ブランドを持っている方は、前向きに利用を検討すると良いでしょう。

詳細は、以下の記事をご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。


 

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ABOUT US
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石井裕
1979年新潟県出身、東北大学大学院工学研究科修士課程卒。
原子力技術者として13年勤務。

趣味で書き始めたブログから収入を得られたことをきっかけに、密かに夢に抱いていたライターとして起業。
マニアックな好奇心と探究心から生まれる徹底した取材で、商品・サービスの隠れた魅力を言語化することを武器としている。

特に物販事業について専門的な知識を有しており、2018年より、EC STARs Labのコンテンツ制作および活動に深く関わっている。

県境をまたぐマニアックな趣味を持ち、2009年『県境マニア』を出版。
以降TBSの「ゴロウ・デラックス」「マツコの知らない世界」、テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」などメディア出演多数。