福袋転売は絶対にやめとけ!儲からない全貌と人気店舗の転売対策を徹底解説

福袋転売

もうすぐ正月だから、福袋転売でもやってみるかあ

正月と言えば、福袋を購入する人が多いですが、転売目的で購入する人も少なくありません。

実際に、福袋の中身によっては、メルカリで想像以上の高値で販売されていることがあります。

上記のビックリマンの福袋専用のスーパーゼウスは28万円で転売されていました。

実際に品薄になりがちな福袋は、メルカリで高値で転売するには絶好のチャンスと考えられます。

そのため、毎年正月になると

福袋を買い占めて、荒稼ぎしてやる

と考えている転売ヤーも少なくありません。

しかし、福袋転売はすでに問題視されており、各店舗が転売対策を徹底しています。

また、転売対策以前に福袋はギャンブル性が高く、価格相当以下の商品を引き当ててしまうことも少なくありません。

基本的には福袋転売は避けて、他の真っ当な物販ビジネスに取り組んだ方が良いでしょう。


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福袋転売の儲からない全貌!絶対にやめた方がいい大きな2つの理由

冒頭でも少しお伝えしましたが、福袋転売をやめた方がいい大きな理由は次の2点です。

  • 転売対策が徹底されている
  • ギャンブル性が高い

この時点で、福袋転売で稼ごうとは考えない方が無難です。

転売対策が徹底されている

毎日新聞より抜粋

福袋転売は、他の高額転売と同様に毎年問題になっており、年々転売対策が徹底されてきています。

後述するように、各店舗が転売対策を徹底しており、大半は「1人1個まで」など購入制限があり、抽選販売を行っている店舗も多いです。

福袋は再販や二次受注のリスクが低い一方、一度購入したら基本的にキャンセルはできません。

また、メルカリでも福袋の高額転売は問題視しており、悪質な転売行為は出品削除される可能性も高いです。

実際、メルカリは高額転売が問題になった場合は、メーカーと提携して転売対策を行うことは少なくありません。

グルメWatchより抜粋

上図はマクドナルドのハッピーセットの例ですが、福袋転売でも同様の対策が行われても不思議ではないでしょう。

そのため、不良在庫を大量に抱える爆死リスクもあります。

転売ヤーの爆死事例

福袋は、高額転売の格好の餌食にされてきた過去があるため、各店舗が転売対策を徹底しているのが現状です。

ギャンブル性が高い

福袋は何が入っているかわからないから福袋なので、転売しようにも必ずしも利益商品が入っているかわかりません。

もちろん、店舗としては顧客をがっかりさせないために、販売価格を大きく下回る福袋を用意していることはあまりありません。

ただ、だからといって、高値で転売できる中身が入っているかと言われれば、そんなこともありません。

多くの福袋は、顧客をがっかりさせず、それでいて派手に大盤振る舞いするようなこともない、絶妙なバランスを保っています。

そのため、福袋転売は希少価値の高い商品を手にするかどうかにかかっており、ギャンブル性は否定できません。

希少価値の高い商品を手にするには、たくさん福袋を買う必要がありますが、多くの福袋は転売対策で購入制限や抽選販売を行っています。

仮に福袋を大量購入できたとしても、中身が売れない商品ばかりで爆死してしまうリスクもあります。

「福袋で手に入れた中身が不要だから、メルカリで販売したら運良く高値で売れた」とかであればともかく、転売目的の購入は避けた方が良いでしょう。

物販ビジネスでは、利益が読めない仕入れは失敗確率が高いのでタブーです。

各店舗が行っている福袋転売8つの転売ヤー対策事例

それでは、実際に福袋転売の転売ヤー対策事例について紹介します。

以下の店舗は、福袋だけでなく、商品すべてに関して転売目的の仕入れを禁止している点に注意しましょう。

また、本記事で紹介した店舗以外の福袋でも、何らかの転売対策が行われていると考えてください。

【大爆死】スターバックス

福袋転売の爆死事例で有名なのが、スタバの福袋です。

少し前の出来事ですが、2016年1月2日、東京・二子玉川のスタバでは福袋を手に入れるべく行列ができていました。

しかし、先頭に並んでいた転売ヤーが、用意されていた福袋108個すべて買ってしまい、後ろに並んでいた人は手に入らない事態になりました。

当然、買い占めた転売ヤ―には批判が集中して、問題にもなりました。

ねとらぼより抜粋

さらに、転売ヤーはあろうことか、SNSで福袋を買い占めたことを報告してしまい、不買運動に発展しました。

転売ヤーはヤフオクで転売していたのですが、アカウントが特定されたことにより、買うつもりがない人が入札する嫌がらせ入札が繰り返されます。

その結果、転売ヤーは不良在庫を大量に抱えることになり大爆死してしまいました。

※スターバックス公式サイト「スターバックス福袋2025」より抜粋

この事件が起きたのは10年程度前であり、当時はまだ購入制限や抽選販売が行われていなかったことが一番の問題でした。

現在、スタバは、転売目的のグッズ購入を明確に禁止しており、福袋では抽選販売にしています。

詳細は、以下の記事をご覧ください。

スタバ 転売

ヨドバシカメラ

家電量販店も福袋を販売しており、ヨドバシカメラもよく福袋転売のターゲットにされています。

そのため、ヨドバシカメラでは以下のように購入者を厳しく制限しており、転売対策を強化しています。

  • 指定期間中に、ヨドバシ・ドット・コムもしくは実店舗で一定額以上の購入履歴がある人のみ対象として一見さんをお断りにしている
  • GOLD POINT CARD+会員を優遇することで、転売ヤーが即座に大量購入することを防ぐ
  • そのうえで抽選販売として、大量購入を防ぐ
  • 購入した福袋のキャンセルは不可能

購入した福袋のキャンセルが不可能なので、仮に転売ヤーが大量に仕入れたとしても爆死リスクは高くなります。

ビックカメラ

ヨドバシカメラと同じく大手家電量販店であるビックカメラの福袋にも、似たような転売対策が行われています。

  • 過去2年間でビックカメラ.comか実店舗で購入履歴があり、すでにビックカメラのアプリ会員かポイント利用手続き済の人のみ対象として、一見さんをお断り
  • 抽選販売して、申込みは1人3商品まで
  • 同一商品の複数申込みは無効

ビックカメラも、ヨドバシカメラやヤマダ電機同様に、転売対策は強化しています。

福袋転売に対する対策も、年々強化されるでしょう。

ビックカメラせどりは禁止

マクドナルド

ライブドアニュースより抜粋

ハッピーセットの転売騒動が記憶に新しいマクドナルドは、福袋転売も問題になったことがあります。

上図の報道事例は、そもそもメルカリで規約違反にあたる無在庫転売が横行したというものです。

このように、マクドナルドの転売は、モラルに欠けた高額転売が横行している印象があります。

そういったケースもあってか、マクドナルドの福袋転売の対策は、かなり厳重に行われています。

  • 公式アプリに限定した抽選販売として窓口管理を一元化
  • 購入可能回数は1人1回と制限あり
  • 当選者本人であることを証明する当選画面を店舗で見せて、本人であることを徹底する
  • メルカリと連携して転売された福袋やハッピーセットの出品取り消し

マクドナルド公式サイトの情報を元に作成

メルカリとの連携は、あくまでハッピーセットの転売に関するものですが、今後福袋でも行われる可能性は十分あるでしょう。

なお、かつてメルカリでは、マクドナルドの福袋の当選権利自体が転売されたことがありますが、当選画面のスクリーンショットで福袋をもらうことはNGです。

しかも、当選権利の転売は、メルカリで禁止されている出品物のうち、「現金、金券類、カード類」に該当すると考えられるので、絶対にやめましょう。

概要
メルカリでは、有形/電子を問わず、金銭と同等に扱われるもの全般の出品を禁止をしています。
事務局が禁止出品物に該当すると合理的な理由に基づき判断した場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を取る場合があります。

どのようなものが違反になりますか?

  • 現在有効な国内の銀行券(お札)・貨幣
  • 現在有効な記念貨幣
  • 現在有効な海外紙幣
  • 暗号資産(仮想通貨)
  • 残高のあるプリペイドカード類(QUOカード、図書カード、テレホンカードなど)
  • チャージ済みのプリペイドカード類(Suica、楽天Edy、nanaco、WAONなど)
  • オンラインギフト券 (iTunesカード、Amazonギフト券など)
  • 商品券、ギフト券
  • 航空券、乗車券、旅行券
  • クレジットカード、キャッシュカード
  • 債券・小切手・手形・株券等を含む有価証券、未使用の切手(円)、収入印紙、登記印紙
  • 宝くじ、勝馬投票券
  • 貴金属の地金(金属塊、インゴット、延べ棒など)
  • 地金型金貨
  • その他、金銭と同じ意味を持つもの

※メルカリヘルプセンター「現金、金券類、カード類(禁止されている出品物)」より抜粋

無印良品

無印良品は、福袋に相当する商品が缶の中に入っているため、「福缶」と呼ばれています。

福缶の主な転売対策は次の通りです。

  • ネットストア会員限定で抽選販売をしている
  • 応募は1人1回、数量は1点まで
  • 応募完了後のキャンセルは不可

※無印良品「福缶」を元に作成

無印良品の転売ヤ―の事例はあまり聞いたことがないですが、購入後のキャンセルはできないので、爆死リスクは注意しましょう。

カルディコーヒーファーム

意外に思われるかもしれませんが、、カルディの福袋にも転売ヤーの存在があるようです。

カルディの福袋についても、次のような転売対策がされています。

  • オンラインストア会員限定で抽選販売をしている
  • 応募は1人1回、数量は1点まで
  • 応募完了後のキャンセルは不可

※カルディコーヒーファーム オンラインストア「2025福袋抽選販売」を元に作成

また、カルディは、福袋に限らず明確な転売対策について公式サイトで周知している点も注意が必要です。

平素よりカルディコーヒーファームをご利用いただき誠に有難うございます。

【転売について】
弊社では、転売を目的とした商品の購入を固くお断りしております。不自然な大量購入や過剰な複数回の購入など、転売目的が懸念された際は、商品の購入をお断りいたします。

【お客様へのお願い】
弊社の商品は、カルディコーヒーファームの実店舗およびカルディコーヒーファーム 公式オンラインストアと一部の正規販売ルートのみで販売しております。
フリーマーケットやオークションサイト、マーケットプレイスなどにて転売されている商品につきましては、品質や安全性を保証いたしかねます。また、出品、販売に関するトラブル、損失、損害について一切の責任を負いかねます。

※キャメル珈琲グループ公式サイト「商品の転売について」より抜粋

上記の告知には具体的な対策は記載されていませんが、今後カルディの転売対策は強化されていくと考えて良いでしょう。

カルディの転売については、以下の記事を参考にしてください。

カルディ 転売

ジェラートピケ

ジェラートピケのような、レディースブランドの福袋も人気です。

ただ、やはり転売対策は強化されており、例えばジェラートピケは次のような転売対策がされています。

  • MA CARD FOR GO GREEN会員限定で抽選販売をしている
  • 応募は1人1回まで
  • 応募完了後のキャンセルは不可
  • 決済方法はクレジットカードのみにして、大量のアカウントを作成して応募することを難しくする

※PR TIMES「<gelato pique(ジェラート ピケ)>毎年大好評の福袋『HAPPY BOX 2025』が今年も登場!」を元に作成

ジェラートピケの福袋転売の特徴的なところは、決済方法をクレジットカードのみとしていることです。

多くの転売ヤ―は、抽選販売当選確率を上げるために、多数のアカウントを作成して応募する手法をよく使います。

しかし、決済方法をクレジットカードのみにすると、アカウントの数だけ他人名義ではないクレジットカードを用意しなければなりません。

もちろん、そんなことは物理的に不可能なので、不正な大量応募を防ぐことができます。

ジェラートピケの決済手段は、そのような狙いがあるのではないかと考えられます。

ポケットモンスター

https://twitter.com/GOGO_S_PULSE/status/1607925149155880960

ポケモンと言えば、ポケモンカードなど高額転売問題の常連です。

ピカピカボックスと言われるポケモンの福袋も、やはり高額転売のターゲットになっているようです。

ただ、長年高額転売のターゲットになっているだけに、転売対策は徹底されています。

  • ポケモンセンターオンライン会員限定で抽選販売をしている
  • 応募は1人1回まで
  • 応募完了後のキャンセルは不可
  • 応募には電話番号認証が必要

※ポケモンセンターオンライン「ピカピカボックス2025が、ポケモンセンターオンラインに登場!」より抜粋

ピカピカボックスの転売規制で特徴的なところが、電話番号認証です。

メールアドレスと違って、1人の人間が契約できる電話番号の数には、現実的な限界があります。

そのため、「1つの電話番号につき、1つのアカウントしか認証できない」という仕組みにして、不正な大量応募を防いでいると考えられます。

なお、ポケモンはかなり高額転売の餌食になった過去があるため、ポケモンカードなど転売対策を徹底しています。

ポケモン関連の高額転売は絶対にやめましょう。

ポケモンカードせどり

福袋転売に躍起になるより真っ当な物販ビジネスで稼ぎましょう

メーカー仕入れの商流

福袋転売は、ギャンブル性が高く運次第なところがありますし、転売対策がかなり徹底されています。

そのため、仕入れが思うようにできなかったり、仕入れても爆死したりすることになります。

世間の風当たりも強いので、福袋転売を行うメリットはほとんどないと考えて良いでしょう。

福袋転売よりは、もっと真っ当な物販ビジネスに取り組んだ方が、正々堂々と安定的に稼ぐことが可能です。

例えば、上図のようにメーカーから直接商品を仕入れて、Amazon販売するメーカー仕入れがあります。

せどり・転売とはまったく違う方法ですが、少なくとも福袋転売と違ってメリットが大きい手法です。

福袋転売メーカー仕入れ
継続的な仕入れ不可
爆死リスク高いなし
利益の安定性低い高い
アカウントリスク高い低い
社会的信用低い高い

メーカー仕入れは、メーカー保証が効いた高品質の商品を販売します。

メーカーのAmazon販売をサポートすることで喜んでもらえますし、適正価格で品質の良い商品を届けることで消費者にも喜んでもらえます。

Win-Win-Winのビジネスモデルなので、世間の風当たりはまったくありません。

何より、メーカーに連絡するだけで、商品を継続的に仕入れることができ、適正価格を維持しながらAmazon販売できるので、利益が安定します。

メーカー仕入れに興味のある方は、次の動画をご覧ください。

また、メーカー仕入れのノウハウを詳しくお伝えする無料セミナーも定期的に開いているので、興味のある方はご参加ください。

⇒⇒【今なら無料】せどり転売などのAmazon物販経験者の方へ!!安定ストック型ビジネス構築セミナーご案内

最後に

福袋転売は、以前から問題になることが多く、各店舗が転売対策を強化しています。

また、それ以前に福袋は、利益が出るお宝商品が手に入るとも限らず、ギャンブル性が高いのでおすすめしません。

社会的な信用がなく、消費者に嫌われている手法なので、今後は淘汰されていく一方でしょう。

福袋転売をするなら、もっと真っ当な物販ビジネスに取り組み、長期的な成功を目指しましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。


 

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  • せどり・転売を続けることに不安を持っている人
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ABOUT US
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石井裕
1979年新潟県出身、東北大学大学院工学研究科修士課程卒。
原子力技術者として13年勤務。

趣味で書き始めたブログから収入を得られたことをきっかけに、密かに夢に抱いていたライターとして起業。
マニアックな好奇心と探究心から生まれる徹底した取材で、商品・サービスの隠れた魅力を言語化することを武器としている。

特に物販事業について専門的な知識を有しており、2018年より、EC STARs Labのコンテンツ制作および活動に深く関わっている。

県境をまたぐマニアックな趣味を持ち、2009年『県境マニア』を出版。
以降TBSの「ゴロウ・デラックス」「マツコの知らない世界」、テレビ東京「たけしのニッポンのミカタ!」などメディア出演多数。