せどり?それって稼げるの?
昨今、大企業を中心に副業が解禁され、多くの方が副業に興味を持つ時代になりました。
その背景にはなかなか本業の給料が上がらないなどといったことや、お子さんのいらっしゃるご家庭では貯金がなかなかできないなど、今のままの収入では将来が不安といった声も耳にします。
そこで今回はサラリーマンの方でも副業として取り組みやすい「せどり」についてお伝えをしていきます。
せどりは一言で言うなら「安く物を仕入れて高く売る」ビジネスモデルで、会社帰りや休憩時間などのちょっとした時間でも取り組める副業です。
以前からせどりは副業として人気がありますが、YouTubeなどでもせどりで検索すると現在でも多くの人がせどりを紹介しています。
今回の記事では
- そもそもせどりとは何なのか?
- サラリーマンが副業としてせどりに取り組んだら稼げるのか?
などについてお伝えしていきます。
ぜひ最後までお読みいただき、せどりに取り組むかどうかの判断をしていただければと思います。
目次
サラリーマンが副業として取り組みやすいせどりとは?
まずはサラリーマンの方でも副業として取り組みやすいせどりについてお伝えしていきます。
せどりは何か特別なスキルは必要ありませんし、未経験でも全く問題なく取り組むことができるものになっています。
非常にシンプルなビジネスモデルとなっていて、大まかな概要をお伝えすると以下の通りになります。
- 商品を安く仕入れて高く売るシンプルなビジネスモデル
- 商品の仕入れは実店舗やネットショップから行う
- すでに市場に出ている商品を取り扱う
- 商品の販売はAmazonやメルカリを利用する
- せどり=転売と考えてOK
上記の図のようにせどりで利益を出すためにすることはいたってシンプルです。
とにかくできるだけ安く商品を仕入れ、高い値段で販売する。
この一点です。
商品の仕入れは実店舗やネットショップで行うことになりますが、利益を出すためにセール品や処分品などを狙ったり、クーポンなどを利用してできるだけ安く商品を仕入れることを目指していきます。
またすでに市場に出ている商品を仕入れることになるので、商品を新しく作ったりする必要はありません。そのためその商品が売れる商品かどうかもツールなどを使うことで見極めることができるので、売れ残るリスクを減らしていくことも可能です。
サラリーマンが副業でせどりに取り組んでも稼ぐことは可能な4つの理由
前章でせどりの概要についてお伝えししましたが、ここからはサラリーマンの方でもせどりで稼げるのか?についてご説明していきます。
結論から言うと、サラリーマンの方で時間があまり多く取れないという方でも、せどりで稼ぐことは現実的に可能です。
その理由を4つ、ここではお伝えをしていきます。
少ない資金から始めることができる
せどりでは目標とする利益にもよりますが、基本的には数千円からなど少ない資金から始めることができます。
ただせどりは、大きく稼ごうと思うと仕入れ資金もその分必要になってきます。
例えば月に10万円稼ぎたいのであれば、50万円程度の資金は必要でしょう。
なぜ50万円かというと、仮にAmazonで販売する場合、手数料が40%ほどかかります。
また利益率は平均すると10%ぐらいになります。
このとき月利10万円が目標なので、売上は100万円必要で、手数料は40万円かかると計算できます。
計算式で表すと以下の通りです。
売上ーAmazon手数料ー利益=必要資金
100ー40ー10=50
僕は10万円でなく、お小遣い程度の2万円くらい稼げればいいかな?
上記のような方であれば、単純に目標利益が5分の1なので、必要資金も5分の1の10万円ということになります。
先ほどもお伝えしたように、大きく稼ぐためにはそれなりに資金は必要ですが、ご自身の用意できる範囲の資金でせどりを始めることが可能です。
まずは無理のない範囲で取り組んでみると良いでしょう。
本業の休憩中や通勤・帰宅途中などスキマ時間を使って仕入れができる
せどりは本業の休憩中や通勤・帰宅途中、ちょっとした時間があれば仕入れが可能です。
スマホ1台あれば仕入れをすることが可能なので、お昼休憩などの少しの時間でも仕入れができますし、電車通勤などの方でも同様です。
また帰宅途中に実店舗に寄って、仕入れをすることも可能なので、ご自身の状況によって仕入れ方を柔軟に選ぶことができます。
それだけでなく本業から帰宅後でも仕入れはできるので、忙しいサラリーマンの方からすると、ちょっとした時間で作業ができるのは魅力的でしょう。
実店舗やネットショップなど仕入れ先が多くあるので柔軟に対応できる
せどりは非常に多くの仕入れ先があるので、先ほどお伝えしたようにご自身の状況によって仕入れ先を選ぶことが可能です。
例えば車通勤の方であれば、帰宅途中の実店舗に寄って仕入れをすることもできますし、電車通勤の方であればネットショップから仕入れをすることが可能です。
本当に想像以上にせどりの仕入れ先はあるので、サラリーマンの方であれば仕入れはそれほど難しくはないでしょう。
下記の記事ではせどりの仕入れ先を完全網羅していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
販路をAmazonにすることで発送など手間がかかる作業を任せることができる
せどりなどの物販において一番大変で時間がかかるのが、注文が入った後の梱包や発送作業になります。
丁寧に梱包しないとお客様からのクレームに繋がりますし、発送もなるべく早い方が良いでしょう。
ただ梱包・発送作業は必ず自宅で行う必要があるので、日中本業があるサラリーマンの方にとっては体力的にも非常に大変です。
しかし販路をAmazonにすることで梱包・発送、そしてお客様対応まで任せることが可能です。
それがFBA(フルフィルメント by Amazon)です。
このFBAのサービスを利用することにより、お客様から注文が入れば自動的にAmazonが梱包・発送作業をしてくれ、商品を届けてくれます。
そのためリアルタイムで対応できないサラリーマンの方にとっては、必須のサービスと言っても過言ではありません。
またFBAのサービスを利用することで、自分は仕入れに集中できるなどのメリットもあります。
その他にもここでは書き切れないくらいメリットはたくさんあるので、ご興味をお持ちの方は下記の記事をご覧いただけますと幸いです。
ただサラリーマンが長期的に稼ぐのにせどりは向いていない7つの現実
前章でサラリーマンの方でもせどりは稼ぐことができる理由をお伝えしてきました。
しかし長期的に見た場合、サラリーマンの方が稼ぎ続けることができるか?というと非常に厳しいというのが現実です。
そこでこの章では、長期的に稼ぐことが難しい7つの現実についてお伝えしていきます。
稼ぎ続けるには一生リサーチしないといけない
せどりで稼ぎ続けるには、リサーチをし続ける必要があります。
なぜなら例え利益が出る商品を仕入れることができたとしても、次も同じ商品を同じ価格で仕入れができる保証はどこにもなく、次から次へと新しい利益が出る商品を探し続けなければなりません。
そのため長期的な利益を生み出しことは難しく、常にリサーチをしないといけないのです。
また利益を増やしていこうと考えると、仕入れる商品も増やしていかなければいけないので、その分リサーチの量も増えてきます。
サラリーマンの方であれば、時間はある程度限られてきますので、作業した分が積み上がらないせどりでは長期的に稼いでいくことは難しいでしょう。
継続して利益が出る商品を仕入れることが難しい
先ほどもお伝えしましたが、利益が出る商品を見つけたとしても、次に同じ商品を仕入れることができる保証はどこにもありません。というか無理に近いでしょう。
それはなぜかというと、仕入れ先が小売店というのが大きく影響しています。
せどりでは基本的に小売店で、安くなったセール品や処分品などを狙って仕入れをします。
そのためその商品を仕入れることができたとしても、店舗自体に在庫がなかったり、セールが終わって価格が高くなるなどして、仕入れができなくなる可能性が非常に高いのです。
せどりを目的とした仕入れを禁止している店舗が増加している
先ほどお伝えしたように、せどりをする人への社会の目が厳しくなってきている影響もあり、各店舗もせどりを行う人への対応に迫られています。
その対応の例としては、商品に「お一人様1個限り」など個数制限を設けたりするなどがありますが、多くの店舗で行っている対策として、せどりを目的とした仕入れ自体を禁止するということがあります。
※ノジマ公式サイトより抜粋
家電量販店のノジマでは、明確にホームページでせどり目的での仕入れを禁止しています。
またノジマ以外にも実店舗での仕入れで人気のホームセンターでも、DCMやハンズといったところが、規約でせどりを目的とした仕入れを禁止しています。
※DCM利用規約より抜粋
※ハンズネットストアご利用ガイドより抜粋
上記はネットショップの利用規約ですが、実店舗でも同様と考えてもいいでしょう。
このような規制を設ける店舗は近年増加しており、せどりはどんどん厳しくなっていくことが予想されます。
せどりをする人への社会の目が厳しく精神的にしんどい
昨今度々ニュースに取り上げられる「転売ヤー」の影響もあり、せどりをする人への社会の目が厳しさを増しています。
例えば実店舗で仕入れを行う場合は、スマホを商品のバーコードにかざして仕入れ判断を行います。
しかしその行為自体が一般のお客様とは全然違う動きになるため、違和感しかありません。
その結果、
あの人、何やってるんだろう?
とおかしな目で見られます。
一般のお客様でも気付くので、当然店員もすぐに分かります。
私も普通に買い物に行ったとき、商品のバーコードをスマホで読み込んでいる人を見たことがあります。
明らかに違和感しかなかったので、正直あのような行動はしたくないと思いました。
仮にあなたが店舗で仕入れを行っているところを会社の同僚に見られたら・・・と想像してみてください。
あいつ、転売やってるかな?ヤバいな・・・
と思われる可能性もあるのです。
またXでもせどりや転売を行う人への、批判の声が後を絶ちません。
本当にその商品が欲しい人が買えず、せどりや転売をする人が買い占めた結果、正規の値段よりはるかに高い金額でしか買えないといった事例が多発しています。
そういったこともあり、せどりや転売をしている人への目は厳しく、嫌われているのです。
稼げれば周りなんて気にしないね!法律違反しているわけじゃないし。
上記のような鋼のメンタルをお持ちの方なら大丈夫でしょうが、基本的にはかなり精神的にもしんどいでしょう。
アカウント停止や閉鎖のリスクが大きすぎる
仕入れの規制はどんどん厳しくなっていますがそれでだけでなく、せどりの販路となるAmazonやメルカリも規制を強化しています。
販路となるプラットフォームの規約を違反すれば、アカウントが停止され、最悪の場合二度と復活できない閉鎖にまでなる可能性があります。
せどりで多くの方が販路として利用しているAmazonでは以下のように定められています。
以下の商品は、Amazonで「新品」として出品することはできません。
- 個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品。
- メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品(たとえば、メーカー保証がある場合に、すでにメーカーが定める保証期間が始まっている、または保証期限が切れている商品など)。
- プロモーション品、プライズ品、おまけに関しては、出品自体は許可されていますが、「新品」としては出品できません。出品する場合は、コンディションガイドラインに沿って中古品として該当するコンディションで出品してください。
- Amazon.co.jp限定商品としてAmazonによって販売されている商品(Amazonが特別に承認している場合を除く)。
なお、中古品として出品する際は、プロモーション品、プライズ品、おまけなどである旨をコンディション説明欄へ明記してください。
※Amazonコンディションガイドラインより抜粋
上記にもあるように例え未開封の商品であっても、メーカー保証のない商品やメーカー保証がすでに開始されている商品は、新品として出品できません。
そのためAmazonでは、せどり目的で仕入れた商品はすべて中古として販売しなければならないのです。
もし仮に上記の規約を破って販売し、Amazonに発覚すればアカウント停止や閉鎖のペナルティを受けることになります。
アカウントが閉鎖されるという最悪の事態になると、
- 売上の入金がストップし、アカウントが再開できないと没収される
- Amazonの倉庫に保管してある商品がすべて返送される
- 二度とAmazonで販売することができなくなる
上記のような考えたくもないことになってしまいます。
家族に胸を張って言えるビジネスではない
現在EC STARs Lab.の運営責任者でもある中西さんは、以前せどりに取り組んでいました。
その際仕入れたたくさんのニンテンドーSwitchが自宅に届き、お子さんが「パパ、こんなにSwitch買ってどうするの?」と聞かれたことがあるそうです。
さすがに「転売するんだよ」とは言えないので、「たまたまたくさん買えたから、近所に配るんだよ」と嘘をついてしまい、すごく中西さん自身嫌な気持ちになったといいます。
先ほどもお伝えしたように社会の目が厳しくなっていることもあり、せどりをしていることを堂々と言えないという方が少なくありません。
さすがにせどりをしていることは家族には言えないな・・・
転売のイメージが悪すぎるし、社会的に良くないよね・・・
といった方が多いのです。
せどりに取り組む多くの方がこのような気持ちを抱えていますが、その気持ちを持つ理由については下記の記事を参考にしてみてください。
お客様からのクレームが多い
せどりで仕入れた商品は、メーカーの正規品を仕入れているわけではないので、不良品などによるクレームが発生することが多くあります。
とくに中古品はその傾向が強く、仕入れる際は十分注意しなければなりません。
またその販売している商品が意図せず偽物だった場合は最悪で、そもそも違法となってしまうため、アカウント停止や閉鎖に繋がります。
またクレームの件数が多すぎても、アカウント停止や閉鎖に繋がる危険性もあります。
EC STARs Lab.の松井さんが以前せどりに取り組んでいたときはかなりの数のクレームがあったと言います。
私がせどりをしていたときはクレームを防ぐために検品を十分にしていました。
しかしそれでも年間100件くらいのクレームはありましたね・・・
検品をしていてもクレームを完全に防ぐことができません。
クレーム対応はお客様も怒っていることがあるので、対応はかなり慎重に行う必要がありますし、ストレスもかかってきます。
Amazonでのクレーム対応については以下の記事を参考にしてみてください。
サラリーマンが副業でせどりに取り組む際の5つの注意点
ここからはサラリーマンの方がせどりに取り組む際の注意点についてお伝えしていきます。
意外と見落としてしまう部分もありますので、ここで確認していきましょう。
本業の就業規則は必ず確認する
サラリーマンの方でせどりに取り組むのであれば、まずは本業の就業規則をしっかり確認してください。
仮に副業を禁止している会社だった場合は、せどりに取り組むのを考え直した方がいいかもしれません。
副業を禁止している会社に勤めながらせどりに取り組み、それが万が一バレた場合、最悪解雇される危険性もあります。
知らなかったは通用しませんし、収入を増やしたいと思って始めたせどりで収入が無くなっては本末転倒です。
本業に影響が出ない範囲で取り組む
サラリーマンの方がせどりに取り組む際は、本業に影響が出ない範囲で取り組むことを心がけましょう。
例えば、せどりで稼ぎたい気持ちが強すぎて寝る間も惜しんでリサーチし、睡眠不足で出社するというのは間違いなく本業に影響が出てきます。本業に集中できないので、仕事上のミスも増えるかもしれません。
本業に影響が出てしまっては社会人として失格です。
本業があっての副業だということを忘れないようにしましょう。
ご家族がいる場合は副業をすることに理解を得てからせどりに取り組む
ご結婚をされていたり、お子さんがいらっしゃる家庭をお持ちの方はせどりに取り組む前に、必ずご家族の理解を得てから取り組むようにしてください。
自分が家族のために稼ぎたい!と思ってせどりを頑張っても、家族との時間が減ってしまい家庭崩壊の危機に直面する・・・という可能性も否定できません。
せどりに取り組む前に、
- なぜせどりをするのか?
- なぜ本業以外でお金を稼ぐ必要があるのか?
- せどりに取り組むことで家族にとってどんな良い未来が待っているのか?
このあたりのことを伝えておけると良いでしょう。
EC STARs Lab.代表の中村さんは以前せどりで月利100万円を達成されましたが、がむしゃらにせどりに取り組んだ結果、家族との時間が減ってしまい、まさに家庭崩壊の危機があったそうです。
中村さんの体験談は以下の記事で赤裸々にお話しいただいてますので、興味をお持ちの方はご覧ください。
仕入れ資金は生活資金と別で用意しておく
せどりの仕入れ資金は生活資金と分けて管理・用意しておくことをおすすめします。
仕入れ資金と生活資金を混同してしまうと、いくら仕入れに使っているのか分からなくなります。
また本来残しておかないといけないお金が、仕入れに没頭してしまった結果無くなってしまった・・・という事態も発生しかねません。
こういったことを防ぐためにも、しっかり分けて管理することはとても重要なことになります。
せどりでの年間所得が20万円を超えたら確定申告を行う
サラリーマンで副業でせどりに取り組み、年間所得が20万円を超えたら確定申告を行う必要があります。
1ヵ所から給与の支払いを受けている人で、給与所得および退職所得以外の所得の金額の合計額が20万円を超える人
※国税庁「No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人」より抜粋
ここで注意していただきたいのは、「所得」は「利益」ではないことです。
所得は粗利益から経費を差し引いた額のことになります。
そのためせどりを含む物販の場合は、下記の計算式で所得を求めます。
所得=売上金額ー仕入金額ー送料ー交通費ー外注費
上記のように計算をし、年間所得が20万円を超えたら確定申告を行いましょう。
確定申告については以下の記事でお伝えしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
サラリーマンが副業でせどりに取り組んだリアルな体験談
ここでサラリーマンが副業でせどりに取り組んだ体験談をお伝えいたします。
EC STARs Lab.の松井さんはサラリーマン時代に副業でせどりで取り組んだ一人です。
松井さんはせどりで月利40万円を達成されましたが、「この生活をずっと続けるのは嫌だ」と疲れてしまいせどりを辞めた過去があります。
その疲れた理由としては、
- リサーチ地獄による肉体的疲労
- アカウント閉鎖の恐怖による精神的疲労
- がんばっているのに胸を張って言えない、後ろめたい
- 年間100件くらいクレームがある
上記のことが主な原因でした。
せどりを続ける限りこのようなことは解決できません。
そのため肉体的にも精神的にも疲れてしまう現状を抜け出すには、せどりを辞めるしか方法はなかったのです。
松井さんのせどりに取り組んだリアルな体験談は、以下の記事で包み隠さずお伝えしていますので、ぜひ一度ご覧いただけますと幸いです。
同じ物販で安定して長期的に稼ぎたいならメーカー仕入れがおすすめ
せどりで稼ぐことは可能ですが、ここまでお伝えしてきたように長期的に、となると話は変わってきます。前章での松井さんの体験談にもあったように、長期的にせどりに取り組むと疲れ果ててしまう方が多い印象です。
しかし同じ物販でも安定して、しかも長期的に稼げる方法があります。
それが「メーカー仕入れ」です。
上記の図からも分かる通りせどりとは違い、メーカー仕入れは商品の製造元・販売元であるメーカーから直接商品を仕入れる方法です。
これにより、
- いつでもリピートが可能で利益商品を長期的に仕入れることができる
- アカウント停止や閉鎖のリスクはほぼ皆無
- 商品の品質が担保されているのでクレームがほぼ来ない
といったことが可能で、せどりで長期的に稼げない理由をカバーすることが可能です。
せどりでは利益商品を見つけても、次も同じ商品を同じ価格で仕入れができる保証はどこにもないことはお伝えした通りです。
しかしメーカー仕入れなら、同じ商品を同じ価格で、しかも何個でも仕入れることが可能なのです。
そのため1社で月に1万円の利益が出る場合、その利益は翌月も翌々月も残ります。
そういった利益が出る商品を扱うメーカーを増やすことで、利益が積み上げていくことができるのです。
またメーカーの正規品を仕入れるので、偽物を販売する心配は全くないですし、新品の商品なので不良品であることは皆無に等しくクレームもほぼありません。万が一不良品があったとしてもメーカーが対応してくれます。
そのためアカウント停止や閉鎖といったことを考える必要はないので、Amazonの規約を気にする必要はなく、堂々したビジネスを展開することが可能です。
メーカー仕入れについては、下記の記事で詳細にお伝えしています。
興味をお持ちの方はぜひ一度ご確認ください。
最後に
ここまでサラリーマンが副業として取り組みやすいせどりについてお伝えしてきました。
せどりは今でも稼ぐことは可能ですが昨今の転売ヤーの影響で各店舗で対策が取られ、仕入れの幅が狭まりつつあります。
今後はさらにこの動きが加速していくと予想されます。
せどりは「物を仕入れて売る」体験をするには非常に手っ取り早いですが、長期的に稼ぐには正直あまりおすすめできません。
それであれば最後にお伝えしたメーカー仕入れに最初からチャレンジするのも一つの手です。
今回の記事をぜひ参考にしていただき、あなたの人生の一助になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
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