メーカー仕入れは利益率の面だけ見ると、せどりに比べて低いことが多いです。
そのため不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、結論をお伝えすると全く問題ありません。
不安になるお気持ちはすごくわかりますが、常に新規商品を探し続けるせどりよりも、リピート発注が可能なメーカー仕入れは利益率を上げていくことが可能だからです。
この記事では、なぜメーカー仕入れは利益率が低くても大丈夫なのか?という理由から、利益率を飛躍的に高める具体的な5つの方法、そして最も重要な「メーカーとの信頼関係構築テクニック」までを余すことなくお伝えします。
ぜひ最後までお読みください^^
目次
Amazonメーカー仕入れでは利益率が5%くらいでも仕入れてみた方がいい

利益率5%と聞くと、

え?そんなに低くて大丈夫なの?
と、思われるかもしれません。
しかし、利益率が低くても仕入れるべき理由が3つあります。
- まずは取引をしてメーカーの「お客様」になることが大切
- 実際に販売してみて回転率などデータを取る
- データを取ることでメーカーとの卸値交渉の材料ができる
せどりの感覚だと「利益率5%なんて絶対に仕入れ対象外!」と思ってしまうでしょう。
しかし、メーカー仕入れのビジネスモデルはせどりとは全く異なります。
メーカー仕入れにおける初回の仕入れは、売れ行きのデータを取るテストマーケティングの側面とメーカーの「お客様」になる非常に重要な行為です。
メーカー側も、まだどんな人かもわからない初めて取引する相手に、最初から一番安い卸値を提示してくれることはほぼありません。
そのためまずは利益率が5%でも実際に商品を仕入れ、Amazonできっちりと販売して売れ行きを基に「これくらい買うので、もう少し卸値を下げてもらえませんか?」という交渉材料ができるのです。
せどりだと利益商品を見つけたときの利益率から上がることはほぼありません。
しかしメーカー仕入れであれば、初回仕入れからメーカーと関係性を構築していくことで、最初5%だった利益率が10%、20%と上がっていく可能性があります。
しかもその上がった利益率の商品をいつでも仕入れることができて、利益が積み上がっていくのです。
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Amazonメーカー仕入れで利益率を高める5つの方法

それでは実際に利益率が低い状態から取引を開始し、どのようにして10%、20%へと利益率を上げていくのか?
ここでは利益率を高めていく5つの方法を解説します。
また下記の動画でも、利益率をアップさせる販売方法をお伝えしています。
こちらも合わせてご確認いただけますと幸いです。
メーカーと交渉して卸値を下げる
もっとも直接的で効果が高いのが、メーカーに交渉して卸値(仕入れ価格)を下げてもらうことです。
前述した通り、初回から「安くしてください!」と交渉しても断られる可能性が高いですが、何度かリピート発注をして販売実績を作った後であれば話は別です。
交渉のコツは、メーカーにとってのメリットを提示することです。
例えば、

現在月に50個コンスタントに販売できています。
今後も御社の商品を拡販していきたいので、毎月100個まとめて発注する代わりに、卸値を今の掛率から5%下げていただけませんか?
と、具体的な数字を根拠に提案してみましょう。
実は私も、最初は「交渉なんて断られたら気まずいな・・・」と躊躇していました。
しかし、思い切って上記のような提案をしてみたところ、「〇〇さんにはいつも丁寧に売ってもらっているので、喜んで対応しますよ」とあっさりOKしてくれることもありました。
もちろんメーカーの状況もあるため、すべてうまくいくわけではありませんが、基本的には「確実に売ってくれる優良な販売者」には商品を優先して卸したいと考えているため、お互いにとってWIN-WINとなる提案であれば応じてくれます。
卸値を下げてもらう交渉の仕方については、こちらの記事で解説していますで、良ければご覧ください^^
メーカーと信頼関係を構築し販売者の限定・独占を狙う
利益率を根本から改善し、価格競争から完全に抜け出す最強の方法がAmazonでの販売者を自分だけ、あるいは少数に限定してもらうことです。
せどり転売で利益率がどんどん下がっていく最大の原因は、ライバル出品者の増加による「カートの奪い合い」です。
そのためどれだけ安く仕入れても、ライバルが価格を下げればそれに追従せざるを得ません。
しかし、メーカーと深い信頼関係を築き、「Amazonでの販売は〇〇さん1人にお任せします」と独占販売権や限定化を獲得できればどうでしょうか?
ライバルがいなくなるため、自分が適正な価格をコントロールでき、高い利益率を長期間キープできるようになります。
実際に私も、利益率10%前後で推移していたある主力商品について、後述する「メーカーと信頼関係を構築するための10個のテクニック」を使いメーカーとの関係構築を進めていった結果、独占販売の許可をいただきました。
その商品は価格競争が一切なくなり、今では同じ商品なのに利益率30%以上を安定して叩き出してくれています。
利益率が低い商品の仕入れを見直す
利益率は売り上げた商品の全体で見るだけではなく、商品ごとに見ていく必要があります。
利益率が低い商品が増えて、赤字になってしまったものを含めると「全体の利益率が5%になってしまっている!」なんてこともあり得るわけです。
「この商品は利益率15%あるのに、この商品は利益率2%しかない……」という状況はよくあることです。
この場合、単純に利益率の低い商品の出品をやめれば、利益率は上がっていきます。
しかし、もともと利益率が10%だった商品が5%に下がったなど、利益率が下がった商品には必ず下がった原因があります。原因を見つけ、対策することで利益率が戻ることもあります。
利益率が下がる原因で、よくあるのがライバルセラーの急激な増加です。
そうならないために、必ず商品ごとに利益率を見ていき、利益率が低い商品は今後仕入れないであるとか、先ほどまで書いてきた利益率アップの方法を試すかして対策を行います。
このように正しく取捨選択を行っていくとみるみる利益率は改善されていきますので、面倒くさがらずにやってみてくださいね^^
FBA倉庫に納品するための送料を見直す
FBA倉庫に納品するための送料を見直すことも、利益率アップに繋がります。
まだ商品数が少ないうちはそれほど大きな影響は受けませんが、商品数が多くなり発送する量が増えてくると差が出てくるので、一度送料を見直してみるのも一つの手です。
ここでは送料を見直して、利益率にアップに繋がる2つの方法をお伝えします。
ヤマトパートナーキャリアを利用する
FBA倉庫に納品する際、安く発送できる方法の一つが「ヤマトパートナーキャリア」を利用することです。

上記にようにかなり安く利用することができるので、まだヤマトパートナーキャリアを利用していない方がいらっしゃいましたら今の送料と比較していただき、利用を検討されても良いでしょう。
ヤマトパートナーキャリアについては以下の記事もご参考いただければと思います。
メーカーに直接FBA倉庫に発送してもらう
送料を見直す上でもう一つ効果的なのが、メーカーさんに直接FBA倉庫に発送してもらうことです。
メーカーさんからFBA倉庫に直送してもらえれば、メーカーさんが送料を負担してくれるので送料を抑えることが可能となります。
詳しいメーカー直送の方法については以下の記事を参考にしてみてください。
物販でかかっている経費を見直す
毎月無意識のうちにかかっている固定費や変動費の無駄を見直すことも大切です。
売上を伸ばすことも必要ですが、出ていくお金を減らすことはそのまま100%利益に直結します。
- ツールの見直し|せどり時代から何となく契約し続けている、または今は使っていない有料リサーチツールがないか確認する
- 梱包資材のコスト|梱包資材(ダンボールやOPP袋、緩衝材)の仕入れ先を見直し、より安い業者へ切り替えられないか検討する
- 外注費の見直し|FBA納品代行業者などを利用している場合、現在の物量に対して料金体系が適切か見直す、もしくは業者より安い就労支援施設への切り替えを検討する
「たかが数千円」と思うかもしれませんが、毎月5,000円の経費を削減できれば、年間で6万円も利益が増えることになります。
チリも積もれば山となるので、月に一度は必ずご自身のクレジットカード明細や経費帳簿の棚卸しをしてみてくださいね。
また最後の「外注費の見直し」のところの就労支援施設については、下記の記事や動画でご説明していますので、ぜひ参考にしてみてください。
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【利益率を上げるために】メーカーと信頼関係を構築するための10個のテクニック

メーカー仕入れにおいて、利益率を引き上げるために最も重要なのは、小手先の交渉術ではなく「メーカーとの信頼関係」です。
メーカー仕入れは「人対人」のビジネスです。
メーカーの担当者様から「〇〇さんなら安心してうちの商品を任せられる」「〇〇さんを応援したい」と思っていただけるかどうかが、すべての鍵を握っています。
ここでは、EC STARs Lab.のメンバーも実践している、メーカーと強固な信頼関係を築くための10個のテクニックをご紹介します。
電話で話す
ビジネスの連絡はメールが基本ですが、だからこそ「電話」の威力が絶大です。
メールだけでは伝わらないあなたの熱意や誠実な人柄は、声のトーンから確実に相手に伝わります。
例えば、初回のお見積もりをいただいた時や、ちょっとした商品の仕様確認がある時に、あえて電話をかけてみてください。
最初のうちは緊張すると思いますが、「いつもメールで失礼しております。〇〇の件で少しだけお伺いしたく・・・」などと丁寧にお話しすれば大丈夫です。
多くのライバルが効率ばかりを求めてメールで済ませる中、あえて肉声でコミュニケーションをとることで、担当者の記憶に残る販売者になることができます。
ZOOMなどオンラインで話す
電話よりもさらに効果的なのが、ZOOMなどを使ったオンライン面談です。
お互いの顔を見て話すことで、心理的な距離がグッと縮まりますし、何より画面共有を使って具体的な提案ができるというメリットがあります。
メールでは長くなってしまうような踏み込んだ提案も、画面越しならスムーズに伝えることができます。
「実はAmazonのカタログをこのように改善したいと考えていて・・・」などと実際の画面を見せながら話せば、メールでは伝わりにくい踏み込んだ提案もスムーズに理解してもらえます。
担当者の表情を見ながら話の軌道修正もできるため、交渉の成功率は格段に跳ね上がります。
直接メーカーに会う
最強の信頼構築テクニックであり、できれば取り組みたいのが「直接会いに行くこと」です。
わざわざ時間と交通費をかけて自社まで足を運んでくれる販売者を、メーカーが無下に扱うことは基本的にありません。
私も過去、どうしても利益率を上げたい主力商品があり、直接メーカーの社長様に会いに行ったことがあります。
自作の資料を持参し、Amazonでの今後の販売戦略や熱意を直接お伝えした結果、その場で「そこまで考えてくれているなら、Amazonの販売はすべてあなたに任せるよ!」と独占契約を結んでいただき、一気に月利が跳ね上がった経験があります。
初めて商品が届いた時に感謝の気持ちを伝える
初回仕入れの商品が無事に手元に届いたら、「無事に綺麗な状態で商品を受け取りました。迅速かつ丁寧な梱包をしていただき、誠にありがとうございました」と一報入れるだけでも印象が違います。
実は、これをやっている方はほとんどいません。
だからこそ、たった1通のメールや短い電話を入れるだけで、「この人は商品を大切に扱ってくれる、礼儀正しくてきっちりした人だな」という印象を与えることができます。
初めて商品が売れた時に感謝の気持ちを伝える
メーカーにとって、自社の商品はわが子のようなものです。
「御社の商品、Amazonで出品してすぐに1個目が売れました!お客様からも良い反応をいただいています」と、ぜひ喜びを共有してみてください。
可能であればAmazonについた良いレビューをスクリーンショットで送るのも非常におすすめです。
メーカーの担当者様や開発者様も、エンドユーザーの生の声を知れることは嬉しいですし、自分のことのように喜んでくれるはずです。
リピート発注の時に電話をかける
リピート発注の際も、メーカーとの距離を縮める絶好のチャンスです。
発注書を送った後に1本電話を入れ、「おかげさまで順調に売れています!お客様からの反響も良く、今回も〇〇個追加でお願いします!」と喜びの声を直接届けてみてください。
こうしたポジティブなコミュニケーションの積み重ねが、「いつも頑張って売ってくれているから、次から少し卸値を下げましょうか」というメーカーからの嬉しい提案に繋がっていきます。
商品を使ってみた感想などを伝える
自分が販売する商品を、実際に使ってみることは非常に重要です。
「実際に自分で使ってみたのですが、〇〇の部分の使い勝手が本当に素晴らしいですね!」と具体的な感想を伝えることで、「この人はうちの商品を心から愛してくれている」と認識してもらえます。
商品知識が深まればAmazonのカタログ作りにも活かせますし、何より自社の商品を愛してくれる販売者を、メーカーも大切にしてくれるでしょう。
直筆の手紙を送る
メールが当たり前の現代において、アナログな「直筆の手紙」は相手の心に強烈に残ります。
お中元やお歳暮、年賀状のタイミングはもちろん、特別な取引が決まった後や、年末の挨拶などに、心を込めたお礼状を書いてみてください。
字が上手である必要はありませんので、一生懸命書いたという事実が伝わることが大切です。
仕事以外の話をする
関係性が少し深まってきたら、商談の最初や最後に少しだけ雑談も交えてみましょう。
出身地の話、趣味の話、ご当地の美味しい食べ物の話など、ビジネス以外の共通点が見つかると、一気に「単なる取引先」から「ビジネスパートナー(あるいは友人に近い存在)」へと昇華します。
自分の経歴やストーリーを話す
なぜあなたが今の物販ビジネスをやっているのか、将来どうなりたいのか。
あなたの「理念」や「ビジョン」を恥ずかしがらずに語ってください。
「昔はブラック企業で苦労して、今は家族との時間を大切にするために物販で独立を目指しています」など、等身大のストーリーで構いません。
人は、ただ商品を売る機械的な人よりも、「明確な目標に向かって一生懸命に頑張っている人」を応援したくなる生き物です。
あなたのストーリーに共感してもらえれば、メーカーはあなたの最も強力な味方になってくれます。
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最後に
Amazonメーカー仕入れの利益率は、経験値を積むほど増えていきます。
一見メーカー仕入れの利益率は低いように感じられるかもしれませんが、長期的に見るとどうでしょうか?
たしかに転売やせどりとメーカー仕入れを比較した場合、転売やせどりのほうが利益率が高いことがあります。
しかし、転売やせどりで仕入れた商品のほとんどはその場限りの商品です、次の月利益が出るかは分かりません。
しかしメーカー仕入れであれば、最初は利益率5%からのスタートだったとしても、メーカーと真摯に向き合い信頼関係を育てていくことで、独占販売や卸値の引き下げを実現し、長期的に安定して高い利益を生み出し続ける「資産」へと変わっていくのです。
メーカー仕入れについて「もっと知りたい!」「やってみたい!」という方がいらっしゃいましたら、ぜひ下記のリンクからEC STARs Lab.代表の中村さんが出版したメーカー仕入れのバイブル本を無料でお受け取りください。
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この機会にぜひお受け取りいただき、メーカー仕入れに取り組んでみてください^^
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!


































メーカーから見積もりもらっても、せどりに比べたら利益率低いけど、これで本当に大丈夫なのかな?