2026年7月のAmazon Seller Newsでは、AI生成コンテンツの取り扱いルールの変更やおすすめ出品(カート)の利用資格要件廃止など、多くの出品者に影響する重要なアップデートが発表されました。
また、2026年後半の大型セールに向けて、プライム感謝祭やブラックフライデーに関する案内も公開され、これから年末商戦へ向けた準備を本格化させる時期となっています。
今回は2026年7月に配信されたニュースについて、重要度が高い順にまとめて解説していますので、ぜひご覧になってください ^ ^
目次
- 1 ニュースとイベント・Webセミナー一覧
- 2 今月の重要ポイント
- 3 その他のニュース
- 3.1 商品紹介コンテンツ(A+コンテンツ)を利用して売上を伸ばした出品者様の事例
- 3.2 セカンダリユーザーのパスキーに対応
- 3.3 出品者出荷の方への新機能「場所ごとの配送設定」
- 3.4 ヤマト運輸マーケットプレイス配送サービス料金改定(10月21日適用)
- 3.5 Amazonポイント祭り(7〜9月)開催期間のご案内
- 3.6 複数パーツ商品の配送ラベルに対応
- 3.7 セラーアシスタント(AIビジネスガイド)公開
- 3.8 商品登録ページから既存のバリエーションへ追加可能に(8月末頃予定)
- 3.9 米国ホリデーシーズンに向けた在庫準備
- 3.10 商品・出荷・在庫管理用の新しいツールを公開
- 3.11 FBA在庫分析を活用してB2B売上を伸ばす
- 3.12 Amazonサービスビジネスソリューション契約の更新(2026.10/28~)
- 4 今月やるべきこと(チェックリスト)
- 5 まとめ
ニュースとイベント・Webセミナー一覧

2026年7月に配信されたニュースを、確認しやすいように一覧表にまとめました。
注目すべきニュースは で表示しています。
2026年7月のAmazon Sellerニュース・イベント一覧表
| 日 付 | 内 容 | 重要度 |
| 7/2 | 商品紹介コンテンツ(A+コンテンツ)で売上を伸ばした出品者事例 | ★★★☆☆ |
| 7/7 | おすすめ出品(カート)の利用資格要件を廃止 | ★★★★★ |
| 7/9 | セカンダリユーザー向けパスキー対応 | ★★★★☆ |
| 7/11 | 場所ごとの配送設定機能を追加 | ★★★★☆ |
| 7/15 | ヤマト運輸マーケットプレイス配送サービス料金改定(10月21日適用) | ★★★★☆ |
| 7/20 | Amazonポイント祭り(7〜9月開催) | ★★★★☆ |
| 7/20 | 複数パーツ商品の配送ラベル対応 | ★★★☆☆ |
| 7/21 | セラーアシスタント(AIビジネスガイド)公開 | ★★★★☆ |
| 7/21 | 2026年プライム感謝祭に備える | ★★★★★ |
| 7/21 | 商品登録ページから既存バリエーションへ追加可能 | ★★★★☆ |
| 7/22 | 米国ホリデーシーズン向け在庫準備 | ★★★★☆ |
| 7/23 | 商品・出荷・在庫管理の新ツール公開 | ★★★★☆ |
| 7/23 | AI生成コンテンツへのタグ付け義務化 | ★★★★★ |
| 7/25 | FBA在庫分析を活用したB2B販売強化 | ★★★★☆ |
| 7/28 | ブラックフライデー タイムセール価格要件変更 | ★★★★★ |
| 7/30 | 商品名更新に関するFAQ公開 | ★★★★★ |
| 7/30 | Amazonサービスビジネスソリューション契約更新・エージェントポリシー追加 | ★★★★☆ |
今月の重要ポイント

まずは、重要な内容だけを把握しましょう。
重要ニュース①|おすすめ出品(カート)の利用資格要件を廃止
概要
Amazonは、「おすすめ出品(Featured Offer)」の利用資格要件を廃止すると発表しました。
これまでおすすめ出品を獲得するには、一定のパフォーマンス基準や出品者要件を満たす必要がありましたが、今回の変更により、従来の「利用資格」の考え方が見直されます。
出品者への影響
新規出品者や中小規模のセラーでも、おすすめ出品(カート)を獲得できるチャンスが広がるメリットが期待できますが、一方で価格競争の激化も予想され、配送品質などの重要性がこれまで以上に高まることが懸念されます。
対応策
おすすめ出品は売上に直結する重要な要素なので、今回の変更を機に、価格だけでなく総合的な商品力を高めることがこれまで以上に重要になります。
今回のカート獲得ルール変更の詳しい内容については、下記の記事をご覧になってください。
重要ニュース②|AIで生成した商品コンテンツはタグ付けが必要に
概要
Amazonは、AIで生成したコンテンツを商品ページやA+コンテンツで使用する場合、AI生成コンテンツであることを示すタグ付けを求める方針を発表しました。
タグ付けとは、この場合、AIで生成された画像であることを購入者に公表する、サインのようなものです。
タグ付けについての詳しい内容はAmazonセラーセントラル「AIによって生成された人物を含むメディアにタグを付ける方法」でご確認ください。
近年、生成AIを活用して商品説明文や画像を作成するケースが増えており、Amazonとしても透明性を高めながら、AIを適切かつ効率的に利用をしてもらうための取り組みと考えられます。
出品者への影響
AIを利用している商品ページはタグ付け作業が必要になり、ガイドラインを理解せず運用すると、修正が必要になる可能性が高くなります。
しかし、結果的に疑問視されやすいAI活用の透明性が高まり、購入者の信頼向上につながるとともに、AIを活用した効率的なコンテンツ作成を継続しやすくなることが期待できます。
対応策
AIは、商品説明やA+コンテンツの作成を効率化する便利なツールですが、そのまま公開するのではなく、人による確認・修正を行うことが重要です。
今後は、「AIを活用しながらも、最終的な品質は人が担保する」という運用が、Amazon販売における新たなスタンダードになるでしょう。
重要ニュース③|2026年プライム感謝祭に備える
概要
Amazonは、2026年後半の大型セール「プライム感謝祭」に向けた準備を開始するよう出品者へ案内しました。
プライム感謝祭は、プライム会員を対象とした大型セールイベントであり、ブラックフライデー前の重要な販売機会として年々注目度が高まっています。
セール期間中はアクセス数や注文数の大幅な増加が期待できるため、早めの準備が売上アップの鍵となります。
出品者への影響
売上や新規顧客獲得を大きく伸ばせるチャンスがあり、広告やクーポン、ポイント施策を組み合わせることで、通常の2~3倍の販売効果が期待できます。
しかしその一方で、在庫不足や納品遅延が発生する可能性が高く、大きな販売機会を逃すことになり、さらに 広告費や値引きの増加により、利益率が低下することも懸念されます。
対応策
プライム感謝祭に向けて、以下の準備を進めましょう。
プライム感謝祭の対策について、詳しくは下記の記事をご覧になってください。
重要ニュース④|ブラックフライデーウィークのタイムセール価格設定要件変更
概要
Amazonは、2026年ブラックフライデーウィークにおけるタイムセールの価格設定要件を変更すると発表しました。
| 変更前のタイムセールの価格 | 変更後のタイムセールの価格 |
| 出品価格の下限と一致 | 出品価格の下限よりも1%低い価格 (過去30日間) |
よりお得感を感じられる割引価格での提供を目指した、Amazonの施策です。
出品者への影響
購入者にとってはより魅力的な価格設定になることから、売上拡大につながる可能性が高くなりますが、価格設定を間違えると利益率が低くなりすぎることも予想されるので注意が必要です。
対応策
今回の価格設定要件の変更を踏まえて、安易なタイムセールへの参加ではなく、以下の点を注意しながらイベント参加に臨みましょう。
重要ニュース⑤|商品名更新に関するよくある質問(FAQ)公開
概要
Amazonは、2026年7月27日から開始された商品名ルールの更新にあわせて、「よくある質問とその答え(FAQ)」を公開しました。
FAQとは「問い合わせの多かった質問とその回答」のことで、先月開始された「商品名の改善に関する更新」に関する質問とその回答の一部を抜粋し、今後の更新促進のための参考資料として公開した、というわけです。
出品者への影響
Amazonが推奨している「商品名の更新」を行うセラーは、本当にその商品を必要とする顧客が検索できることに繋がり、売り上げにも影響する可能性があります。
広告とまではいかなくても、売上アップの施策として活用すべきでしょう。
対応策
今回公開された「FAQ」を参考に、より精度の高いキーワードの入れ込みや、無駄なアピールの排除を実施し、Amazonのガイドラインに沿った商品名の改善につなげることがプラスになるでしょう。
更新前に改善するのが理想的ですが、商品名の更新が実施される8/10以降に、実際の掲載状況を確認し、ライバルの実践内容も参考にしながら対応してもいいでしょう。
その他のニュース

特別な対応は必要ないけれど、知っておくと便利なその他のニュースについてはこちらです。
商品紹介コンテンツ(A+コンテンツ)を利用して売上を伸ばした出品者様の事例
Amazonは、商品紹介コンテンツ(A+コンテンツ)を活用して売上を伸ばした出品者の成功事例を紹介しました。
A+コンテンツは、商品説明に画像や比較表、ブランドストーリーなどを追加できる機能で、購入者へ商品の魅力をより詳しく伝えることができます。
商品紹介コンテンツ(A+コンテンツ)は、Amazonブランド登録に登録済みのブランド代表者および再販売業者でなければ利用できません。
セカンダリユーザーのパスキーに対応
セラーセントラルのセカンダリユーザー(追加ユーザー)も、パスキーを利用して安全にログインできるようになりました。
セカンダリユーザーとは、メインの管理者(プライマリユーザー)が招待や追加したユーザーのことで、複数人で行う事業者にとっては、チーム全体のセキュリティ向上に役立ちます。
パスキーとは、一般的に利用されているパスワードに代わる、顔認証・指紋認証・PINコードといった安全性の高い管理不要の次世代の認証技術です。
出品者出荷の方への新機能「場所ごとの配送設定」
出品者出荷(FBM)設定ページに新しく「所在地」という項目ができ、発送元の所在地ごとに配送設定ができる新機能が追加されました。
今までは「一般配送設定」または「配送パターン」でしか設定できませんでしたが、より詳細に設定ができるようになりました。
ヤマト運輸マーケットプレイス配送サービス料金改定(10月21日適用)
マケプレ配送料金を、10/21より値上げすると発表しました。
値上げ内容を一部抜粋したものが以下の表です。(例:関東発→関西着)
| サイズ | 改定前 | 改定後(10/21~) |
| 宅急便140 | \1,014 | \1,157 |
| 宅急便160 | \1,183 | \1,382 |
| 宅急便180 | \1,702 | \1,912 |
ネコポス・コンパクト・宅急便60~120サイズの配送料は変更はなく、宅急便140サイズ以上の改定です。
詳しくはAmazonマーケットプレイス配送サービスでご確認ください。
Amazonポイント祭り(7〜9月)開催期間のご案内
7~9月に開催されている、Amazonポイント祭りの実施期間のご案内です。
| 実施月 | 開始日 | 終了日 |
| 7月 | 7/21(火)午前9:00~ | 7/28(火)午後11:59まで |
| 8月 | 8/8(土)午前9:00~ | 8/20(木)午後11:59まで |
| 9月 | 9/11(金)午前9:00~ | 9/24(木)午後11:59まで |
ポイント祭りの詳しい内容については、下記の記事をご覧になってください。
複数パーツ商品の配送ラベルに対応
マーケットプレイス配送サービスでは難しかった、複数のパーツで構成される商品の複数のラベル購入が可能になりました。
これにより、発送作業の効率化が期待できます。
詳しい内容については、Amazonセラーセントラル箱が複数のパーツに分かれている商品の配送でご確認ください。
但し、返品時の対応に関しては、Amazonからの返送ラベル発行は1枚のみになり、それ以上必要な場合は、出品者自身が購入者と直接手配を行う必要があります。
セラーアシスタント(AIビジネスガイド)公開
AmazonがAIを活用した「セラーアシスタント」を公開しました。

セラーセントラル内で利用可能で、販売者の疑問に対しよりリアルな情報を基にAIが案内してくれる、大変便利な機能です。
知りたい内容を対話形式で質問するだけで、迅速に回答してもらえます。
詳しい内容については、Amazonセラーセントラル セラーアシスタント・セラーセントラル対話型アシスタントでご確認ください。
商品登録ページから既存のバリエーションへ追加可能に(8月末頃予定)
商品登録ページから、新しい商品または既存のバリエーションファミリーへ商品追加が、さらに楽にできるよう、8月末頃を目途に更新されます。
特に既存のバリエーションファミリーへの追加時は、事前に情報が入力されたスプレッドシートが提供されるので、間違いの心配なく迅速に追加できる仕組みです。
現在使用されているバリエーション作成ツールが、より使いやすくなります。
バリエーションの詳しい内容については、下記の記事をご覧になってください。
米国ホリデーシーズンに向けた在庫準備
Amazonグローバルセリングを行っているセラー向けの、アメリカのホリデーシーズンに向けた大型イベント商戦準備の案内です。
ライブQ&Aセッションの案内もあり、参加するには事前申請が必要です。
商品・出荷・在庫管理用の新しいツールを公開
セラーセントラルの継続的な更新の一環として、商品管理・出荷管理・在庫管理を効率化する新しいツールが追加されました。
詳しくは新しいセラーセントラルの画面で確認してみましょう。
FBA在庫分析を活用してB2B売上を伸ばす
FBA登録ご利用推奨商品のページで「B2B需要が高い」というフィルターが追加されました。
これにより、B2Bでの販売機会を掴み、売り上げアップにも大きく貢献できます。
セラーセントラルのメニューより「在庫」→「推奨商品」→「B2Bの需要が高い」のフィルターを選択すれば、確認できます。
Amazonサービスビジネスソリューション契約の更新(2026.10/28~)
Amazonは2026年10月28日より、Amazonサービスビジネスソリューション契約が更新され、新たにエージェントポリシーを追加すると発表しました。
Amazonサービスビジネスソリューションとは、Amazonで出品しているセラーが守るべき規約のことで、その内容更新と、AIや自動化されたエージェント関連の規約も追加されたという内容です。
詳しい内容については、Amazonセラーセントラル Amazonサービスビジネスソリューション契約でご確認ください。
今月やるべきこと(チェックリスト)

あなたが該当している可能性が高いニュースから、順番にチェックし対応していきましょう。
【必須対応】該当していれば早めに対応が必要なニュース
■ 商品名ルールへの対応
■ AI生成コンテンツの確認
■ プライム感謝祭・ブラックフライデーの準備
■ 契約内容の確認
【推奨対応】有益な情報なので対応を推奨するニュース
A+コンテンツの活用
■ セラーアシスタント(AI)の活用
セラーアシスタントを試してみる
■ 商品登録・在庫管理の効率化
■ 配送・物流の見直し
■ B2B・海外販売の強化
まとめ
今月のテーマは…
「商品ページ品質の向上と、年後半の大型セールに向けた準備」
2026年7月のSeller Newsでは、商品ページの品質向上やAI活用に関する新ルール、大型セールへ向けた準備など、今後のAmazon運営に大きく関わるアップデートが数多く発表されました。
これらは単なる機能追加ではなく、「購入者にとって分かりやすく、信頼できる商品ページを提供すること」を重視するAmazonの方向性を示すアップデートといえます。
また、セラーアシスタント(AI)や新しい商品・在庫管理ツールなど、運営業務を効率化する機能も充実してきました。こうした新機能を積極的に取り入れることで、日々の作業負担を軽減しながら、より戦略的な運営が可能になります。
大型セールで成果を上げるためには、直前の対応だけではなく、今から商品ページや在庫、価格設定を見直しておくことが重要です。今回のアップデートをうまく活用し、2026年後半の売上アップにつなげていきましょう。

8月のニュースレターも、9月にまとめてお伝えしますのでお楽しみに!































Amazonセラーニュースの内容、もっと簡単に確認できないかなぁ...