【保存版】Amazonで売れる商品ページに必要な4つのポイントを現役セラーが解説

せっかく出品したのに、なかなか売れないなぁ…

売れる商品ページってどんなページなんだろう?

といった悩みをお持ちではありませんか?

この世界最大級のプラットフォームのAmazonで売れる商品にするには、商品ページ作成も一つの重要なポイントです。

本記事では、Amazonで売り上げを伸ばすために効果的な商品ページ作成について、実体験も踏まえてお伝えいたします。

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【超重要】Amazonで売れる商品ページに改修して利益をあげた実体験

まずは、現役セラーである私自身の体験談をお伝えいたします。

商品ページ作成する際に必要な条件についてもお伝えしますので、確認してみてください。

商品ページ改修により売上利益が30%増加した体験談

これは私が新規出品ではなく、既存の商品ページを改修して売上がアップした体験談です。

新規の出品とは少し違うかもしれませんが、旧ページと新ページの比較もでき、実際に売り上げが増加したので、ご参考にして頂ければ幸いです。

では、改修した内容についてお伝えします。

  元々の商品ページ  改修後の商品ページ
商品画像枚数    1枚    7枚
商品画像内容・商品本体表画像のみ
・画質が悪く拡大できない
・サイズも小さい
・メイン画像+5枚画像+動画
・高画質に変えて拡大可能に
・サイズは1600px以上
商品の説明文・良さや歴史を長文で記載・良さ・歴史・使用例などを
箇条書きで記載

元々の商品ページは、画像も説明文も訴求力は感じられないものでした。

既にこの商品を知っているお客様の、リピート購入で売上げがほどほどにあるといった状況…

せっかく良い商品なのに勿体無いです!ページ改修することをお勧めします!

とメーカー様に提案して、ページ改修をお任せいただきました。

改修で取り組んだ内容は以下の通りです。

商品画像の作成知り合いのデザイナーの方に依頼し作成
商品説明文の改修メーカーHPの文面を参考に簡潔に箇条書きで作成
動画の挿入メーカー様に貴社のHPにある使用例の動画をご提供いただき挿入

画像については、何度も相談しながらできるだけメーカーからの既存の画像を取り入れて、公式HPページと差が出ないように作成してもらいました。

例えば、メイン画像を拡大表示ができる解像度に変更、セット品は個数分の画像にするなど、一見して判断しやすい画像に全て変更しました。

説明文については、一文を簡潔に箇条書きにし、文章の初めに絵文字を入れるなど、抵抗なく読んでいただける文に変更しました。

動画の挿入にもチャレンジし、訴求力のあるいい商品ページに仕上がったと満足しています。

商品ページ改修してすぐに売上が増加したというよりは、徐々に伸び始め、約3か月後には30%アップし、現在も少しずつ増加しています。

実際は売上げに貢献できるか確信はありませんでしたが、やって良かったです!

この結果から、Amazonで売れるには商品ページも影響があることを実感したのです

Amazonで新規商品ページを作成するには大口出品での登録が必要

Amazonで新規に商品ページを作成するには、大口出品プランに登録する必要があります。

月額登録料売れる度にかかる費用
小口出品プラン無料100円/商品+販売手数料
大口出品プラン4,900円/月販売手数料

Amazonでアカウントを登録する際に、小口出品ではなく大口出品で登録しなければ、新規出品はできず商品ページを作成することはできません

月額登録料が高いと感じる方もおられるかもしれませんが、50点以上販売すれば元が取れますし、大口出品には他にも沢山のメリットがありおすすめです。

特に新規に商品ページを作成したい場合は、大口出品で登録しておきましょう。

Amazonにかかる費用が気になる方は、下記の記事をご覧になってみてください。

Amazonの出店料

Amazonで売れる商品ページに必要な4つのポイント

ここからは、Amazonで売れる商品ページにするためのポイントについてお伝えしていきます。

Amazonで初めて商品ページを作成する場合でも、以下のポイントを抑えれば、ある程度売れ行きに貢献できる商品ページにできます!

  1. 検索されやすい効果的なキーワードを設定する
  2. 商品画像で特徴やメリット・ウォンツを訴求する
  3. タイトルや商品説明欄に特徴・メリットを分かりやすく記載する
  4. スポンサープロダクト広告を活用して効果的な広告をかける

Amazonで商品ページ作成が初めての方は、下記の記事もご参考になさってください。

検索されやすい効果的なキーワードの設定する

Amazonで売れる商品ページにするには、精度の高いキーワードを設定しておくことが重要です。

いくら作り込んだ商品ページでも、見つけてもらえなければ意味がありません。

つまり、この商品を購入したいユーザーに見つけてもらうためには、そのユーザーが検索時に使用したキーワードを入れることが最適、ということになります。

こういった、検索されやすいキーワードを見つけるのに最適なおすすめツールは「セラースプライト」です。

セラースプライトとは、Amazon販売に特化したリサーチや分析ができるツールで、最も便利な機能はキーワード逆引きリサーチ機能です。

キーワード逆引きリサーチ機能とは、その名の通り、商品名からキーワードを探す機能です。

Amazonの膨大なデータから抽出された精度の高いキーワードを活用することは、売れる商品ページにするために欠かせないポイントです。

セラースプライトの詳しい内容については、下記の記事をご覧になってみてください。

商品画像で特徴やメリット・ウォンツを訴求する

Amazonで売れる商品ページにするには、何と言っても鮮明で訴求力の高い画像にすることが重要です。

Amazonをはじめネット購入を利用するユーザーは、画像で判断して買い物をしているといっても過言ではありません。

検索過程のカテゴリー内で表示される同類の商品の中から、クリックして商品ページを表示してもらうには、メイン画像を魅力的にしなければいけません。

作成条件が限られたメイン画像ですが、それでもこれだけ画像に差があります。

バックに商品の状態を一見して認識できるメイン画像は、魅力的ですね。

スマホを利用される方が多いことも想定して、縦長画像にすることおさえておきましょう。

こちらの商品ページの場合、さらに4つのサブ画像+使用動画、合計6枚掲載されていました。

このように…

  1. メイン画像:一見して商品の中身もわかる鮮明な画像
  2. サブ画像①:売りのキャッチコピーと使用状況を想像しやすい商品画像
  3. サブ画像②:商品のメリットを分かりやすく図解した画像
  4. サブ画像③:手のひらにのせた画像で1回量と質感をアピールする画像
  5. サブ画像④:香り成分を想像しやすいイラスト入りで伝える画像
  6. サブ画像⑤:商品の使用風景の動画

といった、商品の魅力をあらゆる角度から表現している、説明文を読まなくても理解できる画像にすることが理想的です。

デザイン・成分・質感・香りなど、一つでも「いいね!」と感じさせるような要素をしっかり簡潔に詰め込みましょう。

Amazonの商品ページに登録できる画像には規定がありますので、作成前には必ず商品ページガイドライン 画像の要件を確認しましょう。

タイトルや商品説明欄に特徴・メリットを分かりやすく記載する

Amazonで売れる商品ページにするには、分かりやすいタイトルにすることと、詳しい説明文を入れておくことも大切です。

特にタイトルはカテゴリーページの商品群から選ぶ商品情報としても見られるので、なるべく分かりやすい情報を入れたタイトルにすると選ばれやすいでしょう。

例えば、上記のような商品情報がいっぱいのタイトルだと、ある程度どういった商品なのか想像でき、選びやすいですね。

特に内容量・〇ヶ月分・○○対策といった、ユーザーが求める情報の挿入は効果的です。

こちらはシンプルなタイトルですが、詳細内容が記載されているものと比べると情報が少ないので、購買意欲もそがれてしまう可能性が高いです。

このようにタイトルを決める際も、ユーザーのその先の行動に繋げるきっかけを作れるよう、工夫したほうが断然いいです。

前述したセラースプライトによる逆引きキーワードを入れ込むことも忘れずに!

説明欄についても、読みやすく簡潔に要点を抜粋して掲載しておけば、読むのが苦手な方でも抵抗なく見てもらえるでしょう。

Amazon商品ページに登録するタイトル・商品説明文には規定がありますので、作成前には必ず商品ページガイドライン 商品名の要件とガイドラインを確認しましょう。

スポンサープロダクト広告を活用して効果的な広告をかける

amazon ads スポンサープロダクト広告より引用

精度の高いキーワードの設定、魅力的な画像、訴求力のあるタイトルなど、商品ページをしっかり作りこ込んでも、新しい商品が売れるには時間がかかります。

Amazonを利用するユーザーの多くが、一般的なキーワードを入力して検索し、1ページ目の商品の中から購入するといった傾向が多いのが事実です。

つまり、上位表示基準の売上ランキングを上げないと上位表示は難しい、というのが新商品で一番の難関というわけです。

そこで、この難関突破のために活用すべきなのがスポンサープロダクト広告なのです。

スポンサープロダクト広告とは、Amazon内だけで適用される広告で、キーワードを設定しそのキーワードで検索された際に、上位表示される課金制(クリック数により費用が発生する)広告です。

ご存じかもしれませんが、上記のように、カテゴリーページの最上列に表示されている商品が、このスポンサープロダクト広告を利用している商品です。

もちろん広告にはお金がかかりますが、数え切れないAmazonの商品の中から検索されるのを待つ漠然とした目標ではなく、確実に早く効果を実感できます。

1日~設定できますので、ご自身の予算に合わせて最初の1~2ヶ月だけ、といったように利用されるといいでしょう。

設定するキーワードの数・実施する日数などで金額が変わりますので、一度広告のページをご覧になってみてください。

スポンサープロダクト広告の詳しい内容については、amazon ads スポンサープロダクト広告をご覧になってみてください。

Amazon Ads Japanが作成した、スポンサー広告に関する分かりやすい動画もご覧になってみてください。

【メーカー仕入れやOEMならさらに!】ブランドレジストリーでブランド登録する

Amazonで売れる商品ページにするための手段として、ブランド登録してブランドレジストリーを活用するのも一つの手です。

例えば、Amazonで販売する商品の取引先メーカーがブランド登録していない場合、あるいは独自のOEM商品を販売する場合などにおすすめです。

OEM商品販売の場合は商標登録が必要になりますが、この先さらにOEM商品を増やされる予定でしたら、されたほうがお得です。

このブランド登録することで得られる、Amazonで売れる商品ページにするためのメリットがいくつかあります。

ブランド登録すれば得られる主な5つのメリット
  1. ブランド広告やディスプレイ広告も使える
  2. ライバル参入を防げるので値崩れが起こらない
  3. Amazon Vineで発売直後からレビューを集められる
  4. A+コンテンツを利用して商品の魅力や特徴をより詳細に伝えられる
  5. ブランドのストアページを活用できる

スポンサーブランド広告やスポンサーディスプレイ広告も使える

Amazonスポンサーブランド広告より引用

前述したスポンサープロダクト広告と同じく、ブランド広告やディスプレイ広告といった広告も利用可能になります。

上記の画像はブランド広告で、同ブランドの商品が3種類のまで一緒に表示することができます。

Amazonスポンサーディスプレイ広告より引用

スポンサーディスプレイ広告については、Amazon内外のあらゆる箇所に掲載される広告で、一度訪問・検討したユーザーに再度広告表示できる、リターゲティング機能が特徴です。

どちらもブランドレジストリ限定の特典で、Amazonで売れる商品ページにするための周知活動に役立つことは間違いありません。

スポンサープロダクト広告と合わせて利用することで、順調に売上に反映されることを実感できるはずです。

ライバル参入を防げるので値崩れが起こらない

自社ブランドで新商品の販売すれば、ライバル参入を防ぐことも可能になります。

ブランド登録によりライバル参入防止できること
  • 知的財産権の保護:模倣品や不正な出品に対して侵害を申告可能
  • 相乗り対策:自社ブランドの販売事業者でないことをAmazon通報→ペナルティを課す

ライバルの参入を防ぐことにより、より安全に安定した利益を継続することができます。

時間をかけて作りこんだ商品ページで、結局他人が稼いでいるなんて最悪な事態は防げるということです。

Amazon Vineで発売直後からレビューを集められる

上記のAmazon Vine先取りプログラムカスタマーによる無料商品のレビューという表記をご覧になったことはないでしょうか?

この、Amazonで売れる商品ページにするためにレビューを手軽に獲得できるのが、Amazon Vineです。

Amazon Vineとは、ブランドレジストリー限定のレビュー獲得有料プログラムです。

Amazon Vineメンバーに無料で商品を提供し、レビューを投稿してもらいます。

登録済みの商品数Amazon Vine登録手数料
1~2点0円
3~10点10,000円
11~30点22,000円

Amazonで売れる商品ページにするには、最もリアルな商品情報となる商品のレビューはとても有効です。

私はブランド登録している新商品には必ず利用しています!

このAmazon Vineによるレビューですが、細かな洞察力の感想文に、使用例の素敵な写真も投稿していただくなど、かなりクオリティが高くオススメです。

Amazon Vineを利用するには条件がありますので、必ず利用前にセラーセントラルAmazon Vineの内容を確認してください。

A+コンテンツを利用して商品の魅力や特徴をより詳細に伝えられる

Amazonで売れる商品ページに有効な、スマホでも確認しやすい、より大きく沢山の画像や動画を掲載できる、A+コンテンツも利用可能になります。

商品ページを下にスクロールした「ご注意(免責)」の下辺りに掲載されます。

メイン画像とサブ画像では伝えきれなかった内容、静止画だけでなく動画など画面いっぱいの幅を使った、訴求力の高いブランドレジストリー限定コンテンツです。

より多くの画像を掲載することで、楽に目に入る情報が増えるので、他の商品との差別化にも一役買います。

ブランドのストアページを活用できる

ブランド登録をすると、ブランドのストアページを無料で作成することができます

Amazonで売れる商品ページにするには、ブランドの信頼性も重要なポイントです。

このブランドの信頼性をアピールできるのが、Amazonストアページです。

商品ページでは伝えきれない、企業理念やブランド立ち上げのきっかけ、商品完成までの経緯や歴史といった内容から、同じブランドの姉妹品の紹介など自由に作成できます。

Amazonで売れる商品ページにするサポートから、揺るぎない実績につながる土台構築になることもストアページ作成の魅力です。

ブランドレジストリーの詳しい内容については、下記の記事をご覧になってみてください。

Amazonブランドレジストリ

最後に

ここまで、Amazonで売れる商品ページを作るポイントやブランドレジストリーの活用についてお伝えしてきました。

確かに、日々Amazonであらゆる商品が新発売されている中で、その顔となる商品ページを工夫するのは欠かせない重要なポイントです。

しかし実際には貧相な商品ページでも、爆発的に売れている商品もあります。

つまり、商品自体を知ってもらう認知度を上げることが、Amazonで売れる商品ページにするための最重要課題ということ。

「地球上で最も豊富な品揃え」という企業理念のAmazonとしても、新商品の販売者を支援するサービスやプログラムを沢山用意しています。

そういった世界最大級のプラットフォームのAmazonが提供するサービスをしっかり活用して、ぜひ売れる商品ページの作成にチャレンジしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

このようなお悩みありませんか?

 

  • せどり・転売を続けることに不安を持っている人
  • 副業で臨む成果を得られていない人
  • 副業を始めたいけど、何をすべきか迷っている人
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ABOUT US
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瀧口祐子
2013年11月に、夢だった自営パン屋を開業。

地道に営業を続け、子ども達の独立を機に、この先の生活スタイルやそのための資金について考え始める。

自営パン屋の営業と両立できる副業を探し、EC STARs Lab.の書籍に出会い、コンサルを受講する。

コンサル期間終了時には月商150万円を達成し、現在もメーカー取引と自営両立を継続しながら、「メーカー取引×amazon物販」の良さをブログで情報発信している。
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