せどりには、様々なツールがあります。特にAmazon販売用のツールが豊富にあります。
せどりすとプレミアムは店舗せどりで必須となるバーコードリーダー読み取りができて、さらにAmazonの出品作業、在庫管理もできます。
バーコードの読み取りで、一発でAmazon販売に必要な情報がわかるので、店舗で仕入れた商品をAmazon販売する際は便利です。
ただ、他にも店舗せどり・Amazon販売用のツールは存在しています。
せどりすとプレミアムは有料ですが、他にも類似のツールがあり比較検討が必要です。
そこで、今回はせどりすとプレミアムの主な機能や、無料版と他のツールとの違いを解説します。
店舗せどりをしていて、Amazonを販路としている方は最後までご覧ください。
せどりすとプレミアムとは? 無料版や他のツールとの違いは?
まず、せどりすとプレミアムの概要について解説します。
対象 |
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価格 | 初月11,000円、2ヶ月目以降5,500円(税込) |
対応機種 | iPhone |
せどりすとプレミアムの特徴|店舗せどり・Amazon販売実践者におすすめ
せどりすとプレミアムは、商品のバーコードを読み取ることで、粗利や月間販売個数などAmazon販売に必要な情報がわかり一発で仕入れ判断できるツールです。
しかも、アプリを使ってその場で出品作業ができて、在庫管理までできてしまいます。
あとは、商品を仕入れるだけなので、店舗せどりにおけるリサーチから仕入れ作業が非常に効率的です。
※せどりすと公式サイトより抜粋
利用するには初月11,000円、2ヶ月目以降5,500円(税込)の月額料金が発生します。
せどりすとには無料版もありますが、後述するように使用できる機能に制限があります。
リサーチから仕入れ、出品作業すべてにおいて効率化したいなら、有料版のせどりすとプレミアムを利用した方がいいでしょう。
無料版「せどりすと」と有料版「せどりすとプレミアム」の違い
せどりすとには無料版があります。
有料版せどりすとプレミアムとの違いを示すと次の通りです。
無料版 | せどりすとプレミアム | |
月額料金 | 無料 | 5,500円(初月11,000円) |
バーコード読み取り | △(やや遅い) | 〇(やや早い) |
OCR機能 | 〇 | 〇 |
商品検索 | 〇 | 〇 |
検索スピード | △(やや遅い) | 〇(やや早い) |
利益計算 | 〇(可能) | 〇(可能) |
コンディション別フィルタリング機能 | ×(可能) | 〇(可能) |
アプリから即出品 | ×(不可) | 〇(可能) |
電脳せどり対応 | ×(不可) | 〇(可能) |
独自バーコード対応 | ×(不可) | 〇(可能) |
拡張ボタン | △(3つまで) | 〇(設置可能) |
広告 | ×(あり) | 〇(なし) |
バーコード読み取り、商品検索、利益計算については、無料版とプレミアム両方対応していますが、プレミアムの方がやや早いと言われています。
また、アプリから即出品ができたり、仕入れ店舗独自のバーコードにも対応しているので、プレミアムの方が圧倒的に使い勝手はよくなります。
コンディション別フィルタリング機能とは、あるコンディションの商品や自己発送出品者をフィルタリングして表示させない機能です。
販売価格を決定する際に重宝する、とても便利な機能です。
本格的に店舗せどり・Amazon販売に活用するなら、作業効率が全然違うプレミアムの方がおすすめです。
ただ、無料版でもせどりすとの機能はある程度試すことができます。
せどりすとプレミアムは、決して安価なツールではありませんし、後述するように他のツールもあります。
まずは、各々のツールを無料で試してみて、一番気に入ったツールを有料化するといいでしょう(他のツールも無料版から試すことができます)。
iPhoneのみ使用可能でAndroidでは使用できない
せどりすとプレミアムは、iPhoneのみ使用可能で、Android端末では対応していません。
Androidの方は、後述する、類似機能を持つAmacodeかアマサーチを利用するようにしましょう。
Amazonの小口出品では利用できない
せどりすとプレミアムは、Amazonの小口出品には対応していません。
せどりすとプレミアムを利用するくらいであれば、おそらく本格的にせどりに取り組むということではないかと思います。
大口出品は月額4,900円(税抜)かかりますが、小口出品は商品1点につき100円かかるので、月に50点以上売るなら大口出品の方が有利です。
この機会に、大口出品に切り替えるのもいいでしょう。
せどりすとプレミアムの主な7つの機能やメリット
せどりすとプレミアムの主な機能やメリットについて、もう少し詳しく解説します。
大まかなところでは、せどりすとプレミアムが選ばれる理由は次の通りです。
バーコード読み取りで必要な情報が一発でわかるのでリサーチが効率的
せどりすとプレミアムでは、Keepa・キーゾンなどと連携が簡単にできるので、バーコードの読み取りで必要な情報が一発でわかります。
- 想定される利益
- Amazonの過去の販売個数
- 現在の出品者数
- Amazon本体出品の有無
など、仕入れ判断に必要な情報が一瞬でわかります。
ということが、瞬時にわかるのです。
また、せどりすとプレミアムには、先ほどお伝えしたコンディション別フィルタリング機能があります。
リサーチの際、通常のツールであれば最安値を表示しますが、その数値はコンディションの悪い商品や自己発送も含みます。
リサーチしている商品がコンディションが良く、しかもFBA発送であれば、もう少し高く販売できるので、あまり参考になりません。
そこで、コンディションが悪い商品や、自己発送の出品者を除外して、最安値を出すようにすれば、いくらで出品すればいいかわかります。
せどりすとプレミアムでは、このような細かな設定で必要な情報を瞬時に拾い上げることができます。
また、複数のバーコードを一気に読み込み、利益計算できる一括リサーチ機能があるので、かなり効率的にリサーチが可能です。
ブックオフやGEO、TSUTAYAの店舗独自バーコードに対応
せどりすとプレミアムは、インストアコード対応があります。
インストアコード対応とは、無料版にはない機能で、通常のバーコードの他、店舗独自のバーコードにも対応している機能です。
BOOK OFF、TSUTAYA、GEOの店舗独自バーコードに対応しております。(一部非対応の商品もございます)
さらにBOOK OFFについては原価の取り込みを始め、ワンデーやセール設定に対応。
読み込んだ瞬間に実際の仕入額を加味した粗利を算定することが出来ます。
これにより、ROI等と組み合わせた精度の高い一歩進んだBOOK OFF仕入れが実現します。
※せどりすと公式サイトより抜粋
特にブックオフの店舗リサーチには重宝しそうです。
ただ、すべての独自バーコードに対応しているわけではないので注意してください。
セラーセントラルと連携してアプリから直接出品できる
せどりすとプレミアムでは、セラーセントラルと連携できるので、スマホアプリから直接出品作業が可能です。
つまり店舗せどりで、店舗にいる間に出品作業まで済ますことができてしまいます。
出品作業は、作成した仕入れリストから商品を選択して、ボタンをクリックするだけで一括出品ができます。
その他、コンディション説明文の事前登録や、SKUの自動入力にも対応しているので、出品時間の短縮が可能です。
アプリ内で在庫管理ができる
せどりすとプレミアムでは、簡単にSKUを自動入力できるので、在庫管理も簡単に行えます。
ご自身で管理しやすいSKUにカスタマイズすることもできるので、隙間時間で在庫をチェックすることもできます。
プライスターやマカドと連携して自動価格改定もできる
Amazon販売では欠かすことのできない、プライスターやマカドなどの自動価格改定ツールですが、どちらもせどりすとプレミアムと問題なく連携できます。
そのため、出品後にライバル出品者が値下げした場合に価格改定を自動的に行ってくれます。
もちろん、赤字ストッパーも使えるので、大幅に下げすぎて赤字になることもありません。
なお、プライスターの機能については、以下の記事をご覧ください。
拡張ボタンをカスタマイズできて使いやすい
※せどりすと公式サイトより抜粋
せどりすとプレミアムには、「拡張ボタン」と言われる、それぞれのリンク先やツールを表示させることができるボタンを設置できますが、自由にカスタマイズできます。
29種類のボタン(ボタンの種類は今後も増加予定)を好みに合わせて利用できるようになりました。
Yahooショッピング、楽天等のオンラインショップへのアクセスやヤフオク、オークファン等のオークションサービス、価格ドットコムといった価格比較サービスへもワンタッチでリンクが可能に。
プリセットの設定以外にも、ユーザ定義メニューによってユーザ独自URLを設定することによって、それぞれのせどりスタイルに合わせた無限の可能性が実現できます。
※せどりすと公式サイトより抜粋
自分がよく使うボタンを設置することで、ストレスなく作業を進めることが可能です。
アラート機能が充実しており正しい判断をしやすい
せどりすとプレミアムは、次のアラート機能が充実しており、正しい判断が可能になるリサーチができます。
複数商品アラート | 同じJANコードで複数出品されているケースを検出する機能。複数あるカタログを一瞬で調べることができ、利益商品を見逃さなくなる。 |
オレ様アラート | プレ値ではなく、1人の出品者が相場を無視した高額出品を判定して、表示する機能。誤った価格設定による不良在庫リスクを防ぐことができる。 |
自在庫(出品あり)アラート | すでに出品している商品を通知してくれる機能。過剰な仕入れで不良在庫となることを防ぐ。 |
大型チェック | FBAの取扱いサイズで大型に該当する商品を表示する機能。大型商品かどうかの見分けが瞬時につく。 |
他の店舗せどり用ツールと料金・機能比較
Amazon販売用のバーコード読み取りツールは、せどりすとプレミアムだけでなく、Amacodeやアマサーチなどがあります。
そこで、せどりすとプレミアム、Amacode、アマサーチで月額料金や機能面を比較すると、次の通りです。
なお、いずれも無料版がありますが、すべて有料版で比較しています。
せどりすとプレミアム | Amacode | アマサーチ | |
月額料金 | 5,500円(初月11,000円) | 5,500円 | 2,980円 |
対応機種 | iPhoneのみ | iPhone&Android | iPhone&Android |
バーコード読み取り精度 | ◎(早い) | 〇 | 〇 |
独自バーコード対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
コンディション別フィルタリング | 〇 | 〇 | 〇 |
拡張ボタン | 〇 | 〇 | 〇 |
アプリから即出品 | ◎(使いやすい) | 〇 | 〇 |
OCR機能 | 〇 | ◎(読み取りやすい) | × |
ランキング波形グラフ | △(Keepa必要) | 〇(Keepa不要) | △(Keepa必要) |
電脳せどり対応 | 〇 | 〇 | △ |
出品制限お知らせ機能 | × | × | 〇 |
上記を見てもわかるように、有意な差はそれほどない印象です。
価格ではアマサーチの方が安価ですし、出品制限お知らせ機能があるのも、Amazon販売実践者にとっては便利です。
ただ、OCR機能がないので、用途によっては好き嫌いが分かれるところかもしれません。
すべて無料版があるので、試しに使ってみて、自分に一番フィットするツールを使うといいでしょう。
最後に
せどりすとプレミアムについて解説しました。
店舗せどりを行っており、Amazon販売をしている方はぜひ参考にしてください。
ただ、Amacode、アマサーチともに無料版を試してみて、一番気に入ったツールを使うのがおすすめです。
せどりすとプレミアムの登録・初期設定方法については、せどりすと公式のスタートアップマニュアルをご覧ください。
⇒せどりすとプレミアム「スタートアップマニュアル」より抜粋
なお、せどりのおすすめツールは他にもたくさんあります。
代表的なツールについては、以下の記事をご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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